【無冠の】ピーター・オトゥール【名優】
アカデミー主演男優賞に7回もノミネートされ未だ一回も取れず。
しまいには「特別賞」を貰う羽目になって、ますます主演男優賞から遠のいてしまった感のある
イギリスの名怪優ピーター・オトゥールについて語るスレです。
大作から感動作、変な映画とたくさん出てるので、好きに、またーりと語りましょう
>>145
1982年にカーレン・ソマービル・レプトウィッチという女性と恋をして、
生まれたのがローカン・パトリック・オトゥールですね。現在、22歳。
カーレンと恋をしていた頃、一方ではジュディ・フォスターとのロマンスも話題になっていました。
それを報じた新聞の記事はオトゥールのことを「wild actor」と紹介しています。 スペンガリでの共演での噂だったよね〜
これは宣伝かな?と思ったりもした。 ピーター・オトゥールの若い頃は本当に美男子だよね。
ところで、デヴィッド・リーンの初期の傑作『大いなる遺産』を再見したんだけど、
鍛冶屋奉公をしているシーンのジョン・ミルズの容貌がほんの一瞬だけど、
若い頃のオトゥールと重なるところがあった。どちらも好男子の印象。
若い男性のこういう容貌はリーン監督の好みでもあったのかもしれない。
だから、有力といわれたアルバート・フィニーではなく(フィニーのほうから断ったらしいが)、
オトゥールをロレンス役に抜擢したんじゃないかな? オトゥール、個人的には美男子には見えないのですが、
ヨーロッパでもハンサムとして通用していたのでしょうか。
黒い目でエキゾチックなオマー・シャリフは
セックスシンボルとしてヨーロッパの女性たちにもてはやされたそうですが。 「何かいいことないか仔猫ちゃん」のセリフじゃないけど
ピーターは光の加減や角度によってのハンサムだと思う。 『ラ・マンチャの男』。歌って、踊って、ずっこけて、
体当たりの演技でおもしろい。
良い意味でハンサムなイメージ裏切ってくれた。
しかしオトゥール、すごく細いですね。 細くて長いよね
ゲイリークーパーもそうだけど
でかいから中に人が…
オトゥールだと入れないか ラ・マンチャでは特に細い。太ももなんて棒のようだ。
ドンキホーテを演じるためにわざわざ痩せたのか、
それとも病気の前兆で痩せてしまっていたのか。 『ロード・ジム』のオトゥールは彼には珍しくも
逞しい感じで本当に格好いい。
伊丹一三も若々しくて印象に残る。
その後の自殺とか考えると何だか悲しくなった。
彼の自殺は後味が悪い。
それはともかく、この映画、
最後の落ちは今ひとつ共感できないけれど、
ストーリー良し、台詞も深遠、俳優たちの演技も良し。なのに全体で観ると
何かが足りない。監督によっては傑作になったかもしれない。
>59
私もそのシーンとそのセリフが一番好きです!
ところでチップス先生の中で「スピーク・ロウ」(曲名)が
使われていませんでしたっけ?
「何かいいことないか子猫チャン」とか「おしゃれ泥棒」
のようなコメディも似合うね。 声がとてもいい。ソフトで、少し笑みを含んだようなセクシーな声。 そうだね。いつもそう思うよ。
何か囁くような優しい声だよね。
ロレンス
ラマンチャ
ミスターチップス
冬のライオン
ラストエンペラー
が好きだなぁ。
個人的にはトロイより
ハリポタのダンブルドアを演って欲しかった… オトゥールの大病というのは、当時の映画雑誌とかの執筆者のコメントでは、
「重い胃潰瘍」とかになっていたな。ただ、成功率の非常に低い手術だったそうで、
本当は胃がんとかだったんのかもな。
「カリギュラ」の時は実際内容知らないまま出て、後悔し、自棄酒ばかり撮影現場で飲んでいた
そうだよ。なるほど、ハリウッドにはいないタイプだねw
この人がアカデミー主演男優とるとしたら、やはり「ロレンス」の時だったろうな。
ただ運が悪いことに、グレゴリー・ペックがノミネートされていたのでそっちへ行った。ペックは
ハリウッドの重鎮なのに、一回も主演賞とっていなかったので、同情票がいったのだろうな。 ロード・ジムも忘れないでね。
すごい油の乗った色気だよ。 確か女優の草笛光子だったっけな、オトゥールが「ラマンチャの男」の
舞台公演に日本にやってきた時観に行ったそうだよ。大変期待していたそうだが、
見たらセクシーな踊りばかり見せたりして、ひどい内容の舞台だったって・・・。
漏れは「将軍たちの夜」のあの気色の悪い演技も印象に残っているな。「ロードジム」と
共にテレ東京系で午後2時くらいからよく放送されたよなw >>163
はて、オトゥールが舞台でも「ラ・マンチャの男」を演じたという話は
聞いたことがないが。ステージキャリアを見ても、その記載がない。
誰かの間違いではないかな…? そうか。漏れがずっと前読んだ雑誌だかには、そんなことが書いてあったような
気がしたがな。とにかく草笛が「ラマンチャ」の公演見に行ったのは間違いないと思うよ。
でも、日本人ではなかったはず。かなり昔の1970年とか80年
代頃の話のはずだ。漏れは草笛なんてファンでないし、自分の想像でこんな話頭の中で創作
するとは思えぬ。たしかに元ネタはあったと思うよ。
オトゥールはクロサワの「赤ひげ」のセットで黒澤と並んで話したりした。これは「赤ひげ」の
映画パンフに載っているので間違いない。 >>165
オトゥールはクロサワの「赤ひげ」のセットで黒澤と並んで話したりした。
これはその通り。 オトゥールが来日して、日本の舞台を観たって話なら感想ならわかる気もするが
「ラ・マンチャ」は舞台でやってない筈・・・。
来日も「ロード・ジム」の撮影後フラッと来ただけだと思うから60年代前半。 なるほどな。じゃあ、草笛が「ラマンチャの男」の舞台見に行ったらセクシーな
踊りばかりで失望・・・・のその役者とは誰だったのだろうな。松本幸四郎ではないぞ。
そんなこと同じ日本人俳優つかまえて言うまいてw
ところで、オトゥールは「ニコライとアレクサンドラ」で怪僧ラスプーチンを当初演じる予定
だったが、降板しているな。この作品のプロデューサーは「ロレンス」と同じサムスピーゲル。
ただ、出来はかんばしくなかったようだな。 「マーフィの戦い」のピーターいいね、彼が本来有してる反骨精神が顕現しているのでは?
ずいぶん昔に観たっきりだけど 「ロードジム」限定期間DVD発売、ついに。待ったよ。 来日したとき背が高いので日本家屋の襖や障子を倒しまくって、この国は
自分に向かないとか言ってたな。その頃はすでにアル中気味で有名だった。
瞳があまりに美しいという事で『天地創造』の天使役に選ばれたり、
オードリーとの『おしゃれ泥棒』のクロースアップなどあったけど、あまり
パッとしなかったなぁ。個人的には『ロレンス』の他に『冬のライオン』
が好きだな。 >>168
多分、リチャード・カイリー。おれ、そのレコード持っているから。 オトゥ―ルって身長190cmくらい?
ロレンスだと周りが砂漠だからどの程度、大きいのか
よく分からないんだよね。 実現しなかったけど、私が見たかったのは、
『ライアンの娘』の白痴マイケル役のオトゥール。
>>173 発表されてるのは188cm。実際のロレンスはかなり小柄だったの
で「アラビアの」ではあまり大柄に見えない様に写していると思う。 >>175
サントス!
確かにロレンスでは脇の役者も大きいからあまり
大きく見えないんだよね。
ロレンスのときのオトゥールは真っ直ぐ立ってなくて常に猫背の印象がある ただナンボなんでも「ヒトラー」のヒンデンブルグ元帥役は無茶すぎ
微塵も似ていないwwww >>179
ロバート・カーライル主演のTVムービー「ヒトラー」で、
オトゥールが第一次世界大戦時の独裁者にしてワイマール共和国大統領、
”ボヘミアの伍長”をドイツ宰相にする事など絶対認めんと言張る依怙地なユンカー、
パウル・フォン・ヒンデンブルグ老元帥の役を演じた のだけど、
似てないのよ 演技はともかく似なさ杉
オトゥールは縦に長いけど、老元帥は横に長い。軍服なんかダブダブな感じ。
ブライアン・ドネヒーあたりが一番似てるかな。 ロレンス完全版の映像特典を見て可愛らしい爺さんだなと思った。
長生きして欲しいな。 昨日映画館で「ラッシー」の予告篇(短かったから特報?)観た
日本公開は12月って・・・本国より丸1年遅れじゃん。
劇場公開してくれるのは嬉しいけど、因みにピーターの画像は無かったわ。 子供の頃にTVでロレンスを観て、初めて男の人を色っぽいと思った。
たま〜にゲイリー・クーパーとダブッてみえる。
端正な顔立ちに手足が長くて長身、エレガントでブルーアイが共通項か。 アイリッシュは手足が長いのよ〜
個人的にはクリエイターの白衣姿が大好き!
実は大病後のよれっとした感じが好きなんだよね
後、彼が演じた「ピグマリオン」のヒギンズ教授はぴったりだと思う!・・・観たかったー! 『カリグラ』の皇帝ティベリウスに扮しても
仲々いい演技を見せてくれていた。
性病に罹って顔面に潰瘍の出来た荒淫の老帝! オマー・シャリフと再々共演しているThe Rainbow Thiefってどんな内容なんだろう。 ナバロンの要塞の原作者アリステアマクリーンが
「ナバロンの嵐」の映画化の時、
フケツのミラー伍長(ジャッカルの日のエドワードフォックス)は
オトゥールに演じてほしいと言っていたらしい。
体調を崩しているということでフォックスになったと
キネ旬かなんかに書いてあった。
パワープレイの頃のオトゥールだったらピッタシだったかもしれん。
しかし私はフォックスのほうがいい。
でも子猫ちゃんとおしゃれ泥棒は大好きです。 そういえばアイルランド出身だから
サーの称号がもらえないときいたことがある。
違ったらゴメン。
ローレンスオリビエやジョンギールガットと
仲が悪いのも原因なのかな?
バートンとのホモ説もあったよね。 >>188
へえ〜
じゃあマクリーンとしては要塞のキャストなんかかなりイメージと違ったのかな
それにしてもオトゥールがミラーって、でかいミラーだ スーパーガールで好き勝手な演技をしている
オトゥールも好きだ。
見事に映画全体の調和を乱している。
元々、名優だが脇役に向く人ではない。
70年代に舞台で「人と超人」のときは
アルバートフィニーとトムコートニーと競演しているんだね。
しかし「人と超人」はとっても退屈な戯曲です。 >>191
豪華な競演だなオイ
その3人の競演作は映画じゃないよな
トムとは「将軍たちの夜」があるが
A・フィニーとは映画上の競演はないのでは? おしゃれ泥棒が好きだったよ。
コメディもなかなか似合ってた。 オトゥールが、今はなきハウステンボスのコマーシャルに出たとき、
おばあちゃんが「これ、ロレンスじゃろ?じいちゃんになりよって。
あーあー...」とか言ってたの、思い出すw
今思えば、田舎暮らしでちょっとボケかけてたおばあちゃんが
彼を覚えていたということに驚き。好きだったのかなぁw しかしなんでハウステンボスでオトゥールだったんだろう?
オランダ村だろう?オトゥールってアイルランドでしょう? 何となく雰囲気がオランダっぽいからじゃない?
昔、信長の頃、日本に来てたオランダ人ってオトゥ―ル
みたいな人、想像するじゃん。 もう主演男優賞にノミネートされることは
ないでしょうね。 将軍たちの夜のDVDが単品として発売されるらしいです。 オトゥールって見た目は典型的西欧人なのに、
なぜか東洋の匂いがする。 エキセントリックだからじゃないかなあ。
向こうの俳優であそこまでナイーブな内面を演じられる
人って少ないと思う。 「おしゃれ泥棒」や「子猫ちゃん」のような作品にもっと出て欲しかった。
今はどんな作品に出ても同じ演技しかできない。 ロレンスを見ても何を見ても自分はこの人には色気が感じられない。
内面を掘り下げた演技はさすがと思うけど色気となると???
みんなはオトゥールのどこに色気を感じるの?妖しげな所? 「子猫ちゃん」って
オトゥールのファンにはどういう位置付けなの?
オレは好きだけど。でもオシャレ泥棒とほとんど
同じ演技だな。 「仔猫ちゃん」の中で教授とストリップ見た後に踊り子と一緒に踊るとこが
むちゃくちゃ良い!あの唄もいいよね〜トム・ジョーンズ。
ああいう「くだらなーい!」って言われそうな映画を楽しんでる彼は大好きです。
涙もんが流行る昨今に「ラマン茶の男」あたりが上映されたら大ヒットしそうなのに悔しいなぁ。 ♪I was born in Boston City〜
ロミー・シュナイダーの英語教室?へずっこけながら駆け込んで来るところ。
ロミー・シュナイダーにプロポーズして彼女を抱っこして3回転ぐらいするところ。
内容はともかく、ビジュアルが大変美しくて満足。
10年ほど探しているのだが、「ローズバッド」を観ることはできないのだろうか・・・
パンフだけは古本屋でゲットしたけど。
あと、チップス先生はなぜにDVD化しないのか疑問。 「ローズバット」って20年くらい前にテレビで放送の予定があったのに
ちょうど中東問題が起こって放映されなかったんだよね。
見たいな。 ローズバッドね!私もパンフだけ。
以前オークションで買った自伝?を久しぶりにパラパラしてたらお姉さんだか
妹だかの写真があって(パトリシア)、そっくりなの!ピーターが女装してるみたい。
今度の「カサノバ」にピーターって出るんだっけ? 天地創造の天使がよかった。エメラルドグリーンの瞳のアップに正直引き込まれた。 天地創造の天使がよかった。エメラルドグリーンの瞳のアップに正直引き込まれた。 ヒース・レジャー主演のカサノバならピーターは出ません。
彼が老カサノバを演じたのはTV版。
息子はピーターに似ていないなあ。ちっ! 215様へ、そうなのですかぁ〜ざむねむ!
娘はどうなってるの? 冬のライオンで アレースが温めた香料入りのワインをうれしそうに飲んでるヘンリーのピーター・オトゥールがちょっと可愛らしかったです
ワインを温めるとこが不思議でした 冬のライオン、よかったよねー。若い王子達もみんなスターになったね。 ピーターの身長を長いこと188cmか、でかいなあ〜と思っていた。
雑誌やパンフで書いてあるので。
久しぶりにimdbをのぞいたら191cmになったいた。
の、伸びてる〜!! え〜っ、そうなの〜?
じゃあ元から191cmだったんじゃあ!
確かに188以上はあると思ってたけどね。 ハリポタに出て欲しい・・・若い人にも魅力を知ってほしい! 娘のケイト・オトゥ―ルはロレンス撮影中に生まれたみたいですね。 IMDbは誕生日とか間違ってる事あるし一概に全部正しいとは言えなさそう。
いつの間にか修正が入ってることもあるしね〜
「名犬ラッシー」は日本公開されるみたいで良かった。 One Night with the Kingも公開されてほしいな。 なんといっても、アラビアのロレンスのピーター・オトゥールが最高、クールビ
ューティーの典型、口元がセクシィー、ちょっと神経質そうな役柄がピッタリね。 この方が演じた、ドイツ軍タンツ将軍は人間的に倒錯した役どころで、見事に演じてました。 「将軍たちの夜」ですね。
製作がサム・スピーゲルで共演がオマー・シャリフ、音楽はモーリス・ジャール。
スタッフといい、役どころといいオトゥールの「ロレンス」路線第2弾といったところでしょうか。
うちに狂気を抱えた倒錯的な軍人役。
オトュール演じるタンツ将軍は、印象が深いです。カッコ良かったです。オマーシャリフも良かった。 >>228
>共演がオマー・シャリフ
出てました?
みなおそ ↑この映画、脳カットで見たい。丹津将軍の目の演技が好きだった。
DVD出てる? 明日はお誕生日!!おめでとーなのだ。
↑235は目新しくもない情報だね。 明日「将軍たちの夜」のdvdが単品で出る。
漏れ買ってみようかな。実はこの作品一度見ているが、
例のテレ東の昼の枠で見たので一時間もカットのあるやつだった。
こんなにカットがあるんじゃ見たうちに入らないからな。
偶然にも同じナチスもののビスコンティ「地獄に堕ちた勇者ども」も
テレ東で見たが一時間もカットのあるもので、いまだに見たような見てないような
すっきりしなさがある。昨日の亀田のボクシングみたいにさ。これもいずれ
dvd買わなくちゃな。
明日はオトゥールは出ていないがシャリフの方は出ている「日曜日には鼠を殺せ」の
dvdも欲しい。金がかかってしまうなw
こんなスレがあったとは。
「危ない美形」の元祖。
今年の4月だったけど、こんなニュースがありました。
http://www.sankei.co.jp/enak/2006/apr/kiji/18peterOture.html
全ての時代を通じての一位ってのが凄い。
なんでリアルタイムでアカデミー主演男優賞を取れなかったかますます不思議。
「将軍たちの夜」の異常演技も良かった。 将軍たちの夜はオトゥールは言わずもがなの好演だが、
今からみるとシャリフの刑事のパラノイアぶりが面白いという声も
あるらしいな。エジプト人なのに何故かドイツ人の刑事の役だが、
自分の国のトップのヒトラー暗殺事件があっても、ぜーんぜん興味を
持たず自分担当の犯人を挙げることだけに、夢中で。
あと、これも曲者演技が多かったが、トム・コートネイも出ていたようだな。
漏れはくどいが、えらくカットがあるのを見たのでコートネイなんてぜんぜん記憶に
ない。しかしなんだなー、これでアレック・ギネスやトレバーハワードが出てたら、
まるでリーン映画みたいだな、配役だけは。 >>239
嬉しいですね!
でも本当にアカデミー1回でもいいから取って欲しかったです。
取るならヤッパリ、ロレンスの時しかなかったのかな?
その後にそれほどの俳優でもない人がアカデミーを気楽に取ってる
のを見ると何だかとっても残念な気がします(−−;) 飛びぬけたものの価値は何十年もたたないと世間に認知されないのかなあ。
リアルタイムだと何となくみんな同列扱いになってしまう。
ロレンスで主演男優賞をもらえなかったのは本当に残念です。 >>239
このニュースはうかつにも知りませんでした。
教えていただいてありがとうございます。
でも、選ばれてよかった。
オトゥールのロレンス役に対抗できるキャラクターっていないんじゃないかな?
1962年度のアカデミー主演男優賞を逸したのは本当に残念。
映画を見てから受賞者リストをチェックして、オトゥールがいないのにびっくりしました。
あまりに強烈、完璧な演技だったからだろう…と、一人慰めましたけど。
受賞演技者となったG・ぺックは誠実で、控えめで、
年齢もそこそこだった(47歳でした)ので、
アカデミー会員は彼に(オトゥールの呪縛を払いたいと思って)
投票したんじゃないのかなあ。
「どうせ、主演男優賞はオトゥールで決まりだ。だったらぺックに入れても
大勢に影響はないんじゃないか」と思ったのかも知れませんね。
オトゥールは以後、6度も主演賞候補になりますが、
みんなロレンスの演技を基準にしてしまったから
受賞を逸することになったのだと思います。 238で書いた通り、漏れは「将軍たちの夜」のDVD買って見てみた。
漏れは簡単な見た映画のメモを付けているが、これ最初に見たのは平成元年で
テレビ東京で、らしい。一時間もカットがあったようだ。
今回ノーカット版のDVD見たが、やはり遙かにノーカットの方がいいね。
事件が起きたのは戦中で、解決は戦後。その時間的な空間の大きさはやはりカットが
ずいぶんあったのでは味わえない。小さな娼婦暗殺事件に平行してヒトラー暗殺事件の
サスペンスもからむけど、ここいら辺も当然カットされていたせいか、テレビ放送では
作品自体こじんまりしたものに写った。本編はかなりスケールがある。
オトゥールについては、ゴッホの絵を見ているうちに冷や汗を掻きながら精神に異常をきたす
その辺の演技に妙味がある。 軍人役のオトゥールといえば
「パワープレイ」という映画があるらしい
1978年頃の作品
禿げしく見たいのですが(ビデオは昔出てるらしい)
DVD化を早く希望します 公開、未公開を問わず、出演作品全てがDVD化すればいいのになあ。
もちろんご存命のうちに。