【超名作】 道 【見ないで死ねるか】
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ザンパノが作品の終盤で鎖を切る大道芸をするシーンが良かった。
全てから見放されて、最後は皮肉にも大道芸で命を落とすのかな?
と思って観てたから、何も起こらずに大道芸シーンが終了した時は
ザンパノは、哀しみと虚しさを抱えながらも生き続けなければならない
という構成にとても胸に迫るものがあった。
伏線みたいなものを予感させておいて、視聴者を軽く裏切る手法というか、巧いなあとオモタ。 >>262
ザンパノがジェルソミーナを
荷台に連れ込む場面が序盤にあったはず。 今ほどストレートな性描写が一般的で無いことも少しは関係しているのかな >>267
テレビの洋画劇場のハナシ。字幕と吹替えの両方を見た。
それでジェルソミーナの声が市原悦子だったワケだがジュリエッタに比べて
かなりかん高いよね。ザンパノは誰か忘れたが、あの風貌に合ったダミ声だったよ。
この映画のヒロインってスカーレット・オハラとは対極の
イメージが強いわ。 反米とは言わないまでもアメリカのあり方に疑義を呈した映画だろうね。
ザンパノは力任せで自分を正義と疑わない男、=アメリカ。
自分の主義を信じるザンパノは自分以外の価値観を認めず、自分を
認めない者は殺しても構わないと信じて疑わない。
その結果妻も発狂してしまうがそれでも彼はその責任が自分にあるとは
考えない。
救いは最後のシーン、妻の死を知ったザンパノが砂浜で嗚咽するシーン。
このシーンのアンソニー・クインの演技は映画史に残る名演だと思う。 >>274
ザンパノはいつも本当は自信なさげにみえるけど
パナソニックのカーナビって起動の時にザンパノがあのメロディに乗せて踊ってくれるよ。
で、推奨ルート以外を走行するとジェルソミーナが悲しそうな顔するんだな、これがたまらん。 >>270
小松方正ではなかったかな、中西妙子があててたのもあったような この頃のフェリーニってチャップリンとかの影響とか
あったのかなって思ったり・・・・。 ジェルソミーナのパンで綺麗にルーをぬぐって食べるシーンなんか
チャップリンとかの影響かな >>282
昔から外人は上手に日本語喋っていたよ。 みんな、ジェルソミーナを「子犬」と思ってもう一度見て御覧。
特にザンパノが芸を仕込む場面や最後の鼻からクンクン泣き声を出す場面。
また違う見方が生まれるよ。
チャップリンの影響>やっぱそう思う?
カリビアの夜のジュリエッタ・マッシーナのサンバだかボンゴだかの踊りなんかチャップリンにソックリ チャップリンは本当のところ、何人なんですか?
ジプシーだと聞いたことがあるんですが ユル・ブリナーは、父親がモンゴル人、母親がルーマニア人のジプシーだっけ? シルビーバルタンはブルガリア移民(8才の時)
アランドロンはパリ生まれだが両親はユーゴスラビア移民だったような
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昔にはもどれない・・・・
だけど昔の映画を観れば 昔にもどれる!
「鉄道員」も「道」も主役が死ぬ場面は他の者によって
淡々と語られるのみ。 「ライフ イズ ビューティフル」も
グィドが撃たれるシーンは銃声だけだった。 日本映画のなかには
主役が死ぬ場面や葬儀の場面を延々とやるので辟易することがある。 若い頃、この映画を何回か見た。 なんでこれが名作なのか
全く理解できずにいた。 そしてある日ハッと気が付いた。
自分がザンパノの類であることを。 もう人生大方過ぎてから
気が付いたんじゃあ、ちと遅いぞ、と反省しております。 302さんは、リチャード・ベースハートなのか。
いい俳優だな。
道、
白鯨(主人公)、
原子力潜水艦シービュー号(ネルソン提督)
などで見た。
みんな別人のようだった。 ジェルソミーナのマント姿がいい。
それと、テントのそとでザンパノがジェルソミーナを呼ぶ時、「早く来い!」
と言っているように聞こえるのだが・・・
↓
ttp://www.youtube.com/watch?v=lYn-S9Uzppc&mode=related&search=
>>304
ナイト財団総帥(ナイトライダー)
凄い人を出してきたな、と、当時驚いた。 キ印青年と「刑事コロンボ・ロンドンの傘」の犯人のおじいさん。
同じ俳優だと知った時は驚きましたよ。
始まって5分とたたないうちに、犯人だとわかったよ。 >>311
ある程度の年齢にまで来ると男は皆そう思う >>158
遠藤周作は「ジェルソミーナは、もうキリストですよ」と言っていたなぁ。
亀レスでスマソ 昨日初めて観ました。
私はてっきりザンパノとジェルソミーナに
肉体関係はないと思ってました。
「あの人(酒場の女)ともしたの?」
は酒場の女ともローザともしたのに
私とはしない。私は女として何なんだろう
私は魅力がないのだと傷ついた
という風に受け取ってみていました。
「ブリキの太鼓」って見たほうがいい?
いつも後回しにしてる映画なんだけど。 「道」と「カビリアの夜」の関係は
「クリムゾンキングの宮殿」と「ポセイドンの目覚め」の如し >>316
どうしてこのスレで聞くのかわからないけど。
自分はあの映画嫌いだなぁ。見ると心底気分悪くなるから。
「道」は好きだから鬱映画が嫌いってわけじゃないと思うんだ、何か別の理由。 ジュリエッタの表情や仕種だけで全てを表現する演技は、
まるでチャップリンのようだ。 ザンパノがスケールの小さいわがままな電撃ネットワークみたいで感情移入出来ない >>316
俺はブリキの太鼓嫌いじゃないよ。
「道」のように直接的描写を極力拝して、叙情的な趣を作り出すのが、
ヨーロッパ映画の醍醐味の1つなら、
ブリキのように、随所にグロい表現を散りばめて生々しさを表現するのも、
またその一側面だと思う。
もっとも見てる最中は何じゃこりゃ、キモいの連続だったけど、
見終わってからの後味は意外と悪くなかった。 名画と言われていると知らずに観たら、ゴミ映画だと思っただろうな 道、君と歩いた今日まで、かすかに動く唇、特別な時間をありがとう >>315
俺も肉体関係はないとおもってた
ところでローザが死んだ理由とかはたいして「重要じゃないんだよね? じぇるそみーな・・じぇるそみーな
おれはひとりだ・・・ひとりぼっちだ・・・ ジェルソミーナの頭の悪さにイライラしただけに終わったのは俺だけか 俺はザンパノのだらしなさに泣けた。
しようと思えばいくらでも脱線できるのに、何もせずに
悪いほうに真っ直ぐ進んでしまう彼に幸あれ。 違和感を覚えた場面及び字幕
1母「ローザ、かわいそうな娘だよ、お墓もわからない」
→ザンパノならお墓の場所は知ってるんじゃ…
2ジェルソミーナ「ローザよ、あの女と寝たの?」
→姉に対してあの女は無いよ。冒頭のシーンで死の知らせを聞いて泣いてたし。訳者さんのミスでは?
3ジェルソミーナ「私は長女」
→姉がいます。 中学の時に深夜のロードショーで観た
『コクモからの手紙』の主人公、コクモ・チャンドラーの生きざまに感動した。
己の虚言癖に悩む男が、
アジアを放浪中に詩吟の達人に出会ったのをきっかけに、
自らも詩吟の奥床しさに目覚め、
それを機に真実の自分を見つめ直すといった感じのストーリーでした。 淀川長治イラネ
ざんぱーのじゃなくてザンパノだよバカ ザンパノは男の中の男。粗暴で粗野で好色で無神経
女にとって全ての男はザンパノである
今初めて観た。
いい映画だね。
鋼鉄の鎖をちぎった胸はジェルソミーナという鎖には締め付け続けられていくんだな…。 女だけどザンパノは粗野だけど魅力あると思う。
まつ毛が濃いw fdgdfggf
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路上で車を修理していた「キ印」が(死んでしまう直前の場面)
「ジェル〜ソミ〜ナ、ジェル〜ソミ〜ナ・・♪」
って歌ってたけど、このメロディ、なんか聴いたことがあるけど
他にもどこかで出てきた? 結婚式の余興で訪れた家の未亡人の賄い婦ともやってるよね。 バイオリン弾きを演じていた俳優が
刑事コロンボシリーズの中の「ロンドンの傘」で犯人を
演じているのを今日知った。
当時、50代くらいかな?思わぬ収穫だった。
面影はあるけど、解説読まないと気がつかないレベル。
>>332
あれ?
私が見た字幕ではローザは妹になってたんだが… >>348
原子力潜水艦シービュー号のネルソン提督でもありますな。
この女優さん、実年齢は確か、30代半ばくらい?
で、映画ではどのくらいの年齢の設定なのでしょうか。
なんだか年齢不詳の不思議な雰囲気がありますよね。
初々しい娘さんのように見えたり、おばちゃん的な表情だったりと。
やはりちょっと知恵遅れ気味という設定だからですかね?
曲聞いただけで泣けてくるよ。・゚・(ノД`)・゚・。
時オカメドレーでも泣けるけど。 >>351
おなじ人間を演じるんでも、それだけ表現の幅が広いんだろうね。
厚みがあるっていうか・・・ >>343
そのメロディがこの映画のテーマ曲「ジェルソミーナ」だよ。
綱渡り師が小さいヴァイオリンで弾いてたり、ジェルソミーナに教えてラッパで吹いてた曲。
ニーノロータ作曲。
ありがとうございます。いい曲ですよね。
あと、ジェルソミーナがよくラッパで高らかに奏でていた曲も
しみじみいいですね。
なかなかレスがなくてあきらめていました。嬉しいです! 今日新文芸坐でリバイバル観て来ました。
高校生の時に初めてTVで観て衝撃を受けてから何度も観ていますが、
やっぱり泣ける・・・。
客層が80%以上おじ様で、上映前、女子トイレがガラガラで男子トイレが行列
だったのにビックリしました。同時上映が「米」という古い邦画だったのでそ
ちら目当ての方もいたかとは思うけど。 >>335
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1228115
道あるよ。
いい曲だよね 2枚組み500円で売ってた映画音楽全集に
「ジェルソミーナ」が入ってた。
他の音楽も感涙ものだが、コレが一番泣ける。 >>356
自分も観に行きました。
新文芸坐でやる特集は古い邦画が中心の場合が多く、普段から
女性客よりも男性客の方が多いことが多い映画館です。
女性トイレに行列が無く、男性トイレが行列なのは日常茶飯事
です。
「米」目当ての客は実際多かったと思いますよ。
今井監督の名作ですからね。
自分も過去数回観た「道」も観たかったが今までなぜか観な
かった「米」が楽しみでした。 >>359
新文芸坐に行ったの初めてだったのでビックリしたのですが、
いつもの事だったのですね。
教えて頂きありがとうございます! ザンパノが棄てたジェルソミーナをしばらくして訪ねてみると
既に彼女は亡くなっていた。一人ぼっちになったザンパノ。そして号泣…
酷い扱いを受けていたのに一度も泣かなかったジェルソミーナに
ただただ涙した記憶が甦りました。 フェリーニとジュリエッタ・マシーナっておしどり夫婦だったんだろうな。
映像を通してフェリーニの妻への愛情を感じるよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています