>>42
一般映画を含めて一杯あるさ。
SF娯楽路線に限定しても、「ブレードランナー」と「ヒドゥン」など、「感動」が
売り物ではないが嫌味のない感動を誘う映画はいくらでもある。
UFO映像だけが見所でストーリーの破綻したCETKやいかにもお子様受けを
狙ったETなんぞに感動してるひまは無かったね。
SF地味路線なら「まごころを君に」とか「サイレントランニング」なんてあたりも
捨てがたい味わいがあるし、非SFではあるがスピルバーグ自身にも
「続激突・カージャック」なんて傑作がある。邦題は酷いもんだがw

要はスピルバーグの本領は「愛と感動路線」や「SF」とは異質なところにあると
思うんだよ。
激突、ジョーズ、そしてプライベート・ライアンや宇宙戦争などのさりげない
鬼畜描写を交えた戦う人間達のドラマを描くことにかけては抜群の才能を
持っていると思うんだが・・・
その道を踏み外すきっかけになったのがCETKであり、ETであったと俺は
考えてる。