実際の事件に対する映画製作者の解釈として理解すると、これは
司法的手続きも踏まえず、単に南部の人種差別的雰囲気から
適当な人物を犯罪者に仕立てている。これにはかなり疑問がある。

しかし、映像としてはとてもよくできていて、いろいろな映像的快感が
散りばめられている。俺が好きなのは、ぺル保安官補がテレビで野球
を見ながら、テーブルに脚を乗っけてその上に夕食のプレートを置いて
肉やらポテトやらを食べているシーン。美味そうだなあ、と思うw