この作品で「一世一代の大役」と言われたラーラをこなしたのが、
ジュリー・クリスティー。イギリス人だが、生まれは以外やイギリス本土
じゃなくて、インドだったと言う。家がインドでお茶の農園を経営し、裕福
な家だったそう。のち、ジュリーは10代でイギリスに帰還するが、同じイギリス
人でも、インド育ちは違和感があったか、「南京虫」とか言われてからかわれたり、
いじめにあったそう。で、ここでは楽しいボーイフレンドも出来なかったとか。が、
金持ちのお嬢さんは得で、さらにその後フランスに留学して社交界デビューすると、
フランスの男性にもてもてだったとか。昔の映画雑誌に彼女のインタビューが載っていて、
そんな話を披露していた。又「フランスの男性はとてもやさしく最高の思い出よ」みたいな
ことも付け加えていた。