久し振りにDVDを観て気付いたんだけど、モーツァルトの家にハイドンと思われる肖像の銅版画が2枚掛かっているのが分かるシーンがある。サリエリが、自分が送り込んだメイドに導かれてモツの家に入り、書きかけのフィガロの結婚の楽譜を見る場面。
ハイドンの2枚の肖像画のうち、上は1794年、下は1791年のもの。フィガロの作曲は1786年だから、時代考証的には誤りということになる。まぁ、重箱の隅をつつくような指摘だが。

>>435
モツの死因は映画内で明示されていないが、度を過ぎた不摂生に加えて、メイドがサリエリの指示で少しずつ毒を盛っていたのではないかと思う。
葬儀のシーンでメイドが激しく悲嘆にくれる場面があるが、意外に長いシーンなんだな。あれは、モツが死んだ悲しみに加えて、自分がモツを殺してしまったという彼女の激しい後悔を表現しているように自分には思える。