女王陛下の007 (その2)
>>54 それで言ったらブロスナンもあまり英国人ぽくない コネリーだってやたら浅黒くてイタ公みたいだし 当初の予定通りジェレミー・ブレットがボンドで カトリーヌ・ドヌーヴがトレイシーだったらそれっぽかったんだが ジェレミー・ブレットは心臓が悪かったから、アクション映画は無理だと判断されたんだと思う。 >>57 身体が悪いとなったのは晩年の話だぞ シャーロック・ホームズを撮影してる後期の方。 レーゼンビーになったのは若手俳優を起用したかったカビー・ブロッコリの意向 ちなみにシャーロック・ホームズ撮影前も筋トレをして役作りしていたそうだ ホームズ自体が格闘術に長けているという原作設定があるから ほうカビーの意向なのか だがレーゼンビーは「若手」ではあったが「俳優」ではなかったと 日本人離れしたイケメン高身長、学芸会ではつねに主役のオファーが来てた俺をボンド役に抜擢してくれたら、歴代ナンバーワンの作品になるのは保証するのにな。 >>56 なるほど。それはあるかもポルトガル コネリーは駆け出しの頃、その濃い風貌故に米国に渡ったときよくイタリアンに間違われたことがあったそうだよ 君はイタリア系アメリカ人かね?と聞かれたとか 誰もスコティッシュ/アイリッシュの英国俳優と言い当てた人はいなかったそうな 英国人ぽいのはやはり故ジェレミーブレットだろう しかし歴代ボンド全員が御存命というのは奇跡に近い・・・ アクション・シーン限定だと、レーゼンビーが歴代ボンドでベストだと思う。 一点豪華主義のボンド。 >>54 えー、ムーアは英国人ぽいだろ 少なくともアメリカ人には見えないわ 歴代ボンドでは一番英国人ぽいよ クレイグはボンドぽくはないが英国人ぽいは英国人ぽい クレイグはウクライナ人とかスロバキア人みたいな感じがするぞ。 ガキみたいなステレオタイプの決めつけだな。 マックイーンが東ヨーロッパ系なのかよw マックイーンはMcとファミリーネームが付くからアイルランド系だよ >>67 名前ではなく、容姿や雰囲気ということでしょう。 スタローンも実はイタリア系よりアイルランド系の血が強く入ってる 映画の影響でイタリア系と世間では思われてるがスタローン自身はアイルランド系アメリカ人と自負してるそうだ >>64 ウクライナ人とロシア人とグルジア人の違いもわからんやつが何をえらそうに適当かましとるか 違いもわからんやつがえらそうに適当かますのが2ch >>54 メリケンさんにしか見えないのはブロスナンだろ 故郷アイルランドで過ごした後はイギリスよりアメリカで先にブレイクしちゃったから 生活の基盤もアメリカだし自然とメリケン思考になるんだろうな GEが決まったときもレミントンのイメージが強かったから アメリカの人気テレビドラマシリーズの主役がボンドになっちったて感じ アイルランド系アメリカ人なんて東海岸行けば山ほどいるしブロスナンもその系統か サッカーより野球が好きみたいなw 外国でネタとして言われるのは コネリー イタリアン及びポルトガル系 ムーア イングランド レイゼンビー スペイン系 ダルトン イタリアン ブロスナン アメリカ クレイグ スカンジナビア系 ムーア以外、みんなイングランド以外に見えるらしいw え〜コネリー? あんな田吾作やだよ と原作者は言ってたらしいが、 ムーアが初代だったらこのシリーズどうなってたんだか >>74 本来ムーアの方が年上だし全く問題なかったんじゃないか コネリーのような匂い立つフェロモンや粗野で濃いイメージはなかったろうが、本来のスマートなイメージは出せたと思う ムーア→コネリー→ブレット→レイゼンビー→ダルトン→ブロスナン→クレイグ→ て順番にすればよかったのに ムーアが低予算映画「ドクター・ノオ」を演じたとしても、大ヒットは難しかったと思う。 女王陛下をリメイクするなら是非とも 次期監督候補に挙がってるクリストファーノーラン監督にお願いしたい 自身のベストムービー10に女王陛下を入れてるだけに007愛に溢れた作品に仕上がるだろうて >>76 アイルランド人のテレンス・ヤング監督は同じくアイリッシュの血が入ってる未完成なコネリーを(コネリーはアイリッシュ‐スコティッシュ) 洗練された伊達男に仕上げるべく、フレミングの反対を押し切り映画版ボンドとして形作りたかった 確かにムーアの方が大人の魅力はあったかもしれないが、よりセクシーさを強調したボンド像を確立した ドクターノウはDr.No役のワイズマンの功績も大きいが >>77 女王陛下を好きな映画人て多いよね 監督に限らずミュージシャンや俳優に至るまで ボンド俳優だとダルやブロ、ムーアまでがお気に入りの作品と言ってるし、最近だと 慰めの主題歌を担当したホワイトストライプスのジャックホワイトも一番好きな作品だと言ってる ノーラン監督にしろジャックホワイトにしろ 自分が生まれる前のボンド作品であるのに一番好きな作品に挙げているのは やはりこの作品のパワーと魅力なんだろう 何回観ても飽きないのは女王陛下の007ぐらいだからな 過疎ってるので 1973年 死ぬのは奴らだ 原作:Live and Let die 1954 ── 秘密諜報機関に働いている人間は生涯に何度かは恐ろしく豪華な暮らしをする機会に恵まれる。 大金持ちの役回りを演じなければならない仕事もあるし、危険や死の影の思い出を払拭するためだけに、何不自由ない暮らしに安堵を求めることもある。 時には、今回の事件のように他国の秘密諜報機関の縄張りに賓客として招かれることもあるのである。 英国航空のボーイング377がアイドルワイルド(現在のジョンFケネディ)国際空港ターミナルに到着してからはジェームズ・ボンドは王侯貴族級の扱いを受けることになった。 他の乗客たちと一緒に飛行機から下りた時は、彼もアメリカ合衆国移民局や保健局、税関などの悪評高い扱いびりを受けるのを覚悟していた。 少なくとも、据えた汗の匂いや犯罪と国境特有の不安のような匂いのする、暖房の効き過ぎたくすんだグリーンの部屋で待たされなければならないと思っていた。 不安というのは立入禁止と書かれた扉に対する不安で、 そこには目つきの鋭い人間や書類の山、ワシントンや麻薬取締局、防衛機関、大蔵省、FBI連邦捜査局などと連絡するテレプリンターが隠されているからである───。 >>81 なぜにカジロワやダイヤモンドやムーンやロシア以外の原作本は出ていないのか不思議だよなー 女王陛下→二度死ぬ→黄金銃のブロフェルドトリロジーはマジで新訳で読みたいのに 出版社の怠慢だな イアン・フレミングの英語って、読みやすいよね。 井上一夫の翻訳は、読みづらいけど。 >>83 差別用語がそれ以外はハンパないからだと思うよ 新訳出す予定ないからそのまま出せるのが差別用語が少ない作品だけってわけ 怠慢だなハヤカワ ゴールドフィンガーにはコリアンであるオッドジョブの話の中で 朝鮮人への差別的表現もあるし、日本人については普通にJAPと呼んでいる 死ぬのは奴らだは黒人社会が舞台になってる分、ニガーやニグロは当たり前だし 日本語では「くろんぼの世界」なんて表記になってる あとは細かい部分では身体障害者に対しての差別的表現として今はタブーにされてる用語もバンバンでてくる めくら びっこ きちがい なんかがそうかな >>87 今だったらテレビでも放送禁止用語として認知されてるワードだな 仮にうっかり発言してしまったら謝罪テロップが出るぐらいだからな まあ原作に沿って描かれているのは、新カジノとこの女王陛下ぐらいだな 69年当時は荒唐無稽路線からノワール風原作テイストに移行する映像化は時代がまだついてこれてなかった ピッツグロリアの展望レストランて007スタッフが作ったのか 予算なくて暗礁に乗り上げた企画を007スタッフが映画撮影に使用させてくれたら 展望レストラン完成させますて言って作ったらしいな 今じゃ観光名所になってるのだからピッツグロリアは万々歳だ 最初はハッピーエンドで終わる予定だったらしいな でもジョージが降板すると撮影中に明かしたせいで 原作通りのトレイシー殺害のエンディングしたんだと でもこの方が69年の世相やムーブメントに反映されていて良かった >>92 > 最初はハッピーエンドで終わる予定だったらしいな それは知らなかった >>92 69年と言えばイージーライダーが大ヒットした年か ああいった映画が流行った時代なんだよな アルティメットDVD(ブルーレイ)が出るまで完全な形の ソフトは発売されなかったんだよな。 LD時代から欠陥シーンがあったり音声(セリフ)がおかしい場所があった。 >>92 ラストのボンドの台詞 「大丈夫だ、ちょっと休んでいるだけだ・・」で終わるラストまでが一緒だったね やっぱOHMSSは映画も原作も名作だわね 女王陛下の007 1963年刊 ――――いつまで経っても夏が終わらないのではないかという、9月のある日。 ロワイヤルレゾの五マイルに渡る海岸通りでは、所々にサルビアやアリサム、ロベリアの三色花壇で紋章を散りばめた手入れのいい芝生を背景に、満艦飾の賑わいだし フランス北岸で一番長いこの浜も、渚に向かって華やかな美しいビーチテントの行進を続ける黄金の亡者どもの大軍勢の有り様。 音楽もよくある陽気なアコーディオンワルツがオリンピックサイズプールの周りに並べた拡声器からガンガン流れていて 時々音楽を上回るような男の声がアナウンスをする。 『7歳のフィリップ・ベルトラン君がお母さんを探しています』とか 『デュフール夫人にお電話です』とか、お知らせを鳴り響かせる仕組みだった。 浜からは、3つある運動場の方から子ども達の声――「わーい、いいぞぉ!」とか「エリオ」とか「アジュール」てかいう声が聞こえてくる。 ゲームの勝敗にワクワクして叫ぶ子ども達のさえずるような声だ。 その先遠く引いてしまった波打ち際の傍の固くなった砂地では、はりきった体育教師が 十代の子ども達に今日の最後の過程をやらせるかん高い笛の音が聞こえてくる。 それらは、百年以上前より海水浴が始まって、ブーダン、ティソー、モネなどの記録者に刺激され ブリタニやピカルディ海岸が提供してきた美しくも素朴な海辺のパノラマの一つなのだった―――― 最初の4行読んだがヘタクソすぎて読む気が失せた いい加減にしてくれ >>98 だったらこれを訳した翻訳家の井上一夫に文句を言え 四行目もくそも、ちなみにこれ、井上訳の完コピペ転載だぞw と同時にお前が一度も原作本の中身すら見たことがないことも判明した訳だが とりあえずスカイフォールでもみとけ なんで井上一夫に文句を言うんだよ 原作の翻訳読むスレじゃないぞ >と同時にお前が一度も原作本の中身すら見たことがないことも判明した いま手元に残ってるやつの冒頭の一文を書いとくな。 六時きっかり、夕陽はブルー・マウンテン連山の彼方に最後の黄色い夕映えを残して沈んだ。 井上一夫さんの翻訳の文体は独特の「無駄な装飾」にあふれている これだけ有名な冒険活劇小説なのに翻訳者が1人だけというのは寂しい限りだ ある程度歴史もあるんだし新訳版出してもいいだろうに てかあんま売れないかw ドクターノーとか現代的文体で読んでみたい気もするが >>104 確かに新訳版あれば自分は読みたいけど 今更改めて新訳出すのはコストや時間に見合う収益と需要がないと判断されるだろうよ 悲しいかな それほど今の日本人にはフレミング原作は魅力的でもないかと 確かに昔の英語解釈は言語は生き物なので進化し、誤りもあるかもだが 気になるようであればお洒落な原書版を入手し、旧日本語版と読み比べれば良いかも ちなみに原書版の方が造りはかっこいいぞ >>105 どっかのレビューにあったが 井上氏の訳は古すぎてフランス語の日本語表記がめちゃくちゃだて書いてあったな ボンド役の最終候補が ジョン・リチャードソン ロバート・キャンベル アンソニー・ロジャース てオランダ人俳優のハンス・デ・ヴリーズ そしてレイゼンビー まあこのラインナップならレイゼンビーが妥当だったな 他は何かぱっとしない >>106 揚げ足を取るようで申し訳ないが 訳が古い(つまり、文体が古い)ことと、フランス語の日本語表記がめちゃくちゃ(つまり不正確)なこととは、 あまり関係がないのでは? >>108 洋書の尼レビューに書かれていたことなんで詳しくはわからん その人は結局、オリジナル洋書を購入してるんだそうな 実際日本語訳はあれしかないんで、だったら自分で読んだ方が早いてことだろう かくいう自分もオリジナル洋書の方がカバーやデザインがかっこいいのでそっちにしてる 井上一夫訳にこだわりもないし、氏は大正12年生まれで生きていたら御年90歳のご老人 我々がその日本語表現を古く感じ、誤表記があっても不思議ではない時代の文化人なので 時代性に合わなくなってきているという意見があるのは別段不思議ではない オリジナル洋書もそんなに難しい英語ではないのでトライする価値はあると思う >>107 実際にカメラテストをしたのがその5人だったんじゃなかったかな 名前だけならもっと色んな人の名前があがっていた ロジャー・ムーアに容姿が似ていたのでアダム・ウエストにもオファーがいっていたのは有名 >>107 > ジョン・リチャードソン > ロバート・キャンベル > アンソニー・ロジャース > てオランダ人俳優のハンス・デ・ヴリーズ のちに大成した人がいないようだが。 >>111 この時から既にダルトンとムーアの名前は常に挙がっていた ダルトンは単純に若すぎるので自ら辞退 これに合わせてマイフェアレディのジェイソン役だったジェレミーブレット(後のグラナダ版シャーロック・ホームズ)も 女王陛下→ダイヤモンド→死ぬのは まで連続して候補に浮上 死ぬのはではカメラテストまで行っている ムーアが辞退、若しくは都合がつかなければブレットボンドも見れたかもしれない ジェレミーブレットはちょっとクセの強い顔立ちだね まあホームズにはピッタリ(てか、ホームズの頃しか知らんが) 若い頃はもっと違ったのかな >>114 若い頃の画像はいくらでもあるぞ 若い頃はむしろ甘いハンサム顔 ホームズ役は年齢と共に顔立ちも渋くなった感じ それはコネリーと一緒 コネリーの場合も今の方が燻し銀で好きて人も多いからね >>116 このブレット氏は現代劇のときのインタビュー映像かな 洋書メイキング本買ったけど 監督のピーターが前作二度死ぬで日本に滞在していた際の 芸者遊びをしている様子が写っててワロタw 逆駅弁ポーズで芸者に跨がられてたw すげー嬉しそうな顔してるピーターハント監督w 当時、名人編集マンだったハントもやはり男だったか 劇中で使われたボブスレーのグッズが売り出されてたのは意外だったが味があるね >>118 洋書だから全部英語だよ タイトルは普通に The making of On her majesty's secret service で Charles Helfensteinて人が著者になってる 内容は原作本のフレミングの構想から始まり 映画化するまで タイアップ商品や広告、公開後の世間の反応まで 一連の流れが網羅されてる ダイアナ・リグが公開直後にヨーロッパで映画とLuxのタイアップCMに出てた広告とか なかなか貴重で面白いよ あと例のレイゼンビーがリハーサルで寸止めせずに殴ってしまって スタントマンの口と鼻が血だらけになってるコマ送り写真数点など DVD特典ではインタビューのみで語られてた内容が生々しく写ってる この作品を単発で大好きな人にはたまらない内容 ちなみに同じシリーズではリビングデイライツのもある おう、ありがとう 英語でも全然問題ないので入手するよ そんなの出てるんだ 女王陛下は好きな作品でもあるんで興味をそそられますな 尼で注文したやつが今日届いてさっそく読んでるけど凄いわこの本 資料的価値満点 よくぞここまでと溜息 ファンはマストバイだね(リビングデイライツも買ったよ) 巣手間じゃないからね >>122 とりあえずリビングはいいや 女王陛下のは取り寄せて読んでみたい >>122 遂に入手しましたか ですよね DVDやBlu-ray特典やコメンタリーでは補填しきれないぐらいのボリュームですよね 写真資料の量もハンパないし買ってよかったと思えた 禿げてムスタッシュ髭姿のコネリーとカトリーヌ・ドヌーヴのツーショット宣材写真があれだけあるのは 直前までOHMssはコネリー&ドヌーヴで進行していたんだとわかる ちょっと見てみたかったw >>122 リビングデイライツの方はどうでした? 資料性高いですか? >>125 なぜか、どスルーされてるんでw一番最初にメイキング本について書いた>>119 だがレスします リビングの方も資料性高いと思うよ ただしリビング自体が好きな人じゃないと思い入れ値は変わるかもしれない この2つに限らず他の作品のも出してくれるといいよね この本で初めてレイゼンビーとダイヤモンドは永遠にのジル・セント・ジョンが付き合ってたことを知った 2人が仲良くいちゃついてる写真はあんま違和感なかった ダイヤモンドぐらい出ればよかったのに あんなポリアカ並のギャグ映画 女王陛下のロケ地をめぐるヨーロッパ旅行を嫁さんと計画中 嫁は単純にアルプスやスイスに行きたいだけだが、漏れは感慨深いものがある 特にピッツグロリアが楽しみだ 英語だけじゃなくスイス対策としてドイツ語・イタリア語・フランス語を少し勉強しとくか そいつはいいね スキーもついでにしてくればいかが? スキーやるなら奥さんも一緒に 除雪車のいるとこでな >>128 それならベルン駅前のシュヴァイツァーホフに泊まってみて。 通りに面したバルコニーのある部屋だとなお良し。 部屋に入ったらテレビのチャンネルをチェック いつ見ても爽快なウインタースポーツ・アクション・シークエンスのオンパレードだよな 68〜69年とは思えん むかし神保町の古書店で「女王陛下の007」のパンフを見つけて 「これください!」と叫んだら、店主が値札を指差して 「やめといたほうがいいよ。替わりにこっちのほうがいいよ」と 「黄金銃を持つ男」「私を愛したスパイ」をパンフを取り出した。 あらためて値札を見ると、女王陛下は3000円!あとの2作は350円くらい。 店主はオレが貧乏な学生だと見抜いて、別のを勧めてくれたんだろう。 「女王陛下」は店の看板としてショーウィンドーに飾ってあるらしかった。 それにしても同じシリーズでこんなにも値段の差があるとは・・・ >>128 ボンド定食みたいなモノのレストランにあるらしいw ボンド定食と言えば「Girl」のことですかな・・・ゴクリ >>117 ピーター・ハントは何本かムーア主演でも撮ってるがオススメは ブロンソン主演のデスハント 女王もいいがこれも傑作 ピーター・ハント監督で、あと2〜3本ボンド映画を作って欲しかった。 ガイ・ハミルトンが嫌なわけじゃないけど。 >>140 アクションで押してく「死ぬのは奴らだ」とかは、ピーター・ハントの方が面白くなったかもしれないね うん、特に「死ぬのは〜」はハント監督に合う気がするね。 ジョン・グレンが「ユア・アイズ〜」で監督昇進したとき、 自分も係わった「女王陛下の〜」を目標にしたとか。 「ユア・アイズ〜」も面白いけど、編集のキレが何か違うような。 ハントもグレンも同じような経歴(編集→監督)なのに、 007シリーズの監督を一方は1本のみ、他方は5本も… 巡り合わせも実力のうち、なんだろうけど >>143 編集担当の数ならハントの圧勝だね。Dr.Noから二度死ぬまで全部担当。 >>142 グレンは女王陛下で編集とアクション第二監督を担当したんだよな ボブスレーサーキットの撮影はグレンが実は仕切っていた 確かにユアアイズと女王陛下はテイストが似てるが グレンが寄せてきたせいもあるんだよな ハントの撮るダイヤモンドや死ぬのは確かに見てみたかった ムーアでもコネリーでも傑作になってたろう >>145 うん、FYEOの冒頭はOHMSSの続きとして描いているからね >>146 「ユアアイズ〜」って、いきなりトレイシーのお墓から始まるけど、 リアルタイムでシリーズを観てきた人は、「おおっ!」という感じだったのかな。 自分は「女王陛下」を観るずっと前に「ユアアイズ」をTVで先に観ちゃったから、 ボンドに奥さんがいたなんて裏設定があったのか、とか、頓珍漢なことを考えてた。 女王陛下の〜は、他のボンド映画に比べ、 TVで放映される機会が少なかったイメージがある もちろん、VHSやLDで、観ようと思えば可能だったが、 良く言えば異色作、はっきり言えば駄作という評価が主流で、 レンタルで観ようという気すら起こらなかった 俺は75年生まれだが、女王陛下の〜を初めて観たのは、 WOWOW初放映の90年代初頭だった(その時点で唯一観てないボンド映画だった) 結果は一言「すごく面白い!!」 >>148 主演俳優も監督も、007シリーズはこの1本だけで終わっちゃったのが痛かったね。 昔は今みたいに情報も出回っていなかったから、「女王陛下」を観てない者にとっては、 「出来が余りにもつまらないせいで、客入りも悪くて、クビになったんだろ」と。 (ブロスナン以降は、監督が作品毎に交替していくのが定常になってるけど) 漠然とした印象だけど、シリーズ中、公開時〜現在で、一般的な評価が最も変わったのって、 「女王陛下」なのでは?(もちろん良い意味で) >>149 そう、評価が現在になって変わったのは女王陛下ぐらいだと思う 小生も暫く敬遠してたが、ある時期にこれを見て一気にシリーズの最高傑作に自分の中で更新された感じ >>151 「一気にシリーズの最高傑作に」 個人的だが、似た感覚をもってる 今でこそ、ジョンバリーのOHMSSのオープニングテーマは、 ベスト盤等できちんと主題曲扱いされているが、 昔は「愛はすべてを越えて」のみ収録の場合が多かった ガキどもにこの曲の渋さなどわかる訳もなく、 「ボンドがついに結婚」というネタばれ的作品紹介とあいまって、 恋愛ドラマ中心のダラダラした映画なんだろう、という先入観が作られていた >>152 海外ではあのインストテーマがかっけーて評価が結構あって 特にミュージシャンの中では評価が高い 知る人ぞ知るニューロマの先駆けスパンダーバレイもデビュー当時はライブでのレパートリーにしてたぐらい 最近だとQOSの主題歌を担当したギタリストも歴代ナンバーワンテーマ曲と公言してる >>153 あのインスト曲はやっぱり最高だ。 良い意味で「いかにも1969年」というパワフルさもあるよね。 サッチモの挿入歌は、ずっとピンと来なかったが、サッチモを好きになって、 20年代からのサッチモの代表曲を一通り聴いて、良さが分かってきた。 "We have all the time in the world"は、結果的に、 サッチモがトランペットを吹いた最後の録音になってしまった… read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる