【イタリア映画】自転車泥棒【1948年】
第2次世界大戦後イタリアは、ぶつけようのない怒りや悲しみ、将来への不安に満ちていた。
社会の混乱のなかで懸命に生きる労働者たち。主人公リッチは妻と息子の3人家族。
2年の極貧生活ののち、ようやく手に入れた仕事には自転車が必要だった。
ありったけのシーツを質に入れ、自転車を手に入れるが、無情にも自転車泥棒に遭ってしまう。
唯一の商売道具である自転車を探しに街へ出かける父子。
その姿をとおして監督ビットリオ・デ・シーカは、88分という短い時間のなかで戦後イタリアの混沌の姿をリアルに描きだす。
すべては衝撃のラストシーンの伏線であり、それは観る人たちの心に複雑な感情をもたらす。
48年、アカデミー外国語映画賞受賞。主演の父子はまったくの素人を起用し、ネオ・レアリスモの存在を全世界に知らしめた。 真に力がある映画は貧しい国からしか出てこない
という真理を証明する傑作 >>3
あなたの言う通りです。
あの映画を初めて見た時に泣いた。 しかしあの父親役をケーリー・グラントにやらせようとしたやつは
何を考えているんだろうな、どう見てもミスキャストだろうに。 子供をオーディションに連れてきたオヤジが気に入られたらしいね。 >>5
ケーリー・グラントじゃなくてよかった。
当時のイタリア映画は素人を主役に使う事が多かったんですよね? デ・シーカがこの映画を作るときに、アメリカの某メジャーに資金
援助をお願いしたら、交換条件として主演にケーリー・グラントを
使えというのが返ってきた答えだったという話。 IMdbで古いアメリカ版の予告編をかなり前に見たけど、
マーロン・ブランドが同時代の外国映画のベストに選んでたらしい。 >>8
それはそれで興味があるけどなあ。スターのグラントがネオ・リアリズモに
馴染んだか、それともただのスター映画になってしまったか? このスレの人達は詳しそうですが、「靴みがき」はいい作品ですか? 靴みがき、自転車泥もいいんだけど
オレ的にはやっぱミラノの奇蹟だな。
魔法で黒人を白人に変えたりするシーンや
全員で箒に跨り明後日の方向に飛んでいくラストは
吹き出さずにはいられない・・・ 「自転車泥棒」昨夜BSで録画した。
今から見るよ。 今日のBSは「道」だね、なんだか最近散々イタリア映画に泣かされた
青春時代思い出すよ。 「自転車泥棒」の主人公を演じた人、80代で大往生したよね?
毎年大晦日にその年に亡くなった有名人の名前の一覧表が載るけど、彼の名前が載っていた。
もう随分前の事だけどね。彼自身は良い人生を送ったのかな? >>5
あの父親役をケーリー・グラントにやらせようとしたやつ→MGMの重鎮、デビッド・O・セルズニック
デ・シーカはせめてヘンリー・フォンダ(彼は庶民の役がよく似合うと思う)にと頼んだが断られた。 しかし、イタリアが「自転車泥棒」を生み出すには
ファシスト党の独裁と戦乱による荒廃を経ねばならなかった。
それが幸福なことだったとは口が裂けても言えまい。 しかし、1948年の映画だけど、その頃の日本ほど貧しさは感じないね。
車はビュンビュン走ってるし、貧乏人でも入れるレストランがあるし。 この映画は2回感動しています。
1回目は幼稚園の頃に見たとき。2回目は大人になってからみたとき。
ただ、印象的なシーンが違っていた。
子供の頃は、レストランのシーン。金持ちと比較して、貧乏を実感するシーン。
親を責めるわけにもいかない。あの子供の気持ち、、ものすごくしみた。
大人になってからは、自転車を盗んで、開放されて子供と歩くところ。
おとなのせつなさをジーンと感じた。
暗くて地味だけど、自分にとってはすごく大事な映画です。 見たのは2度目。10数年振りくらい。
初めて見たときの衝撃はなかったけれど、やっぱり感動した。
いい映画だね。 最近テレビでやったので、何度目かな、また見てまた感動。
全員素人使ってねー、よくあそこまで。
盗まれた現場のトンネル、この間ローマに行って確認してきた。
たった1台の自転車を取ったり取られたりする話。
ものすごくちゃっちいのに、感動の名作になってる。
「何百億円使いました」「ハリウッドの大作」みたいな作品群は、
なにか映画として重要なものを忘れてやしないかと、ふと思う。 ハリウッドの映画なんて糞食らえだ!
ハッピーエンドにすればいいってもんじゃないよ。 >>24
俺も一度行きたいよ。
あの映画の中に「セリエA」が出てくるね。名前だけ。 アンドレ・バザン、ブレッソン、ブニュエルがベスト10に入れてた。
あの映画から影響を受けてできた映画ってたくさんあるんですよね? あのお父さんの、苦みばしった雰囲気がたとえようもなくこの映画を決めてるような
気がする。なんていうか、生活苦で自殺直前のようなマイナスのオーラを感じる。
太っていて、あまり美人とは言えないお母さんもいい味出してる。 子供が立ちションしようとしている時に親父に呼ばれて
ビクッとする場面が面白かった 映画評論家の故猪俣勝人氏曰く
「何と言う悲しい映画だろう。」 貴族趣味、もといっ、貴族階級のデ・シーカの作品というのが 息子役って、その後何本か映画に出たんだよね?
大人になってからも出たのかな? 東京みたいに空襲にやられなかったんだね。
ローマは。復興も早かった? 自転車を盗まれたときは、みんな知らんぷりなのに
盗んだときは、なんであんなに大勢に追いかけられるんだ お父さん役、ケイリー・グラントが予定されていたんですね。
あと、別な監督ですがフェリーニの「道」もジェルソミーナ役は
プロデューサー(ディノ・デ・ラウレンティス)の奥さんの
シルバーナ・マンガーノが予定されていたそうだ。
でも、フェリーニは他人の嫁なんか使えるか、と自分の妻の
ジュリエッタ・マシーナを起用。 えらい。 >>47
それで名作になったのかも。
渾身の力をこめて美しくなるように撮ったんだと思う。
撮影しながら、これが君への愛情だみたいな。
で、奥さんも、尊敬するご主人のために誠心誠意やって、っで、できたのが不朽の名作。
ちょっといい話かも。 ほかにも出たけど大根でだめだったといううわさを聞いたことアリというひとりごと マフマルバフの奥さんのマルズィエ・メシュキニの映画でも
使われてた。 >>51
タイトル及び具体的な内容を教えていただけますか? あの頃のイタリアって自転車に鍵をかける習慣がなかったのか? >>59
あっはっはっ!
笑い事じゃないか・・・・・・。 >>51
タイトルはStray Dogs。
アフガニスタンでたくましく生きる兄妹たちの話。
監獄に入っているお母さんに会いたいと思い、
「そうだ、なんか犯罪すればイイ!!」と思いつく。
映画館でたまたまかかってた自転車泥棒を神妙な顔をして
その後同じアングルで再現、見事兄ちゃんがタイーホ
というものでした。
たしか今年日本国内で公開のはず。
東京フィルメックスで見ました。
ラストで自転車を盗んだ父親が、寛大な持ち主に許してもらえたのはせめてもの救いだ。 あのラストは、ほんと、胸が締め付けられる余韻が残る。
たかが自転車、されど自転車。。。。深いなあ。 北朝鮮への輸出目的で自転車を盗んだとして4人が逮捕された事件で、
広島西署は5日、新たに窃盗容疑で鳥取県境港市の丸政商事社長、
往西俊吉容疑者(50)=境港市上道町=と同県米子市蚊屋、
自動車修理業、椎木正人容疑者(46)を逮捕した。
調べでは、往西容疑者らは10月26日午前7時ごろ、
同社社員、山根吉文容疑者(30)=窃盗容疑で逮捕=らと共謀し、
広島市西区の市営駐輪場で、市が撤去のため管理していた放置自転車30数台を
トラックに積んで盗んだ疑い。
同署は北朝鮮と取引がある境港市内の水産物輸入会社に売り渡すため、
会社ぐるみで自転車を盗んだとみて追及する。 >>65
あの頃の自転車は、今の日本で言えば中古の軽自動車ぐらいの価値かな? 自家所有の工場くらいかもしれない。
他と差別化する労働の付加価値の源泉だから。 自転車はしょせん自転車。
それを盗まれて、大の大人が右往左往しなければ
ならないほど、貧乏なのがみじめなんだろう。 だけどさあ。
イタリアは、敗戦国とは言っても終戦直後の日本ほど惨めではないんだよな。
原爆を落とされたわけじゃないし。
この映画で金持ちたちは車に乗ってビュンビュン走ってる。
1948年の日本じゃあ無理。 イエローモンキーを原爆で殺しても平気な国。アメリカ。 この映画は世界映画史に残る名作と言っても過言ではない。 >>75
映画と関係ない話だけど、イタリアは第二次世界大戦の戦勝国だよ。
途中でドイツを裏切って連合国側についた。きちんと教育を受けた
人間にとっては常識だよ。 自転車を盗んだ若者。
主人公のオヤジに追い詰められて癲癇を起こす。
あれは癲癇を起こしたふりなのか? >>82
とうしてイタリアが戦勝国なんだ、敗戦国に決まっているじゃないか。
イタリア自身が裏切りによって戦勝国のように錯覚していたということ
はあったかもしれないが、まわりはそんなことは認めないよ。
裏切り者でも勝ち組の仲間に入れますなんてこといったら、誰も最初から
旗色を鮮明にして本気モードで動こうなんてしないだろう。
のらりくらりとどっち付かずで引き伸ばして、勝負の帰趨があるていど
決したところで勝つほうに付けばいいんだから。
だいたい実際の戦争に限らず戦いというものはいかに多くの仲間を集め、
いかにまじめにやるかということが大きなポイントだけど、それに反する
状態になるだろうということは常識以前の問題として容易に推察できる
と思うが。 うん。
最初観た時、なんて情けない映画なんだ、と思った。
これほめ言葉。
アメリカ映画には出せない情けなさ。
自転車盗んで見つかって、おおぜいにつかまって、しかもそれを息子に見られてる。
アメリカ映画によくある強いパパじゃなくて、弱さのある父親像。
ほんとにすばらしいです。
>>5>>7>>47
おそレスですが、ケーリー・グラントの予定だったんですか。
う〜む。
まあ、「道」もそのパターンで、「米国のスターを使え」と言われて、フェリーニはしぶしぶアンソニー・クインを使ったんですよね。
そちらの場合は、幸運にも大成功だったわけですが。
この映画を最初に見たのは、子供の頃で、しかも途中から。
たかが、自転車1台を必死で探す親子の姿にあきれはて、ラストの大勢で
主人公を追っかけるシーンでは、おかしくてワラタ。
2回目に見たのは大人になってから、勿論最初からちゃんと。
さめざめと泣いた。
俺的ベスト5にはいる傑作。
>>89
>>91
いい事言いますねえ!うれしいです。 母親がいいというので見ました。正直退屈でつまらなかったです。
イタリア映画独特の暗い雰囲気、救われない悲劇的な結末がやっぱり苦手。
泣けるどころかまだるっこい展開に終始イライラしてしまいました。
でも名作らしいので、もっと歳をとったら良さがわかるかもしれませんね。 >>94
あの名作がたった500円で買える。
うれしいねえ! >>93
いや、あの映画はあなたにとっては一生駄作だろうからやめておいたほうがいい。
駄作に時間を費やすのは人生の時間の無駄。
だから駄作をもう一度見るくらいなら名作を見ることに時間をかけるほうがいいと思う。
たとえばのびたの大冒険とかアンパンマン対バイキンマン。
事情も知らずに、人を厳しく非難してしまった時、あるいは逆に、大勢から
非難された時、自分の心の弱さから、取り返しのつかない過ちを犯してし
まった時、正義という名の暴力や道徳という物に高慢さを感じた時…
そんな経験を積んでいけば、さらに味わい深くなる映画ではあるね。
しかし、俺は20歳でこの映画の良さが十分わかった。
要は、肌に合う映画か、そうでないかじゃないかな。
絶賛されてる名作映画でも、俺的には駄作としか思えない映画が幾つか
あるし、年をとってもその評価は変わらない。
水死体が上がってきて、親父が心配そうに見てると横にチョコンと立ってる坊や……安堵する親父。
あれ、何気に怖いシーンだよな。「死んだのが息子じゃなくてよかった」わけだから。
そうだよな、人間なんて所詮、自分&身近な人間&好意を持った人間しか優しくできないもの。
まして、生活が苦しかったあの戦後の時代なら……。
しかし、あの子、一番尊敬し頼るべき存在の薄汚く見苦しい姿を見てどう生きるんだろ……。
父親を尊敬できずに育った男子は、根性捻じ曲がるでぇ〜〜(その一例が自分っス)
>102
一番尊敬し頼るべき存在の薄汚く見苦しい姿を見てどう生きるんだろ……。
父親を軽蔑するようになるとは思いたくない
親子の絆、または連帯感がいっそう深まったと思いたい。
>>103
親子の絆・連帯感が深まったと思うよ。
そうでないと、あの貧しい一家は生活していけない。
逆に言えば、金を持つようになると親子・一家の絆が浅くなるのが現実かも知れない。 >>103 >>104
レス、アリガトウした。
そうか……皆さん、あのラスト、結構前向きに受けとめてるんスねぇ……。
でも、あのお父ちゃん、生活不安定なの差し引いても随分愚痴っぽかったような…。
もちろん、家族は苦しい生活だから団結せざるを得ないけど、
あの姿は「なりたくない大人」の象徴として、絶対残りそう。
……まあ、オイラが親父の堕落した部分ばかり見て育ったガキだから思うんだろうけど。
苛立ちを覚えず接するようになったのも、自分が一人立ちして、
相手が事故って子供同然の状態になってからだし……最低だな俺(苦笑)
長々関係ない話まで交えてスンマセン。
この作品、心に「痛さ」を感じさせてくれる、という点では傑作ではあると思います。二度と観たくないけど。
逝って来ます。
追記。
ちなみに自分、26男です。
あの親父も生活の為、家族の為、彼なりに一生懸命だったのはわかるんです。
でもなあ……情けなさ過ぎるよ(TAT)上の方が仰るようにだからこそ名画なんだけど。
気分害したら御免なさい、今度こそホントに逝って来ます。 50過ぎたときにもう一度見て下され
それにしてもビデオとかDVDとかで昔の映画が見れることは
素直に文明に感謝する 自分の映画の感想、およびみんなの感想を見て思ったこと。
この映画は3つの感じ方(味わい方)があるのかもしれない。
無条件に親を受け入れる子供の視点
親を対等の人間として批判的に見る青年の視点
自分自身としてみる親の視点
感じ方も感情移入の仕方も立場によりそれぞれなんだろうと思う。
自分は青年期に見損ねたので2番目の感じ方ができなかったが、
3番目で見たときに、1番目で見たときとのギャップに驚いたノを覚えている。
どれが正しい見方とかではなくて(どれも正しい)、光の当て方によって
光り方の変わる、ダイヤみたいな珠玉のフイルムなんだろうと思う。
>>108
>どれが正しい見方とかではなくて(どれも正しい)、光の当て方によって
>光り方の変わる、ダイヤみたいな珠玉のフイルムなんだろうと思う。
う〜ん・・・・・。含蓄のある言葉ですね。 当方18歳の若輩者です・・・。
今、さっき、自転車泥棒を見ました・・・。
自分のような、物に溢れ、物に溺れている世代である、俺が見ると、、
もう、胸の痛みが限界です。涙も止まりません。
なぜでしょうか。耐えれません。苦しいです。悲しいです・・・。 世代を超えて悲しさを与えるこの映画。
戦前生まれの人から見たら戦後生まれ(昭和20年代・30年代生まれ)の人だって物に恵まれすぎて「わかってない」感じがするんだろうね。 あの映画は監督が考えたギャグだと言う人もいるんだよ。 あの少年もいつしか父親になり、
あの時親父はつらかったろーなぁと回顧しながら、涙ぐむんだろうなぁ。
俺は、この映画のタイトルを聞くだけで、未だに目頭が熱くなるよ。 >>117
いい事言うねえ。
いい父親になってね。 放置自転車を見ると、なぜか「自転車泥棒」が頭に浮かぶ。
昔は自転車やミシンなど家宝であった。今の北朝鮮なみか。
当時からイタリアではサッカーが盛んだったんだね。 ロッセリーニ「ドイツ零年」
小津安二郎「風の中の牝鶏」
と並ぶ悲惨な傑作。 善人は常に損をする。
そう言う教訓を残してくれた映画だ。 この映画が胸を打つのは物語の素晴らしさだけでなく、時代背景が
日本の戦後に重ね合わせられ、身につまされるからなのです。
画面写っているのは俳優ではなく、自分自身なのです。 >>127
そうだけど、終戦直後のイタリアは当時の日本よりは豊かに見えるよ。 邦画でいえば、今井正の「どっこい生きてる」がこのタイプだね。
どっこい‥の主人公はさらに悲惨でプライドはズダズタに引き裂かれ、仲間
達からも後ろ指をさされ、逮捕までされてしまい、ともう散々。しかし
あの映画はあきらかに「自転車泥棒」を意識してつくられてますね。いい映画
なんだけど、「自転車泥棒」ほど、主人公に感情移入できないのが惜しまれる。
つーか、やはりこっちが傑作すぎるので、仕方ないかw なんというのかな、しみこむんだな、この映画。
このフイルムが残されていることに、感謝。 >>131
そうだね。しみこむとはいい表現だよ。
一度見たら忘れられない。 ががががががががががっびーーーーん
マジでこれが感想だ。 俺は最初見たときは、見終わった後、開いた口がふさがらなくて
それからものすごい鬱になり、はぁ・・・。
とかいいながら酒を飲んで、横になって思案しながら寝たぞ。
それぐらいインパクトがあった。 情けない姿を息子の前でさらけ出してしまう大人の悲しさは
時代背景に関係なく人に訴えるものがある
お父さんは偉くとも何ともないんだということを目の当たりにして
泣き出してしまう息子の気持ちもたいていの奴なら心当たりがあるんじゃないか 子供の役者をほんとに泣かせるために、監督がわざと意地悪したらしい。 家族が他人から貶められてるせつなさ、これは経験したことがある。
なんにもできない子供なのに大人の父親をかばってやりたくなる気持ちだった。 こどもにとって、親の庇護の下=世界のすべて、ともいえるわけで。
親父の孤立無援ぶりとか無力さを目の当たりにして不安になったんだろうな。
というか、もうちょっと深いものがあると思うがうまく言葉にできない。
でもよくわかるよ、君の気持ち。 この映画を見て「ざまあみろ!」なんて言う奴はいねえだろうな。 ラストシーン
歩いている親子。
心情は 親>>135 子>>138
淡々とした外観、はりさけそうなそれぞれの心情
やっぱり 名作。 500円の画質の方はどんなでしたでしょうか
IVCの物より向上してましたでしょうか。
是非、欲しいので。 >>150
買いました。
画質どうこうより、物語に引込まれて(観るのは2度目)、
いつの間にか泣いてました。なんともやるせない話です。
500円…多くの人に観て欲しいですな。 いまどき500円で泣けるとは、、、安い!
でももう少し我慢すればそのうち380円で出てくる予感。。。 500円のやつ、俺も3日前に買った。
酸味のきいたワイン飲みながら、ゆっくり鑑賞しよう。 そういや、山田五郎が失恋してやけ酒のんで、自転車泥棒して警察に捕まった
事があると書いてたな。
「勝手にしやがれ」を思い出して「俺って最低」とつぶやいたとか。ほんとかよw ワイン飲みながら、鑑賞したけど解らんところが一つ。
職安では市役所のピラ貼りの仕事だった筈が、実際には、映画会社のポスター
貼り。これって誤訳かなんかでつか? チーズのはさみ揚げってどんな料理なんだろ?
美味しそうに見えるんだけど ラビオリって餃子の皮みたいなのにチーズ挟んで揚げるんじゃないっけ?
ビールに合いそう 切なくて切なくて切なくて
二度と観るもんか観るもんかって思った。。。
これは辛すぎて2回は見たくない映画。
オヤジの貼ってるポスターが、リタ・ヘイワースだったのが印象に残ってる。 最後の方で主人公が犯人だと詰め寄った少年って、
巻き戻して見てみたら、やはり犯人と同一人物でした。
犯人なのにあれだけガンとしてシラを切れるって…どこまで図々しい奴なのか(怒)。
一体どういう神経をしてるのか知りたい。 >>174
そのクズ野郎のやった事と同じ事を主人公がやってしまうところに、この映画
の悲しさがある。 >>175
でも主人公は、少なくともとぼけるような事はしなかった。
と言っても、現行犯(だったよね?うろ覚えだけど)だからとぼけようもないんだけど…。 お母さんとハラハラして手をつなぎながら見た。
お母さんもどかしくて「あ〜もう!」を連発。
ラストも釈然としない感じだから、「なんであんたはこんなのばっか見るの」
でも退屈しないで見てたみたい。 あの夫婦って週に何回セックスするんだろう?
淡白そうに見えるけど。 >>180
でもこの国は、警察の副署長が盗もうとするぐらいだからな。 ■■■■■■■■■■■■■■■■
■ ■ 違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■ ■ メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■ ■
■ ■ (その仕組みがリンク先に書いてある)
■ ■
■ ■
■ ■
■■■■■■■■■■■■■■■■
貧しい者が商売道具を盗まれてしまう。
ますます貧しくなる。
それと似たような事が今の日本でもあるんじゃないのかい? アントニオの自転車が盗まれる前に、
怪しげな男が二人いるんだが、これはやっぱりグル? エットーレ・スコラの「あんなに愛し合ったのに」の中で、
「自転車泥棒」のエピソードが面白い使われ方をしている。
ヴィットリオ・デ・シーカ自身も登場。
さらに圧巻は「甘い生活」のトレヴィの泉の撮影シーンの再現。
こちらにはフェリーニにマストロヤンニも登場!
イタリア映画ファン必見の映画だね。 「私が最も評価する映画はイタリアの『自転車泥棒』と
マリア・シェル主演の『居酒屋』だ」(「つげ義春日記」)
舞台を日本に移し変えたつげ義春版「自転車泥棒」なんてのも、
おもろそう。絵柄が目に浮かぶよね。
★★★ また韓国、意図的な、でっち上げ反日報道 ★★★
韓国の大手テレビ局が8月15日夜のニュース番組で報道した“旧日本軍による生体実験”と称する映像が、実は中国映画の盗用でっち上げだった。
韓国のマスコミは、反日キャンペーンのために、この種のでっち上げ“歴史歪曲(わいきょく)”をよく行うが、今回の事件で「日本糾弾ならウソも平気」といった体質が、あらためて確認された。
報道は戦前、旧日本軍の細菌戦研究七三一部隊が「自ら撮影した」生体実験の様子だとして、生きた人間から臓器を取り出す“残酷場面”などを「白黒の記録フィルム風に」紹介した。
しかしニュースを見た視聴者から「映画の場面と同じだ」との指摘や非難、抗議の声が上がり、MBCは調査の結果、悪質なでっち上げが判明した。
この中国映画はカラー作品だが、テレビでは本物に見せかけるために「白黒に」変えられており、意図的なでっち上げであることが明白になっている。
日本の民主党(岡田党首)は、日本国内に数十万人いる反日的な在日韓国・朝鮮人に、日本の選挙権を与えようとしている。
ああ、クイズ番組かなんかであのメガネが、坊やをどうやって泣かしたかってやつじゃなかってでしたっけ? この映画観るたびに、しばらく物欲がほぼゼロになり、
どよーんとした気分になるんだよな。
名作だよ。
ぼーやのポケットにわざとモクを忍ばせておいてスタッフ一同で“モク拾い!”ってヤジったらいい感じで泣いてしまったっていうけど、いくらなんでもあんまりだよな。 書店にある500円dvdでこれ買おうか迷ってるんだけど、パッケージが
いまいちショボいんだよね。買って観た人います? 売ってるの?500円で。。。すげぇ。DVDなら2千円の価値はあるよ、この映画。 俺、500円DVDが発売される直前にオクで2500円で買っちゃったよorz >>206
>1によると、この映画は48年、アカデミー外国語映画賞受賞。
ちなみに、この賞は、英語圏以外の国が対象で、約50カ国から
応募される作品を吟味し、10作品がノミネートされ、1作品が選ばれる、らしい。
「たそがれ清兵衛」がノミネートされたとき監督がそう言って興奮してたことが印象的だった。
500円なら損してもともとだし、ここまでのこのスレを読めば、買ったほうがいいか、
買わないほうがいいかわかると思う。ただ、安すぎるから画質や音がちょっと心配だけどね。 ここにカキコした人たちに会ってみたい。
感性同じか否か???w 同じデ・シーカの「ウンベルトD」も「自転車泥棒」くらいツライ映画やった ウンベルト・ドメニコ・フェラーリさんだったかな。
マリーア可愛いけど悲しい
オペラ好きみたいな大家
フライク最高! この映画とピエトロ・ジャルミ「越境者」、ロバート・フラハティ「アラン」を
観た後2〜3日は心を入れ替えて物を大切にして、真面目に生きようと
するんだけど、4日経ったあたりから毎度スカリ忘れてしまう自分が嫌になる。 >>214
いいじゃないか。みんなそんなもんだぜ。 ラストで少年が父の手をしっかりと握り
父の顔を心配そうに見上げる様は
観ていて、堪らんっすよ。
デ・シーカの映画は厳しさの中に一筋の光が
差し込むようで、何とも言えんですなぁ〜 >>216
貧乏な時代だからこそ、父と息子の絆が強いのだ。
あの家族が、これからも強く生きていって欲しい。
ところであの父子が、自転車を盗んだ奴とバッタリ会った時はどんな雰囲気になるんだろう? 内の父親も映画が好きで小学生の私に多分NHKやろな「自転車泥棒」とか「道」など
面白いから見ろと言われ見た。子供心に今でもかなしかったのをおぼえてる。
あれが多分大人の映画の第一歩やったんちゃうかな? 子供にこびてない映画でも、心に響くんだね。
少年の為に、DVDにも吹き替え、必ずいれて欲しいね。 この映画の主人公を演じた人。
その後金持ちになったのかな?
長生きはしたようだが。
誰か教えて。 >>225
主人公のランベルト・マッジョラーニはその当時は機械工で
ビットリオ・デ・シーカが見つけ出したが、撮影当時は本当に
失職していたみたいだぞ。
確かこの映画一本だけの出演で、後ははっきりとは知らんが
金持ちにはなっていないだろう。
子役のエンツォ・スタヨーラも監督が街中で見つけたと本で
読んだぞ ランベルト・マッジョラーニはその後市役所勤めで、たった一本の映画に出た俳優として73歳で死去。
当時、わが息子をこの作品のオーディションにつれていった所、自分自身が抜擢されたそうだ
子役のエンツォ・スタヨーラはHボガード主演の裸足のボレロで給仕役で出演、今も生きてるようだ。 すみません、水野晴郎監修のDVDで、500円で売られてるんですが、コスミックのものと比べて画質など、どうなのでしょうか。
それともIVCの方がよいでしょうか。
どなたかご教示下さい。 >>228
IVCとコスミックの両方持ってる酔狂な人はいないだろうから、その質問に答えられる
人はいないと思われ。
ちなみに、自分は500円のやつを持ってる。フィルムの痛みが若干あるのは事実だが、
金返せと言いたくなるほどのものではなく、全く気にならない。
>>229
ご丁寧なご返答、ありがとうございました。
500円で入手することにいたします。 500円で入手できる時代になったのか、世界名画劇場をエアチェックしてたもんには感慨深いもんがありんす。 私も今から、500円盤を観ます!
水野のおっちゃん、裏切らんといてや! >>227
ありがとうございました。
お礼が遅れてすみません。 >>227
>たった一本の映画に出た俳優
もう一本 女の獄舎(1950年)という映画にでてるけど、パッとしなかったらしい。
>>227
やはり素人だからか?
それにしてもヨーロッパって役者や歌手をやめた人が公務員になるパターンが多いな。
何でだろう?失業対策かな? >>227
やはり素人だからか?
それにしてもヨーロッパって役者や歌手をやめた人が公務員になるパターンが多いな。
何でだろう?失業対策かな? 救いようがない リアリズムで 何ともいえない
気分にさせてくれる 名作だと思います。
同系統で「地下水道」 今日はじめてみたんですが、「自転車泥棒」というタイトルがついている時点で、ある程度展開が読めてしまったのが残念かな。
レストランで食事するシーンはてっきり食い逃げするのかと思っちゃったし、泥棒犯も同一人物だとは思えなくて(顔を覚えられなかった)。
漏れは個人的に自転車を何回か盗まれてるので、あの父親があまりにも不用心に見えてしまった。それと父親が盗んだ後自転車で逃亡を図るけど、
あまりにも漕ぐのが遅すぎない?演出上仕方ないのだろうけど、盗まれるシーンと盗むシーンの自転車のスピードのギャップが・・・。
坂の影響を考慮してもちょっと父さん、日ごろから運動して体力つけるべきだと思われ。 「自転車への異常な愛情/私はいかにして自転車を盗むようになったか」 500円のやつ買ったんだけど画面サイズが4:3。
昔の映画はこうなの? 元気に動き回る少年と焦り、うなだれる父親の対比がナイス。 子供の頃、TVで見てレストランで食事する時に他のテーブルで子供が食べてる、伸びる食べ物がずっと餅だと
思い、外国にも餅があるんだと思ってそれっきりだったが、最近又TVで見た時に初めてチーズと気が付いた・・・・ 500円のDVD買ったら、字幕のタイミングが酷すぎ。すげー見づらい・・・('A`) 500円で売ってるのはうれしいけど、買う気がしない。
テレビでやってるとついつい見てしまうが、
自分から見る気にはなれないよ。・゚・(ノД`)・゚・。 痛いよな〜、切ないよな〜
ラストは逃げ切ってくれ〜、と応援したくなったよ。 ヘンリー・フォンダ主演のアメリカ映画「怒りの葡萄」も忘れるなよ。 あの後パパは、新しい仕事を見つけられただろうか(´Д⊂ 目を大きく見開いて。口を真一文字。
ほほがこけてて、、、、家族を守るのに、一生懸命なおとうさん。
せつないね。 自転車と制服姿を息子に誇らしげに見せる父親。
地獄の失業生活に終止符をうち、明るい希望にみちた笑顔で、朝日のなかを自転車をこいで
職場に向かう姿… >>282
それだったらここまで語り草にならなかっただろうね。 明日、同じ監督の映画をBS2でやるけど、これも自転車泥棒に負けないほど鬱な映画。
でも隠れた名作。
見ると悲しいけど、やっぱり見たい。 あの親父は女房の事も息子の事も愛してるんだよ。
それがすごく伝わってくる。 どうでもむいいが、あの家族には赤ん坊もいるから4人家族なんだよな。 切ない映画だ。自分の親父のこんな姿はみたくない。
でもイタリアは戦勝国。勘違いしてるひといるみたいだね。 連合国のシシリア上陸時、コーザノストラがかなり協力したとはきいてるけど
戦勝国とは初耳、kwsk 日本がミズーリ号で無条件降伏の調印をした時、戦勝国としてイタリア代表も
参加していた。 ノルウェーは敗戦間際に宣戦布告、ミズーリ艦上にいたかは
しらないが すまん、調べてみたらイタリア王国はミズーリの調印式には代表は送ってなかった。
連合軍の本土上陸に恐れたイタリア王国はクーデターでムッソリーニを逮捕して寝返った
はいいが、逆にドイツに占領されて、ムッソリーニ首班のイタリア社会共和国(サロ共和国)
を作られる。結局サロ共和国を潰しながら北上した連合国としては、イタリア造反による恩
恵は小さかったもののイタリア王国は連合国の中に名を連ねることができた。
ということで、一応戦勝国にはなっている。 ウエーン
。・゚・(ノД`)・゚・。
ウエー━━━━━━┓
┏━━━━━━━━┛
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┏━━━━━━━━┛
┗━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━┛
┗━━ン(ノД`)━!!!
ウエーンウエーン
。・゚・(つд∩)・゚・。
チラ・・・
…つ・д∩)
ウエーンウエーン
…(つд∩) レストランであの子供、ワイン飲んでなかったか?
いいのか?未成年で...。 イタリアは水が汚いから、生水を飲む習慣がないんでしょ。
アルコール分解酵素の数も、東洋人とは違うから
ワインなんてジュース感覚で子供でもがぶがぶ飲むイメージがあるが。 ローマ時代からの水道橋を今も使ってるぐらいだからね >>305
あの時父親はなんか、なけなしのお金を、半分やけになって使ってしまったような感じが・・
子供がうれしそうにしてるのが、またさらに切なさを誘ったような・・ 父親が自転車を盗まれて、盗んで警察に捕らえられる。子供のまえで凄く悲しい映画 録画してた「ウンベルトD」を観た。この監督なんか、子供(自転車泥棒・靴磨き)使ったり
動物つかったり、ちょと反則技じゃないかとw
>>305
フランスじゃ10代でアル中もいるらしいよ。 タイトルがまたシンプルでいいねぇ...。最近の映画は原題を
そのままカタカナにした訳の分からんのが多いからね。 映画見た後で 思い出して泣きそうになったのは初めて…
私自身、裕福な家庭じゃなかったらこれはキツイ
あの自転車泥棒殴り頃してやりたくなったw >>314
それ聞いた事ある、フェリーニはよくハリウッド俳優をつかってたし
ロッキーはジェームスカーン主演予定だったとか、今にしてみれば
ぞ デシーカが資金に困っていた時、ケーリー・グラントを使うなら資金を出しても良いと
ハリウッドから申出があったが、イメージにあわないので、ヘンリーフォンダをかわりに
貸してくれといったら、断られたという経緯があったようだ。
まぁ、ハリウッドは金も出すが口も出すから、今みたいな傑作にはならなかった可能性は
高いと思う。
断られて正解!?
連続かきこスマソ。
関係ないけど、ヘンリーフォンダといえば戦前の作品で「牛泥棒」という映画がある。
あれも、ラストはなんともやりきれなくなる泣ける名作だ。
DVDでてるから、機会があったら見て欲しい映画だ。 ラストシーンのリアリズムに隙があると感じたのは俺だけ?
確かに不条理で、やりきれないとも感じたんだけど、
親子の絆をそれ以上に感じて、ちょっと微笑ましく思ってしまった。 >>320 そのくらいの後味がないと、救いがなくなるよ、この映画。
だって、自転車がない状態はかわってないんだから そうだよね。
いや、ただ「ほんとに絶望的」みたいな書き込みが目立つから、
それほどかなぁと思ってしまったんだよ 名画である。
不朽の名作である。
いつまでも忘れないでくれ。 この前イタリア人3人のイケメンと飲んだんだけど、
やつらまだ20代なのに自転車泥棒の細部までよーく覚えてるの。
得意になって、「あの監督はソフィアローレンのひまわり作った人だよね?」
って言ったら当然知ってた。
あの古い作品にも敬意を忘れないヨーロッパ人の精神が名作を作るんだと思ったよ。
クロムハーツのアクセサリーなんか身につけないけど、自宅にはフェラーリの作品が一杯。
不思議な映画だよな。
地味なんだよ。すごく地味。
誰かにあらすじを説明しようとすると、しょぼくて地味。
だけど、ものすごく派手。
見てると、登場人物たちの心の中を自分の中に再現してしまうから、
ものすごく派手。悲しく、痛い派手。
観客に、感情移入させる手腕がすごいね、この監督。
どういう方法を使ってるんだろう。
鑑賞してるときは画面に集中してるから、よくわからない。w
誰か教えて。 杉本哲太。
「嫌われ松子の一生」での床屋さん役が好評やなあ。 「日本の自転車泥棒」って映画、杉本哲太主演でやるのマジ?
あの人前に自転車泥棒でつかまったよね?
横浜ウオーカーより
>>327
この映画は寓話劇だから。一種の神話に近い
一般にはイタリアネオリアリズムの代表作とされてるけど、それは間違いだから。
冒頭の「仕事に必要な自転車を取られる」くだり
最後の「自転車を盗み子供の前で袋叩きにされる」くだり
この両端の二つのシーンだけがイタリアネオリアリズムで
その間のストーリー展開は寓話劇になってるから。 この映画は、堅気の人が実際に悪に手を染めるまで、実社会で何年かの間に
経験する思いが、自転車探し回る一日の体験の中に一通り圧縮されて表現されてるから。
普通、人が初めて悪い事をするには、かなり多くの必要条件が
揃わないと、実際にはなかなか踏み出せないもの。
「精神的・肉体的な疲れ」の他に「罪を犯した他人が罰されてない」とか
「友達も助けてくれない」とか「結局人間はひとりなんだ」とか
「この世には神も仏もいない」とか「公権力も助けてくれない」とか
一見エピソードを羅列しているようで
(最初手伝ってくれてた友達が抜ける)(盗んだ犯人は左団扇)
(占い師も助けてくれない)(警官も知っててしらんぷり)と、
その条件が、偶然にしては出来過ぎなぐらい全部揃ってる。
その意味でロッセリーニの様な純粋なリアリズムでなく、もっと普遍的な
「人が罪を犯すという事はどういう事か」という寓話的要素がある。
主人公は、貧しいけどカタギという設定で、その主人公が罪を犯す事に
同じくカタギの観客が感情移入する為には、そういう条件は必要不可欠。
寓話である為に、感情の推移を論理的に筋道立てて描いてるから、
客が感情移入しやすく、それで最後にいきなり、
ネオリアリズムの描写に引き戻されるから、ショッキングな効果がある。
最後の「自転車泥棒が子供の前で小突き回される」シーンは
荒廃した戦後イタリアではおそらく無数にあった情景で、
ここの部分はイタリアネオリアリズム映画。 ttp://www.allposters.co.jp/-sp/-Posters_i940010_.htm
ポスター 泣ける名作と聞いてて
観る前に水野晴夫が解説でストーリー全部言っちゃってるのを読んでしまい
その時点ですでにウッとなってしまった。
そのポツンと置いてある自転車はダメだってば!
まとめて止めてある中から人にまぎれて盗め!
今がチャンスだってば!
自転車こぐのがトロいんだよ!
とか、おとんに突っ込みつつ応援しているうちに終わってしまった。 遅レスだが、
>>333-334 はテンプレにしたいくらい、なるほどと思った。 鑑賞前: しょぼっ。自転車盗まれて、盗み返したらボコられたツーだけの映画だろ。プッ馬鹿じゃね?ゲラ。
鑑賞中: オロッ?・・・・・・・(グスッ)・・・ぅぅぅ。。
鑑賞後: ・・・・はぁ・・・・・・もう、寝る。 この映画って、親子が手を握って歩いていくシーンがラストだよな?
この映画を勧めてくれた祖母が、「最後にお父さんが死んじゃうんだよねぇ」と言っていたんだが…
公開当時とVHS版では内容が違うんだろうか? >>347
別の映画と勘違いしてるんじゃないかな? >>348
レスありがとう
やっぱそうなのかな… 今度もう一回詳しく聞いてみるよ この映画を多感な中学生時代にみたせいで、未だにモッツァレラチーズにトラウマが・・・ この映画の時代は悲惨だったかと言えば、確かにそう思う。
でも、今の時代、派遣じゃ結婚も子作りも出来ないんだよな。 >>347
それ「鉄道員」だと思う。
古いイタリア映画で、子役が達者なトコが似てるかな。 自転車を盗んだ犯人らしき若者が住んでいるところにうようよいる
柄の悪い人たち、みんなグルに思えてきた。
あんな風にお互いに悪事をかばい合って暮らしているんじゃないかと。
何も知らないのは、あの料理していた母親だけではないのか? >>356
そういう事なんだ。これからの日本もああいう地域が増えるよ。 NHKのイタリア語講座の講師もやってた人が書いた
「パンのようにおいしいイタリア人」て本によると
イタリア人はイタリア人が一番信用できないってさw リストランテで食べていたチーズ料理はどんなものだったのかな。
頼んだのはあれだけ単品でおなかいっぱいになるのだろうか? それよりも あのレストランで裕福そうな家族がいて小さな息子が
主人公達のテーブルをバカにした目で見ている
あの子役の顔が一番怖い そうそう、あの金持ちの子どもの表情、憎たらしいよねぇ・・
髪型もヘンだし、ほんとに高慢ちきなかんじ。 結局、自転車を盗んだ犯人はあの青年ではなかったのか?
俺は実は自転車探しをしてくれた友人たちが怪しいと思っている
んだが。 どこが名作なのかわからんかった。
憐みの気持ちや貧困の悲しみはわかるけど、
盗まれても盗んじゃだめでしょって感想。
妹のために野菜をぬすんだ火垂るの墓は泣けたけど、
これは泣けなかった。 でも、父親になったりすると、
また違う味わいがあるんだろうな。きっと。 まずタンスとベッド一つをうっぱらって、
その金をもって質屋の前で待つ。
自転車を質に入れる人が現れたら声をかけ、
自転車を高値で借りる。(自転車を質に入れる人は近隣だから)
で、借りた自転車で旦那が一ヶ月働き給料をもらったら、
自転車と謝礼を返し、市場で中古自転車を買えばいいわけだし。
だから、旦那と子供がトボトボと家に帰ったら、
奥さんが自転車を用意してニコニコ顔で待っているって思うよ。
占い師の言うとおりになっちゃったー!!ぐらいのテンションで。
で、子供がオレ自転車の鍵を発明して、
貸し自転車屋はじめちゃおっかなぐらいの勢いの
アメリカンドリーム描いて
ピザをほうばるっていう光景しか思い浮かばん。
リアリズム追究してるのなら、
追い詰められたら、そんくらいやってるって。
__,ィ ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l||
ll ll { ⌒ヽ_/ } ー‐<.__ ′ l| ‖
‖ ‖ ヽ, /、 〈 |:::::::| `ヽ ‖
‖ {. ハ ヽ Y`‐┴、::::v l ‖
‖ |iヽ{ ヽ_ゾノ‐一’::::ヽ. | ‖
‖ |i:::::`¨´-- :::......:...:.:.::.}| ‖
面白いわよ・・
だいぶ前にNHK-BSの「世界わがこころの旅」か何かで
ロケ地を訪ねていってた人が、自分の人生と照らし合わせて
感極まって泣いてたの覚えてる。 どうってことないストーリーなのに
何度観ても飽きない。
こういうところが名作たる所以なのでしょう。
あの親子はさ、絶望と、そのなかのわずかな希望の対比なんだな 映画 自転車泥棒 吹き替え.wmv 86,954,482 6a852c7227c5b61e0b252a1c46e41aa833266237 ラストでお父さんが自転車盗んだ時、みんなに取り押さえられたけど
お父さんが盗まれた時に、みんなで犯人取り押さえてやれば良かったのに・・・
ま、それじゃ映画になんないんだけどねw
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|_. ∧∧ | ∧_∧」
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昔にはもどれない・・・・
だけど昔の映画を観れば 昔にもどれる!
あの頃は「鍵」なかったのかな?
少なくとも紐でちょっと縛れば、あんな風に
パッと乗り逃げされないのにねぇ…。 ん?
だって次々にビラ貼ってく作業してるんだから、いちいち鍵しないんじゃね? 昔は世知辛い世の中じゃなかった、隣近所仲良しグループ、ただから知らない人がうろうろしていると警察へつうほうしたもんだ。これが遠くの親戚より何々と言うんだな。 ちょいと借りる癖悪いよなー、元に戻しておけ多少は罪の意識持てよ この映画観ると、シンプルでもいいから強く行きていこう!
って思う。 なんか勇気が沸いてきます。
ヘンでしょうか? >>397
レスがあるとは思っていませんでした。有難うございます。
私は
この「飽食な」いまの日本にいて、絶えず消費にあおられている中で
忘れている何か非常に大切なものに気づかされた気がします。
それは「清貧」などという薄っぺらいものでは断じてなく、人間の
尊厳、のようなものでしょうか。
47歳のオッサンだが
小1の時にオカンとテレビで観てて、ラストシーンでオカンは号泣、子供心に釣られて俺も泣いた。
4年前に500円で購入
今は亡き両親が生きていた時代の名作を再び観て胸が熱くなった。
デシーカの“ひまわり”も名作。 45だが、俺も父親が他界してる。
小1のとき自転車が欲しくて、ねだっていたが
なかなか買ってもらえずにいたところ
誕生日に親父が真新しい子供用の自転車を押しながら帰ってきた。
炭鉱夫だった親父の顔は煤だらけで俺の顔を見たとたんに
ニカっと真白な歯を見せた。
あの顔は一生忘れられない。
この映画や古いイタリア映画を見ると
なぜかこのときのことを思い出して切なくなるよ。 >>401
すごくいいお話ですね! 読んで私まで胸が熱くなりました。
401さんの情景描写も映画のワンシーンのようで迫るものがありました。
素晴らしい方であったであろうお父様をもたれた401さんも、いまでは
良いお父さまなのでは?と想像してしまいました。
悲しくてやるせない作品
どこかに希望を見出せるのか? 俺も先月母親を亡くした、>>399と同じ47だ
父は健在だが都落ちしてどん底生活の中、先行きに希望はない
この映画、消防の頃TVで一度観ただけだが、安売りDVD買おうと思う
以上、通りすがりの者ですた >>404 そうか親子の情愛か
そう思えば何となく救われる
ありがとう 「おい、ウチ帰ってお母さんに言うんじゃねーぞ」
「分かったよ。で、いくらくれるんだい?」 今日見ました
FINEの文字にえー、と驚いた
なんて哀しい映画なんだ…
たかが自転車を盗まれるという一個人の小さい不幸話を社会全体の不条理にまで昇華させた監督の手腕に脱帽
オヤジが盗みを失敗した後の、あの親子の沈黙…なんともいえない
最後、もの悲しい音楽の高まりとともにFINEの文字が出るのが
印象的。 子どもが父親の手を取る、ただこれだけのことで
物語の最後を締めた監督の手腕には言葉もない。
私も47才、大阪のおばちゃんです。
最初に観たのが小学生の頃、NHK教育で。
土曜の昼下がり。観終わって、なんとも言えない
地に落ちそうな気分にさせられたのを、覚えています。
悲しい、悔しい、もどかしい。最大級の理不尽。
勧善懲悪、ヒーローものが流行っていたあの頃に
「生きていくという事は、自分自身だけではどうにもならない
事だらけ。」小学生の時すでに、この映画で教わったような気がします。
あれからウン十年経って・・・
再放送・DVDでこの映画を繰り返し見ては
「お父さん!、そこに自転車を置いちゃダメ!!!」
と叫んでしまうのです。 >>410
ナカーマ!私も47才のオバサンです。
最初に観たスチュエーションも同じです。
多分、同じ日・同じ時間に同じような体験をしたのでしょうね!
初めて泣いた映画。
今でも、各シーンを思い出すだけで泣けてくる映画です。 実行犯を逃がすためにワザと違う方向に導く奴(一味?)がいちばん腹立つ! 少し話がづれてしまうかもしれないけど、
この時代の自転車って上品でカッコ良いよね!
この時代の自転車に乗りたいと思って探しているんだけどなかなか見つからない。。。
40代だけど、スマンが今ひとつの映画だった。
時代が違いすぎてしまったのも、いけなかったかもしれない。
せめて、日本がバブルに入る前に観ておいた方が良かったと後悔している。
父親が必死になるのは判るが、教会で騒ぐ、順番を守らないなど
周りを見ることの出来ない底辺で生きる無学な人間像がよく現れすぎてて
これじゃ騙されるってか、こういう運命になってもしかたないかもな。
と思えてしまって。
しかし、向こうの子役は達者で上手いね。誉めたいところたくさんある。 >周りを見ることの出来ない底辺で生きる無学な人間像がよく現れすぎてて
>これじゃ騙されるってか、こういう運命になってもしかたないかもな。
だからこそ余計に物悲しかった
といいつつ俺もそこまで感動しなかったけど IVCから発売されているDVDを先日初めて観たのですが、
日本語字幕の内容がVHS版(IVC)と違っていて
ちょっと残念でした。
●最後の台詞
VHS「息子に感謝するがいい」
DVD「神様に感謝しろよ」
他社のDVDはどんな具合ですか? 小学校低学年の頃見たときには、レストランで金持ちの子どもと対抗しきれないシーンが一番印象に残った。
大人になってからもう一度見たら、自転車を盗もうとしたオヤジの気持ちが痛いほど刺さった。
同じ映画なのに、感情移入を深くする場所が変わってた。 ドキュメンタリーで求職中のホームレスの人の
見たけど、チャリが仕事をえるための大事な交通手段だった
映画みたいにチャリ一台消えるだけで大騒ぎも
今昔関係ないな
チャリ盗まれたって警察に届けたら、こ一時間説教されました。 俺の意見として
徹底的なリアリズムは芸術としてはよろしくない
ホームビデオは芸術じゃないからな
ただこの映画の示唆するところや、試みには評価できる 今月、福岡市総合図書館内のミニシアターで
無料上映しています。
中型スクリーンでのDVD上映だけど。 ttp://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080201000234.html
スーゾ・C・ダミーコさん死去 伊の映画脚本家
スーゾ・チェッキ・ダミーコさん(イタリアの映画脚本家)
AP通信によると、7月31日、ローマで死去、96歳。死因は不明。
戦後のイタリア映画界で活躍し、ビスコンティ監督など巨匠の作品の脚本を多く手掛けた。
主な作品は「家族の肖像」「シシリーの黒い霧」など。「自転車泥棒」の制作にもかかわった。
(共同)
2010/08/02 11:14 【共同通信】
レストランの金満なガキの存在が早々に格差社会に対して警鐘を鳴らしているな
それにしてもプーのジジイは教会のどこから逃亡したんだろう。
教会のやってることは年越し派遣村の炊き出しと同じだな。
あと変な占いババアは細木みたいなもんか、テキトーなことを抜かすだけで。
いずれも偽善。 デ・シーカ監督いいよね。
ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ主演の3部作
「昨日・今日・明日」もすごく面白かった。
正にイタリア映画界の巨匠だね。 >>439
現代日本にも通ずるものがあるよね。
通ずるものがないとすれば、住民の連帯感だね。日本は無縁社会だから。
>>440
「昨日・今日・明日」もデ・シーカ作なんだね。
「靴みがき」「終着駅」は知ってたけど。
「鉄道員」と「ドイツ零年」でも子どもを使ってるからデ・シーカ作と思っていた。 続・自転車泥棒なんてあったら少年が家族のために大活躍とか。
下剋上を果たすと溜飲が下がるんだけど、イタリア映画には
ハッピーエンドは似合わないのかな? >>441
「ひまわり」みたいなメロドラマも上手い。
まさに変幻自在。
デ・シーカ恐るべし。 >>399の者です。49歳になりw丁度2年ぶりに覗きに来ました。皆さん元気にしてますか!?
>>446
お帰りなさいw
何度観ても泣けてしまう
最後、アントニオが泣き出すと観てる自分もこらえていた涙が堰を切ったように溢れ出てしまう
レストランで親を気遣うブルーノの姿にまた泣ける
デ・シーカって明るいよね、俳優としては。
『殿方は嘘吐き』(1932) マリオ・カメリーニ監督
http://www.youtube.com/watch?v=Cmbj9dghLo4 しかし、敗戦直後の日本ほど惨めではない。
何でだろう?
>>450
本当だ! この映画は監督が放ったギャグだと言う人がいるが・・・・・。 1960年頃までのイタリアは酷かったと思うよ。
日本同様敗戦国だし、ローマの休日という映画をみたが、新聞記者のグレゴリーペックは、オードリーヘプバーンがアン王女と判るまで、お金を盗まれないように何度もお金を確認していた。 いま見終わった
駄目親父の頭の悪さにストレスがマッハ 悲しくて沁みる映画なのは認める
でも現実はこの映画と同じか、もっと辛いんだからさ、楽しい気分になる映画がみたいよ
同じようなテーマなら、「ペーパームーン」のがまだ楽しい
>>97みたいな、エンタメを馬鹿にしたようなスノッブが一番愚かしい
エンタメの難しさを理解せず、低俗で子供向けと決め付けている
ちなみに「のびたの大冒険」という作品は存在しない >>461
93のような感想は当然あってしかるべきだしな。 いつの時代にも細木数子みたいなインチキ人間はいるんだね… 前半の占いに行った奥さんの様子をうかがうために自転車を通りすがりの子供に頼むシーンで
ああここで盗まれるんだって思ったら違った
単調なようで意外と最後まで先読みできない展開だった
犯人捕まえて大団円かと思いきや…
最悪の事態だけは避けた、ちょっとだけ救いがある(でも状況は変わっていない)ラストが絶妙だったな 最後に犯人突き止めたけど
あれは、濡れ衣だったの?
しらばっくれてただけ? 大統領が苦言
「B'zがエアロスミスと共演したって?
すごいじゃないか
ところでドライブ中だがビールがうまいwwww」 久々に見たけど
わざわざポツンと1台の自転車を盗まずに
サッカー場に止まってる大量の自転車から盗めばよかったのになぁ
親父が自転車で逃げるのが異様に遅いのもワロタ
サッカーの客だから足が速いのか これハッピーエンドじゃないのにどこが名作?って言ってるのがいて
萎えた記憶がある。最後に奇跡が起きれば名作なら誰でもそんなもの作れるわ これ吹き替えとかある?
字幕版で見たらどう考えても訳されてる量が少なすぎて面白さが半分も伝わってない気がする orz 作品名をよく耳や目にするのに未だ観たことのない名作の代表… >>477ならばきっと縁がないんだよ
今後も見る機会は巡ってこないだろう
BSやCSでは年間を通じて頻繁に放映されている作品なんだけどもね >>477
世の中には自分と縁の無い作品もあるさ。人間名作映画の全てを見るわけではない。 >>476
>>393で貴重な吹き替え版がうpされてたよ
もう見れないけれど・・・ うどん
中華火鍋
焼き飯
焼き魚定食
おでん
百貨店ブランド 主人公がアホすぎて笑ったw
やってること全てがギャグ
息子のがまともだろ
親父は自転車漕ぐのも遅いしw
どう見てもコメディだろw おたくが現代の生活水準から見てるから、たかが自転車命がけで捜す代物じゃないと。 この映画を見終えた後、あの父子を捜し出して、
オレの自転車を譲ってあげたくなる衝動にかられる 何年か前に茂原岳人ってサッカーの日本代表に選ばれたやつが、
女性の部屋に忍び込んでオナニーして逃げて解雇になった。それも2回。
で、一回目のがばれたのが、中学のときにチャリを盗んで指紋とられて、
そこから発覚したという。
いいかえれば、中学のときのチャリ泥棒が祟って日本代表の栄光を逃したともいえる・・・ 当時のイタリアも日本と同じく敗戦国で概ねの人々は貧しい生活を強いられていたんだろうなぁ…と、その空気感は画面から伝わってくる 第二次世界大戦の戦勝国は連合国であるが、イタリアのように
末期になって枢軸国に宣戦布告した国家や、大韓民国のように
第三国とされた国家が戦勝国を主張する場合がある。大韓民国
においては当時日本の一部であり、朝鮮半島の日本からの独立
は連合国、特にアメリカ合衆国による意向の結果であり、日本
敗戦の3年後に建国した大韓民国は戦勝国に該当しないというの
が連合国の見解である。 この作品と「ウンベルトD」のラストシーンは涙を禁じえない。
デシーカ作品イイネ 渋谷:イタリア映画はどうですか。
三島:嫌いなんですよ。なぜかというと見え透いていてね。あんなに見え透いたもの芸術じゃないと思うね。
そうしてね、ひとつひとつ言えば、あの「自転車泥棒」なんか、父子の義理人情からすぐさま共産主義へ持ってゆく、
理論的な飛躍の癪に障ること。それから「無法者の掟」の結末の浪花節的なこと。実につまらぬものだと思う。
