ノートン所長の場合、アンディーが冤罪を晴らす機会があったにもかかわらずアンディーの訴えを無視し、
あまつさえ私欲のためにトミーの殺害を指示するなどの行為の結果が、
「His judgement cometh and that right soon.(主の裁きは下る、いずれ間もなく)」。

アンディーが所長の隠し金を横取りしたのは、
所長に受けた仕打ちに対しての「Redemption(償還)」なので、みみっちくもなんともない。
アンディーと所長の受けた報いは均衡している。

原作の場合は、所長や主任刑務官は何人も交代してるし、トミーも殺されていないので、
隠し金をネコババしちゃうとRedemptionのバランスが悪くなって、やり過ぎ感がでてくる。