【ジョージ】 1984 【オーウェル】
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>252 賛同してきたよ。現在の順位は190番目だ。 >>253 GJ 原作は有名小説だ。DVD化してもおかしくない。 吹替はいらないから、是非DVDで見てみたいな。 この映画リメイクして欲しい。出来ればストーリー(自覚−出会い−誓い−逮捕 −真実開眼−別れ−死)自体はそのままで、話に必要な周辺技術を現在2007年の 水準から可能な限り予測し得るハイテクに改変した壮大な作品に仕上げて欲しい。 そこはやはり超監視社会であり、管理された全体主義的超大国間の恒久戦争が実施 されていて、洗脳と純潔を強制される近未来が舞台。要するに自己矛盾した現代 社会と政治を風刺するリメイク映画だね。タイトルの年数は何年でも構わない。 1984年という時代は既に過去になったが、オーウェル的世界観は普遍性をもつから。 >>255 私は、とっくに『1984』が現代風にリメイクされていることを知っているよ。 それは映画ではなく、君や私が生きている現実そのものだ。 そう考える方が、映画をリメイクするよりよっぽど愉快だと思わないか? 君の言う通り「オーウェル的世界観は普遍性をもつ」という説が正しいと するなら、映画化した時の表現においてハイテクに固執すべき必然性は 一つもない。ハイテクの表現は、いつの日か必ず古びる。さらに致命的な ことに、現実のハイテクは映画を作る人間たちの想像力が及ばないほど先を 行っている。重要なのは「現在考え得るハイテクがなくともオーウェル的 世界観は実現可能である」という事実の方だ。 なんでリメイクしろとか安易に言うかな ねた切れの映画会社じゃあるまいし それより、普通にDVDでリリースして欲しいんだが・・・ 字幕や吹替も、日本公開時の物が残ってるでしょ。 >258 >>252 に協力するのが第一歩。もう済ませた? >>257 まぁネタには困らないな。基本的に。既に“1984インスパイアもの”で 人気を博す「未来世紀ブラジル」のような作品もあるし、「トゥルーマン・ ショー」や「エネミー・オブ・アメリカ」は“オーウェルもどき”と言えるね。 リアリティ番組「ビッグ・ブラザー」は見たことないけどタイトルからして、 明らかにオーウェルにヒントを得てる。 ディストピアものの代名詞に「1984年」が選ばれるのは仕方ないけど、ディス トピアの範疇をオーウェル的世界に限定してしまうのは、これはちょっと想像 力の貧困になるかな。 1984で本当に国家を支配してるトップの連中は二重思考なんてやっていない。 少なくともこの体制が成立した時点で支配者自らがシステムに組み込まれることになるが 支配者が支配のための道具を自分に使う決断をするとは考えにくい。 さらに、複雑高度化した思考統制装置を完全に管理することを簡略化された言語でやるのは難しいと思われる。 なぜなら、二重思考を普遍化させるための簡略化された言語でもって、 何が思考犯罪なのか定義すること自体が不可能だからである。 以上を前提とすると、 1984における国のシステムを円滑に動かすためにはトップが極めて機械的に動くことが必要なわけであるが 二重思考なしでトップの私欲を完全に抑えられるとは思えない。 >>263 「本当に国家を支配してるトップの連中」が実在するとは初めて聞いた。新説だな。 私の知らないところで刊行された1984公式設定資料集でも読んだのかね? 君は良からぬ妄想を抱いているようだね。「支配−被支配」という構図は「偉大な 兄弟−彼以外の全員」という関係を除いて一切存在しないのだ。君と同じような肉体を 持つ人間が、偉大な兄弟の名の下に私利私欲を発揮して権勢を振るうという事態は あり得ないのだよ。 二重思考の機能に関して、君は極めて致命的な思い違いをしている。 たしかに、複雑高度化した思考統制装置を完全に管理することを簡略化された言語で 行うのは難しいだろう。よろしい。そこで我々は、管理を行う場合にのみ複雑な言語を 用い、それ以外の時には簡略化された言語しか使わない。その切換えは完全に自動的 かつ無意識的に行われ、何の矛盾も感じない。それこそが真の意味での二重思考なのだ。 かつて私は>>206 でニュースピーク(新語法)開発の意図について述べた。 かいつまんで言うと、人間のすべての行動は言語によって規定されるのであるから、 人間の行動を改良するには言語を改良すればよい。これが新語法の狙いだ。 君の言う「私欲」とは何だね? 党はそんなものを必要としない。だから抹殺する。 私欲に基づいて行動する人間や、彼の意思を抹殺するのは過渡的な措置に過ぎない。 我々は私欲そのものを永久に消去する。私欲に結びつく言語と、それらが表す概念を すべて消去することによってだ。 新語法による管理が完成した社会で私欲を発揮する人間は、単に規律外の行動をとる 者、すなわち狂人か反抗者と見做され、即刻蒸発するであろう。プロレ以外は。 君は、君が住んでいる世界の常識に囚われすぎている。 君が常識と呼んでいるものは、1984の世界において何の役にも立たないのだ。 >>264 その「支配-被支配」の構図が現有している限り、 その構造を破壊せずして1984におけるシステムを構築することはできない。 すなわち現有の構造を破壊した何者かが存在している(していた)わけだが、 俺はその何者かの存在に疑問を呈しているのだ。 つまり支配者が自らの意思で被支配者になるなど有り得ないとな。 権力者は常々自らの権力を失うことを極端に恐れるものだ。それを自ら行うとは考え難い。 >>265 その時点で複雑な言語体系を残していることになる。 したがって二重思考は行われない。 ゆえに切替を無意識的に行うことは不可能である。 >>266 人間の行動は言語だけによって規定されているわけではない。 よって言語のみによって全人類の行動を制御することは不可能である。 党は私欲を封殺するかもしれないが、上で述べたように「私欲」を定義できなければ封殺することはできない。 ないしは必要のないものを抹殺する意思決定を、行う者が、存在している。 これは思考犯罪を定義できる者の存在を示している。 つまり二重思考を行っていない者の存在だ。 >>267 もう一度>>140-141 の問答を読み返してほしい。実を言えば>>141 を書いたのは 私なのだが。 我々が「偉大な兄弟−彼以外の全員」という構図を巧みに利用している理由は、 それが権力の維持に最も適しているからである。独裁者が世襲に失敗した例は 歴史上枚挙に暇がない、というより大半のケースで失敗しているわけだが、それを 防ぐ有効な方策とは何か。寿命に限りがある一個人に代わって、集団で権力を 維持すればよい。 偉大な兄弟が実在し、彼が実際に権勢を振るっていた時代があったかも知れない。 或いは、彼は当初から架空の存在であったのかも知れない。それはどちらでも構わ ない。重要なのは、偉大な兄弟が、或いは党が、この体制を維持するために有用な 道具であるということだ。我々は全てに関して無責任になれる。偉大な兄弟が、 或いは党が、すべてを引き受けてくれるのだから。支配する側にとって、これほど 楽なことが他にあると思うかね? 党に従う限り、個人が責任を追及されることは 絶対にない。君の言い方に従えば、我々は被支配者になることによって初めて支配者に なれるのだよ。もちろん自分の意志によってではなく、それを党が望んだからだ。 1984の世界では、元来どのようなイデオロギーによって体制が確立したのか曖昧に されている。どんなイデオロギーであるかは意味がない。堅固な支配体制を確立する ことそれ自体が終局的な目的なのであって、イデオロギーを実現することが目標で あった時代はとっくに終っているのだ。 第二点については1行で済ませることができる。 切換えを無意識的に行うことは可能だよ。党がそれを望んでいるから。 それでは第三点に話を進める。 我々は支配する対象によって手段を選んでいる。It varies from individual to individualというわけだ。これは別に101号室の中だけで起こり得ることではない。 したがって、言語の管理が有効な手段となる場合は言語を管理する。複雑な思考を 行うことが可能な者たち、たとえば不幸なウィンストンもそうだが、彼らは思考の 手段となる言語によって自らをがんじがらめにしているのだ。本人は自由にものを 考えていると思っているが、実は言語に支配されているので自由ではない。そう、 「自由は屈従である」というテーゼそのものだね。 党が必要を認めない限り「私欲」を定義する必要はない。ただし、それが何であれ 党にとって有用であるかどうかの判断は行う。判断は自動的に、無意識的に下される。 仮に私がある種の意思決定をしたとしても、一瞬後には忘れている。