【グレゴリー•ペック】アラバマ物語
ローマの休日でアカデミー賞を逃したグレゴリー•ペックがアカデミー賞主演男優賞を獲得した作品
アラバマ物語
To Kill a Mockingbird
監督 ロバート・マリガン
脚本 ホートン・フート
製作 アラン・J・パクラ
出演者 グレゴリー・ペック
メアリー・バダム
フィリップ・アルフォード
音楽 エルマー・バーンスタイン
日本での公開は1963年 AFIアメリカ映画・ヒーロー&悪役ベスト100
のヒーローナンバー1に選ばれたのがこの作品のアティカス・フィンチ(グレゴリー・ペック)
なわけか。
ttp://wonderland02.web.fc2.com/movie/afi/afi100heroesvillains.html 二枚目のペックがやもめの田舎弁護士を演じてオスカー受賞。後年ペックが
亡くなった時、葬儀で弔辞を述べたのは被告役のブロック・ピータース。 『それでも僕はやってない』で"アティカス法律事務所"というオマージュやってたね この映画を語るなら、なんてったってロバート・デュバルだろー。 >>5
オープニングだったかで名前出てたけど、どの役だった?
全然わかんなかった… グレゴリー・ペック総合はここですか?
>>6
ラスト近くに出てくるオツムの弱い人 当時すでに髪の毛が薄かったのか、カツラ被ってたな >デュバル
名作としてかなり前からタイトルは知ってたんだけど、実際に初めて観たのはほんの5、6年前だった。
もっと早く観ておけば良かったと後悔した。
DVDの特典映像(特にペックの講演旅行のやつ)と併せて観ると更に感慨深い。 ロバート・デュバルどっかで聞いたことある名だとおもったら
「地獄の黙示録」に出ていたキルゴア中佐だったか! ベトナムに行く前は、「ブリット」でイエローキャブの運転手だったぞ。 10月25日 午後1:00〜3:10 BSプレミアムで「アラバマ物語」 放送決定
ついでだがペック出演で 午後1:00〜2:59 BSプレミアムにて「紳士協定」 紳士協定もペックらしさに満ちた役。よい映画デス。 ペックは87歳で老衰死したが晩年まで若々しかったな 1910年代生まれの米国男優スターは多いがペックとディーン・マーチンならぺックの方が格上かなぁ? 「グレゴリー・ペック、日本に行く」
90年代終わり頃のこと。
グレゴリー・ペックはそのとき、日本でのトークライブを楽しみにしていたという。
聡明と言われる日本の映画ファンからの鋭い質問が楽しみだ。
とくに自信作であるアティカス・フィンチのことはおくらでも語れる。
いつもアメリカで質問され慣れているから。
きっと今日の質問も『アラバマ物語』が当然中心になるだろう。
アメリカでもいつもそうだから。
そして、始まったトークイベント。
「ペックさん、『ローマの休日』のとき、はじめてオードリーに会ったときの印象はどうでしたか」
「『ローマの休日』のロケ地の中でペックさんが一番すきな場所はどこですか」
・・・
次々と出てくる質問に丁寧に答えながらも、何だか面妖そうなペック。
「『ローマの休日』のときのオードリー・ヘップバーンのエピソードがあったら教えてください」
「ペックさんご自身が『ローマの休日』の中で最も気に入っているシーンは何でしょう」
・・・・・・
トークライブは盛況で成功に終わったのに、なぜペックが憮然とした表情で会場を後にしたのか、
主催者側はペックの不機嫌の理由が全くわからなかったという。・・・
おしまい 1972年の大統領選挙では、ベトナム政策を巡ってそれまで民主党を支持してきた
チャールトン・へストンら多くのハリウッド・スターが共和党のニクソン支持に
回った。しかしペック氏は一貫して民主党を支持、ニクソンは選挙に圧勝したが
2年後ウォーターゲート事件で失脚。あの時のペックはアティカスそのものだった
ように思える。 白鯨やアラバマ物語の方が自分の代表作と思ってたんだろう。知的で誠実な役が多いが実際医学部出身なんだな 1910年代前後生まれはスター俳優が実に多いな ぺック、タイロンパワー、ディーンマーティン、フランクシナトラ、ケーリーグラントetc 晩年まで一貫して同じ髪型だな しかも老いるにつれ前髪を垂らし長髪気味に 白髪になったが…ハゲの俺にはうらやましすぎるW
現代物も西部劇も似合う 知的で格好いいな 大根かはともかく グレゴリー・ペックがヒーローだった時代が確かにある。
それは反戦気分が世界中に満ちた60年代のこと。
男は肉体的に強くなくていい。知的でありさえすればいい。
しかし、そんな時代は長続きせず、やがてダーティ・ハリーの
時代だ到来する。もう、ヒーロー像はペックとは無縁だ。
きわめて限定的な一時期のかっこよさ、ヒーローを体現して
いた。その意味では、時代的に忘れ去られる運命でもあった。 大いなる西部で思慮深く紳士な上、荒くれ牧童頭とのエンドレスなファイト
知的なタフガイと云うイメージもあるんだが
アラバマ物語のタイトルバックは今日でも通用するセンスの良さに感動 確かに、「大いなる西部」は文武両道のカッコいいジェントルマンと
いう設定。ただ、注意したいのは、一度肉弾戦を挑まれても、それを
拒否し、周囲から軟弱男と軽蔑されていること。気性の荒い馬を乗り
こなしたのに、それを口外することを禁じていたのも同様。
ここには、肉体的な能力は誇りにならない、知性こそ誇るべきである
という時代性、時代の求めるヒーロー像があるのじゃないかな。いわば、
ペックは、それまでのヒーローであるジョン・ウェインの対極の姿。
ただ、それじゃ現実はおさまらないし、つまらないから、理想を裏切
る現実の姿が殴り合いのシーンで、この映画の一番の見どころになって
いる。それは、このヒーロー像の抱える弱点が浮き彫りになっており、
やがて「わらの犬」のダスティン・ホフマンを経て、ダーティ・ハリー
に至る…てな流れが、わがアメリカ映画に見るヒーロー史。その裏面に
は、時代時代の政治情勢が生み出す大衆の願望がある、と教科書風に
まとめてみましたw ヒーロー像の推移は置いとくとして
アティカスの魅力は普遍的な父性像でしょうかね。父親は誠実で強くあれ
町の人々を守る為、躊躇う事無くライフルで狂犬をワンショット
ここで子供たちはアティカスが射撃の名手だと知り尊敬の念が増々深まる
「大いなる西部」のジェームズ然り(能ある鷹は爪を隠す)を体現かな
で、結局何が云いたいか・・・自分もこんな父親になりたい 子供が何人かいるそうだが、ペック自身はどんな父親だったんだろう 「大いなる西部」のストィックなヒーロー像は
本国アメリカでの評価は必ずしも高いものではない
アメリカというステレオタイプに馴染んだ大衆にとっては
マッケイは優柔不断で訳のわからない人物で
むしろヘストンに共感するものが多いのだろう
アカデミー賞が必ずしも評価の基準にはならないが
「大いなる西部」はパール・アイブスの助演賞受賞のみで
他には音楽賞がノミネートされているだけで殆ど黙殺されている
ペックのアティカスをヒーロートップにあげたAFIベストですら
「大いなる西部」はどのベスト100にも顔を出してはいない
西部劇ベストワン及びオールタイムベスト100にあげられる最初の西部劇は
フォード/ウエインの「捜索者」 「大いなる西部」は公開当時日本でこそヒットして評価もされたけど
(キネ旬1位)、アメリカではヒットしていならしい。
今年初めて見たけど、ペックの演ずる主人公の「何ら人に誇示する必要のない」
キャラクターは非常に興味深かったね。
ペックの邸宅があるマンデビルキャニオン通りってロスのどの辺? ペックの「マッカーサー」、伝記映画だけど気楽に見られる娯楽作品に仕上がって
いる。ペックがマッカーサーのイメージによく合っていた。
>>32
たしか最初の奥さんと長男が自殺してるんだっけ?