「パイサ」を見たときは非常に面白かった。
(中略)
フランスの映画は、露骨な理論的飛躍がない。そこで止めておくから、見る人が理論的に追求して自分のほうへ
持ってゆくでしょう。「自転車泥棒」には理論的な押しつけがましさがセンチメンタルの後ろにあるので、
一面から質的相違に見えるけれど、センチメントはセンチメント。シモンズが文学論で言ってるけれど、芸術が
われわれに訴える涙ぐましさは猥褻さの効果とあまり変らない。そういう意味での涙脆さにすぎぬ。社会問題なんかは、
もっと理論的にイデオロギッシュに考えるべきだ。
三島由紀夫
吉村公三郎・渋谷実・瓜生忠夫との座談会「映画の限界 文学の限界」より 評価高いから見て見たけどそんでもなかったな
自転車を盗んだ奴は下り坂を計算に入れてたが
主人公はそこまで頭がまわらない 全てあのおっさんのドジが原因
教会で消えた老人はやっぱり自転車泥棒に関与してたんだろーな 今テレビでやってるから見てる
何で自転車に鍵かけないんだ 鍵なんて簡単に壊せるが、そこまで演出すると画が汚くなるから パゾリーニはこの映画を「真のネオレアリズモではない」と評価していたね。 この映画はカワイソな気がしてどうしても見ることが出来ない「道」も同じ この映画はカワイソな気がしてどうしても見ることが出来ない「道」も同じ この映画はカワイソな気がしてどうしても見ることが出来ない「道」も同じ 安心して見たら良いと思、あなたよりカワイソな人は出ない 録画してあったの見たんだがあの子役の少年はすごく大人びた顔してるね。
そしていつも父親に何か問いたげな責めるような目をしてる。
朝から働いて家計を助けているから大人にならざるを得ないって感じ。 パゾリーニはそこを批判しているんだよね。実際にモデルになった少年がいるのに、
スクリーン映えする器量の良い子役を選んだ、真のネオレアリズモではないって。 最後あたりの犯人の青年の家の前で住人たちともめるシーンで
赤ちゃんを抱いたおっさんが主人公を見て家の中へいそいそと逃げて行くけど
あれってあのおっさんの家に自転車が隠してあるってことでいいんだよね? パゾリーニがバカって。。
イタリアでは20世紀最大の知識人扱いだよ。 知識人の見識がすべて適切かというとそうではないからな。
もしそうだったら論争も戦争も起こらない。
最後は必ず切腹やホモに殴り殺され、世の芸術はエログロSMだらけになる。 そろそろ日本を舞台にした「自転車泥棒」を製作して欲しい。 Wikiではオリジナル作93分ってなってるけど
ヴィデオ88分との5分間の違いってなんなのでしょう? 見終わった。なんて悲しい話なんだ…
延々と街中を探しまわっていて、見ているこちらまで
疲労感や、やり場のない怒りを感じた
このスレ全部読んだが、自転車盗んだ青年を擁護していた人物もグルだったの?
報われない…
イタリアって現代でも観光客目当てのスリが多いし、昔から詐欺多いのかな ,.-t、,/ _ ̄~~`'ー- 、, (__
f ,l.  ̄r< ̄ >- 、 ` く l,__
,.〜',/ `ー'‐'^ヽ,__j,.ィ_ nヽ \ ,.゙ヽ
/ / / ,. `y' \ ', )
ヽ//'// /' / ,. ノ L._ ヽ ト、 ,)
. // / 'ム ノ / /'彡イイ| イ ノ fヾ! | 'ー,
l/l l 〃 //' 彡〃 |川.|.了ヽ__!|ヾ |. /{!
. |从 //-く ム-彡'"二゙!从レ' i |`ー`)ーレ' _j
r、r、 |l V/' lr'。! 'スヽ',从 ,!└-- ァ,r=,ゴ
ヾヽヽ\. nl 、l゚ソ /ー'。ミY/ / ア / |_,ノ
ヾヽヽヽ'、{. ', .: ゞニン^'j. / //ノ,! ハ
\\^ `!ヾ、. ヽ‐1 /./ノ / l. ハ L, ageます…
ヽ ヽ }.ヽ, !ノ |/ ./ l |-! | )
/.) ノ、ヽiゝ、、、--‐='7 ノ ,ノ"7-v'--'く
、'ー===i. /. ス、 ( f ハ. / / / / ) \
/ヾ;、,_ゞ==イ ミ 〈{ 7イ. | ./ / ) l r‐'" ヽ
. / `ー' |〈 \ | |. | |. | /,ノ 〉 | _j レ┐
/ ,イ,〈 ミ、 ゙K、j ,. l | /ノ Vメ、 ノ- ,ゝ
/ /)>L>、 {、7゙,、j y' / く.( )ヽ, 「 _ノ、_
( ノ /\ヽ〈ヽ,).l } //ノ ヽ _∧,r‐' `ヽ、 ロバート・アルトマンの「ザ・プレイヤー」でハリウッドで相手にされない売れない脚本家が映画館で観てるのがこの作品 初めて見た。現代の映画ばかり見てるせいか、最後あれでいいのかYO!って思ってモヤモヤするわ。 自分の中では10指に入る映画
子役の芝居が少し臭い箇所もあるがやはり泣けてしまう
心理的に疲弊した主人公があれだけバカにしていた占いに頼ってしまう
家族を養うためにやむを得ず盗みに手を染めてしまう
ラスト、いろいろな感情が込み上げた主人公が子の手を握りながら自分の運の無さと情けなさに涙を流す場面は何度見てもこちらの涙腺も崩壊する 子供を前に乗せて自転車で出勤するシーン(希望に満ちた音楽も)が好きです 最近のケン・ローチの「わたしは、ダニエル・ブレイク」、「ウンベルト・D」とそっくりだな
扱っているモチーフといい、登場人物の配置といい。
しかもコンテンポラリーに実際にある問題を扱っている。
デ・シーカの遺伝子が数十年たってまたここで開花したような映画。
おススメです。 日本で無職の男が無職の女の家に強盗に入って
93円しか入ってない財布盗んで、すぐその後出頭して逮捕された事件が最近あったんだが
なんとなくこの種のイタリアのネオリアリズム映画っぽい気がした <ゆとり世代の俺が中学の時好きだった懐かし洋画・好きな順>
なまいきシャルロット
鉄道員
自転車泥棒
ひまわり
ぼくの伯父さんの休暇
ぼくの伯父さん
懲役200年
黄金狂時代
モダン・タイムス
鳥
北北西に進路を取れ
ローマの休日
ティファニーで朝食を
アラビアのロレンス すごくおもしろいネットで稼げる情報とか
念のためにのせておきます
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
GKSEE うぐうぐと 言っている間に歳は暮れ
うぐうぐと言っている間に歳は明け つまらん映画だったな
貧乏かわいそうハイハイ 子供かわいそうハイハイ 家族愛ハイハイ
ハイハイ ハイハイ ハイハイ ハイハイ 結局監督はこの映画で何を伝えたかったのか。それがよくわからなかった。 ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
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{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l||
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面白いわよ あのおとっつぁんが必死に自転車こいで逃げ回るシーンがコントみたいで、
つい笑ってしまったのは俺だけではあるまい。 夜空はスターが いっぱい・・・
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あの名優も、あの美女も… 。 ゚ . 。
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。 ∧∧ ∧∧ みんな 星になってしまったわ・・・ 。
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‐''″´'''″″″''″`''″″`″″″''''''″´'''″″″''″`''″″″″'''″''''''″`″″″'''' 自転車泥棒が実際に多かったのだろう。
盗みも多かったのだろう。 盗まれる奴が間抜け
こういう文化というか風潮がイタリアン 1980年代くらいまでは
イタリア旅行にいったら
まず、スリと置き引きに気をつけろ
と言われててたらしい
貧しかったんだろ >>562
ロッセリーニがイタリアで映画を撮ると一般人の人たちがカメラによってきたりロケでもカメラを意識したりするんだけどドイツで撮った「ドイツ零年」の時はドイツ人は映画の撮影によってくる元気すら無かったと述べてる イタリアは長い歴史と伝統文化のある国なのにいつからおかしくなったんだろう
音楽、美術など世界一誇れる偉大な民族だったんだが
ムッソリーニがすべてをぶち壊して三等国にしてしまったのがいけなかった お母さんがお父さんに「自転車を買ってもいいよ」と言う場面が切ない。