>>20 いーやまだ終わらんよ!

主人公は自分に感動していた。
「俺はしがないセールスマンだったはず・・・。なのにこれだけ自分の足で走れるだなんて」 今日も山を越え、川を渡り、谷を飛び越え荒野を走る。
一方、元トラックドライバー(笑)も、顔なんかまるわかりなのに正体は謎のまま、追跡をやめない。

しかしとうとう主人公は空腹の為倒れ、意識を失ってしまう。その主人公に迫る元ドライバー!!危うし!!!


・・・主人公は毛布を掛けられている自分に気づく。一体誰がこれを?目の前にはランチボックスが置いてある。手紙が添えられてある。
「コレヲクエ!」

いぶかりつつ食事をして元気を取り戻した主人公。再び荒野を走り出す。
そして、その姿を物影から見守っていた元ドライバーも追跡を再開するのであった。