DVDの映像特典では奥さんや子供たち(先妻の子と家族も)、孫たちに囲まれて
フットボールだったかバスケだったかのテレビ中継に夢中になってる大家族の普通のお爺ちゃんだったな。
70歳過ぎて位からか、さすがに白髪になり髭をはやして風貌が変わったな ペック 87歳老衰死 長生きしたな 同い年のカーク・ダグラスが存命なのはたいしたものだ
サスガに風貌は怪物化してしまったが
この二人の共演はついに無かったな >>33
貴方のペックに対する認識は
“僕は関連本を沢山読んでいるんだぞっ”
でヨロシイか? >>39
ストーリー上での関連は全く無いけど、
ダグラスの主演した『ガンヒルの決闘』と同タイトルを冠した『新・ガンヒルの決闘』にペックが主演しているね 「アラバマ物語」でペックが狂犬を一発で撃ち殺すシーン、よく出来てたなあ、
っていうかよく犬を仕込んだね。 カーク・ダグラスといえば
演技派といわれたダグラスはアカデミー男優賞を受賞していない
一方ダイコンといわれたペックは受賞している
「ナバロンの要塞」のセリフにあったように運がいいのかな 西部劇でも戦争物、現代劇でも知的で意志強い紳士って役が多かったが、オーメン以降晩年は役柄や雰囲気が変わったよな
「ブラジルから来た少年」なんて悪役やってたしね。しかも拡張高く 「ケープ・フィアー」に至ってはペックとミッチャムのオリジナルでの役柄と逆転してたしなあ 「荒野のガンマン無宿」を観た方おられますか。その昔、深夜tvで観たのですが、
ニューシネマの香り漂うのだが、内容はハードだった様な(ペキンパーばりのスローや血糊など)。
ラスト、ペックは死んじゃいますが、被っていた山高帽を息子らしき若者が引き継ぐと云う情緒的なシーンもあり
良い作品だったと記憶しております。特に印象に残っているのが遠距離からのライフル狙撃で、
対象人物に飛来する弾丸音が段々と近づきタイムラグな着弾。観た当時、なんか新鮮な表現だなと。 まるでマカロニの題名をツギハギしたような酷い題名だっだな。原題は勿論違うが。
あの着弾シーンはたしかに印象的だった。
イギリス映画だったからか、何か普通の西部劇とは空気感が違っていた。
製作にノーマン・ジェイスンの名も、監督はのちに「ランボー」を作る人。
あの時期はイギリスウエスタンが何本か作られたな。 >>48
おっ、貴方も観ましたか。知ってる方が居られて嬉しい。
確かに異質な空気感であった。生々しく湿った質感と云うか。
allcinemaを検索したら、重要な息子役と思われる(物語上は言及してない)
エリック・エストラーダが出演欄から抜けてますな。
タイムラグ着弾、後に「ロング・ライダーズ」がパクってた様な。
確かにあの時期イギリス製ウエスタンが有りましたな。スレちになるで言及はせんが。 10月25日(火)
午後1:00〜3:10 BSプレミアム
BSシネマ 「アラバマ物語」
1962年・アメリカ TO KILL A MOCKINGBIRD ガタイがいいから背広姿は勿論、軍服、カウボーイ姿、カジュアルな格好なんでも似合うな 医者目指し医学部いったとあって知的だし。 いい歳のとり方したと思う 映画だけじゃなく政治や医療等々広く関心があり活動してたらしいな >>53
政界出馬の噂がずっとあったが、ついに出ることはなかったね。 ペックは早くからSFに理解を示したスターだったな
「渚にて」「0の決死圏」「宇宙からの脱出」
ヘストンほど派手な作品群ではないけど ペクさんの映画で俺の好きなのは、
「日曜日には鼠を殺せ」(1964 フレッド・ジンネマン監督)
スペイン内乱の生き残りゲリラ。
「アラバマ物語」との共通点は・・モノクロ 原作者のハーパー・リーはカポーティと幼馴染らしいけど、この町にカポーティも住んでたのかな 隣のディルのモデルがカポーティということだ
原作モッキンバードを殺したら
を実際に書いたのはカポーティという説もある >>56
あ〜「日曜日には鼠を殺せ」もあったねえ。ほとんどおぼえてないけど、
ジンネマンらしい引き締まった作品だった印象。もう一度見たいなあ。 俺のペックBEST10は
『アラバマ物語』
『渚にて』
『頭上の敵機』
『アラベスク』
『ナバロンの要塞』
『マッカーサー』
『子鹿物語』
『ローマの休日』
『サイレント・ボイス/愛は虹にのせて』
『紳士協定』
だな。 西部劇萌えなので、以下ベスト3
廃墟の群盗 共演のアン・バクスター、ウィドマーク共々好演。ラストはイマイチだけど。
拳銃王 名うてのガンマンの最期を描いたものではベスト。
無頼の群 妻子を殺され復讐の鬼と化したペックが圧巻。追われるほうも嬉しい顔ぶれ。