ドクトル・ジバゴ
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最近のリメイク版は駄作だから、デビット・リーンのジバゴを堪能しましょう。
ttp://www.satonao.com/cinema/zhivago.html
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001DQWCQ/250-4178890-4133059 >>235
「ジンギスカン」ではモンゴリアンになったし、
「将軍たちの夜」ではドイツ人、
「ゲバラ」では南米の革命家にもなったよね。
ほかにもイタリア人、アメリカ人、スペイン人…いろいろ演じたなあ。
ある意味、オトゥールよりも芸域が広いかも知れないw >>238
本邦の「天国の大罪」で演じたチャイニーズマフィアというのも… 中東って場所自体が西洋と東洋の中間地点だから
多少、無理はあっても西洋人にも東洋人にも化けられるかもね。
そう考えると典型的西洋人のオトゥールより芸域が広いかもしれない。 古代エジプト人(クレオパトラとか)はギリシア系だったって
聞いたことあるけど、現代人はどうなんでしょうね?
アジア人もよくひとくくりにされるけど、インド人はヨーロッパ系だし、
反対にハンガリー人なんかはアジア系。 クレオパトラの頃のエジプトはアレキサンダー大王がエジプトを
支配してその部下のプトレマイオスがファラオの地位に着いてしまった
プトレマイオス朝エジプトなのでギリシア人です。
よって、クレオパトラもギリシア人。
本当のエジプト人によるエジプト王国はそれ以前に終わってるんですね。 今日BSで放送されるの楽しみにしていたけど別物みたいね。ちぇっ。 押入れの奥にしまいっきりで、取り出せないのが残念だが、ジバゴの初上映の
頃の映画雑誌持っていたと思った。ジバゴの批評今はなき荻昌弘さんも書いていたな。
中国の五山の時代は俗世を離れ、山奥に隠れて暮らした世捨て人は尊敬された。だが、今の
時代はそういう人物は「逃げている」と軽蔑される。ジバゴもそんな類の人間であった----
みたいなこと書いていたと思う。
実は、この2ちゃんねるの香具師はジバゴのような人間だわな。いろんな有名人や犯罪者、事件の
渦中の人間を批判するが、自らは世の中の流れを変えたりも守ったりもしないし、犯罪者に制裁を加えて
やることもない。森にこもってブツブツ言っているようなものだ。
荻氏風に言えば、革命で新しい流れを作ろうとしたストレイニコフやジバゴ兄は現代では尊敬される人間であり、
革命を批判しつつもそれを表立って止めようともしないジバゴは蔑視の対象であった。 僕の印象に残っているシーンは、党の所有物だと言って勝手に
ジバゴの家を占拠し、暖を取るために家の板を剥がそうとした
ジバゴを逮捕しようとした共産党党員たち。
とにかく共産党の恥部を表した最高傑作でした。
僕の兄貴のウオーレン・ビーテイはこの映画を観てジュリー・クリステイ
に惚れたのかな。 BSでジバゴを見て、口直しに映画版を観直した。
出来が違う。
高画質、特典てんこ盛り、吹替つき2枚組の正規版DVDが定価1,575円なんて、良いことなのか悪いことなのか… 246氏に連動するわけじゃないが、漏れは完全な脇キャラだが後半出てくる
パルチザンの参謀って印象深かったな。草原でパルチザンが白軍を銃撃する。その後
戦果を見に行くと、敵軍の死体には年端のいかぬ子供がごろごろ。ジバゴが助けてやろうとした
少年も息絶えた。ジバゴが落胆すると「気にするな」ジバゴが「あんたには愛ってものがないのか」と
食ってかかると「おらにだって故郷に妻と四人の子供がいるよ」
この後の場面では、パルチザンの頭がジバゴを解放しようとする。が、この参謀が止める。頭は「
おまえを消す事だってできるぞ。俺のいう事聞けっ!」とすごむが「戦いが終わった後は政戦が待っている。
政治的に負ければその党はだめになる。私のような者は党に必要だ。私を消してはいけませんよ」と取り合わない。
いかにも○○党員と言った感じのキャラだった。
日本の源平時代で言えば、人情厚く自ら先陣を切る頭は源義経的な人物で、参謀はその義経から「おいらは鎌倉どのの
名代おまえを消す事だってできるんだぞ」なんてすごまれても「平家が滅びた後は鎌倉の政治体制を固める為に政治にたけた
ものが必要でござる。これからは戦いよりも政治力で決まる。わしのようなものを消すのは得策でござらん」なんて切り替えしそうな
梶原景時的な人物と言えたかも。
