>>295さん >>299さん
元々、卒業の主役はロバート・レッドフォードに行く筈だったんだよね
原作を読んでどう考えても、この役は、金髪の二枚目のボンボンちゃんのイメージだったと。
でも、レッドフォードは断った「僕が童貞には見えないでしょ笑」と。

そしてそれが、舞台でい〜い演技をしてそれが見込まれたダスティンホフマンへ。
ホフマン本人だって、この役どう見たって俺じゃないよと思いつつ、
監督のマイク・二コルズはそのミスマッチなところに大いにほれ込んだ訳です。

もし、主役がレッドフォードだったら、相手は絶対アン・バンクロフトじゃなく
グラマーでもっとセクシーな中年ブロンド女優の方が合ったと思うんですが
主役は演技力はあるが、ちっちゃくて決してハンサムでなく
ぺタッとした黒髪のホフマンだったからこそ、
あのギスギスしたオバちゃん臭い、どこか暗い影持ってそうな
これまた黒髪のバンクロフトでピッタリきたと思うなあ〜
「卒業」って、この2人だからこそ、なんか屈折したあの暗さが生み出せたと思うんだよね。