【ブニュエル】自由の幻想【秩序崩壊】
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ブニュエルの最高傑作と思います・・・と書きつつも良くわからない。
でも何度見たことか・・・不思議な映画です。語ってたもれ。教えてたもれ。
主な挿話を書き出してみたので参考にしてちょッパーズドリーム。
@ナポレオン占領下のスペイン、抵抗者の処刑
Aいやらしい絵葉書
B寝室での夢 コケコッコ郵便配達
Cキツネを見たかい?
D看護婦と4人の修道士
E伯母と甥
Fマゾ男鞭打ちショー
G憲兵隊本部と教授の講義
Hトイレと食事
Iあなたは癌です煙草はいかが?
Jパリ市民を襲った狙撃者死刑判決を受け釈放さる
K誘拐された娘はどこに?
L総監、妹との思い出を語る〜ブラームス狂詩曲〜
M二人の総監
N動物園〜自由よくたばれ! 図書館にほぼ全作揃ってるがあれは司書の趣味なのか
しかしこの作品がダントツに面白い。なんど見てもいい 初観ブニュ!欲望のあいまいな対象
この人女が好きで好きでキライでキライなんだろうね
他の作品にも共通してますか??
コレだけ観ると大好きだ!
【ネタバレ】
最後は車がテロで爆発したんですよね? 自由の〜
欲望の〜
ブルジョワジーの〜
3作続けて観たけど面白かったわ。哀しみの〜は同じ路線なのかな?だとしたら見てみよう 知名度低いってことはないでしょう
フランスに移ってからはアカデミー外国語賞もとったし、VHSのころはツタヤにもブニュエルコーナーがあったもんだ
(DVDになってからは、監督別じゃなくなったのが日本の映画文化をさらに下げてる)
日本での人気が海外に比べていまいちなのは、やっぱメキシコ時代が知られなさ過ぎだからか
「皆殺しの天使」「忘れられた人々」「ビリディアナ」ぐらいはNHK衛星の昼あたりにやってほしい(ゴールデンは無理だろう)
ほかにもたくさんあるけど、メキシコ時代は難しくないし、これをNHKあたりがプッシュすればブニュエルブームも夢じゃない またまた図書館だけど忘れられた人々のDVD借りてきた。
当時のメキシコの体制批判を投げっぱなしなとこがいい。
見やすいのは圧倒的に欲望のあいまいな対象とブルジョワジーだね。 >>137
たしかに「アンダルシアの犬」とかはシュールレアリズム的な作品かもしれないが、メキシコ時代の
作品はシュールレアリズム的とはいえないと思う。資料によれば1929年にシュールレアリストのグ
ループに加わるも1932年にグループから離れるとある。(「作家主義」より)その映画はどんな映
画ですか?バザン、歌謡映画です。タンゴがうたわれるのです。とブニュエル。(中途省略)商業的
なコメディをつくる話もあって、(中途省略)そこで私は「のんき大将」を十六日間で撮りあげ、そ
れが大ヒットしたこともあって、「わすれられた人々」にとりかかることができたのです。(中途省
略)私は自分がシュールレアリスムを通して自己形成をはかったことを否定しようとは少しも思いま
せん。(中途省略)もっとも、私はすでにかなり以前から、シュールレアリストのグループには属し
いません。(引用終)いずれにせよ、フランスを離れハリウッドを離れ、スペインを追われ、メキシ
コのプロデューサーに受け入られて、そこそこ商業的にもうまくいったからこそ16本もの映画をメキ
シコでつくることができたのだと思う。そもそも普通のメキシコ人にとってその映画がシュールレア
リスムの作品かどうかなんてどうでもよいというか、知るか!(笑)。ただ当時のヨーロッパや日本
ではたして受け入れられたろうか?と個人的には思う。その意味でやっぱりメキシコ人はすごい、と
いわざるをえない。驚くべきは撮影期間の短さで、ブニュエルがすごいのか、メキシコ人スタッフが
すごいのかわからないが、短期間で非常に質の高い仕事をしている。 >>154
父親どころか息子兄弟を誘惑する魔性の女や、修道女の靴の匂いを嗅ぐ変態男、実物そっくりの女の
人形をつくっていけないことをするやつ、これらの作品を内容も知らずに、貸し出ししている日本の
図書館は偉い!(笑)
>>165
アンジェイ・ワイダ ヴィスコンティ タルコフスキー デビット・リーン
これらも揃いまくってるから司書の誰かの趣味なんだろうなww 再発されたブルジョワジーの〜、自由の幻想、欲望の〜
以上3枚をHMVで予約したら未だにブルジョワジーだけ入荷されず・・・
このまま入手できなかったらどうしよう・・・
再発版ジャケット、ダサすぎ。
クライテリオンのやつ買って中身だけ入れ替えようかな。 ブルジョワジーのジャケは買う気なくす。
他はあまり気にならないかな。 amazon在庫なくなるの早いな。
予約しとけば良かった…。 『欲望のあいまいな対象』の2人1役が成功しているとは思えない
のだが、あれがないと、つまんない映画のような気がする。
言葉数より、構造で見せる監督?
だけど、『皆殺しの天使』は、全てのシーンの構図が凄かったよなぁ。 Gメン75のオープニングがブルジョワジーのラストだといまごろ気がついた
「小間使の日記」の廉価版みたけど、メインメニュー画面の変な音楽は
何なんだw
ちょっと調べてみたら、小間使の日記とか、旧・東北新社のDVDも今度の廉価版もランニングタイ
ムが一緒だな
旧版もPAL変換だったのか? 「哀しみのトリスターナ」ってどこもすでに品切れだな。
オレは某サイトで予約したけどいまだに入荷されないw
このまま入荷されなかったりしてww
>>178
トリスターナ先週店に5枚ほど置いてあったんでとりあえず1枚買った。
この作品は未見なんだけどドヌーヴが美しいらしいんで。明日見よう。 大昔、猪俣勝人って人が、ブルジョワジーは「勝負を避けて
煙に巻く映画」、ってなことを書いてたが、今日初めて観たら、
難しいとは思わなかった。
富める者の不安、って理解じゃいかんのか?
あれほどメッセージが分かりやすい映画もそうないと思うが。
ブニュエルって批判的カトリックだろ?
それがよく表れてると思う。 廉価買えなかったからって心配するな。
数ヶ月後に再販するからさ。 廉価盤いまやどこも在庫なしw
ブニュエルなんて廉価でも買う人間は限られてると思ったけど、
えらい人気なんだな。 さっそくヤフオクでクソ野郎が倍の値段で出品している
どうせ大量に買い占めたんだろうクソ業者どもが レンタルありみたいだ
ぽすれん見たら近日レンタルってなってた CSのシネフィル・イマジカで懐古特集やってるね。
しかし『ブルジョワジーの密かな愉しみ』は何度観ても最高だw
武は芸術っぽいの好きだからカリエールと組んだのとか好きかもね 小間使の日記の廉価版の字幕って変じゃない?
登場人物がベラベラしゃべってるシーンでも字幕が出てこなかったりする。
字幕が出てきても断片的で、ぜんぜん会話の内容が分からない?
もともとこうなのか、うちのデッキが壊れてるのか? 廉価で出たやつでこれだけは買っとけみたいものあります?ちなみに昼顔はあんまでした。 東北新社で出てた「銀河」「熱狂はエルパオに達す」が
今回の廉価になかったのが残念。
他のメーカーから出るのかな。 前に観た「昼顔」があまり好きじゃなかったので
「哀しみのトリスターナ」は買わなかったんだけどどうでしょうね。
他のは点数つけると十点満点で下の感じなのだけど。
10 欲望のあいまいな対象
8 小間使いの日記
8 自由の幻想
6 ブルジョワジーの秘かな愉しみ
4 昼顔
1 アンダルシアの犬
あと他にもおすすめがあれば教えてください。 フランスで出ている同シリーズからすると第2弾は
「La jeune fille」
「グラン・カジノ」
「昼顔」
「銀河」
になりそうですね
http://www.amazon.fr/gp/product/images/B000FORAH2/ >>198
昼顔と哀しみのトリスターナは全然違うよ 「昼顔」は大衆ウケのヒット作を意図したもの。
「哀しみの〜」は風格ある文芸映画。 自由の幻想画質がひど過ぎた。
ブルジョワジー、欲望はまあまあ。 ブニュエルメキシコ時代の最高傑作って
皆殺しかエルの一騎打ち? 忘れられた人々
皆殺しの天使
ナサリン
エル
あたりがメキシコ時代の4強だな。
後は微妙。 ナサリンとビリディアナってどっちの方が傑作度高い? 吹き替えはない。
それよりDVDがまた品切れ状態になっちゃったかな。
何日かは在庫復活したみたいだったけど。 23日からレンタル開始だからそのときにまた入るんじゃない? 今回の再発版って、クライテリオンから出たのと画質は変わらないの? >>214
字幕の輪郭がくっきりしてる程度の差しかない 英尼だとブニュエル作品のDVDむちゃくちゃ安いんだけど、
クライテリオンのと中身は同じなのかな?
PALも見れるリーフリDVDプレイヤー買ったから
中身が同じなら安いほうを買いたい。 自由の幻想もう一回出ないかなー
ちゃんとした値段でジャケットもちゃんとした奴がいい 「忘れれられた人々」の吹き替えぐらいしかないのは
おかしいとおもいます。 何があったか 覚えてないの
右手にハンマー握りしめ 近所の図書館で借りて見た作品
小間
昼顔
銀河
悲しみ
ブルジョワ
自由
欲望 しかしガルシア・ロルカとサルバドール・ダリとブニュエルの
三人が友達だってって凄いよなww ジュネオン版のやつ、ブルジョワジーだけツタヤでレンタルしてるね。 アンダルシアの犬をDVDで買い換えようと思ってて、いっぱい出てるんだけどどれを買えばいい?
安いやつは画質悪かったりしそうだし、やっぱり紀伊国屋のやつ? 考えてみた
夏: 『忘れられた人々』 これは>>229の言うとおり。全編に「暑い」空気が漂っている
秋: 『昼顔』かなあ。ラストの街路樹の枯葉は印象的だけど。
冬: 『哀しみのトリスターナ』のラストの雪は印象的。『黄金時代』のラストも雪山だった。
春: これは『アンダルシアの犬』 Au printemps・・・ スサーナ、ようつべで見た
マイナーな作品だろうけど、ブニュエル映画は精神安定剤だ
何も考えずに見れるし、考えながらも見れる なぜかブルジョワジーだけ廉価版を再発するみたいだな
12月に出る
昼顔含めた前回分全部やってくれよ 「この庭での死」を見る。映画より原作の小説のほうが好きだ、という輩とは口もききたくないが、自分
を芸術家だと考える映画作家とはもっと口をききたくない。ブニュエルの映画は活動写真だ!テンポから
からしてそれを感じる。だからシュールレアリズムとはなんの関係もない。その手の前衛芸術家がつくっ
たものはもっと眠たくなるものが多い。自分にとってブニュエルは手放しで好きなつくり手だがこの作品
は見ていなかった。あまり語られることも少ないのだが面白かった。これだから映画はやめられない。
スサーナを大学の図書館で借りてみた
めっちゃ面白かった
音楽とテンポが良すぎ >>239
こむずかしい映画と違いテンポいいでしょう!個人的には晩年のカリエールの脚本で撮影されたもの
よりメキシコ時代の方が好きだ。
メキシコ時代はプログラムピクチャーばかり撮っていたの? 歌謡映画(ミュージカル)も撮っているが、メキシコ映画界においては比較的めぐまれていたといえる
と思う。例えば世界的に有名なキャメラマン・フィゲロアとかを使っている。またオスカール・ダンシ
ヘルスというプロデューサーと知り合い馬が合ったらしく10作品も一緒に映画をつくっている。
「そうです。私は大いに彼の恩恵をこうむっています。私がこれまでメキシコにいることができたのも
、彼のおかげです」ブニュエルのインタビュー(作家主義・リブロポート刊より引用)
「もちろん、ダンシヘルスは私がこの映画(忘れられた人々のこと)のなかにもちこもうと考えていた
ものの多くを削るよう要求しました。それでも、ある程度の自由は認めてくれたのです。」同上
「『スサーナ』はラストをあれとは違うものにすることができていれば、よりおもしろい映画になった
でしょう。あの映画は二十日間で撮りあげたのです。」同上
もちろんメキシコの女優がすばらしいのはいうまでもない、映画は1人ではつくれない、優れたスタッ
フがそろっていたのは間違いないだろう。
『エル』観たが、ストーカー男の心理をこれほど鋭く暴いた映画は観たことがない。自分の妻に対する
恐ろしいほどの嫉妬心が、今日でいうところのストーカーの心情そのもの。 >>246
精神分析家ラカンが講義でこの映画をつかったのは有名な話。 久々に『アンダルシアの犬』を見た。(シュルレアリズム展@新国)
女装男が自転車でやって来るとき、女性がその音に気づいて読んでいた本をベッドに置くけど、
開かれたそのページはダリお気に入りのフェルメールの「レースを編む女性」なんだな 自由の幻想でM男に鞭打ってた姉ちゃんが好き
クールだし黒服もきまってる わたしは情報の拡散が大きらいだ。新聞を読むのはこの世で最も心をさいなむことである。
情報のショーは恥である。 哀しみのトリスターナ、銀河、欲望のあいまいな対象のDVDが出るね
どうせならBDにして欲しかった 砂漠のシモン初めて観たけど、いいねえ。
予定通り長編だったら、どんな内容になってたんだろう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています