【リデル】炎のランナー【エイブラハムズ】
ヴァンゲリスの「音楽」だけが有名なこの作品。
はたして、みんな作品観たことあるのか?
監督 ヒュー・ハドソン
製作 デヴィッド・パットナム
音楽 ヴァンゲリス
出演 ベン・クロス
イアン・チャールソン
イアン・ホルム
1981年アカデミー賞
作品賞、脚本賞、作曲賞、衣裳デザイン賞、受賞 昔の話だから。
史実に反して黒人が登場したら、おかしいでしょ。 >>162-163
エンディングで確認してわかって終わるってところかな。 >>164
アメリカの代表選手にニグロがいるじゃん
練習シーンだけチラッと出てくる 中番でエリックがリデルに負けるレース。
何度もスローモーションで繰り返されるシーンで、
脇にニヤけて走ってるランナーが居るのが、
とても気になる。
>>164
ユダヤネタの映画って映画の中で黒人出す配慮するようになって以降の作品でも
あまり黒人出てこないよ。 録画して観たけどつまんなかった
とくに走ってるシーン、まわりの奴が力抜いているのがバレバレで萎える
ヴァンゲリスありきの映画 >>30
何のこっちゃらわかんなかったけど、全英オープンゴルフをやるコースの
すぐ隣があの砂浜なのかー 以前は、全英オープンのTV中継のテーマ曲が
ヴァンゲリスの曲だったらしいし。
炎のランナーナツカシス
リンゼイ卿の中の人が昔好きだった >>180
ナイジェル・ヘイバースだったっけ?
最近の写真をどこかで見たけど禿げても太ってもいなくてホッとした。
さすがに老けてはいたけどw 昨日はじめて見ました。
えらく渋い映画ですね。
スローモーションが多すぎたのと、宗教色が強すぎたのが難色かな。
あと安息日の予選辞退はちょっとぴんと来なかった。
そういう意味でいまひとつでした。
でも、音楽は有名すぎるあの曲。映像もきれいで、総合としてはなかなかよかったです。 映画の最初と最後に同じシーン、砂浜を走るシーンがあるけど、
あれって、テイクが違うんだね。
先頭を走る人がひとりなのか二人なのかの違いと、
走り行く犬が奥の人の右側を通り抜けるか左側を通り抜けるかの違い。
でも、なんでわざわざ別テイクを採用したんだろう? パドックの金髪可愛いね
リデルが優勝したあとの彼の苦やしがってる場面
ほんの数秒なんだけれど、それだけでこの映画に惚れ込んだ
>>184
この映画に対して、ホモっぽい発言は危険だ。
高校生のとき、うちの学校にいたイギリス人講師が
この映画のコレッジ・ダッシュのシーンにエキストラとして出たのだと言っていたが
どこにも映っていない、本人は一瞬だけ映っていると言い張っていたのだが 今BSでやってるBBC製作のナチスの戦犯を裁くニュルンベルグ裁判の
再現ドラマでベン・クロスが出てる
時の流れというものか、老けたねぇ エクソシスト ビギニング
にも出てたそうだね>ベン・クロス 旅客機が操縦不能になって、奮闘するステュワーデスを無線で誘導指示する映画で
ラストに登場したパイロットがベン・クロスだった。
炎のランナーではちーっともカッコよく見えなかったけど、パイロット役の
ベン・クロスはカッコよかったなあ。
炎のランナーはトラッドファッション業界のバイブルです >>191
上映当時高校生だった私は、大学に入ったら、絶対あのファッションを真似しよう!
と、思っておりました。当時は十分通用しましたが、今はどうでしょう? 今風に着崩せば今でも女の子受けよいはず。
スタイルカウンシル時代のポールウェラー兄貴みたいに
着こなせば文句なしでしょう。 何度もみているが最近発見したこと・・
オリンピックでフランス代表が着てたユニが「ル・コック」だった。
>>194
それってもしやニワトリマークが見えたから le coq sportif 社製だって意味か?
そういう意味だとしたら、かなり微妙じゃないの。
http://www.lecoqsportif-jp.com/history/index.html によると
>やがてカミュゼ社のウェアはクオリティの高さで徐々にファンを
>増やし、1948年にクオリティの証として「鶏」のマークを付けました。
となってるよ、つまりle coq sportif 社のロゴマークとして付いてたのでは
なさそうだということ。歴史の古い会社みたいだから、本当にフランスの
選手団に衣服を提供してた可能性はあるけど・・・
そもそもニワトリってフランスのシンボルなので、ラグビーでもサッカーでも
ジャージの胸にニワトリがついてるよね、スポーツ好きでよく見てる人なら
ごく普通に「ああフランスの国章みたいなもんだ」と思ってるよね。
そうじゃなくてどこかに le coq sportif て表示が出てたのなら、ちょっと
興味ある話だから詳しく教えてほしい。 19才のガールフレンドがこの映画観てぼろぼろ涙を流しました
「エイブラムズって何て哀しい人なんですか?」と
どこか私に似ているそうです >>196
エイブラムズがおまえと似てる?
寝言は寝て言えキモオタグロメンw 19歳女子でこの映画で泣けるなんて
なかなかいい感性してるね、と言いたいところだが
微妙にキモス 微妙じゃなくてはっきりとキモイ。
196の文章もなんか古臭くって変だし
お似合いのカップルだと思うよ。 >>205
ここにもちょっと書かれてるけど、
当時のケンブリッジの中庭レースをクリアしたのは、実際は、
ハロルドじゃなくてリンジー(実名バーグレイ)なんだよなぁ。
だからバーグレイは、事実と異なるストーリーが気に入らなくて、
実名使用を許可しなかったという事らしい。
さすが本物の貴族だ。家名が汚れちゃうもんね。
そりゃ、気にいらないだろうね、自分が勝ったのに負けたことになってるんだから。
ハロルドが勝って「残念」って言う学長のセリフがせめてもの慰め。 Bring me my Chariot of Fire〜♪
この「エルサレム」っていう曲は作ってないけど、ヴァンゲリスの音楽が全て。
というか一緒に見た人がすごくつまらなそうだったので、集中できずに終わる。
ヴァンゲリスはジョンアンダーソンと組んで作った「フレンズオブミスターカイロ」
という曲が一番好き、なんか不健康で。 100m決勝のゴールシーン
あのころは、ゴール前は、最後はジャンプすると速いみたいな考え方があって、
パドックも、ジャンプしたんだが、
エイブラハムズが前傾姿勢でフィニッシュして勝ったので、
「ジャンプすると実は遅い」ということが分かった。
そのあたりの考証も細かいと思うね。 再現ドラマもある第二次大戦ドイツ側のドキュメンタリーで、法定で裁かれてる
元ナチスの高官をどっかで見たことのある顔だなぁとぼーっと見てたら
ベン・クロスだった。
この映画が大好きだったこともあって20年前はカッコイイと思ってたけどうーん・・・
まぁ年齢相当だね。当たり前だけど エリック・リデルがアゴを上げて走るフォームも史実のとおりだそうだ >>211
アルティメットエディションの特典映像は見ごたえがあるよ。
みんな綺麗に年齢を重ねてる。
中でもオーブリー役の人は、今の方が渋くて素敵だった。
リンゼイ役のN・ヘイバーズは、鼻がデカいですね。あれ視界を遮るんじゃないかな? リデルの世話焼いてるのって姉?妹?
最初に見たのが吹替えで「姉さん」って言ってたからどうもそれが抜けないんだけど
字幕で見ると「兄さん」になってるんだよね。
リデルを自分の思い通りにしたがるこの姉だか妹だかが鬱陶しくてイヤw >>214
妹。
翻訳した額田やえ子女史が勘違いして姉と翻訳してしまった為らしい
おかげで結吹き替え版が印象に残っててそれを目当てに買った
アルティメットエディションの吹き替え音声は該当部分がブツブツ切れて
鬱陶しい事この上ない >>215
パンフも「妹」になってたのでまちがいないだろうと思ってたけど、あんなに
堂々とまちがうのもちょっと?だったもんで思わず書いてしまいました。
今過疎ってるし全然回答期待してなかったので嬉しいです。ありがとう。 姉ならともかく、
妹なんかにごちゃごちゃ言われて、主人公かわいそ。
家族で食事してる最中にムクれて席立ったり、礼拝に遅れたからって
怒って口きかなかったり、でも最終的には観客席でオリンピック見てるし
もう、あの妹は我慢がならない。あの映画に女はいらない。 北島が200mで100mに続き、金メダルを取ったときの表情、どこかで見たことがあるな、と思った。
ハロルドが金メダルを取った後の表情だ、と思い出した。
他の選手が、うかない表情のハロルドを、理解できないような顔をして見ていたのを思い出す。
それはもう、ハロルドや北島本人にしかわからない世界なのだろう。 オーブリーがハロルドを祝宴に誘うのに、一人で控え室出て行くんだよね。
「勝ったのにどうしてあんな浮かない顔で・・・」みたいなオーブリーを
リンゼー卿が諭すシーン、あそこ名場面だな。 「ママでも金。」なんてほざいてた、あのブサイクで厚かましいバカ女に見せてやりたい映画です。 >>220
そう、名場面だらけのこの映画の中でも最も印象に残る場面の1つです。
レスありがとう。
>>221
同意します。 >>218
あとシビルくらいだもんね、この映画に出てくる女
あ、あとパドックを応援してたヤンキー嬢とかw
シビル役のひと、あの中国と日本が混じったようなオペラ(!)の鬘と化粧が
全く似合ってなくて、なんであれに一目惚れするかなぁハロルド?と疑問に思ったけど。
シビル役のひとは確かに美人だわな。実際ハロルドと結婚したひとも綺麗 >>223
シビル役のアリス・クリージャはとても素敵に年をとった感じだ。
DVDの特典映像で2004年頃の彼女のインタビューを見て思った。
>>221
あの勘違い女もやっとこれで引退してくれるでしょうか?
フランスの教会でドレスの裾を地引網状態で引きずってた姿は
まさに日本の恥さらしでしたな。 エリック・リデルとジェニーの兄妹だけが目立ってるけど
3人兄弟だよな?父親と語りあって「五輪出場かな」と言ったり
賛美歌を歌うシーンにちょこっと出てたり、パリのスタジアムで
ジェニーの隣で涙ぐんでたりしてる人は、クレジットだと苗字が
同じリデルだから一番上の兄さんだと思うんだが・・ そうだね、確かにいたね。
ティム・ロスをもっと背を高くして、髪を黒くした感じの人。
父親と語らってるときに、「この人誰?」って感じにしか思わなくて
でも、スタジアムにもちゃっかりいるし、「ねえ、誰?親戚?」ってくらいで
そうかあ、兄貴だったのかあ。。。 ここで質問していいでしょうか。主人公がユダヤ人ってよく言われますが、
イギリス生まれで国籍もイギリスでしょうに、なぜにユダヤ人って
呼ばれ続けるのでしょうか。イギリス人でいいんじゃないのかなって
いつも思うんだけど。 ユダヤ人はユダヤ教徒なので、キリスト教国家ではどうしても同化できません。
戒律が厳しい宗派だと、一目瞭然の格好をしているので余計に目立ちます。 「エイブラハムズか・・・この名前じゃ、聖歌隊には入れんだろうな」
by受付のおっさん 英国トラッドファッション好きで、この映画勧められて
いま買って見始めたけど、これは素敵な映画だね」「 レンタルじゃなくて、購入したところが貴方も素敵です。 夕べ一気に見たけど、名作だね。
ファッションはさすが、80年代ヤッピーの服飾バイブル映画として名高いだけに
決まりすぎるくらい決まっている。まんまラルフ・ローレンのTV-CMの世界。
むしろおれは物語に感動したよ。負けることを恐れるエイブラハムズってのは
ユダヤ人云々より、普遍的なストーリーだしね。
いい話だと思う。
・・・過去ログで指摘されているとおり、キリスト教社会民主主義者あたりの説教臭さもまあご愛敬。
デビッド・パットナム&エニグマプロダクションはこのあと、ローランド・ジョフィでミッション撮るんだっけ?
>>236
そうです。1986年にミッションです。 ハードルの上にシャンパン置いて練習って、どんだけ貴族なんだよ。 >>238
モデルになった人の練習は、ハードルの上にマッチ箱を置いて、ハードルを倒さずマッチ箱を落とす、というものだったそうな。 人間関係がよく分らないんだが。
ケンブリッジ4人組+エリック・リデル?
え、5人?
OPタイトルで一番最後に映る5人目ってケンブリッジ4人組の一人として
そんな奴、本編のどこに映っていたん? >>242
彼の役名はヘンリー・スタラード
登場シーンは、入学式の晩餐会シーン、クラブの勧誘シーン、カレッジダッシュ
演劇鑑賞、その他、オーブリーやリンゼー卿の隣に必ずと言っていいほど写ってます。
セリフは少ないけどね。クラブ勧誘でハロルドにコーラスやれよと言われ
「お遊戯も仲間はずれにされたくらいさ」って言うのが目立ったセリフ。
顔も二枚目ですが、周囲に溶け込んでしまうので、わかりにくいです。
でもよく見るとリンゼー卿よりノーブルな顔立ちでございます。 何度か見なおしているが・・・・のちにミッションの制作に乗り出すだけあって
なんかずいぶん奇妙な映画だね。
こう敵対心や偏見や自負を原動力に、オリンピックに向けて走り出すのに
オリンピック会場につくと、そこではもはや勝負は問題ではなく
初対面の米人選手が英人選手に、聖書の一句を手渡し、
じつは内面はまったく同一の「仲間」同士の邂逅の場だったり・・・。
皇太子は「オリンピックが個人でなく国家の道具となってはいけない」(未公開シーン)とか
ホモ臭い「調和と友愛と博愛の祭典」となっている。
感じとしては「ライトスタッフ」のラスト、宇宙飛行士たちが天国の祭壇にたどりつき
競争より仲間同士の友愛を選んで、
もはや聖別されて「同胞チャック・イェーガー」の到着を待つ最終解脱みたいな雰囲気だった。
エリック・リデルの信仰の史実(日曜レースの棄権)や、
エイブラハムズのユダヤ人差別史実からはじまった脚本上の蛇足かと思ったけど
ちょっと1930年代ブルームズベリー・グループ(英国の博愛理想主義)っぽい雰囲気の
おかしな映画だったな。 今朝も出掛けにエリックリデルが100m走棄権した「それぞれの日曜日」見たけど
日曜予選で仲間たちが次々と敗北するけど、
それにオーバーボイスでリデルが説教するイザヤ書40章というのは
バビロン捕囚のユダヤ人たちが、たとえ打ちのめされてもいつかはエルサレムにたどり着けるだろうと言う
慰めと励ましの説教なんだね。
40:29 疲れた者に力を与え/勢いを失っている者に大きな力を与えられる。
40:30 若者も倦み、疲れ、勇士もつまずき倒れようが
40:31 主に望みをおく人は新たな力を得/鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
リデルは安息日という信仰を貫き通す事で栄光をつかみ
エイムラハムズは被差別という信仰を棄教することで、むしろ世界と調和と和解をめざす。
ラストのオリンピック競技の意味はこんなところかね?
「美味しんぼ」というマンガが食い物のあれこれに宇宙的な社会的な意味を持たせて屁理屈こねるのと同様
炎のランナーも、こんなの脚本上の小手先だと思うけど、でもまあ素直に良かった。
パットナム作品は、世界の辺境を舞台に、国家よりもむしろ個人に焦点を当て
詩的に描写するから好きだな リデルの走る姿とエイムラハムズの姿が重ねて写されるシーンが、2度ある。
映画の中盤と最後のクライマックスのところ。
なんか意味深で、結構好きなシーンだ。 影と陽、世俗的なユダヤ教徒と、信仰心篤いスコットランド国教会牧師。
同じ信仰者として対照的な2人なんだろうね。
最近、いちばんじっくり見ている映画だけど、Dパットナムって
信仰と国家、個人と戦争といった、個人の心の問題を軸に
「キリング・フィールド」「ミッション」「炎のランナー」とか
いい映像監督使って、80年代一杯撮ったなと感心。
「メンフィスベル」なんかも、
映像的にはノスタルジックな青春戦争映画という側面もあろうが
過酷な欧州深奥部爆撃という異常な体験談として、むしろ興味深い。 最初の方のシーンで、
公開時とは異なるバージョンのシーンが有るらしいが?
あるよ。日本公開版はみんなで舞踏室でクリケットをするけど
ヨーロッパ版?はハロルドとオーブリーが傷痍軍人に
荷物を運んでもらうシーンになってる。
DVDには両方入ってます。
「ハロルドとオーブリーが傷痍軍人に荷物を運んでもらうシーン」
そこで、ユダヤ人(ハロルド)から貰った硬貨だから、
ニセモノかどうか傷痍軍人が確かめるシーンがあったような気が・・・
↑
そこは気づかなかった。軍人達がコソコソ嫌味言ってた気はするけど。
個人的は、クリケットシーンのある日本公開版が好きだな。
クリケットするだけなのに、あれだけお洒落してる貴族のご子息はどうなんでしょ? カレッジダッシュを仕切る上級生の吹き替えが鈴置さんで、
皇太子の吹き替えもやってるから、同一人物なのかと思いっきり混乱した
リデルってちょっとサム・ニールに似た顔立ちだな 言われてみれば確かに同じ声だったような…
同じ場面に入らないからいいようなものを
もしカレッジダッシュの上級生がオリンピック選手で
ハードルで銀取って、リデルに譲るって委員会に来たら…
エンドロールの浜辺走るバックにヴァンゲリスの音楽が・・
あまりにも美しい。 そのシーンの最後で、
ランナーたちの後を犬が追いかけるシーンがあるけど、
犬に注目して観ると、
犬の横にいたおじさんが、犬に「走れ!」って
合図してるのが分かるんだよね。
そこが、ちょっとシラける。
「バロン」のラストで彼を追う痩せた犬も、誰か合図してるかもしれないなw
今度チェックしてみよう 犬の横にいたおじさんなら飼い主なんだろうから自然じゃないか?
新年あげ
1981年のアカデミー作品賞候補は、
炎のランナー
アトランティック・シティ ? ?
黄昏 ? ?
レイダース/失われたアーク
レッズ
レベル低い争いだったね。
いや、炎のランナーを貶してるという意味ではないんだけど。