>>317 つづき

≪発掘現場≫
直径10mの巨大な破岩機がゆっくり回転しながら岩塩を呑み込んでいく
柵越しにそれを見るボンドとブロフェルド
ブロフェルド「面白いでしょう。もっと中を覗き込んでみてください」
柵に乗り出して中を確認するボンド
背後で鉄斧を振り上げるブロフェルド。斧が電球に当たって砕ける。
電流が放電して感電するブロフェルド。すばやく振り返るボンド。
かまわず斧を振り下ろすブロフェルド。ボンドがかわし、斧の柄が柵に当たる。
ボンドがブロフェルドの足を持ち中へ投げ込む
斧の首が柵にひっかかたまま一回転する。斧に辛うじて掴まるブロフェルド。
ボンド「ショッキングだなブロフェルド。」
ブロフェルド「何故分かった」必死で尋ねる
ボンド「君の友達の毛が付いていたんだよ」

突然大きな鳴き声をあげなからボンドがに襲いかかるペルシャ猫。
とっさに猫を蹴り上げるボンド。ブロフェルドに飛び乗る猫
驚いたブロフェルドは、思わず斧から手を放してしまう
ボンド「つかまれ!」手をさし伸ばし懸命に引き上げる。
ボンド「もう大丈夫だ」優しく猫を撫でるボンド         つづく