「救命艇」、日本では劇場公開はされなかったみたいだけど、見応えのある異色作品ですね。
根底には反ナチ思想があり、窮極状況での複雑な人間模様、あのドイツ人兵士は一体?といった
展開で最後まで飽きる事は無かった。
ラストのオチがまたヒチコックらしい演出でさすがと思った。
あと、この作品で唯一笑えるのがヒッチの登場シーン。極めてユニークとは聞いていたがあれなら直ぐ分かる。
どこで出てたんだと後で捜す必要も無い。
異色作だが面白かった。