>>245
そっちのグエンドリンは1911年シンガポール(植民地)生まれのジョン・ウィリーと言うイギリス人が
第二次世界大戦後、アメリカに渡り創刊した雑誌『bizarre』に連載してたウィリー本人作のマンガだね
売れなくて4年も休刊したり、その間別の雑誌に同じキャラが登場するBDSMマンガを描いたり挿絵イラストも描いたりしてた
グエンドリンシリーズで最後まで完結したエピソードは1958年出版の描き下ろし「Sweet Gwendoline and the Race for the Golden Cup」のみで
これはウィリーが『bizarre』の権利を知人に売却し、ようやく身軽になった時の作品との事

『ゴールドパピヨン』の方の「グエンドリン」は確かフランスのマンガで、描かれたのは1960年代以降だった気がする
詳しく調べた訳じゃないから単なる邪推だけど、アメリカの地下出版マンガだった『Sweet Gwerdoline』シリーズがフランスでも評判になったかなんかで
誰かフランス人マンガ家が(本家よりもうちょい一般向けの)フランス版「グエンドリン」を描いてみた、と言う経緯なんではないかと思ってるよ

読んだ事はないけどタイトルは「グエンドリンの冒険」みたいな感じだったから
ストーリーもおそらく映画に似てると思う