>>591
ラーラのモデルになったというジーナ・ネイガウスは
親友でピアニストのゲンリフ・ネイガウスの妻。
ジーナは2人の息子を連れてパステルナークと駆け落ち。
パステルナークはそれを「ネイガウスへの尊敬の印」と言っていたんじゃないかな。

長男は早死、次男のスタニスラフ・ネイガウスはピアニストになり、
2回来日したと思う。その時に通訳をした女性(ロシア文学者)に
「あれはパステルナークが悪いよ」と笑っていたそうだ。

そのスタニスラフ・ネイガウスはパステルナークの養子という理由で
色々な迫害を受け、最後は自殺同様の死だったと言う。
ゴルバチョフの時代まで生き抜いていてくれれば・・・と言われていた。
ラドゥ・ルプー、イングリッド・ヘブラーは彼の弟子。