【ジョージ】 1984 【オーウェル】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
50年代に作られたのはテレフィーチャーだから映画じゃない、ってこと? >>334 語りたいなら語ればいい。反応はあまり期待できないだろう。 しかし、希望を失ってはいけない。 心を無理矢理引き裂いておいて 支配しようなど愚の骨頂だな 人に自然に愛されるようになって 初めて真の征服と言えるのだ! kashmir著『百合成人ナオコサン』第1巻より 原作で主人公が貧しく幼い頃を回想する場面は泣いた。 幼い妹のチョコレートをくすねる場面とか。 いまでも現に起こっていることだよ。そして勿論これからも起こる。 ただし、かかる事態が発生するのは、常にテレスクリーンの彼方にある敵国に おいてだけだ。それは党が保証する。 原作のあの終わり方って、何を示唆してるのかな? スミスたちの党反対派の存在がさ、希望をあらわしてるのかと思ったら 結局最後に思想を変えられて拷問されて… 言語までもを支配した権力は絶対的に永遠に続くっていいたいの? オーウェルは、あの権力が崩壊することは考えてないの? それほどまでに言語の統制って強いってことなのかな… >>342 あの権力が長持ちするかどうかはわからないが、 あらゆる権力はああいう方向に向かう本能というか方向性を持っている、ということかな? あの世界の対極にある世界とは、 揶揄ではない、本当のユートピアか、 犯罪も欲望も競争も戦争もある、今のこの世界なのか? あの世界を、数学の約束(線は太さを持たない、とかそんなの)のように、 実際にはあり得ないけど想定しうる世界、と捉えるならば、 現在の世界のありようも、そう変わらないのかもね。 プロレフィードとテレスクリーン(覗くほうも含めて)を存分に享受している民衆も多いと思うよ。 1984年に書かれていることは、基本的には当時現実にあったことだ。 ソ連では多くの人々がウィンストンのように投獄され拷問され無実の仲間を売った。 スターリンは自らの功績を誇張して歴史を徹底的に書き換えさせた。 にもかかわらず、当時の英国には「ソ連びいき」の左翼の若者がたくさんいた。 彼らは収容所とか令状抜きの逮捕とかの恐ろしさはまるで理解しておらず、 スペインで自身も危うく投獄されそうになったオーウェルは苦々しく思っていたわけだ。 そういう実態を知らず、安易に権力崇拝に走るような人間に対する警告として、 オーウェルはああいう救いのない物語を書いたんじゃないかな。 まあもともと暗い話ばっかり書いてた人ではあるが。 日本盤DVDなんで出ないのかな。 昔出てた米版買ったけどもっと色んな人に見てほしい。 ペンギンブックス2008年版の原作本を見たら、最後に出てくる式に答えがあったよ。 2+2=5 >>126 に書いたことは勘違いでなかったというわけだ。 早川書房は邦訳の改訂版を出すべきかもしれないね。 みんなテレスクリーン好きだよな 【大阪】橋下知事、廃止方針の児童文学館の仕事ぶりを隠し撮り 「民間だったら当たり前のリサーチ」 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1220726379/ 原作は知らんがなんかアカっぽい映画で好きになれなかった。 >>353 を詳しく知らんが青っぽい奴で好きになれない気がする。 >>353 >>354 新語法ですね。 党外局の青い制服を着て、青年反セックス連盟の赤い帯を締めた姿にムラムラするんですね。 情熱の朱 哀愁の青 いま 混ぜながら夢の世界へ ああ そこから先は se sex se sese se sese sex se se sex sexcrime cri cri crcr cccc cr cra cra crime No.1 アニメーション映画『動物農場』が12月20日から再公開される。ただし関東・関西のみ。 http://www.ghibli-museum.jp/animal/top.html この作品は革命の成就ならびにその腐敗を誠実に描いている。腐敗の行き着くところを 喝破した『1984』の前段となる存在と言ってよいだろう。わたしも観ることにするよ。 キミも立川シネマシティで同志オブライエンと握手! このまま行けば『動物農場』は公開終了後に必ずや国内盤DVDが出るであろう。 願わくば、我らが『1984』にもDVD発売の道が開かれんことを。 >>359 ラストが違うらしいんですけど、 スクリーンに辞書投げつけてもいいですか >>360 実を言うと、まだ一度も映画版『動物農場』を観たことがない。だからラストが 違うかどうか、わたしは知らないんだよ。大昔にポニキャンがLDを出していた ような気がするが、思い違いかも知れない。いずれにせよ、わたしはLDを持って いない。 たとえラストが違っていたとしても、それは制作スタッフがすべて承知の上で やったはずなのだから、変えた理由を考えてみる価値があるんじゃないかな。 スクリーンに物を投げつけるのは建設的な行為とは言い難いね。それでは伊丹を 刺したヤクザと同じだ。 >>361 いや、>>359 のリンク先で2カ所ばかりラストの改変について触れられていたもので。 党が2分間憎悪を煽っているのかな、と。 レンタル落ち手に入れた。十数年ぶりに見た。 かなりの場面が記憶通りだった。 そんだけ強烈な映画だったということか >>365 観たよ。わたしが立川で観た回は観客の数が11人だった。11人いる! たしかに映像化のために翻案されている点がいつくかあったし、ラストも原作と 違っていた。ピンク・フロイドの『アニマルズ』は、オーウェルが書いた小説版より アニメーション映画のバージョンを下敷きにしたのかしれないな。 興味深かったのは、イギリス風のアニメーション表現技術とでも呼べる特徴がすでに はっきりと識別できたことだ。鳥の飛び方や炎の表現、BGの塗り方など、後世の英国 アニメーション作品に通じる要素が多数見られた。アラン・パーカーは、この作品から 影響を受けている可能性が高い。 それにしても、すごいなジブリ。そのうち『バッタ君町へ行く』もスクリーンで やってくれるんじゃないか? 今年の書き込みは今回が最後かも知れない。 来年2009年は原作が出版されてから50周年の年だ。よってageさせてもらうよ。 これもCIAから金もらって作った映画なの? 『動物農場』みたく。 ところで>>370 はどこから金もらって書いたのかね? 村上春樹の新作長篇、題名が『1Q84』だそうですね。 >>374 ハハッワロス と思ったらマジネタかよ…。 わたしも最初は『IQ84』だと勘違いしていました。 きょう初めて知ったのだが、ハヤカワ文庫版『1984年』(NV8)が絶版になった。 全面改訳の新装版として近日中に再登場するそうだ。最近ハヤカワ文庫は通常の 文庫版(B6判)よりも少し背の高いサイズへ装丁を変えてきており、いわゆる新訳 ブームとあいまって、名作の改訂版が書店の店頭に浸透しつつある。 わたしは『1984年』の改訂新版を発行するよう希望するメールを昨年9月に早川 書房へ送ったのだが、もしかすると幾分かは効果があったのやも知れない。 この事案については継続的に情報を収集するので、何か分かったら報告しよう。 新訳はおろか旧訳版など元から存在しません。 常に「それ」は昔からありましたから 同志オブライエン やはり別の翻訳者による改訳になる模様だ。うまくいけば来月か再来月に出る であろう。もちろん「2+2=5」になる。ペンギン社版に加えられたトマス・ ピンチョンの解題も邦訳が付される。本のサイズはB6判より5mm縦長になる。 どうやら今まで地味に改訳を進めていたのだが、村上春樹の新刊『1Q84』に ぶつける形で出したいらしい。名文調だが生硬さが目立つ旧訳の文体がどこまで 軟らかく読みやすく変わるか? 期待しつつ待ちたい。 えー。 苦労して昨日読み終わったのにー。 新訳が出るの? やっぱり。007すら禁煙する今から見ると、 主人公がタバコ吸うあたりは古さを感じる。 でもテーマ自体は全然古びてない。 漫画とか映画に出てくるチョビ髭のヒステリックな 男が率いる全体主義にはこれっぽちも「恐怖」は感じ なかったけど、個人の「聖域」というかそういう部分に 武力介入してくる第三部で全体主義の何が怖いのか解ったような気がした。 必ずしも旧約より新訳が全面的に良くなるとは限らない。まさか橋本治の桃尻語訳 みたいに「自由って屈従よ!」までは行かないと思うが、あまり読みやすくすると 作品自体の意図がねじ曲げられる危険もある。 旧約の新庄哲夫の訳文には古さを感じる部分もあるが、作品が要求するテイストに 合っていることは否定できない。新庄訳で読んだ経験は損にはならないと思うよ。 むしろ新旧を比較して「なぜだ?」と考える楽しみを味わってもらいたい。 わたしが思うに、タバコの存在は戦争に結び付いている。オーウェルはスペイン 内戦に従軍した経験があるし、タバコがなければやり切れない場面を描く時に 重要な小道具にもなる。 新しい/古い、という見方はあまり役に立たないんじゃないかな。 ニコニコに映画が全部あった。 かなり原作に忠実につくってたな 村上春樹の新作「1Q84」は1984と掛けてるらしい それ以外に考えられないが、出版社が発売前に情報を公開しないから >>384 が書いた説もまた憶測にすぎない 村上春樹読んだことないけど、とりあえずイスラエルに行くべきじゃなかったと思う 行って賞を受けちゃったら、何言ったって無駄だよ >>386 1Q84で取り上げたクラシックの曲が数千枚再発するから この映画の話も小説に出てきたので DVD発売するかも 早川書房 7/上旬 ハヤカワepi文庫 一九八四年 〔新訳版〕 ジョージ・オーウェル 966円 ワラタ google videoに全編の1984があるから、それを保存して、映画字幕サイトに行って 英字幕を落としてくる。それをgomなどのビデオプレーヤーで映像+字幕でやれば 「1984」は見れるよ。日本語字幕が見つからなかったんだよねえ。 >>391 翻訳ソフトで翻訳するというのがいいんじゃないか? 意味が通らないところも、ビデオと原文を比較するとわかるだろう。 字幕サイトは便利だよな。 おれは昔見た映画の字幕(日本の映画の英語字幕とか)をプリントアウトして、 読んでいるよ。 結構、思い出せるものだな。 また見たくなる映画もある。 わたしも遅ればせながら『1Q84』を買って、オーウェルの名前が出てくるあたりまで 読み進めた。ハルキ君もオーウェルの価値がやっと分ってきたか、という感じだ。 映画版『1984』にとって、今回より重要なチャンスは今後しばらく回ってくるまい。 『1Q84』はすでに合計100万部、50万セットを売って、なお部数が伸びている。 読者が50万人いて、その1割が『1984』の映画版を観たがると考えれば、観客は5万人 いる勘定だ。900円も払って辛気臭い小説を読むより、テレビの前に2時間座るだけで ストーリーを理解できる方が楽なことは論を俟たない。DVDの国内盤を出しても十分 リクープできるだろう。ひょっとしたら劇場公開も夢ではないかもしれない。 幸運なことに映画版『1984』は原作の精神を忠実に表現している優れた作品だ。 ビデオソフトメーカーが賢明な判断を下すよう願っている。 D・ボウイの「1984」、好きだったな。 シングル持ってた。 1984といえば、親父が心筋梗塞になった年だな。 あとつき合ってたS美ちゃんとケンカしてアパートから追い出された年だ。 >>399-400 スレの趣旨に沿った話をしたまえ。映画版『1984』の感想を聞くよ。 答えられなければ101号室送りだ。 新訳版は7/15売りと告知されているが、7月に入って早々に読めるかも知れない。 出荷が早まるほど売れるわけだから早川も必死だな。 現代社会と1984に描かれた社会があまり変わらん感じがして怖ひ 1984はただの小説じゃなくて未来を予言してた本なんだきっと >>402 ネットが普及する前に、1984を読んだとき、 あまりにも古い気がした。 科学技術の発達の方が、オーウェルの予想よりも早いと思った。 オーウェルが危惧した問題はすでに、超克されたと。 が、ネットが普及した今日から見ると、 オーウェルの予想のほうが早すぎたと思えるようになった。 >>402 いや、違う。 執筆当時すでにソヴィエト連邦の国内に存在していた現実が小説『1984年』の モデルになっていることは、ここでも繰り返し述べた。いま我々が生きている 社会のありようを予言したのは作家オーウェルではなく、彼にアイディアを もたらしたスターリン体制である。 >>403 このような支配体制に不可欠なのは監視や管理を目的とするテクノロジーではなく、 そうしたテクノロジーを求める人間の欲望そのものに他ならない。テクノレベルは 重要な問題じゃないんだよ。にもかかわらず、この作品をもっぱらテクノロジーの 観点からのみ語って事足れりとする者が後を絶たない。 > オーウェルが危惧した問題はすでに、超克されたと。 いったい、人間が人間であることを超克できると思っているのかね? それは超克する者も稀にあるだろう。何事にも例外はある。 だが彼らは所詮例外に過ぎない。わたしも、そして恐らくきみ自身も例外ではない。 悪いことに、今や我々はテクノロジーの発達がそれを使う者たちの超克とまったく 関連を持たないことをよく知っている。 マイクロソフトが新しいOSを発表するたびに解脱する人間が増える世の中だったら 良かったんだが。 >>405 だから、自分の不明を恥じているんだよ。 破綻した共産主義国家ソ連のスターリン体制の過去の遺物として この作品を昔話としてとらえるべきではないわな。共産主義国家による 人民統制コントロールの手法とともに、今現在の資本主義体制における 新自由主義経済政策に代表されるグローバリズムによって格差を固定化 させ、極一部の勝者の理論を大多数の敗者に押し付けコントロールすることが 可能であることが今の日本でも実践されていることを感じるのは当然の事だ。 これはまさに共産主義体制そのものであると危惧するのも当然のことだ。 つまり資本主義体制下であっても人民を支配コントロールする共産体制は 構築が可能だということだ。我々は資本主義社会・自由主義社会だから 安心であるなどというとらえ方をする向きの能天気な人はこの作品を見る視覚 さえないと思うね。そもそも資本主義も共産主義も作った人たちは同じ連中 だということを近代史でも勉強して知識を入れることから始めてみるのも いいかもな。 原作の新訳だが、見通しが暗くなった。 先月末の段階でまだ翻訳が上がってないらしい。こんな調子ではいつ刷り上がるか わかったもんじゃない。 旧訳が48刷まで行って絶版にならなかったロングセラーなんだから大切に扱って もらいたいね。拙速は避けるよう希望する。さもないと、 素朴な疑問なんだが、何故オブライエンはオブライエンなんだろうか? ゴードンでもジョセフでもスチュワートでもいいだろうに、 どうしてアイルランド系の苗字のオブライエンなんだろう。 「エールが英国の庇護無しに独立を保ちうるわけないだろw」 みたいなことを評論で書いてたりするし、 オーウェルがアイルランドに何かしらの感情を抱いてたってことかな。 1Q84 発売記念! ジョージ・オーウェル 1984年 検 村上春樹 http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f81975973 ハヤカワ文庫(新庄版)を2500円で出品する奴がいるのにも驚いたが、 入札する奴がいるのにも驚いた。 そんなに入手不可能? それとも何かの勘違い? 一時期アマゾンでは\3,600を超えていたよ。 面倒をカネで解決できるなら喜んで払う人間もいるのだろう。 旧版がレアになりつつあるのは間違いない。田舎では今でも楽勝で買えるけど。 >>413 ありがとう。 最近の状況を全然知らなかったもので。 人に勧めるために手元に常に5冊くらいストックしていた時期があって、 その頃古本屋で買い漁っていたことを考えると雲泥の差。 「剃刀の刃を持っていないか?」の境地に達したのですね。 新しい訳は誰なんだろう……気になる。 カタロニア讃歌はカドカワ(高畠版)が一番読みやすかったのだけれど。 ジュリアと初めて肉体関係持った日から数日後くらいの場面で、「ロケット弾が当たって彼女は死んでしまったのだ!」みたいな文章あったけど…その後も普通に生きてるんだよねw 新訳では変わってるかな。 もう発売してるらしいが、書店で見かけないな。読んだ同志はいるか? >>418 大阪だけど、旭屋書店にあった 思っていたとおり、村上春樹の「1Q84」の端に ひっそりとあった 英語ですでに読んでいるので、 さらに翻訳書を読むつもりはなく、 今回も読まないだろうな オーウェルの主張は、内容だけでなく 英語の文体にも示されていると思うから A rocket bomb must have dropped quite near at hand. Suddenly he became aware of Julia’s face a few centimetres from his own, deathly white, as white as chalk. Even her lips were white. She was dead! He clasped her against him and found that he was kissing a live warm face. But there was some powdery stuff that got in the way of his lips. Both of their faces were thickly coated with plaster. >>418 もちろん読んだよ。表紙のデザインは秀逸だが、わたしが思うに 『ノルウェイの森』を下敷きにしているのは明白だ。 >>420 たった一度読んだだけで用が足りる小説ではないと思うのだがね。 半分くらい読んだけど、誤字はいくつかあったな 脱字は気づかなかった >>422 >たった一度読んだだけで用が足りる小説ではないと思うのだがね。 書き方が悪く誤解を生んだかもしれないが、 たった一度読んで済むとは思っていない 最初は、高校生のとき翻訳で読んだ。 文章がわかりづらいのと、その当時の自分にとって内容が古いように思えて、 あまり共感できなかったな 動物農場は、対訳で読んで非常に面白かっただけに残念だった それからかなり後、原文で読んでみて、英語がうまいなと感じた ただ、内容については、依然として過去の話だと思っていたよ 112 名前:名無しは無慈悲な夜の女王 投稿日:2009/07/29(水) 04:07:48 日本でレンタルの映画「1984」を観た。 「オレは国なんかにコントロールされないぞ〜!」って叫んでるシーンで、 主人公のチンポはぼかしを入れられてた・・・。 そっからあと、何か脱力感で観るのやめました・・・。 113 名前:オブライエン 投稿日:2009/08/01(土) 03:08:55 >>112 貴重な経験だね。 懐かし映画板のスレまで来て書いてもらえないだろうか。 私は2chで自演しまくったお陰で 大分二重思考が鍛えられたようであります。同志 >>429 あまい・・・! The Big Brother をなめんなよ! 君のチンポを見たまえ! ほら! やっぱりボカシが! 物語に登場する双方向スクリーン、実用化の時代だね。 テレビの電源を切る自由が平等に与えられているだけマシだ。 わたしは5年このかた自宅でテレビ放送を視ていない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる