>>721
まさにその通りで、他の動画のコメントも翻訳で読むと、ディートリッヒと比較した上でのレアンダー上げの構図。
『レアンダーはディートリッヒと“repalce”された存在などではない。』と力説してる人もいたのですが、
ゲッペルスをディートリッヒが拒絶 → レアンダーをドイツに呼び寄せ国を挙げてスターに、という流れなので・・・。
ユダヤ人のいないドイツ映画に傑作があるのか疑問ですが、レアンダーの歌唱力は、
ちょっと歌が歌える女優、などというレベルではなく素晴らしいです。
そしてナチ党には関わらなかった為、ヒトラーからは嫌われていたそう。
日本では「南の誘惑」と「世界の涯てに」がDVDで見られます。

終戦後はナチスの大スターと言うレッテルの為、ドイツ語圏の映画にのみ数本出演し、歌手活動に重きを置いています。
ガルボのファンサイトでレアンダーに言及している人がいたのですが、Nazi Lover!と一蹴されてました。
晩年に車いすで歌っている写真があり、筋金入りの歌い手やな〜と思いました。

「スターシステムとメディア総合利用」の項目が興味深いです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB%E6%94%BF%E7%AD%96