原作の蝶衣は、京劇役者として政府から認められて、結婚もして平穏な
余生を過ごしたらしい。そして、小樓との再開公演の時、「もしもこの
場で喉を掻ききって大王様(小樓)に殉じることができたなら・・・」と
夢想するものの、結局死ぬことはなかった。