【ジンネマン】ジャッカルの日【フォーサイス】II
監督 フレッド・ジンネマン (「わが命つきるとも」「ジュリア」) 製作 ジョン・ウルフ 原作 フレデリック・フォーサイス (「オデッサ・ファイル」「戦争の犬たち」) 脚本 ケネス・ロス (「ブラザー・サン シスター・ムーン」「ブラック・サンデー」) 撮影 ジャン・トゥルニエ (「大列車作戦」「天才悪魔フー・マンチュー」) 編集 ラルフ・ケンプレン (「アフリカの女王」「チップス先生さようなら」) 音楽 ジョルジュ・ドルリュー (「突然炎のごとく」「プラトーン」) ジャッカル エドワード・フォックス (「デュエリスト/決闘者」「ガンジー」) ルベル警視 ミシェル・ロンズデール (「エレンディラ」「薔薇の名前」) ゴッチ(銃工) シリル・キューザック (「死刑台のメロディ」「マイ・レフトフット」) ドニーズ オルガ・ジョルジュ=ビコ (「いつも2人で」「さよならエマニエル夫人」) マダム・モンペリエ デルフィーヌ・セイリグ (「夜霧の恋人たち」「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」) 大臣 アラン・バデル (「ナバロンの嵐」「ニジンスキー」) トーマス部長 トニー・ブリットン (「二人だけの白い雪」「夜をみつめて」) ロダン大佐 エリック・ポーター (「女が愛情に渇くとき」「アントニーとクレオパトラ」) あれがないとアメリカ人留学生・・・いや、ノルウェーの牧師の特徴がないからな やっぱりジャッカルの取材で関わった情報ソースは墓に持っていくんだろうな。 ネ申様キタ━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚)人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!! >>291 うちだけじゃなかったw ゴッチおじさんのところで止まる >>289 乙です。 主役の声優はぴったりだね。 ジャッカルをペンションに迎える時のセリフがオリジナルと全然違ったけど。 ゴッチが謝礼の千ポンドとさらに材料代を言い出すところで画面が乱れて ウォレンスキーの拷問シーンに飛んでしまった。拉致のところはカットされたのかな。 VLC Media Playerで見たんだけど。 >>293 俺はGOM Playerだけど同じような症状だったよ。 用心棒の拉致のシーンとかは見れたけど。 ちなみにWMP11やMPCだとシークバーをいじると動かなくなる。 ところで、俺には主役の声優は合ってないような印象だった。 それ以上に悪かったのは刑事役(ハナ肇)、合っていないし棒読みだし、もう最悪。 TV用だとしても急遽声優を変更すべきレベルじゃないかな。 289さんのおかげで久しぶりに見て、ふと疑問に思ったこと。 最後若い警官と話をするや否やそれがジャッカルだと分かった刑事さん。 あの若い警官はどう言ったんだろう? 刑事「なにか変わったことはなかったか?」 警官「家に帰るじいさんがひとり通りましたよ」 これだったら普通だし、特におかしいとも思えないけど。 そうだった。 拷問シーンの後別室でテープを再生しているシーンでまた画面が乱れて終わった。 刑事が出るとこ全くなしで終わったw >>296 ジャッカルが封鎖線を通るとき警官は住んでいるというアパートと たぶん部屋番号まで知ったので それを聞いて「狙撃にぴったりだ」と刑事に判ったんだろう。 小説をかなり前によんで黒澤明が薦めていたので今日はじめてみた俺がきましたよっと! 小説も神だったけど映画もラストまでハラハラしたw >>296 それ小説だとはっきりとやり取りがあった記憶がある。 原作だと 「封鎖線を通過」(当然、封鎖線内は、大統領に対して狙撃射点がとれるアパートがあるから出入り禁止)した 酷熱の中「軍用外套を着て汗まみれ」の「傷病軍人の通過」に異常を感じて 「傷病軍人だというならどこが悪いのだ?」 「片足です。松葉づえをついて、ほらアルミ製の(筒状)」というところで ルべル警視が、もうもの云わず駈け出しているね。 狙撃ライフルを隠し持つ可能性を瞬時にはじきだしたんじゃないかな。 小説は持っていないので よくわからないが、 映画では、警官とルベル警視の言葉でのやりとりが定かでないが ルベル警視がすぐ駆け出すところにルベルの頭の回転の良さが強調されてるね。 しかし、ジャッカルを退治したあとの場面で イギリスでは、チャールズ・カルスロップの家に張っていて関係のない家主が帰ってきて そういうところにフランスとイギリスの間での連絡の時間差があるとはいえ どこかイギリスの間抜けさを感じるのだが・・・ ブルース・ウィリスの「ジャッカル」って、ごく最近見たのだが リチャード・ギアが囚人の役で出てきて、少なくともジャッカルを知っているとなると、 ジャッカルの孤独感が出てこないな。 それに、頭の中でどこか 「ザ・ロック」と混同してしまうところあるんだが。 「ジャッカルの日」でのサウナに逃げ込むシーンは、苦し紛れかと思ってたが 子供の時見た時は まさか そっち系を利用しようとした(笑)とは考えもしないな。 それに、モンペリエ夫人とのシーンもあるし。そっち系ではないな(笑) 銃のみならず服装やアクセサリ、偽造書類や車に至るまで ジャッカルのアイテム準備は全て克明に追ってるんだが 「銃を松葉杖に仕込む」という一点のみは、 もーほー殺害以降、消えたジャッカルが再び現れる 街頭のシーンまで観客に明かさないんだよね。 初見時、なるほど!などと映画館でひとり唸った記憶がある。 あの巧妙に仕込まれたライフルが ブルース・ウィリス版ジャッカルだとリモコンの機関銃か何かでしたね すんごい馬鹿デカイの そりゃねえよとオモタわ・・・・('A`) 事実は小説よりも奇なりとはよく言うけど、 そう思って見てるとこの話の7割くらいが実話に思えてくる・・・ your papers danish? please? denmark? yes what is your business here? I'm a schoolteacher on holiday. 今日、何気なく古本屋に行くと… 「F・フォーサイス ジャッカルの日」 この550ページ近くもある分厚い文庫本が、スレで言う「原作」ってこと? もうここで逃すと手に入らないような気がしたし、105円と安かったので、即、購入! 「ジャッカルの日」は、「木曜映画劇場」を録画した野沢ジャッカルの吹き替え版(手作業でCMカット済)と 市販DVD(字幕)は手元にあって、何度も見たが この文庫本を読み終えたら、晴れてここの住人になれるような気がする がんばって読むぞ〜 >>311 そう、それが原作。角川だっけ? 映画と原作に大きな違いはないけど面白いと思うよ。 伯爵夫人は映画のほうが魅力的だけど。 あの人を殺しちゃうところにジャッカルのプロらしい冷徹さがあらわれてる。 原作も映画も面白い作品って サスペンス物では意外に少ないよね。 観てから読むか、読んでから観るか。 角川メディアミックス戦略関連で探してみるべし 読み始めたが最後、毎晩睡眠不足だった頃を思い出すなぁ。 おれは一気呵成で一晩で読んだ記憶があるよ。 先日、このスレのために買いなおしたけど、 読み始めたら夢中で最後までやめられなかったな。 映画はテンポをよくするため、Eフォックスが通常人の1.5倍の速度で きびきび動くのがいとおかし 映画のフォックス役は背の低さが気になる。 コワルスキー役は小説のイメージと違う。もっとゴツイ体躯が良い。 ロダン、モンクレア、カッソンのOAS幹部3人は小説のイメージ通り。 ルベル警視役は背が高すぎ。もっとダサいイメージ。 マダム・モンペリエはピッタリ。 unfortunately why unfortunately フォックスの身長は彼自身のイメージにもそぐわないからな 見た目も喋りも英国紳士風なのに、あの小ささだけはどうにも馴染まない 出演者で、オルガ・ピコ、デルフィーヌ・セイリグは故人。 オルガ 自殺 デルフィーヌ ガン死 エドワード・フォックスは存命。 >>320 ジャッカルはテレビドラマの名探偵ポワロに執事役で出てたな〜 映画スターが落ちぶれた感じがした。存在感はあったけどね 想像出来ない。 執事兼ボディガードとかじゃなくて? 007のオッドジョブみたいに。 >>322 それが無表情の老いた顔が、執事役にハマってたw 名探偵ポワロ「ホロー荘の殺人」。ニコ動でも見れるよ 吹き替え版のセリフでは何が好き? 木曜映画劇場版だと、ジャッカルが銃を車の下に隠して入国するとき 税関から「ダガンさん?」と呼ばれて ジャッカルの「うぁい」(文字表記するとこんな感じ)という返事が何故かツボってるw >>328 俺のジャッカルがああ・・・・・・・・ >>323 やはりフォックスは「ジャッカルの日」 がすべてなんだよ。 チョイ役で出て欲しくない。 リドリー・スコットのデュエリスト(1977)でもすでに ハーベイ・カイテルの同僚役で 晩年、歳老いて落魄した軽騎兵士官役で出ているよ、Eフォックス いや、それなりにシブくなってイイ味出てると思うけど・・ 現在72歳。禿げてないのが唯一の救い。 ジャッカル撮影時33歳くらいだから40年経った。 あの頃は綺麗な顔してたなあ。 >>333 原書はもっといいぜ ・・・・・・・・・・・読んでないけど。 >>335 原書読んだが翻訳の方が断然良い。 フォーサイスの英語はクセがある。 >>289 どうしても全編見たいので再うpしていただけ無いでしょうかorz イタリアではイタリア語、フランスではフランス語にして欲しいよね ブルース・ウィリスのジャッカルで、何のためにあんな対物用重機関銃を 使ったのかわからん。装甲リムジンごとハチの巣にするならまだしも、 生身の人間狙うには過剰性能が過ぎて、携帯性がむっちゃ悪いし 弾も手に入れにくいとか突っ込みどころが多すぎる。 ジャッカルの日のあの分解式ライフルには、目的遂行のために極限まで贅肉を そぎ落とした点に機能美すら感じたが、あの重機関銃は醜悪に思える。 後、マフィアの人間を拉致拷問する役と、ジャッカルに捜査側の情報を漏らす 裏切り者の役という汚れ役を、両方ともロシア人に押し付けたのも気に入らん。 古いジャッカルは自分で狙って撃ったあと逃げなきゃいけないから ああいう銃を使う必要があった。 仮に加工前の小口径の競技用ライフルを長いままで、 あるいは軍用の7.62mmのライフルを銃身詰めずに使っていれば、 高初速だからドゴールが接吻のために頭を下げきる間もなく粉砕できたかもしれない。 俺は見てないけど、ウィリスの銃はどこかに設置して 遠隔操作で発射するんだから、確実な仕事のために 高威力の銃を使うことができたんだろ。 ところでウィリスジャッカルも失敗したの? あんな間抜けなテロリストは失敗して蜂の巣にされるのが相応>ウィリス・ジャッカル プロの政治的暗殺屋が1発、せいぜい2発で仕事を片付ける所 ウィリスはMGで徹鋼弾何百発もばらまいてってところが、 ジャッカルの名前をかたるのもおこがましい フォーサイス先生がリメイク版についてどう思ってるのか知りたい。 あまりにもくだらないから拒否ったでしょ だから『ジャッカル』 なんとかヒックスの列車強盗(1964)とか ジャッカルとか、 犯罪者も職人芸の時代だからな。 SMGで5.56mm弾をばらまき面制圧するより 心を込めてガーランドやエンフィールド銃で一発一発(以下自重 1970年当時・・・・ 1ドル360円 大卒初任給 4万円 half million 50万ドル=1億8000万円 大卒初任給の375年分に相当。 現在価値は大卒初任給20万として9億円に相当する。 ジャッカルはドゴール暗殺を成功させ、無事逃げ切って欲しかった!! うん。スイスの銀行ってナチス幹部の隠し財産もガメてるよね。 金王朝が倒れても、逃亡に失敗した金正日や側近の分は総取りだよ。 ところでゴルゴ13っていつ終わるの?もう終わった? >ゴルゴ ラオスの芥子とか、ベトナム戦争時代、デビューしていたからな。 下手するとテト攻勢(1968)以前からデビュー、 芹沢家殺人事件や河豚計画など、戦前の血筋だとすると1940年生まれ。 来年には古稀じゃないか・・・w ・・・今調べたが、ビッグコミックスピリッツの連載開始が1968年11月。 ジャッカル(1970)の影響はなしか・・・ 銃で狙うから失敗するんだよ。 ロケット砲使えば簡単に殺せた。 1km離れた場所から遠隔操作でロケット弾20発ほど発射。 ジャッカルに50万ドルも払う必要もなかった。 ライフルで暗殺するなんて発想が貧しい。 >353 まあ、そりゃそうなんだが携帯ロケット砲(RPG)を使用した IRAの要人襲撃なんて手法は60年代末からだからな。 それと1km離れた地点からのロケット弾20発じゃ、 的以外の大勢の死傷者をだすだけで非現実的だろ 2日ぐらい前から狙撃ポイントで待機とか無理なんかな・・・ 自爆テロとか、そこまでいかんでも実行者が無事逃げおおせることを 一切前提としない鉄砲玉を準備できれば暗殺は成功したろうな。 でも反体制テロ組織といっても所詮文明国おフランスのOASではそうもいかなかったんだな。 ジハードではなく、軍人上がりの軍事作戦だからな。 OASのあれは。 貴重な同志がそのまま政権奪取後のスタッフになるから なかなか俺が死にます、お前が死んできてくれといえないんだろうんば 「ジャッカルの日」におけるプチ・クラマールでの襲撃時、大統領専用車への 銃撃で殺し損ねた直後に、大統領専用車の前にOASの車が前に立ちはだかって 通せんぼしようとしたけど避けられているシーンがあった。 あのシーンで、OASの暗殺者がドゴールと刺し違えるくらいの気持ちで 大統領専用車の進路に対しいて直角に体当たりしてれば、ドゴールを 事故死させるか、動けなくなったところでハチの巣にすることも 不可能ではなかったと思う。 明らかに映画では遮断するべき車のドライバーはチャンスを逃がしてるけどさ。 相手と同じサイズの車一台では所詮無理だったんじゃない? 大型トラックでもつかわにゃ。 あんな石畳にどうやって仕掛けろと? バレバレじゃん 70年代以降の無差別テロと 小粋な職人芸である泥棒や 一般人に犠牲を出さない殺し屋や 「おれたちはテロリストじゃない、軍人だ」と都市部で特殊作戦でなく特攻作戦を行なう軍人とか 50年代60年代はべつものです・・・! 「第四の核」で空港のトイレでラジオの受け渡しを目撃して殺された若い男は何者なの? 映画では一切説明ないんだよね トイレで網を張っていたゲイでしょw いや冗談でなく >>365 そうなのかw ジャッカルでもサウナで出会ったそっち系の男が殺されてたな >346 確か、オープニングロールでは 「映画『ジャッカルの日』の脚本に基づいて製作」とかなってて 「原作:フレデリック・フォーサイス」とは出てなかった記憶がある ついでに言うと、あっちのほうの出来には フレッド・ジンネマンもクレーム付けたらしい 結局ジャッカルって名前が使いたかっただけなんだろうな。 人の褌で相撲取ろうなんてせこいこと考えると必ずこうなる。 普通の思考力があれば必ずアイディア練ってる段階でボツだよな。 それをやり切ってしまうなんてアホすぎる。 フォックスはコツコツ努力してんのに、ハゲは割とトントン拍子に進めるからつまらん >>20 密猟って鳥だよね。 鹿や猪を殺して持ち帰るんだったら銃を小さくして隠す意味がないからな。 >>359 原作だと襲撃時の暗殺者たちの心理等々、ちゃんとその辺を描写してるよ。 from 原作 > 高速で接近する目標を前にして、一つの選択を迫られた。目標に車をぶつけて大統領と心中 > するか、それとも一瞬おそくクラッチを入れて目標に接近するか。彼は後者の方法を選んだ。 ちなみに大統領車はパンクさせられたけど運転手の技量がこのピンチを救った旨も書いてる。 原作のいいところは話の面白さもさることながら、こういう細かい所をちゃんと描いてる点にある。 ただ映画にすると一瞬だからああいう演出で良いと思うし、実際の事件がそういう展開なんだから 仕方ないとこだね。 んで、そこで失敗するからジャッカルの出番となるわけで。 原作のジャッカル曰く… 「プチ・クラマールでも。自分の命を犠牲にしてでも襲撃を成功させようと決意している人間が いなかったから、失敗したのです」 「プロは一時の熱狂では行動しない。だから冷静でありうるし、基本的なエラーを犯す危険も、より 少ないと言えるでしょう」 まぁジャッカルの言う通り”基本的なエラーを犯す危険”は少なかったはずだったんだけど… プロならリスク回避は絶対的な課題だから、 計画がばれた時点で撤退するはずだよな。 でもそれじゃあ映画にならないか。 >>374 確かにジャッカルが撤退じゃ話にならんけど、ここで轟然と暗殺に突き進むから 話が面白くなるわけで。 「大佐の推理は、カルスロップが作戦放棄を決意したという前提にたっていますが、この前提は あくまでも仮説です。もしも逆に、作戦を放棄していなかったら、もしもロダンの伝言が彼に届いて ないか、届いたがそれを無視して計画を推し進める決意をしているとすれば、どうなります?」 しかしルベルは何だかんだ言って、地道にジャッカルを追い詰めてるんだよなぁ。 原作だとジャッカルも内心でルベルを罵ってたりしてたくらいだし。 おれも内相会議でいびられたり、 内相にプロとしてなにげに黙って任せろと放言、本人は気づかなかったが失敗すればかなり人生的にヤバイ冷たい一瞥をもらったり 最後になって「エークセレント」と賞賛されたり、 ルベルは偉いと思った。 ビジュアル的に、鳩の糞だらけのズボンで、あの柔らかな物腰はぴったりだったな。 でもイギリス外務省のバリー某のまぐれヒントがなければ、 そしてドゴール暗殺者の非公式捜査協力の話が首相の耳に入らなければ 決して人手不足のイギリス警察のトーマスはダガンの件をつかめなかったろうし、 そうであればルベルもお手上げだった訳で ジャッカルは全く網に引っかかることなく仕事を終えたわけだ。 出国出来たかどうかはともかくとして。 ルベルが思い当る国の捜査関係者トップに問い合わせをするという決断をしたから こその発見でもあるからねぇ。結構そういう地道な調査から着手ってのが刑事の発想 なんだろうし、まさに適役だったって事で。まぁこんな暗殺を請け負うような凄腕の暗殺者 ならどっかに噂の一つくらいは転がってそうだよ。 で、映画ではジャッカルがドミニカの独裁者トルヒヨ暗殺に絡む話に唐突に出てくるけど、 原作ではもうワンクッション置いてて、キム・フィルビーの事件(←MI6にソ連のスパイが 居て、それがばれる直前にソ連に亡命した事件)の混乱で戻ってきた奴がいて、そいつが 聞いた噂が…となってる。フォーサイスは実在の話を上手い事この話に絡めてると思ったよ。 で、ルベルで一番気にいってるシーンは電話盗聴のテープを会議で披露した後 大臣「あの録音はよくできたね」 ルベル「皆さんを盗聴しました」 会議の全員硬直… そういえば第4の核(原作版)でも労働党左派による合法的政権奪取計画をフィルビーが提案してたね。 映画第4の核では、割と早めに「秘密を知る者は死を」と、立案者自身があわれにもKGBに殺されたけど >>377 首相が介入するまでは、マリンソンから人手不足だから あしたまでに終わらせてしまえって言われてたぐらいだしな。 いったいどっから首相の耳に入ったんだろう。外務省諜報部経由かな。 >>380 マリンソン→特別局のディクソン副総監→トーマス警視 ※ここでトーマスの部下が「外国専門で国内で仕事してないんじゃないか?」と問題提起。 ということで外国の情報を持つ知り合いから話を聞く事にした。 トーマス警視→秘密情報部(SIS=MI6)ロイド→外務省フランス局の局長ジャスパー卿 ※ジャスパー卿は(過去の経緯で)ドゴールを嫌悪していた上、ロイドが関係者の自分に 相談もしなかった事に不快感を持った。ただSIS=MI6トップに直接文句を言うと角が 立つので放置しようとしたが、クラブでの昼食に招待した客にこの手の話をぶちまける。 …で、その客が実は首相周辺の人物で、その結果トーマスがダウニング10番街に呼ばれた、 と原作ではなってる。ただ映画にすると冗長なので、切って正解だと思う。というかこの映画は 原作の”映像化すると冗長”な部分を的確に切ってると感じる。だから原作と映画はどっちも 見ても面白い。 官僚社会の欠点(決定の遅延、縦割り行政)を、パブリックスクールやカレッジの縁故で解決するから イギリスの官僚社会は優秀と自画自賛。 ビアフラ物語で祖国を糾弾したフォーサイスの愛国主義は、その後とどまる所を知らないな。 >>378 英語のセリフでは、大臣は帰る前に立ち止まって 「ところで誰を盗聴すべきかどうして判ったんだ」と聞いたんだ。 でルベルは「わからないから全員を盗聴しますた」 There is one thing. How did you know|whose telephone to tap? I didn't, so I tapped all of them. 申し訳なさそうに言う、とか、「非常時ですから」etc居丈高に言うとかでなく (2ちゃん風に言ったら)「全員盗聴してましたが何か?」的な感じで サラッと言ってのけるところが実にイイですよね。 ざわつく閣僚を尻目に「忙しいのでこれで」・・・これも。 ルベルの娘が田舎臭くて垢抜けないブサイクとかいう描写が妙に印象に残ってるw read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる