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仏女優カトリーヌ・ドヌーブさん、脳卒中で入院
2019年11月7日 4:56 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]

【11月7日 AFP】フランスの女優カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)さん(76)が
軽度の脳卒中を起こし、フランスの首都パリの病院に入院した。
ドヌーブさんの家族が6日、AFPに明らかにした。

ドヌーブさんはルイス・ブニュエル(Luis Bunuel)監督の『昼顔(Belle de Jour)』、
ロマン・ポランスキー(Roman Polanski)監督の『反撥(Repulsion)』、
ジャック・ドゥミ(Jacques Demy)監督の『シェルブールの雨傘(The Umbrellas of Cherbourg)』など、
数々の古典映画への出演で知られる。

ドヌーブさんの家族によれば、非常に軽い脳卒中を起こしたが「回復可能」だという。
ドヌーブさんの代理人のクレア・ブロンデル(Claire Blondel)氏が公表した家族の声明によると、
「幸い運動機能は失われなかったものの、しばらくの間はもちろん休息が必要」だと説明した。

フランス人女優で最も有名といっても過言でないドヌーブさんは、これまで100本を超える映画に出演。
最近ではジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche)さんと共に
是枝裕和(Hirokazu Kore-eda)監督の『真実(The Truth)』に出演した。
現在は映画『De son vivant(彼女/彼の生涯で、の意)』の撮影中だった。

フランスのニュース専門放送局BFMTVはこれまで、ドヌーブさんに近い情報筋の話として、
ドヌーブさんは「多くのことをやりすぎて極度の疲労」に悩んでいたと伝えている。