それを党が 望んでいるから。 疑問に思ったんだが、>>267 は「1984」の映画を観たことがあるのかね? ここは1984よろず相談所ではないよ。ちょっとは映画について語ってくれないか。 >>268 それ循環論法。論理的でない。 「党は我々が無責任になるための道具である。なぜなら党がそれを望んでいるから」 証明対象が説明材料に含まれている。 >>269 党が望む思考形式を形成するのが簡略化された言語である。 したがって複雑な言語をも使用する者は、完全に党が望む思考形式とはならない。 >>270 「実は言語に支配されているので自由ではない。」は「自由は(100%)屈従である」という テーゼを導くための不正確な論証だ。 「完全に自由ではない」とするべきでないのか。 上で述べたとおり俺は人間は言語で100%規定されているわけではないとの立場に立つ。 後段は党にとって不要なものを定義する必要はないと述べられているが、 判断を下すのに必要なものは言語である。 前段で言語に支配されているので自由ではないと述べたなら、明らかに矛盾することになる。 >>271 1984見てなかったらここ来ねえwwwwwwwwwwwっうぇwwwwww モザイク異常にでかいwwwwwwwwwwwwwwwww 最後まで疑問だったのは、ジュリアが砂糖とか林檎?とか一体どこから持ってきたか分からん あんなもん作ってるところ絶対厳重に監視されてるっしょ普通。 主食はソイレントグリーンwwwwwwっうぇwwwwwイラネ こっからは完全に自説(珍説)なんだが、 俺が上でほざいてるような事は、 党のトップに居座ってるのは一台のコンピュータって事にすれば全部矛盾なく説明できる。 ビッグブラザーが支配のためのプログラム書いて死ぬ前にそれに全部委託したことにすりゃいい。 なんせ人じゃないんだからな。二重思考も必要ない。 たぶんビッグブラザーは誰も知らないところでミイラになってんぞ >>272 > 最後まで疑問だったのは、ジュリアが砂糖とか林檎?とか一体どこから持ってきたか分からん 原作小説によれば、ジュリアが隠れ家に持ってきた化粧品・飲食物は全てプロレの店から買った (勿論党員がプロレから物を買うのは違法)事になっています。 > あんなもん作ってるところ絶対厳重に監視されてるっしょ普通。 なんにせよ、ウィンストンとジュリアがタイーホされた事を考えれば、思想警察に二人の行動は全て 最初から把握されていたんでしょうね。 >>272 主張する理論の正しさによって管理体制を引っくり返せるものなら、ウィンストンには 私に勝てるチャンスがあっただろうね。しかし、物語はそのように進行しなかった。 スターリン体制下や文化大革命における犠牲者たちも同様の運命を辿った。絶対的な 権力の前には論理的な正しさなど何程の意味もない。君が主張する論は無意味だ。 というか、これほど頭の悪そうな奴はスレ始まって以来だな。「循環論法」とか 「不正確な論証」などとほざいておきながら「どこから持ってきたか分からん」 「党のトップに居座ってるのは一台のコンピュータ」かよ。なめてんのか。 しかしそれでも希望ありとすれば、それは>>272 階級の中にこそあった。 >>275 まぁ俺は、体制が成立するかどうか言ってるのであって この体制が完成したら人の手でひっくり返せるなんて思ってないよ。 勝手にひっくり返るだけね。 あんだけ資源食いつぶしてたら、なるようになると思われ 設定に難癖つけて作品を否定する人って何とかなんないもんかねぇ 設定に難があってもそれを越えて言いたいことがあるから書いた/撮ったわけで それを汲み取らなきゃだめだろ >>277 すまん。 それは確かに正論だな。 オーウェルは一つの極論を示したが、 彼が伝えたかったのはその対極にあるものは何なのか考えろということではないか。 それは、人はどう生きるべきかという最も本質的な問いを現代人にぶつける事。 これが一番ストレートな解釈だと思う。 >>278 やっと分かってくれたようだな。 言うまでもないが、>>277 は私が書いた。正論は党の専売特許なのでね。 オーウェルが示したかったのは「人はこう生きると損をする」という反面教師の姿だ。 そう主張する者がいて驚いたことがある。ハウツー本の感覚で「1984」を読むとは、 あっぱれな発想だと思わないか。 昨晩NHKのラジオでニュースを聞いていたら、アナウンサーが植木均の訃報の中で クレイジーキャッツの映画を「日本の管理社会の中で働くサラリーマンが云々」と 紹介していたんだよ。ふうん、そんな言い方をするのかと思ったものでね。 ウィンストンは 気楽な稼業と きたもんだ 日記をつけても 堕落をしても 拷問レバーを ガチャンと押せば どうにか修正が きくものさ ア ちょっこらちょいと 死刑には なりゃしねェ ア ソレ goodといこうぜ goodとね ア doubleplus goodとgoodと いきましょう >283 >>207 のアルバムを聴いてみるといいよ >>285 そりゃどうも。 青島も亡くなったし……、何ともはや。 ウィンストン・スミスが隠れ家に入る テレスクリーンをこっそり仕掛けた後に入る 隠れ家の中にはジューリアが転がる 模範党員のフリがメチャ上手いジューリアが転がる すると突然店の上から恐いヘリが襲ってくる なぜか不思議なことに効果音だけ降ってくる ヘリの攻撃避けると黒服の団体さんが襲ってくる 下っ端の次はチャリントン氏 どっきりカメラは大・成・功! ゆけゆけウィンストン・スミス ゆけゆけウィンストン・スミス ゆけゆけウィンストン・スミス どんとゆけ!! オブライエンが異端審問を始める レバーを握るオブライエンの顔は笑ってる ウィンストン・スミスは電撃にやられる 流れた電気で突然スミスは正気に立ち戻る さらに身体をボロボロにされる 口にはなぜか入れ歯が光ってる 101号室でドブネズミ発見! ジューリアがいなけりゃ後がない こんな大犯罪をしながら 決して死刑には処せられない 偉大な兄弟の奥ゆかしさに 僕らは思わず涙ぐむ ゆけゆけウィンストン・スミス ゆけゆけウィンストン・スミス ゆけゆけウィンストン・スミス どんとゆけ!! 罪状認めて愛情省を後にする 来る時あれだけいたヘリや 思想警察いやしない 反抗心さえ消えている ゆけゆけウィンストン・スミス ゆけゆけウィンストン・スミス ゆけゆけウィンストン・スミス どんとゆけ!! 1984とBrave New WorldのDVDBOX希望 BBはゴールドスタインを生んだ。 ゴールドスタインはウィニーを生んだ。 こんな妄想プロパガンダが降りてくるようでは、 doubleplusgdgdだな。 トロマ社に『悪魔の毒々1984年』を製作してもらいたい。 拷問で死んだ犠牲者たちがゾンビになって愛情省の地下から蘇えり オブライエンたちを血祭りに上げてBB支配体制を引っくり返す。 人間性を取り戻したゾンビに乾杯! バンザーイ! 我等は 過去まで 支配しました 時には誰かの 力を借りて 時には誰かに しがみついて 我等は 過去まで 支配しました そして今 我等は思っています 未来までも こうして 支配するだろうと 我等は 過去まで 支配しました 時には誰かを 追い落として 時には誰かに 踏みつけられて 我等は 過去まで 支配しました そして今 我等は思っています 未来までも こうして 支配するだろうと 我等は 過去まで 支配しました 時には誰かに 裏切られて 時には誰かと 手を携えて 我等は 過去まで 支配しました そして今 我等は思っています 未来までも こうして 支配するだろうと 我等には 我等の生き方がある それは おそらく 自分というものを 捨てるところから 始まるものでしょう けれど それにしたって 4が 5に変わってしまうか そうです わからないまま 支配する 明日からの そんな我等です 我等は 過去まで 支配しました 我等は 過去まで 支配しました 我等は 過去まで 支配しました 我等は 過去まで 支配しました そして今 我等は思っています 未来までも こうして 支配するだろうと Seems like beef, Sells like beef. But it's not beef! Doubleplusgood! _ ∩ ( ゚∀゚)彡 B・B! ( ⊂彡 B・B! | | し ⌒J トム・パーソンズ >>294 そのAAだとBBがビッグ・ボインに見えてくる ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハ・ハ・ハ・ハハハァイ! ナァーイィンテヒィーーエイティィイフォォォ って曲をサントラで作って、プロモに映画の映像も入れたのに、 実際に映画で使われなかったユーリズミックス可愛そう・・。 あの曲の存在意義は映画のプロモーションを行うことであり、ユーリズミックスや 彼らの周囲の人々が映画自体の主題歌として考えていたかどうかは疑わしいね。 映画の存在をMTVで大々的に告知することが、あの曲の使命だったのだ。いわゆる イメージソングというやつだよ。そうしたプロモーションは『1984』というアルバム (あえてサントラ盤とは呼ぶまい)を売るためにレコード会社も必要としていた。 公開時にはエンディングで「ジューリア」が流れたのだから、ユーリズミックス側 としても納得できる妥協点だったと考えられるだろう。 でも、スチュワートさんが訴訟おこしたらしいよ。 たしか、当時のミュージックライフの「海外ミニミニ情報」wみたいな のに、3行ほど記事のってたす。 そんな余計なことをしたせいで、DVD化の際にユーリズミックスの曲が抹殺された んじゃないのかね。 こうした種類の作品では、映画というのはどこまでも監督のものであって、間違っても 楽曲を提供したバンドの所有物ではない。可哀相なデイヴは何か勘違いしたんだな。 当時の彼らは並外れた人気があったから、頭の調子が少しおかしかった可能性もある。 おそらく、そうした振舞いの結果としてリマスターCDは出ていないし、ベスト盤にも 「1984」関係の楽曲は収録されていない。ユーリズミックスは自らの愚かさの代償 として、少しばかり儲け損ねたというわけだ。わたし自身は彼らの音楽が好きだし、 「1984」での作業も気に入っているから、残念としか言いようがないね。 原作にある…… 母子がヘリコプターの機銃で撃たれる映画を見て、 「自分の体が楯になるとでも思っているのか、バカ母め」 とコーフンする(完全に映像に呑まれている瞬間の)ウィンストン ……とか見たかったな。 >>303 君はテキストを読み違えてるんじゃないかね? ウィンストンが件の映画を観て単純に「自分の体が楯になるとでも思っているのか、 バカ母め」と考える人間だったら、あのような結末にならずに済んだのだが。 まあ、よかろう。君には解釈の自由が与えられている。 >>304 日記をつけはじめる前のウィンストンは、>>303 みたいな感じでは? >解釈 新語法辞典第11版で削除された言葉ですね。 >>304 ハヤカワ文庫版の15〜16頁のあたり。 20s爆弾で母子もろとも吹っ飛ぶ時の 「子供の片腕が空中にぐんぐん舞い上がる 『 素 晴 ら し い 場 面 』」 というあたりにウィンストンがそうした残酷描写を愉しんでいるように感じたのだが、 読み返してみるとウィンストンはもうちょっと冷静だったかもしれない。 でも、カタロニア讃歌だったかの 「銃弾で兵士がパタパタ倒れていくのを見るのは楽しかった」 とか不謹慎なことを書いちゃうオーウェルの、それはリアリズムだと思うし、 ウィンストンにもそういう一面があるんじゃないかと思う。 >>305 一番最初(本当に書きたいこと=ジューリアのことを思い出す前)の日記の内容ですね>母子爆殺。 >>305 それは彼の運命が一体いつから狂い始めたのか、という問題だね。 わたしの説では、哀れなウィンストンは生まれた時からああなる事が決まっていた。 それが証拠に、あの映画の、正にあの場面を記憶に留めていることこそが誤りなのだ。 党が望むのは、瞬時の、完全なる忘却である。 あの映画のエピソードは、明らかに少年時代のウィンストンと母親の関係をなぞって いる。親は無条件に庇護を与え、子は無条件に庇護を得るという麗しい関係だ。 しかし、党に反する行為をした者なら親でさえ密告する子どもを今日の党は望んで いる。パーソンズのざまを見ただろう? 親子関係は完全に崩壊し、党が勝利したの だよ。無論、プロレは別だ。彼らは人間ではないのだから。 BB!BB!BB!BB!BB! −=≡ _ _ ∩. _ _ ∩. _ _ ∩ −=≡ ( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡( ゚∀゚)彡 −=≡ ⊂ ⊂彡⊂ ⊂彡⊂ ⊂彡 −=≡ ( ⌒) ( ⌒) ( ⌒) −=≡ c し' c し' c し' どう考えても下がり過ぎだ。これは看過できない。 間違ってもわたし個人の意志によってではないが、ageさせてもらうよ。 ヽ(´ー`)ノ昨日、テレビ東京でリベリオンみちゃったよ!! これって ttp://www.amazon.com/1984-John-Hurt/dp/B00007KQA3/ref=pd_sim_d_title_2 Bingo? 