小森のおばちゃまが何かで書いていたけど、ビューティーは「ジバゴ」のヲタらしい。後ジュリーと付き合ったのも「レッズ」なんて作ったのも
その影響であろう。が、おばちゃまは彼が嫌いだったみたいだ。初めてあった時、開口一番で「君は中国の紅衛兵についてどう思う?」なんて言って来て
頭に来たらしいw 原作者のパステルナークは波乱に富んだ人生だった。
このドクトルジバゴは共産主義・社会主義・革命というものを批判している
為ソビエト国内では発禁だった。で、原稿だけイタリアだかに持ち出されると
その原稿に心動かされた人により、出版された。そして、ノーベル文学賞の栄誉
を受けるが、国から「もし、ノーベル賞の授賞式に出席すれば、そのまま国外追放
処分にする」と圧力をかけられた。パステルナークは「わたしは国を愛している。国
を捨てるわけにはいかない」と圧力に屈した形となった。そして、それからわずかたち
失意のうちに没した・・・って人だった。
今学校のいじめが問題になっているが、パステルナークは国家からいじめにあった人だった。
この作品がロシアで上映されたのも、例のゴルバチョフのペレストロイカ政策以後だった。
余談だが、そのゴルバチョフも旧来からの社会主義を守りたい一派によって、別荘に一時軟禁
されたり色々あったな、あの国。 ロシアが舞台なのに「なんで英語なんだ」と最初は不満だったが、何回も見ているうちに映画の素晴らしさに
どうでもよくなった。 小森のおばちゃまはこの映画のロケの取材に行った。
その時、悪漢コマロフスキー役のロッド・スタイガーになんと!
口説かれたそう。
しかし、おばちゃまが「そんなことしたら、その場はいいけど後で後悔しますよ」
なんて断ると、「君は中々賢いね。そうかも知れないね」なんて簡単に引いてくれた
らしい。映画雑誌でおばちゃま自身がこの逸話書いていた。やった役と違い以外とあきらめのいい
スタイガーであった。 >>251
確かおばちゃまはフランク・シナトラにホテルまで追っかけられて、
「頼むからドアを開けておくれよ」と泣きそうな声でお願いされたんでしょ?(断ったらしいけど)w
ジェームス・ディーンの話といい、おばちゃまって一体www スレ違いだが、小森のおばちゃまはみんなの前でなんでもあけすけに
話してしまう人だったな。
小堺のあの番組出た時、「私は一度結婚して別れたんだけど、その別れただんな
というのは変な人で、私が不倫とかしないように私のあそこの毛全部そっちゃったのよ」
とか言っていたw
又雑誌の編集者時代高見順(大作家。あの高見ちかこの父)の担当だったが、彼から「おれの
あそこを触ってくれ。そうすると、いい小説のアイデアが浮かぶんだ」(笑)などと言われていた
いたことを、晩年暴露していた。で、「まったくあの人は変わってたのよ」なんて笑いながら付け加えた
そう。 >>255
高見ちかこって誰の子
高見恭子なら知っているけど
もっと調べてから書けよ 悪かったな。
漏れも書いた後に、高見恭子と気がついた。
が、書いた時は高見ちか子と思った・・・
というより、最近見なくなった高見チカと混同してしまったよw この作品で「一世一代の大役」と言われたラーラをこなしたのが、
ジュリー・クリスティー。イギリス人だが、生まれは以外やイギリス本土
じゃなくて、インドだったと言う。家がインドでお茶の農園を経営し、裕福
な家だったそう。のち、ジュリーは10代でイギリスに帰還するが、同じイギリス
人でも、インド育ちは違和感があったか、「南京虫」とか言われてからかわれたり、
いじめにあったそう。で、ここでは楽しいボーイフレンドも出来なかったとか。が、
金持ちのお嬢さんは得で、さらにその後フランスに留学して社交界デビューすると、
フランスの男性にもてもてだったとか。昔の映画雑誌に彼女のインタビューが載っていて、
そんな話を披露していた。又「フランスの男性はとてもやさしく最高の思い出よ」みたいな
ことも付け加えていた。 >>258
昔の映画雑誌やパンフレットに書かれてあることを紹介し、
「漏れって何でも知っているでしょ!」
といわんばかりの書き込みをするのはやめてくれないかな。 259氏は、256と同じ香具師だなw
又500円dvdのスレの常連で、画質うんたらだけでなく、
映画自体の評価を書くと、すぐヒステリー起こす香具師と同一人物では
ないかねw
1見れば分かるとおり、昔の雑誌のネタに触れてはいけない、なんて掟は
ここにはないのだよ。君こそ、ちゃちばかり入れるのなら、ここから出ていき
たまえ!
>>260
俺は259ではないが、おまいは変なコテハン名乗ってるから叩かれるんでねーの?w
ジュリー・クリスティがインド生まれで南京虫と呼ばれてたのは無知な俺でも知ってたよw
クリスティは役柄もモテ女が多かったけど、私生活でも最強のモテ女だったのは周知の事実。 何だかビビアン・リーと生い立ちソックリね>ジュリー・クリスティ
インド生まれで家がお茶の農園やってる裕福なお金持ちとか。
違いはビビアンの方が小さい頃に親元を離れてイギリスの寄宿学校へ入ったことかな。 BOOK OFFで 初版パンフレットを売っていたよ。
105円だった。 今テレビ朝日でチンギス・ハーンのドキュメンタリーやっていた。
1920年代にソビエトはモンゴルを支配下に置いた。昔昔モンゴルが
ロシアを支配した歴史が面白くなく、チンギス・ハーンの子孫1500人を
探して虐殺したらしいな。
こういう話を聞くと、この映画の終盤の暗さが思い浮かぶな。
確か、リタ・トウシンハム演じるジバゴの娘は内モンゴルで拾われた設定だった。
日和見主義者のコマロフスキーは極東に、独立国を作ろうとしたが、赤軍の魔の手が
延びてきて、恐らくは悲惨な末路を辿ったと推測出来る終わりだった。又利己主義者だったので、
ジバゴの娘も危なくなると、手を離してスタコラ一人で逃げたニュアンスだった。 ノーベル賞か祖国の大地かで悩み失意のうちに死去したパステルナーク。
昨今日本では格差社会が議論されていて、極端な格差が広がるのは小学生でも
良くないと分かるが、平等の名において個人の自由と才能をコントロールした
社会がよいのか?
パステルナークと彼の著書、そしてこの映画ドクトル・ジバゴは現代社会に
問い掛けているように思えてならない。 極東に米国のような独立国を作ろうとしたロシア人って実在したよね。
名前忘れたが。 久しぶりに観たけど、良かった。音楽とラストのダムを歩いて行くあのシーンも感動! 確かに”ドクトル・ジバゴ”は大作だ・・・
誰も、おいそれとは手が出せない。
ウロ覚え・・・・・(´・ω・`) 漏れは昨晩テレビでやっと「ラストサムライ」見たのだけど、ああいう作品
を見ると、デビッド・リーンの偉大さが分かるような感じがするな。
大作って当たり前だが、作るの難しいんだよな。大味になりやすいし。部分
部分は良くても、全編通して作るのはとても難しい。リーンの作品は酷評された
この作品でさえ、「ラストサムライ」のあの変な作りからすると、乱れがないように
思わせてしまうところが素晴らしい。
「イングリッシュ・ペイシェント」でアンソニー・ミンゲラが出てきた時、「大作なのに
大人の語り口で、第二のリーンの誕生を思わせる」なんて評した評論家がいたがその後は。
リーンのようにほとんど切れ目なく名作を作るのも難しい。 ところで、あの娘はどの女との間にできた娘なんだ?教えてくれ ↑ジュリークリスティーに決まってるでしょ(´・ω・`) http://koshienbowl.jp/
甲子園ボウル 12月17日13時キックオフ
関東代表法政対関西代表関学
ジバゴの葬儀の際のセリフ「詩を愛する者は詩人も愛する。彼の葬儀には
多くの人が集まった」は、この映画最高のセリフだと思うな。
脚本家が劇作家ゆえの名セリフだろう。
しかし、日本では三谷幸喜が映画撮るたび「アカデミー賞を狙う」なんて
臆面もなく言ったりするが、あんな軽いノリの映画じゃ無理だよ。ジバゴの
ロバート・ボルトを見習えと言いたい。
ボルトはこの作品と翌年の「わが命つきるとも」で2年連続のアカデミー脚本賞に
輝いた。「わが命つきるとも」は彼の舞台の代表作だった。
原題は「四季の男」と言って、向こうでは尊敬される人をこう言うらしい。
映画については、リーンもボルトも「四季の男」だった。 「2ちゃんを愛する者はひろゆきも愛する。彼の葬儀には
多くのチャネラーが集まった」
は、まぁ、ずっと後のことであろう。 >>272
14〜5年前の話だったと思うけど、充分な額の映画制作費があっても、それを
使いこなせる監督がほんとうに少なくなった、って言われてたね。 スピルバーグはリーンの信者で「太陽の帝国」なんて、リーンのような
撮り方編集のシーンがモロ出てくる。
スピルバーグも途中までは良かったが、その後は器用貧乏というかぱりっと
したものがないね。
リーンはこのジバゴ以外は一貫してイギリス人らしさみたいなものを描いている。
しかし、リーンはその作風や端整な顔から子供時代からエリートと思う香具師も多いが、
学生時代は数学が苦手で落ちこぼれだったそうだね。親は会計士だったそうだが。
両親は美男美女だったが、離婚している。なんでもクエーカー教徒で彼の情熱的だが、同時に
ニヒルなタッチはその影響が大きいのでは、と映画チラシに書いてあった。
また、小さい時はチャップリンの映画を見るのが好きだったそうで、スクリーンテストしたとはいえ、
ジュラルディンをジバゴの正妻に使ったのは、そんなところもあったらしい。
リーンが亡くなった時報知新聞に黒澤明のコメントが載っていて「リーン監督とは19●●年の○○映画祭で
お会いして以来親交を暖めてきました。偉大な先輩を亡くした気持ちです。アラビアのロレンスは私も好きな映画
です」とかだった。
が、その黒澤も数年後亡くなりスピルバーグが「古典派最後の巨匠」と讃えたリーンと黒澤は消えた。
もう「古典派」という映画はない。 就職時に、履歴書の趣味の欄に映画鑑賞って書きました。
重役面接でどんな映画が好みか?って決まりきった質問をされて、
「60年代の映画を好んで観てますが、特にドクトル・ジバゴがお気に入りです」
と答えました。とたんに
「オオオオオオオオ!、なかなかイイネ」
って、面接官全員がうなずいてたけど、良いアクセントになったかな?
10年位前の話だけど。 しかし、リーン監督の作品って今邦画でリメイクしたら面白そうなのあるな。
この作品・・・・幕末の幕府の医師が主人公。官軍にしたがい出兵したりする。後
幕府が崩壊すると、新政府に加わる。しかし、会津攻めなどで、残酷な
新政府軍の一面を見る。ラストは帝都東京で路面電車からかって愛した女性を
追うが・・・。
ライアンの娘・・・日本支配かの朝鮮の寒村。海に面した村。日本人の仕官との不倫に走る女性を
描く。最後は日本軍が撤退すると、女性は村人からリンチに。がそれを救ったのは夫だった。
朝鮮の儒教に男尊女卑の雰囲気から逃避したかった女性のドラマ。女優はチャングムの女優でも
冬ソナの女優でも、現地人を使う。
インドへの道・・・日本支配化の台湾。ある日本人女性が婚約者を訪ねる。そこで現地の医師と知り合う。二人で
台湾の高地の洞窟を訪れるが・・・。現地男性に金城武。日本人女性に演技派の若手。
これっていいアレンジって思うんだけどな。 無理。
どこかから見当ハズレのけちをつけられるだけだよ。
>>283
どこかから見当ハズレのけちをつけられない映画って、あるか? どこかから見当ハズレのけちをつけられて、すぐにそれを受け入れてしまうのは
日本くらいだろう。 自分でふっといてこう書くのもなんだが、282はアレンジは出来ても
名作に出来るだけの、腕が今の邦画の監督にはないだろうな。
ところで、リーン監督の葬儀でシャリフはジバゴの詩の一説を捧げたそうだな。
どこの部分だったのだろう?
実は漏れは、映画見て少しして、神保町の古本屋街でジバゴの原作見つけ読んだことが
あった。あの原作のニュアンスでは最後ジバゴが見たラーラは幻影だったようだ。映画では
実物を見て追ったような感じに見えたが。でも、よーく見ると映画でのラーラも他のものに目も
くれず歩いていて、生きている人間としては動きが不自然かも。あれも幻影だった???・・・ この映画観て思ったのは、アメリカ映画でロシア革命を扱った作品がないな。
もっと軽いテーマのアクションとかなら50、60年代なら作れたのに。
アメリカも介入したシベリア出兵とかね。旧ソ連には革命後の内戦(赤軍と白軍)
を、娯楽アクションとして描いた「壮烈敵中大脱走」があった。 >>286
「リーン監督の葬儀でシャリフはジバゴの詩の一説を捧げた」
というのは本当ですか?(一説は「一節」でしょうか?)
私が知っているのは「アラビアのロレンス」冒頭のシーンが撮影された
セントポール大聖堂で1991年に死去したリーンの追悼式が行われ、そ
こで生前のリーン監督とは交流が深いJ・ミルズが(リーンの代表作
のひとつである)「大いなる遺産」の(ディケンズ原作の)冒頭部分を
読み上げた…ということなんですが。
dvdの特典映像の中でシャリフ自身が、リーンの葬儀に
私も出席し、ジバゴの詩の一節を読み上げた、と言っているぞ。
ところで、シャリフ主演のフセイン大統領の映画って、フセインがヒーロー
として死んだらあったかもなw ttp://www.asahi.com/culture/update/0110/018.html
伊の映画プロデューサー、カルロ・ポンティさん死去
2007年01月10日21時25分
カルロ・ポンティさん(イタリアの映画プロデューサー、
女優ソフィア・ローレンさんの夫)が10日、スイスの病院で死去したと家族が発表した。
AP通信が伝えた。94歳。
イタリアを代表する映画製作者。フェデリコ・フェリーニ監督「道」(54年)、
ミケランジェロ・アントニオーニ監督「欲望」(66年)、ビットリオ・デ・シーカ監督「ひまわり」(70年)などを手がけ、
米・伊合作の大作「ドクトル・ジバゴ」(65年)なども製作した。
10代のローレンさんを見いだして国際的な人気女優に育て、私生活でもカップルに。
ポンティさんに妻子がいたことから、婚姻が法的に認められるまで9年かかった
カルロ・ポンティ
もう亡くなってると思ってた、ご冥福を祈ります。
ソフィア・ローレン
この人も随分な年だろうな、最近オマーシャリフを調べてすごい顔になってるんで驚いた。
っま気取ったスチール写真じゃないから仕方ないが、見ないほうが良かった。 スレ違いだが、同じリーン監督の「ライアンの娘」のDVD
今日廉価版が出たが中々売れ行きがいいようだな。東京の
ビッグカメラに寄ったら今日発売のワーナーではこの作品だけ売り切れ
だった。
でもこのジバゴもライアンの娘もニューヨークの批評家にはとても酷評だった
らしいな。ニューヨークの批評家はシニカルな作品が好きな事が多いので、こういう
文芸ラブロマンはダサく感じるのかな。 音楽のモーリス・ジャールはこの作品の大ヒットでハリウッドに
プール付きの豪邸建てたそうな。
ただ、ジャールで残念なのは次作「ライアンの娘」はきれいなスコアなのに、
アカデミー賞にノミネートすらされなかったこと。作品自体の評価が向こうでは
かんばしくなかった為なのだろうが、ノミネートされるぐらいの実力のある曲だ。
まぁ、もっともこの年は「ある愛の詩」の音楽が話題独占したので受賞はなかったろうが。 ラーラのテーマの音楽はいいね。気が付くと口笛を吹いてしまう。
ジュリー・クリスティーも当たり役だった。
元々泣き顔だし薄幸な感じが良く出てた。
違う人が撮るとただの不倫映画に終わってしまうけど
この監督の映画になると細やかで情感漂う数少ない
私の好きな恋愛映画になってしまう所が不思議 この映画いいね。
映像も物語りも音楽もいい。
知る限り最高の映画です。
昨日のBSの放映、DVD持ってたにもかかわらず、最後まで見てしまった
俺はソーニャ役のチャプリンがイマイチだなぁ チャップリンの名前を見たとき、親の七光りかな、と思った私は、か
なり心が穢れてますねorz。 自分だけでなく妻や家族に至るまで、身の回りの人が全て不幸になる。
まして社会的地位、仕事や収入をか云わんや。
自らの全てを投げ棄てる、そんなことは骨の髄まで判り切っている。
・・・・それでもラーラを追って雪原に消えるジバゴ。
そんな女(ひと)に巡り逢ってしまった男、実際には先ずいないんだろうけど
心のどこかでそれを密かに願望している自分がいる、そんな男は多いはずだ。
この映画は男ならば誰でも持っている、この古くさい、だが色あせない願望に
切なくも直接訴えかけてくる珠玉の一篇だと思う。
どうしてジバゴがラーラに走ったのか、ふつう女性に訊いても
「わからない」としか答えようがないはず。
現にヨメもそこが「気に入らない」、「リアリティに欠ける」とも・・
ヨメもまぁいい女だけど、こればっかりは縁無き衆生。
凍りついたベリヨキの家か。あれが真夏に撮影されたとは気付かなかった
観客がほとんどだ。草原は白いシーツと塩の山。家は蝋をたらしまくった美
術の連中の至芸だ。 ジュリー・クリスティー主演ものでは、この作品や華氏やギャンブラーなどは
度々DVDが発売されているが、ダーリングや遙か群衆を離れて、恋などDVDが出ない
作品も多いな。でも、彼女の演じるキャラは情熱的で一途なやつが多いwダーリングは
違うけど。やはり、この作品でそんな色が付いてしまったのかな。また基本的に女性好みの作品が多いな。
ジュラルディンの方は作品にろくなものがない。名作なのはこの作品に「ナッシュビル」ぐらいでは。
「悲しみは星影とともに」なんて題名だけはかっこいいが、中味はさほどのものでもなかったようだし・・・。 悪漢コマロフスキー役のロッド・スタイガー主演ものでは「質屋」や
「寒い国から帰ったスパイ」がDVD未発売だな。質屋はシドニー・ルメット
監督で有名な監督作品だったのだけど。確かビデオは前レスの「遙か群衆」ともども
新宿のツタヤにはあった。 愛と哀しみのボレロにもジュラルディンは出てるからだいじょーび コマロフスキーって悪漢?
この映画は特に悪い人間がでて無いんで好きってのもあるんだけど・・・ >>304
えっ、そうなの。今の今まで知らなかった。
ベリキノのシーンはカナダロケって聞いてたからてっきりカナダの冬かと・・・・・。 一年以上たった亀レスなのだが・・・。
169のレスに出てくるスピルバーグって、ヒュー・ハドソンの勘違いでは
ないかな???
「ライアンの娘」のDVD買って、メイキング見ると、「炎のランナー」の監督
がそんなことを言っている。一瞬スピルバーグに似てるので彼かと思ったが、
テロップ読むと、ハドソンだった。
他に「脱出」のブアマン監督も、生前のリーンを語っていた。 >>310
スピルバーグがそう言っていた、というのはある映画評論家が紹介していた。
「ライアンの娘」のDVDが発売されるずっと以前にね。
思い込みだけで書き込むのはよくないよ。
どうせ水野晴郎あたりだろ。あいつはいい加減な野郎だからな 水野晴郎ではない。貝山知弘。
3年前の「BS fan」に書いていた。 へーえ、そうか。漏れはてっきりヒュー・ハドソンがスピルバーグに
似ているので、169氏が間違ったのかと思ったw言っているのも同じだ。
1999年のキネ旬だかのオールタイムの洋画ベスト100だかには、ライアンの娘
も入っている。日本ではことに受けた映画だったな。
でも、このジバゴもそうだがライアンは映画館で見たい作品だなー。冒頭の傘が海に
落下するシーンは、テレビで見るのと映画館の大画面では視覚効果がまったく違うだろう。
実は漏れライアンはビデオで見た。ビデオでも悪くなかったが、映画館ならもっと良く見えた
ろう。ロレンスでもジバゴでも1980年代まではリバイバル上映したが今はしない。
家でしか見てない人がいたら、薦めてみたいが、やらないものはやらないからなw ことにこのジバゴでは、ジバゴが赤軍に捕らわれた時の
森林の奥行きは、映画館の大画面の方がテレビ画面よりずっと
深く感じたよ。あるいは、ラストのダムの水が流れ落ちるシーン
も映画館の方が迫力があった。雪原にジバゴの足跡が続くシーンも
手前の足跡が映画館の大画面だと大きく感じられるので、遠いところ
にいるジバゴがなおさら遠く感じた。
ロレンスとジバゴは特に撮影の遠近法が生きた作品だ。が遠近法は大画面こそ
よりいっそう生きるわけで・・・・・・。 内容には?な作品だが
絵がとてもきれいだなぁ。
オープニングの葬式のシーンとか
ジュリー・クリスティーとの出会いとか
貨物車両の扉に凍り付いた雪を割るところとか
住んでるアパートが占領されてる場面などが大好き。 >>316
>住んでるアパートが占領されてる場面などが大好き。
あれはアパートではなく、モスクワのジバゴ邸ですね。
革命委員会に接収されてアパートみたいになってしまった。 >>191
今更のレスですが 初めてここのスレを知りました。
この映画も「わが青春の時」も映画館で見ました。
話はちょっと似てますが、もちろんジバゴの格調高さには
及ばない映画でした。
ジバゴの声を山本さんとは知りませんでした。
昔「風と共に去りぬ」のスカーレットの声を栗原小巻さんが
やったのは記憶にあります。 リーンの作品ではノストロモは結局作られなかったな。
ジバゴと同じボルトが脚本完成させ、キャストもデニス・クエイドや
イザベラ・ロッセリーニ、ポール・スコフィールドなどが決まっていたよう
だが・・・・。リーンの描く南米もちっと見てみたかったな。 しかし、このジバゴ日本でリメイクするとどういうキャストがいいだろう。
座興で考えると漏れ的にはこうかな。
ラーラの役 柴咲コウ 存在感があるし、最後みすぼらしいかっこで歩く姿も
あうのでは。
エフグラフ、ジバゴの兄 大杉パク どこか人間的なあたたかさのある狂言回しに
ぴったりでは。
パーシャ 西島秀俊 ひ弱なインテリ青年が鬼将軍に。この手の役どころはあうだろう。
コマロフスキー 森本レオ これは本人そのままwただ、役の上ではこの人いいの多いよな。
ジバゴ ? 詩人で医者。今の日本の俳優さんには当てはめられる人いないな。 ジバゴ 柴田光太郎(田宮二郎の息子)はどうだろうか? リーン好きだけどこの映画はあんまり好きじゃないな
Sピルバーグが繰り返し見るほど好きらしいがどの辺が好きなのかよくわからん >>321 なんでもかんでもリメイクかよ。つまらない野郎だよ。 >>183
つまらんかった。
セットや演技はそこそここっていたかな。時折はいる景色は綺麗だった。
ただ、俺は不倫話がそんなに好きでなく共感もできなかったから
つまらなく感じただけかもしれん。運命の再開での不倫とかアホらしく感じるので。
ちなみにこの映画も見ていない。
こんなつまらないのが主要ドラマなのなら、観ることはないだろう。
昼ドラで充分だ。背景、役者、セットなどの予算が違うだけ。 >>328
そうか。
たしかにオラもこの話自体は、つまらんと思ってる。
けど、お話がどうでもイイくらい
映像と音楽が好き。 >>330
≫ノーベル賞作家が泣いてます
原作を読んだの?
私は読みましたけど、あまり面白くなかった。
小説的な構成としては破綻していると思う。
パステルナークはやっぱり詩人で、それ以上でも以下でもない。
ノーベル賞を(西側が)授賞したのは反ソ宣伝の格好の材料だったからだろう。
映画は原作を見事にメロドラマにしている。
歴史をタブローにした人、愛、センチメンタリズムのドラマ。
通俗劇を嗤う人間は、結局これらの人間的な情動の世界を理解できないんだろう。
ということは、つまり人間が理解できないということだ。 えがわすぐるあたりの翻訳文庫本を読んだくらいで、何わかったつもりでいるの?
江川すぐるバカにすんなよ!ドスト信者の俺が許さんぞ! >>332
なるほど。
で、(たぶん)ロシア語原書を読んだと思われる
あなたの感想は? 参議院選挙に出馬して当選した元自衛隊の佐藤いう
隊長髪伸ばすとシャリフみたいだなw
この作品でジバゴの娘とおぼしき女性演じたリタ・トゥシンハムという
女優さんは早くに引退したのかな?蜜の味でも好演したし、いい女優さんなの
だが。もっと活躍して欲しかったな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています