>>336
自分の解釈としては・・・

アナは、幼くて現実と映画などの区別がまだできない。
姉のイザベルに映画のフランケンシュタインは「聖霊よ」と言われて信じてしまう。
ところが、アナがその「聖霊=フランケンシュタイン」と思った男は
スペイン内戦の脱走兵(反フランコ派)で、殺されてしまう。
それでアナはやっと現実を認識するようになる。

途中で子供達がたき火を飛び越えて遊ぶシーンがあるが、アナだけは飛び越えない。
火の間をくぐるというのは世界的にある通過儀礼で、
古い自分が死んで新しい自分が生まれるという意味があるらしい。
(キリスト教の洗礼もそうでしょ)
画面には現れないが、現実を認識するようになったアナは、
最後には火を飛び越えた・・・ということだと思います。