早く字幕入りのリリースを!! これ既出?DAVID BOWIE ttp://bowieworld.exblog.jp/3910301/ then the helicopter planted a 20 kilo bomb in among them terrific flash and the boat went all to matchwood. then there was a wonderful shot of a child’s arm going up up up right up into the air a helicopter with a camera in its nose must have followed it up and there was a lot of applause from the party seats but... We in England underrate the danger of this kind of thing, because our traditions and our past security have given us a sentimental belief that it all comes right in the end and the thing you most fear never really happens. Nourished for hundreds of years on a literature in which Right invariably triumphs in the last chapter, we believe half-instinctively that evil always defeats itself in the long run. Pacifism, for instance, is founded largely on this belief. Don’t resist evil, and it will somehow destroy itself. But why should it? What evidence is there that it does? And what instance is there of a modern industrialized state collapsing unless conquered from the outside by military force? [from "Looking back on the Spanish War"] When I sit down to write a book, I do not say to myself, ‘I am going to produce a work of art’. I write it because there is some lie that I want to expose, some fact to which I want to draw attention, and my initial concern is to get a hearing. [from "Why I Write"] >>313 すでにMGMとの契約期間が終了し、そのDVDは廃盤になった。諦めるんだな。 比較的著名な映画作品なのに、メディア・ネットが発達したこの御時世でも、 それを見る手段が全く無いっていう事態は珍しいんじゃないか? >>322 いや、いくらでもあることだよ。 この映画が「比較的著名」であるかどうかも議論が分かれるだろう。 念のために指摘しておくが『1984年』の世界でもメディア・ネットは発達している。 使用法に問題があるだけだ。あの世界で比較的著名な映画作品を自由に観る機会が あると思うかね? 原作と映画は別物だ。書物は質が高ければ生き延びられる可能性が幾分高くなるが、 映画は初公開時の興行成績が業界内における決定的な評価となり、この世の終りまで ついて回る。日本国内の基準で言えば、この映画は商業用作品として落第なんだよ。 だから配給契約が切れている。誰も顧みないし再公開もされない。DVDも出ない。 観れば愉快になれるという種類の作品ではないことが致命的だな。現在の日本における 映画作品の消費スタイルから懸け離れているわけだ。それは作品自体の責任ではない。 そうだな・・・映画作品は基本的に、万人にとって面白いことが成功の条件・・・ もしかすると、忘れた頃に、ネットの動画レンタルみたいな形で見れるようになってるかもしれん。 『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』第11版のDVDに隠し映像として入っているとかね。 >>18 で紹介されたサントラCDがタワーレコード渋谷店のサントラ売場で安く買える。 最終の見切りバーゲンくさいから、気になっていた人は買うがよかろう。店頭で2千円 以下で買えるチャンスは、もうないかも知れない。 今なら憎悪週間中の特別キャンペーンでダブルポイントが付与される。 渋谷のタワレコ店員がテレスクリーンに向かって絶叫してる画を思い浮かべて吹いたw >>322-326 ttp://jp.youtube.com/watch?v=J7Kznmrc3o4 >>330 ここは映画版について語る場所である。小説の話だけをするつもりなら遠慮して もらえないだろうか? 是非、映画版を観てくれ。いかなる手段を講じても構わぬ。BBが君の味方についている。 50年代に作られたのはテレフィーチャーだから映画じゃない、ってこと? >>334 語りたいなら語ればいい。反応はあまり期待できないだろう。 しかし、希望を失ってはいけない。 心を無理矢理引き裂いておいて 支配しようなど愚の骨頂だな 人に自然に愛されるようになって 初めて真の征服と言えるのだ! kashmir著『百合成人ナオコサン』第1巻より 原作で主人公が貧しく幼い頃を回想する場面は泣いた。 幼い妹のチョコレートをくすねる場面とか。 いまでも現に起こっていることだよ。そして勿論これからも起こる。 ただし、かかる事態が発生するのは、常にテレスクリーンの彼方にある敵国に おいてだけだ。それは党が保証する。 原作のあの終わり方って、何を示唆してるのかな? スミスたちの党反対派の存在がさ、希望をあらわしてるのかと思ったら 結局最後に思想を変えられて拷問されて… 言語までもを支配した権力は絶対的に永遠に続くっていいたいの? オーウェルは、あの権力が崩壊することは考えてないの? それほどまでに言語の統制って強いってことなのかな… >>342 あの権力が長持ちするかどうかはわからないが、 あらゆる権力はああいう方向に向かう本能というか方向性を持っている、ということかな? あの世界の対極にある世界とは、 揶揄ではない、本当のユートピアか、 犯罪も欲望も競争も戦争もある、今のこの世界なのか? あの世界を、数学の約束(線は太さを持たない、とかそんなの)のように、 実際にはあり得ないけど想定しうる世界、と捉えるならば、 現在の世界のありようも、そう変わらないのかもね。 プロレフィードとテレスクリーン(覗くほうも含めて)を存分に享受している民衆も多いと思うよ。 1984年に書かれていることは、基本的には当時現実にあったことだ。 ソ連では多くの人々がウィンストンのように投獄され拷問され無実の仲間を売った。 スターリンは自らの功績を誇張して歴史を徹底的に書き換えさせた。 にもかかわらず、当時の英国には「ソ連びいき」の左翼の若者がたくさんいた。 彼らは収容所とか令状抜きの逮捕とかの恐ろしさはまるで理解しておらず、 スペインで自身も危うく投獄されそうになったオーウェルは苦々しく思っていたわけだ。 そういう実態を知らず、安易に権力崇拝に走るような人間に対する警告として、 オーウェルはああいう救いのない物語を書いたんじゃないかな。 まあもともと暗い話ばっかり書いてた人ではあるが。 日本盤DVDなんで出ないのかな。 昔出てた米版買ったけどもっと色んな人に見てほしい。 ペンギンブックス2008年版の原作本を見たら、最後に出てくる式に答えがあったよ。 2+2=5 >>126 に書いたことは勘違いでなかったというわけだ。 早川書房は邦訳の改訂版を出すべきかもしれないね。 みんなテレスクリーン好きだよな 【大阪】橋下知事、廃止方針の児童文学館の仕事ぶりを隠し撮り 「民間だったら当たり前のリサーチ」 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1220726379/ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる