>>130
違ってるつうかキューブリックが映画に使用したアメリカ版原作小説は最終章が無いバージョンだった、キューブリックはアメリカ版を忠実に映像化しただけともいえる
(アメリカ側出版社の編集者が最終章に違和感を感じ削除して出版したんだそうだ)
原作者は最終章が削除された映画版に失望したとコメントを出している

原作最終章でのアレックスは暴力を止め家庭を作ることを決心するがそれは過去の暴力を反省したためではない、
単に(暴力に明け暮れる毎日を送れるほど肉体的に)若くはないことを自覚したため
でも自分が暴力を止めても子供が、子供が止めたら今度は孫が暴力を楽しむだろう
大好きな暴力は連鎖され決して無くならないことを確信したので自分は「安心」して暴力を卒業することにしたという、
実は映画版よりはるかにトンデモないオチだったりする