マリアさんの本は素晴らしいけど、最近の孫のペーター氏のインタヴューを読むと、
娘から見た母の姿とは違うことがよくわかる。
あの本では初孫のマイケルだけを依怙贔屓していた由のことが強調されてたから。

・来客や仕事の電話があると、マッシーお祖母ちゃんからマレーネディートリッヒに変身する。
・クリスマスに何をあげれば喜ぶか観察していると、50年代当時のNYでは入手困難だった緑のインクボトルだとわかり、
 プレゼントすると心底喜ばれた。
・妻のサンドラを伴い年に数回会い、電話は毎週、パリのモンターニュ通りのアパートを訪ねることは
 とても楽しみな事で、ランチから夜までいて色々なことを話した。
・自分が粗相をした時でさえ、マッシーに冷たくされたり意地悪なことを言われたことなど一度もない。
 厳格な人? もちろんそうです。でも罰せられるようなことはありませんでした。