0023無名画座@リバイバル上映中
2008/06/13(金) 18:59:07ID:W9HY/imC『硫黄島からの手紙』の2作品に黒人兵士が出てこない、と語ったことに対し、
イーストウッド監督が「黙ってろ」と反撃した件で、リー監督がさらに応戦している。
イーストウッド監督は、ガーディアン紙のインタビューで「旗を立てたのは黒人じゃない。
歴史に忠実に描いたまでだ。黙っててほしいね」とコメント。さらに新作『ザ・ヒューマン・
ファクター』(原題)では「マンデラ大統領役を白人にやってもらうつもりもないよ」と、
辛らつなジョークで対応した。大御所のこの反応に、リー監督は「黙って」いられ
なかったよう。
ABCニュースのウェブサイトによると、リー監督は「彼は偉大な監督だ。彼は彼の
映画を作るし、僕は僕の映画を作る。でも、黙れっていうコメントは、ただの怒った
老人に見えるね」とコメント。「旗を立てた兵士の一人を黒人にしたてろ、と言ってる
わけじゃない。ただ、黒人だって硫黄島で大事な役目を果たしたと言っただけだ。
彼は、僕が歴史を書き換えたいと思っているのかもしれないけど、僕が言いたいのは、
あの2作品にはひとりも黒人が出てこないってことだけだ」と語っている。アトランタと
ニューヨークの大学で学位をとったリー監督は、「でっちあげなんかじゃない。
僕は歴史の学生だったんだ。第二次世界大戦に従事した100万人の黒人の男女を
描かないできたハリウッドの歴史だって知ってる。硫黄島を描いた映画はどれも、
黒人は出てこない。これまで、侮辱され否定されているような気持ちがしてきたよ。
でもどうしようもないんだ。アメリカでは今もまだ、人種差別的な力が底を流れて
いるんだからね」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000009-flix-movi