ラストエンペラー
映画全体の話の流れに沿って画面の色彩が、
グラデーションみたいに鮮やかに変わってくんだよな。
収容所時代の寒々しい青でさえ美しかった。
マウスのシーンとラストシーンは頭空っぽにしながら観てても泣けてくるわ。 紫禁城を追い出されるシーンはグッとくる。
開いた門から出てきて、ラクダ見るとこがいい。 ザ・シネマ
ラストエンペラー/オリジナル全長版(HD) 220分
2012年02月19日(日)21:00 - 深夜 01:00
2012年02月27日(月)21:00 - 深夜 00:45
(吹)ラストエンペラー 142分
2012年02月19日(日)12:30 - 15:15 見た〜〜〜〜〜〜〜〜
初めて見たが、とんでもない傑作じゃないか。
流転の王妃(常盤貴子のドラマのやつ)しか見たことなかったがが、ラストエンペラーの方が傑作だな。
ところで「紫禁城の黄昏」の和訳版で、省かれてない完全版のやつある? ノーカット版てBDどころかDVDでさえも出てないよな確か。
昨日の放送録画したけど、ちょっと画質悪いね。
字幕もLD版のやつに慣れてしまってるから違和感がある。 セルなら出てるぞ
但し、ヴットリア・ストラーロの我儘で両サイドがカットされてアス比2:1にされてる。 今までは、ジョアンのおっぱい、お尻、脚、ハデな顔等に騙されて、婉容が好きだったが…。
よく見ると、文繍って小顔で鼻がキレイで身体もスラッとして可愛いな。
家出するときの服装もおしゃれだし、すごく似合ってる。
モー娘。やめてアナウンサーになったコみたい。 広州に留学生としていた頃、わざわざ香港まで行って見に行った。
「末代皇帝」という題名で、地下鉄駅などにも広告を大々的にしていた
が、あまり客は入っていなかった。
後で中国人に聞くと、「あの髪形では辮髪じゃない」とか、「ジョンローンは元々
南方の人だから、満洲族の皇帝役は似合わない」などあまり評判は良くなかった。
私自身は専攻していた時代の映画なので楽しめたし、坂本教授の音楽も良かったが、
甘粕正彦の自決シーンには「あれ?青酸カリ飲んでの自決したのに・・」と思った。
ドラマとしてはいいのだろうが、川島芳子の扱いといい、少し違和感はありました。 その辺、中国で作った「火龍」の方はどうだったんだろう? >>180
うーんそうですね。
やはり中国としてもちゃんと作りましょうということで「火龍」を
製作しました。
撫順の収容所に送られて思想改造を受け、釈放後は「模範的な人民」
として過ごす溥儀と李淑賢(溥儀が56才で結婚した人)の絡みが中心で
すが、皇帝時代の回想シーンは、テレビドラマ「末代皇帝」からの使
いまわし映像が多く、「それ見たよ」的な部分もかなりありました。
中国人の受けは良かったようですが、私はあまり好きではなかったで
すね。
なお、それに気を良くしたのか、「末代皇后(婉容が主人公)」も製作
されましたが、ハッキリいってつまんないです。
ちなみに「火龍」とは、(元)皇帝なのに火葬されてしまい、なおかつ
清朝の歴代皇帝陵にも埋葬されなかった龍(皇帝)のことを意味します。 小切手オジサン!(≧▽≦)
私はスパイ・・・・( ゚Д゚ )
最近このシーン見ると何故か笑ってしまう。 >>179甘粕の自殺シーンはベルトルッチは切腹を予定してたんだよ。
それに対し坂本龍一が「切腹なんかにしたらこの映画は世界中の笑い者になる。甘粕の性格からしてピストル自殺がふさわしい」と猛抗議して、結局ピストル自殺になったんだよ。
もうセリフ全部覚えるぐらい見たから英語のままでもわかるんだけど
たまに吹き替え版が見たくなる。
でも吹き替え版はカットされてるのしか持ってないんだよね。
吹き替え有りの完全版ってあるの? 10/10発売『シェルタリング・スカイ(Blu-ray)』発売販売元:キングレコード 文繍と婉容が踊るときに溥傑がバイオリンで演奏してる曲名教えて。 このスレ読んでたら久々に見たくなった。
明日レンタルしてこよう。 >>187
受賞したら自動的になれるんじゃなかったのか?
ワダエミはずっと前から会員って言ってたよな? しかしあれだな。
何度見ても「日本=悪」の概念で製作されすぎだと。
どの方向から考えても。
これ以上書くとスレチになりかねないから、WW板に行ってくる。
「男装の麗人」として知られる川島芳子を演じた女優が不細工すぎる(笑)
確かにああいう系統の顔ではないが、芳子自身も乱杭歯でそこそこブサいぞ
>>200確かに実際の川島芳子は美人とは言えないけど、もし日本人監督だったら、あのタイプの不美人な役者を起用する事はあり得ないと思う。
まあどうでもいい事ですが、なぜかその点が妙に気になった。
アレは典型的な
「日本人の目からは明らかにブサなのに何故か欧米人には受けが良い」
系のパタ-ンだよね 確かに欧米人と日本人では女性の美醜の基準が違いますね。
欧米の、歴史系映画に出てくる「絶世の美女の貴婦人」よりその召使いのほうが魅力的だったりする事があります。
まあ日本人男はロリコン気味で欧米の「ゴージャスな美人」には尻込みしてしまう、という側面もありますが。
あ、脱線してすみません。
脱線したのでラストエンペラーの話に戻すと、印象的だったのは、事実上帝政が倒されて紫禁城に幽閉された幼いフギが、自分がまだ絶対君主である事を確認するために召使いに硯の墨を飲ませる場面ですね。
「飲め」と言われて、その召使いは苦しそうな顔をしながら本当に飲み干してしまう。
あの場面が印象的です。
>>188
なるほど。確かに「ハラキリ」ではね。
>>199
逆にあの映画を見た中国人の間では、あの女優の評判がよかったので
びっくりした記憶はあります。やっぱり日本人との美意識の差はかなり
あるなと思いました。20年以上前ですから、今は分かりませんが・・。
>>204
「我的半生」を読むと、紫禁城内を自転車で走り回りたいからといって
門の敷居の一部を切り取らせたり(ちなみに残っています)、電話が珍し
くてあちこちに「イタズラ電話」を掛けまくった話などがあります。
宦官に墨(インク)を飲ませたのは確かにひどいですが、ご指摘のように
ああやることでしか、自らの権威を示すことのできない場面として、私も
印象に残っています。 子役はあんな感じなのに成長するとしゅっとしたジョン・ローン
ジョン・ローンに似た子役を探してくればよかったのに >>206
今の天皇陛下も、若い頃はスピード狂で、皇太子時代に軽井沢で車を運転してスピード違反で白バイに停められたことがあるとか
2ちゃん情報(ブルーレイ)
[142]名無シネマさん [] 2012/07/18(水) 01:38:55.68 ID:G5hCnI5J
AAS
うほっ
ヒート(マイケル・マンのな)
ラストエンペラー 3枚組
愛人ラマン
パリ、テキサス
ベルリン 天使の詩 218分版がシネスコでBD化決定したのに
この過疎は何だよww >>207
何でもベトナム系アメリカ人で、当時3歳だった子を幼年時代の溥儀役に
したとかいう話を聞いています。その子曰く「(撮影用の)クレーンの椅子
に乗せてくれるならやってもいいよ」と言ったので、ベルトリッチ監督が
撮影後に乗せて、クレーンを上げて遊ばせたそうです。
>>208
それは知りませんでした。面白い話ですね。
>>209
あのシーンも含めて、即位式のシーンなどが、中国人にはあまりにも変だ
と感じたのでしょう(その後、日本に帰ってから見たロングバージョンで
は、満洲族独特の儀式まで再現しており、一応は調べて撮っていたんだな
と思いましたが、私たちが香港で見たときにはカットされていた)。
「火龍」では、溥儀の即位式についてかなり史料を調べたりして、ほぼ再
現したそうです
>>214
ベルトリッチには東洋人の顔の美醜が判別できなかったんだね
坂本龍一演ずる甘粕正彦って謎な人物ですね。
陸軍大尉にして満州映画協会理事長。
大ばくち もともこもなく すってんてん
大ばくち 身ぐるみ脱いで すってんてん >>218映画では>>188に書いた経緯で、ピストル自殺という事にされてますが、
史実は確かに服毒自殺ですね。 >>216
そうですね。私は単純にかわいいなとは思いましたけど。
>>217 >>218
評価の分かれる人物でしょうね。正直言ってよく分からない人物です。
アナキストの大杉栄を殺していないという説もありますし・・・。
映画では、片手がなく(髪はあった)、川島芳子と愛人関係?にあり、
記録映画の監督をしていたり、溥儀夫妻に超帝国主義的な演説をした
りと八面六臂な活躍をしていますが、実際はほとんど表に出る人物では
なく、満洲協和会を始め、満洲映画協会(満映)の理事長として暗躍して
いました(溥儀の担ぎ出しなど)。
また、最期は確かに青酸カリによる服毒自殺ですが、それが拳銃による
自決シーンになったくだりは、>>188さんの書き込みをご覧ください。 >>219うんうん、その辞世の句も印象に深く残っている。from 218 >>221
いや、申し訳ないがあのガキはブサイだろ正直。
溥儀は演じる俳優が変わる毎にイケメン度が上昇していく。
で、なにが悲しいって、あの幼年時を演じたブサ小僧と子供の頃の俺の顔が同じなんだよ… >>223
ということは今はジョン・ローンになってるんだな!? そうはなかなかいかんじゃろ(^^;)無茶いいなや、こんなも… 今この映画を見返すと まだこの映画を超える中国映画はつくられていないような気がする 中国人がつくる史劇はわかりやすく無難につくられているのが多いきがする
溥儀の「自殺から私を救ったのだって 結局私を利用するためだろ」 なんて言葉は規制の厳しい中国にかぎらずどこの国の人にもドキッとくる言葉だ でもまあラストサムライの例もあることですから
慎重なご判断を ツッコミどころは多いが、全体的にファンタジーなところが好き。 >>223 >>224
ジョンローンのようなハンサムなお子さんに成長されていると
思いたいです。
実はわが子も3歳のころに少し似ていたものですから、この書き
込みを見たときはドキッとしました。
ちなみに現在は、大学生ですが、ジョンローンとは似ても似つ
かない顔つきに成長しました。
>>226
イタリア人監督の製作した映画とはいえ(??な場面は無論ありま
すが)、かなり良くできている作品だと思います。
ただ、肝心の中国での反応は、前にも書きましたが良くなかった
で、「火龍」をすぐに作ったのですけどね。
中国も映画やテレビドラマで、いろいろ史劇は製作しているので
すが、細かい出来事をあれこれ纏めようとしたり、逆にすっ飛ばし
たりしすぎて、結果としてつまらない作品が多かったです。
最近は、だいぶ改善されて面白い作品も増えてきたと、中国で勤務
している友人が教えてくれました。
後段に関しては同意見です。
>肝心の中国での反応は、前にも書きましたが良くなかった
ロケ許可のために中国政府に提出した脚本を、ベルドリッチがあとで書き換えて別物にちゃったために
中国政府が激怒したんだっけ?
どこをどう書き換えたんでしょうね
あれ?キリギリスに反応する人がいない。
あそこがあの映画のハイライトなのに。
>>231 >>233 >>234 >>235
あれは蟋蟀(コオロギ)ではないでしょうか?
満州族の旗人は、趣味で蟋蟀を買うのが流行していたそうです。
また、古くから市井では蟋蟀を戦わせる賭け事(闘鶏みたいな
もの)もありましたので、専用の容器もあったそうです。
まさか、即位式の蟋蟀が文革の最中にまで生き残っていたとは
思いませんが、ラストシーンの演出としては面白かったです。
>>232
脚本を変えたかどうかは知りませんが、私が聞いたところでは
紫禁城の内部(太和殿など)で大勢のエキストラまで使って撮影
したのが、中国の映画関係者を激怒させた(原則、建物の中は撮
影不可とのこと)と聞いています。
しかし、「外国人にだって撮らせたのだから、我々にも認めて欲
しい」と言って、その後は中国でも何本か映画を撮影したそうで
す。
虫にくわしい人、
映画撮影で使われた最後の虫の品種を知りたいです >>235-236
史実ではそうだが、撮影はキリギリス類だと聞いたけど。。 >>241そうかなあ…嫌味がなくて、いい人だと思うけど。 わざわざコテつけるところとか
柔らかくて丁寧な文章だけど、自分の意見が絶対ってところが透けて見えるのが嫌だ 最近、ジョンローンの噂をめっきり聞かなくなったような 昆虫板で聞いてきたところ、あの虫はチュウゴクキリギリス類の「札嘴膀」という虫の可能性が高いそうです。 1900年が
最高傑作という話強かったけど、
今の目でみて、1900年って案外ふつうだな。
ラストエンペラーやっぱすごい。
超弩級だと思うよ。
脚本とか欠点あるかもしれないけど
映像が凄すぎる。
なんというか、ベルトルッチがキューブリックのような
映画を撮った感じだ。
バリーリンドンよりこっちのが上だ。 19**年というと最後に老人になった時点で線路に垂直に寝るのが印象的。 3時間超という映画のジャンルがあるなら
1900年なんてゴミレベルの出来だと思う。
長さだけで希少視されてるカス 溥儀をヒステリックに詰問してた共産党の係官がおすぎにクリソツでワロタ 貿易/中国】輸出入伸び1桁台に急減速、EU向け低迷 上半期[12/07/10]
http://unkar.org/r/bizplus/1341895248
有名な話だけど、映画の中でフギを撫順戦犯管理所から釈放する時にフギの名を呼ぶ人は、本当に当時フギの名を呼んだ人なんだよね。
わざわざ探し出したらしいんだけど、なんでそんな所に凝るんだろ。
ちなみにこの携帯だとフギのフの漢字が出ない(どうでもいい)。
本物の元撫順収容所所長と一言でまとめてみるのも一興だぞ同志 ついてない皇帝だよな
物事つかない間しか在位できず、皇帝という絶大な権威に浸る前に退位だもんな
しかも全く自分は悪くない
日本に利用されてるとわかりつつも満州国皇帝になった気持ちわかります 小学生のときにテレビで見たんだけど一番印象に残ってるのは
「離婚したいの」です
うろ覚えなのでちょっと違ってたらすみません あのあと坂本龍一のレインをBGMにテラスの欄干をかけぬける
コマ送りのお遊びが楽しい エチオピア皇帝も中央アフリカ皇帝もいなくなった今日、
本当のラストエンペラーは日本の天皇だ。
オレはこの映画見てから小便は出来るだけ周囲の迷惑をかえりみず音をたててするようにしてる。
「オレ様は皇帝だぞ!エッヘン」と。 しかしあれだけ完璧な映画なのになぜセリフが英語だったんだろう?
別に中国語は聞きたくもないが。
アカデミー賞取りを始めから想定して撮ったから。それも複数部門取りを。
で、現実にその思惑通りになった。確か作品賞を筆頭に9部門だったか。
中国語で撮ってしまうと、外国語映画扱いになるから外国語映画賞しか取れなくなる。
と、そんなカキコを過去スレで見たような。真相は知らないけど。 この映画でいちばん好きだったのは冒頭の、テーマ曲がながれて印鑑(?)が写されるところ(笑)
あと、かんがんに無理やり墨汁を飲ますところ。 この映画、清朝皇帝が主人公で紫禁城が舞台なのに、
満州文字が全く出てこないな。
実物がどういう物かは知らないが、即位の詔書も御名御璽も漢文だし。 >>かんがんに無理やり墨汁を飲ますところ。
飲んだ直後、かんがんの様子が急変してボロボロ崩れ落ちたら最高だったな。 ラストエンペラー登場の3、40年くらい前の清の歴史もかなり面白いんだよね