地獄に堕ちた勇者ども
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「地獄に〜」の原題は「神々の黄昏」ですよね。
どういった経緯でこの扇情的な邦題になったんだろう。
センスが有るのかないのか・・・もちろん魅力的ですが。 >107
ヒーー4時間・・そんな映画みたことありません。
でも108さんとか見ても面白そうだし、それだけのボリュームで3000円台なら安いもんです。
(発売前の割引で)
DVDに関して色々見てみると、ボックスで発売されていたものを数ヶ月かけてバラ売りするようです。
ルードウィヒ…やはり豪華キャスト
「地獄に堕ちた…」にも出てたウンベルト・オルシーニが仇役で登場
国王ルードウィヒがどんどん自分の世界に浸りきってくところがスゴい
「私は謎だ 永遠に謎でありたい…」
映画館で観たときのことは朧気なのでプログラム出して見たら3時間4分とあります
DVDは長くなってるんですか?
>>108
晩年は、甘いもの食べ過ぎで、歯が悪くなってましたね。。
「ルードウィッヒ」は、もう次世代に伝えねばならない文化遺産でしょう。
ヴィスコンティとバーガーが出会えた万が一の幸福なチャンスに感謝です。 >>109
原題はDamned。 副題が神々の黄昏。
ビスコンティの映画は何年か後に観ても覚えているシーンがとても多いのに
驚く。絵画的に、つまり二次元的に撮られてのかもしれないなぁと思ったりする。 装飾が豪華絢爛なんですよね。
やはり名門の公爵家の子息だから、育った環境からの影響も大きいのでしょう。
ブルジョアとは一味違うんでしょうね。 ルートヴィッヒがルートヴィックと発音されているのはバイエルン訛りなのでしょうか? . ,:::-、 __
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ドイツ語読みなんじゃないの?
”ルートヴィヒ”より”地獄に落ちた〜”の方が好きだなあ。
トーマス・マンは好きだが映画版”ヴェニスに死す”は、あまり好きではない。
ふわふわのフリルがフェミニン過ぎて苦手なんだと思う。 ルートビッヒスレ
もしくは
ビスコンティ総合スレ
を立てて欲しい^^ >>117
それは、「ルードウィッヒ」の英語読みじゃない? ディートリッヒが米英だとディートリックって呼ばれてるものね。 Ludwig
ドイツ語ならルートヴィヒ
英語式ならルードウィグ、
ドイツ語の最後のgはクとも発音するよ
それは言える。
よく”食事中に肘つくな!”とかいうけど、
映画では肘ついてご飯食べたりしてて、別に構わないんだな、と思った。
あと初めの方のシーンでコンスタンティンが体を洗ってもらってるのを見て、
昔の上流階級ってこんな感じだったのか、と思った。 「山猫」にもあったな、公爵が風呂から上がって神父に「拭いてくれ」って言うの。 いやあ「山猫」で入浴後のランカスターの、体に残った滴の切り方がかっこよかったっけ パチものというべきか。
「愛の嵐」を久方ぶりに見たけど
これが結構悪くなかった。
ランプリング/ボガートに淫してしまうカバーニの情熱を買った。 >>134
あの女優はバーグマンか
もう一人女優出てたな >>134ドロンスレやルキノスレにも同じの貼ってるね‥。 愛の嵐もゾクゾクするねw
あんなシャープな演出の映画だったとは 観る前は思いも寄らなかった…
はじめて、この映画見ました。
見終わった後。DOORSのTHE ENDを思い出した。
もう一度、内容を整理するためにすぐに見直したら
あっという間に映画が終わった。一回目の最初の30分は
長く感じたんだけどね。ヨアヒムが殺される前の寝ているシーンで
女性の悲鳴が聞こえるんだけど、あれは何でしょうか?
SA粛正のシーンのカッコ良さにチビる。と言うかもう、そこしか覚えてない。
夜明けの湖畔に何十人もの黒服親衛隊が現れる場面はゾクゾク。
1930年代ナチスが好きな方には、このシーンだけでもお勧め。
シャーロット・ランプリングもイイね〜。 >>141
ピアノの下にマルチンといっしょに潜り込んだ少女の悲鳴だと思われ イイ質問だねw
幼女には性行為は地獄堕ちの大罪だと思われ >>145
いや、だって、リサぐらいの年齢の子って、
マルティンがやったことが性的な行為だっていう認識が
できないんじゃないかって思って。
ただの優しいお兄さんぐらいにしか思わないんじゃないか?
あと、死という概念もまだ確立されていないような年齢なのに、
自殺なんかするのかな?と思ってね。 >>146
マルチンの母親とのベッドシーンと同様に
リサとの行為などでもあからさまに表現してない部分があると思うよ
性の認識がないだけによけいマルチンにされたことに恐ろしさとか感じたのではないか…
マルチンはいったい何をしたのでしょう
そのへんの性の世界の奥行きを描いた演出も優れてるね
でももひとつ気になるのは たしかあの少女病気だったってだれかの台詞のなかであったなあ…
病気を苦にしてたこともあるかな?
罪の意識やらで発作的に自分を滅ぼそう、なくしてしまおう、と感じたのでは?
死の概念て個人差あるでしょ 病弱(そのため精神的には大人)の少女がマルチンの幼児性に絶望して自死したかのようにも見えるなあ。
俺はぜんぜんロリじゃないんであれなんだけど、
リサちゃんはかわいすぎてやばい。
あれじゃマルチンでなくてもチュッチュッチュッチュして
ペロペロペロペロしたくなるよね!!
でも俺のような炉利オタにそんなことされたら焼身自殺しそうだ… 焼身自殺かよ、激しいな・・・。飛び降りぐらいにしておけw >>150
>俺はぜんぜんロリじゃないんであれなんだけど
>でも俺のような炉利オタにそんなことされたら焼身自殺しそうだ…
どっちだよwww いや ぺろぺろだけでも充分犯罪臭…ステキかもよ
ディート理非萌え
非理とゆうべきか
やっぱスゴいのは理性の非力さだなあ あの動くと酷いカメラ(止まっているときは良)が
あんまり気にならない。演出と役者が勝っている映画。 >>158
切口が鋭いな。
てかあのカメラって酷い?事件性を際立たせる手法だろうけど…
お陰でわたしゃ胸騒ぎのしっぱなし
DVD買ったので十数年振りにみたら
凄い面白かった。バーガーSSの制服
似合い過ぎ
ついでに「愛の嵐」と「サロンキティ」も
久し振りに観たくなったわ ダークボガードといえば
これと「召使」。
成りあがり者をやらせたら、
この人の右に出るものはいないね。 >あの動くと酷いカメラ
おれも「地獄に堕ちた勇者ども」のカメラは気になる。
まるで舞台劇の記録フィルム見せられているようで。
「おや、こっちで見せ場がはじまっている、あらら、こっちも撮っておかなければ」
(SAの乱痴気あたり)
夏の嵐の頃は、完璧なんだが、ワーナー撮影になってから「ベニス」も含め
なんかおかしいな。「地獄」のモーリス・ジャールの安っぽいOPジャカジャカ音楽なんか
どうみても監督の趣味じゃないだろ キャメラが...
〜1960年代半ば 主に、ジュゼッペ・ロトゥンノ
1960年代末〜 主に、パスカリーノ・デ・サンティス >>162
はじめのパーティ準備シーンなんて最高にムゴイね。
貴族の所業とは思えん。 >>162
ほんとズームが酷すぎ!
どっかの解説で「斬新さを目指してやった」と
読んだことがあって納得したけど、
シロートのホームビデオを見させられてるようで
失敗だな。
悪魔のささやきはすげーな。
あそこまでの悪意の塊はみたことないよ。
さすがはヴィスコンティ。 リサに木馬をプレゼントするマルティン、イイ!(・∀・) プレゼントしたあと
リサさわさわしてる時の座り方も良い
リサが裁縫しながら歌ってる歌、
マレーネディートリッヒが「ブロンドヴィナス」っていう映画で歌ってる。
【暴行盗撮】元キックボクサー庵谷鷹志【強姦恐喝】31
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news2/1146405334/l50
キックボクサー・庵谷鷹志のサイトが、話題を呼んでいる。
発端は、庵谷がオタクを盗撮してブログで公開、「死ねば良いのに」と言い放ったことに起因する。
これが「2ちゃんねる」で取り上げられると、
批判は常習的な暴行やレイプ未遂などを書き綴った過去の日記に飛び火した
騒ぎを知った庵谷は、BBSへの書き込みにより騒ぎを鎮火させようとするが失敗。
段階的にサイトを閉鎖するものの 遂に開き直ったのか、
2ちゃんねらーに対する新たな挑発文と共にHPの運営を開始した。
かつて友人であった人物がavex関係者であった事まで判明。企業まで巻き込みかねない事態となった。 この小女誘惑と自殺のエピソード、
ルキノ親父がドストエフスキーの「悪霊」のエピソード参考にしたって
聴いたけどホントなの
また最初出だしのの家族が集まって華麗な晩餐のイメージはトーマス・マンの
「ブッテンブローク家の人々」からヒントを得たというのもホントかな
ところで、血の粛清前にSAがらんちき騒ぎしてるのはなんでだっけ。 えーと・・・親衛隊に権力が移行してきたのに怒って
ストしてたんだっけ???
違うかも __,ィ ヽ. `ヽ.
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li //___ リ_lノ lル' lハ. ソ
i| /レ/l l l v'´ ̄ , ´ ̄`イ !| ll,ハ
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' r==┐ '''' /l jハ| ll ll
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ 、__,ノ ,.イ/|/ ノ ll l||
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面白いわよ・・
らんちき終盤、コンスタンチンが何かオペラのアリアを歌うでしょ。
あれ、すごく哀しいね・・・・。 一回観ただけでは、人物関係がいまいち分からん。
家系図を書いてようやく納得した。 トリスタンとイゾルデから「イゾルデ情死」だすな>179
人物関係は・・・やはり一家に共産党からブルジョア大資本家、突撃隊、黒シャツ党(SS)まで
いるってのが、ドイツ30年代の縮図をやろうという監督の野心なんだろうな。
ダーク・ボガード演じる陰謀家が、ナチ党を利用として逆に母屋をとられちゃうところなんか、
まんまやろ マルチンという悪が少しづつ武器商人で財をなした家族を
小さな穴をあけて大悪であるナチスに手渡していく こんな事は淀川さんがとっくに言ってる事だが、終盤の結婚式
でヘルムートグリームがルノーベルレーに語りかけてるシーン。
マルチンが切り捨てられる存在であろう事を予感させる実に周到な演出
もうこれはエロい。エロ過ぎる。 >>181
「愛の死」って言ってくれよ〜。・゚・(ノД`)・゚・。 1934年当時、突撃隊は軍事力を増強させ国防軍を脅かす存在となっていた。
国防軍と突撃隊の二者択一を迫られたヒトラーは国防軍を選び、突撃隊を粛清した。
コンスタンチンはアッシェンバッハの意に背いて、突撃隊側についたため共々抹殺された。
この解釈でOK? 昨日CSで途中から見たんだけど役者の英語下手で萎えた。
ドイツ語版とかないのでしょうか? あの突撃隊が粛清される場面は迫真的。
退廃と暴力をヴィスコンティは見事に描ききった。 最後の結婚式でマルティンと無表情に踊っていたのはオルガなの?
女装したギュンターだと思って見ていたんだけど・・・
冒頭で母親が着ていたドレスと色違いのものを着ていることにも意味が?
マルティンがろうそくに火をつけて去った後、グラスを投げつけて壊したのはなぜ? 華麗からこっちに興味を持つ奴はいないだろうなw
鉄鋼、財閥、政争と共通点は多いけど、「将軍」がいないから。 日本人がなんぼ銀座でこさえた高級ドレスをまとって西洋の晩餐会を真似ようと
所詮鹿鳴館でびんぼくさい・・・。
でも、最近どう?
こういう「一族破滅」ってデカダンな映画ないよね・・ >>194
リドリー・スコットがグッチ一族をやるだろ 三島は軍服の魅力について書かなかったね。ちょっと不思議だ。 MP40短機関銃は当時の突撃隊や親衛隊に採用されてないよな
MP18ベルグマン持たせときゃ完璧だったのに
アッシェンバッハがヘ−ゲルを引用するのが最高!「馬車は路傍の花を踏みにじり前進する(「歴史哲学」だっけ?)」
知的、悪魔的なナチの凄みを感じる。ハリウッドのナチ(インディ・ジョ−ンズとか)とは大違い。
又、「ドイツを征服するには突撃隊が必要である。しかし、世界を征服
するには国防軍が必要である。」というセリフにも痺れた!最高! 本物のナチを甘くみてはならないと思う。
歴史上の「本物のナチ」はアッシェンバッハのような
悪魔的な男の集団であったはずだ。
だからこそあれだけのことが出来たんだ。
ナチを舐めないほうがいい。蔑敵の代償は大きくなるぞ。
三島由紀夫もこの映画のアッシェンバッハを「高貴で残忍なナチの典型」
として、絶賛してたよな。 「金髪の人間獣」ね。
しかしこの映画を語る三島の語り口がまた最高なんだわこれが。
映画にぐいのめりになった遠因はこの三島の「地獄〜」評かな。
三島の大好きなもんがてんこ盛りだもんなあ。この映画は。 202さんに禿同。
あんまり言うと政治思想板にいけって云われるだろうけど。
俺も現代の風潮はナチを甘く、軽く見ているとおもう。ハリウッド
の影響か、それとも、その又、ハリウッドに影響された日本製SFアニメの影響か?
この映画は本物のナチの凄みを感じさせるカズ少ない映画の一つだ。 >>206
それどこかで読めないかな。
読みたい。パンフ? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています