【ブランチ】欲望という名の電車【スタンリー】
テネシー・ウィリアムズの20世紀屈指の名作戯曲の初の映画版。
主要キャスト4人とも大熱演を見せてます。
特にビビアン・リーが凄い。
監督:
エリア・カザン
出演:
ビビアン・リー
マーロン・ブランド
キム・ハンター
カール・マルデン >85
自分の知っているビデオだと最後のそこのあたりが
ボカされていてステラが「ブランチの言ったことが本当なら私はもう・・」
と言っていて、それに対して近所の主婦が「本当なもんか。私たちは
生きていかなきゃいけないんだよ。」とかいう意味のことを言ってた。
だから自分としてはブランチの妄想でレイプされたと思い込んでたんだな
と勝手に解釈していた。長い間。
じゃあレイプは実際にあった、という物語なんですね・・・。ウム。 >>37
そんな事が書いてあんの?
でもなんでブランドが知ってるわけ?そんなこと。 >>86
良心じゃ食べていけないから
なかったことにする、ということである。 そうやって蓋をしても、結局時が経つにつれて家族の誰かの
精神がおかしくなる。 >>88 その詳細が書いてあるブランドの自伝ってどこの出版社の?タイトル教えて。 ジェシカ・タンディがブランチを演じた舞台を見てみたいな
こういうのは何で記録を残しておかないんだろう
ジュリーアンドリュースのマイフェアレディも
あんなにヒットしたのに記録を残しておらず
エドサリバンショーでの一場面が見れるのみ スタンリー、私を犯して。
ステラなんか捨てて、私といちゃいちゃ暮らして。
マーロン、萌え。 >>92
母が教えてくれた歌
ついにノーカットDVD出たね タイトルだけ知ってました。
今日、初めて観たけれどブランチに聖を感じてしまった。
心にドカンときた一作品でした。 役者が同じなせいかスカーレットみたいな性格のブランチだったら
とか考える。多分ベルリーヴは維持復興出来て、スタンリーとも
現実的な強者同士、結構気が合うかも知れない。
…金にガメツイ点で別の意味で対立しそうか。 >>61
>ヴィヴィアンの演技は大げさすぎる
>はっきりいって超下手。
ビビアン・リーの演技の巧拙はよくわからないが、「風と共に去りぬ」の
大スターがここまで壊れた役柄=汚れ役をやった、というのが評価されたと
理解したい。日本の吉永小百合などの糞女優がここまでやりますか?
このブランチ役は演じるのが難しいらしい。日本でもこれを舞台でやったのは、
杉村春子、浅丘ルリ子、岸田今日子、栗原小巻、樋口可奈子、大竹しのぶなど、
ある程度演技力のある人ばかり。だから、ビビアン・リーがド下手というのは、
偏った評価じゃないのかな。 あの大げささはエリア・カザンと最初上手く行かなかったためらしい。
彼女がオリヴィエと舞台でやったときはこうでああで〜と進めたがったから。
カザンの自伝は読み応えあるよ。 話ズレるけど福岡翼は杉村春子が欲望という名の電車のブランチを演じてる時のモノマネ滅茶苦茶上手いらしいな >>49
「欲望という名の電車」ではどのシーンでジーンズ穿いてた?
「乱暴者」では、リーバイスを穿いてたみたいだけど。
ジェームズ・ディーンと違って、普段からリーバイスだったみたいね。
エリア・カザンもジーンズには肯定的だったみたいだからねぇ ともかくマーロン・ブランドの登場シーンのセクシーな事。
でも、本当にあの南部のベタベタ熱さがこちらまで伝わるようなモノクロ描写がすごいね。
カール・マルデンがブランチに惹かれるのだけど
ブランチは決して明るい場所では彼に会おうとしない。
それでブランチの全てを知ったミッチが、ブランチの顔に電灯当てて
一言・・・「老けている・・・・・・」
これは強烈です。全女性なら、みんな頷いちゃう台詞だなあ。
年重ねると、身に沁みる言葉です。この時のブランチの気持ち思うと何とも〜。
ともかくリアリズムが凄い映画で、部屋の一こま一こまさえ生きているみたい。
ふくよかなキム・ハンターもいかにも生活感が出ていて良かった。 >>109
カール・マルデンがブランチに詰め寄り
「明るいところで顔を見たことなかった」などと言い
ブランチの顔を電灯の下へ...
「年を偽るのはかまわないがこれはあまりにひどい・・・」と言うところ。
すごいですよね。
いやいや女性の顔をそんな風に言うあなたがひどい・・・と思ったわ
マーロン・ブランドのDVぶりもなかなか。 1951年にこんな作品をよく映画にしたな
レイプシーンをボカしたのは当然だろう ブランドはすごいよね。役者としての才能もそうだけどオーラが。
男の俺でもひかれる。彼に匹敵する俳優は現代ではいない。
というか過去でもいないだろう。
40代未満の人はゴッドファーザーとか晩年の彼しか知らないだろうが、
彼は若い頃の映画のほうがいい。 ブランドの伝記を読んだけど、ブランチ役についてブランドは
舞台でのジェシカタンディに不満を持っていて
映画でのビビアンリーには非常に満足していたらしい
「風と共に去りぬ」のファンにはショックだったろうが、
やはりブランチはビビアン・リーが適役 ヤフ動画で
風と共に去りぬと哀愁をみてヴィヴィアンに浸っていました。
哀愁の悲しみをしばらく引きずりそうだったので
ハッピーエンドの心の旅路やめぐり逢いでリハビリしました。
そして、欲望を初めて観てしまいました。
すんごい破壊力でした…。 _| ̄|○
哀愁でリハビリします。
ブランドはドン・コルレオーネと地獄の黙示録の酋長のイメージしかなかったが、
こんなにむせ返るような色気を備えた青年期があったとは知らなかった。
これなら殴られても繰り返しついていく妹の気持ちも分かるような気がした。
この映画、妹の視点から見ると、
知りたくなかった姉の実像が明らかになっていくのと同時に、
これまで直視しないようにしていた家庭生活の現実も否応なしに見せ付けられ、
二重に受け入れたくない現実に翻弄されていく過程が面白いね。
DVと共依存がいかに普遍的なテーマかということも再認識した。
ブランドをラストタンゴで初めて見たときは、なにこのオッサンきんもー・・・
と思ったけど、欲望見て惚れた。
主演の4人がそれぞれいいね。 この間、BSで杉村春子の特集をやっていて
75年くらいの文学座の舞台「欲望という名の電車」を放映してくれて
ずーと見たいと思っていて遂に見れましたっ、ありがとうBS!!
感想は、やっぱり日本の大女優、杉村春子のブランチは上手かったです。
ヴィヴィアン・リーのブランチのような繊細な感じではなく
やはり、杉村春子独特の、日本人演じる日本人の為のブランチを見事に演じていたという印象。
北村和夫のスタンレーは、今ひとつだった〜
やはりマーロン・ブランドに比較すると全然迫力もセクシーさにも劣る。
それに台詞まわしが上手くなく、早口が聞き取れない場合ありましたね。
こうして考えると、ともするとブランチは体当たりの演技力で本当に上手い女優が
演じれば、もしかして成功するキャラクターなのかも知れないが、
スタンリーを演じた、マーロン・ブランドだけには誰も敵わない。
あの役柄は、マーロン・ブランドそのものの、伝説のキャラクターであり
誰もあの領域には踏み込めない、既にマーロンだからこそ完成させた完璧なキャラだと思います。 昔の映画を観てブランドの凄さを再認識するにつけ、
晩年の彼の悲惨さが悲しい。
ヴィヴィアンの晩年に優るとも劣らぬ悲惨さだ。
アメリカでスタアになるとブクブク太るかメンヘルになるか自殺するかだ。 プニプニは最後のほうはお金に困ってたんだっけ?
でも子供も作れたし、総合的にみると、そこまで悲惨では
ないような。 息子は悲惨だったらしいけどね。
そういえばスタア俳優の息子ってたいてい自殺してるんだよね
潰れちゃうんだなあ >>124
その子供も、兄が妹を撃ち殺してしまった。
それも、妹に道ならぬ思いを抱いていたらしき兄が、
婚約した妹を銃で撃ったのだから、十分悲惨でしょ。
死んだ娘、シャイアンは、マーロンがインディアン女性との間につくった子供で、
すごく美人だった。
ゴメソ。
撃ち殺したのは妹じゃなくて妹の婚約者でした。 >>126
まじかよ。そんな事件があったなんて・・。
でもまあマーロンの子だし、波乱万丈も仕方ないか。 >126の事件って、日本ではあまり有名じゃないのかな。
ちょうどそのころアメリカにいたけど、いわゆるワイドショーネタで
すごく騒いでた。ピープル誌の表紙を、ブランドの息子が飾ったりしてた。
いわゆる不肖の息子の典型で、そのほかにもスキャンダルが多かった。
息子は4、5人いたはずだけど、殺人事件を起こしたのは長男のクリスチャン。
たしか俳優をやってたはず(もちろん七光り俳優)。確かに美形ではあったとオモ。
モデルをやってる息子がいるのかどうかは知らん。
婚約者を兄に殺されたシャイアンは当時妊娠中で、その後亡き恋人の子供を産んだけど、
何度も自殺を繰り返した末に首を吊って亡くなりました。 息子のこと調べようとして、マーロンの自伝か何かの
紹介文みたんだけど、マーロンは実の娘と近親相姦っぽい
こともしたの?これはガセ? マーロンと娘、っていう話は知らないなぁ。
子供たちが兄妹で……、という噂は事件当時にあったけど。
そうそう、モデルをやってるのは息子ではなくて孫、らしいです。 ヘイ,ステラ━━━━━━━━━━━━━━━━━!! 20年ほど前、トリートウイリアムス主演の映画?をTVで見たような。ブランチ役は往年の名女優、だれかは忘れたが。でもよい映画だったよ。 . 公開当時、若者にはあまりにも強烈過ぎたM・ブランドのTシャツ姿
この頃はまだTシャツは『肌着(下着)=他人には見せてはならぬ服装』ってな間隔だったから、
大勢の若物達、特に女性達にはかなりインパクトがあったようだ
親達はなるべくこの映画を子供達には観せないよう必死だったそうなw
だが、Tシャツ=セクシー&ワイルドと感じた若者達はこぞってその着こなしを真似た
そして極めつけだったのが、J・ディーンの登場! Tシャツとジーンズ姿… 雨上がりの午後に、新聞集金人の青年がやってきて、
ブランチとやりとりをするシーンがある。
映画ではカットされているけど、その場面が最高に良いんだよね。 新聞少年にキスをするシーンね。DVD では見られるよ。 海外ドラマでリメイク版放送したやつは
吹き替えはみな文学座のキャストだった >>150 スタンリーは誰が吹き替え? まさか江守?? 実際ブランチっていくつぐらいの設定でいくつぐらいに偽ってたんだろ? >>150
でブランチは杉村春子さま??な〜〜〜んてw
それって誰だっけ?
キャスリーン・ターナー&ウィリアム・カット? ポーランド系移民のニコラ・サルコジの一連の動きを見てると、
おフランスなブランチ・デュボワに歪んだ劣等感と苛立ちを爆発させるスタンリー・コワルスキーを連想する 今見終わった。
ブランチは元々精神病でスタンリーとウマが合わず精神をボロボロに病んで出ていく。(?)
何が良いのかよく解らん、クレイジーな映画だった。 自分に良く理解出来ないからクレイジー
幼い、というかこの種のヒトがこの種の映画を見てどうすんだろうといつも不思議になる。
名画=道徳的だとでも思ってるんかね。 >>157
お前の発言意味不明
言いたい事は解るけど説明が下手すぎる NYのブロードウエーではジェシカラング主演で何とかボールドウイン(長男)が相手役。ジェシカはミスキャスト。 そういえばブランドの相手役、最初はジェシカタンディだったんだよな。 >>160
タンディだったら「欲望…」は ブランド単独主演映画として人々の記憶に残ったろう。
そんな見方はツマラナスギル。 >>162
ジェシカ・タンディのブランチはトニー賞とったらしいよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3
映画化にさいしてなんでタンディでなくヴィヴィアンになったか(ガルボにも打診がいったらしい)については、
映画スターとしての知名度の点もあるだろうし、トニー賞3回とってるタンディも映画出演にはこだわらなかったんじゃないかな。 163アンカー間違いね
○>>161
×>>162 ディレクターズカット版てのがノーカット版になるのかな。
以前のとどう違うのか観てみたけど
あまり変わらないじゃん。
ラストのスタンレーがブランチに襲い掛かろうとするところでも
具体的なレイプシーンはなかったよ。
レンタルだったんだけど未公開シーンも入れたディレクターズカット版だったよ。たしかに。
前のとどう違うのか、あまり気づかなかったけどなあ。 吹替が入ってるDVDを買って観た。
中々良かったすよ 自分は中古で、二枚組みのワーナーのスペシャル・エディションを
何と380円位で売られていたのでゲットしました。
得した気分だあ。
画質をチラッと見てみたが、以前ワーナーから出てた物に比べて
画質が向上しているように見える。リマスターしたんだろうか。
あと特典は、カール・マルデン、後、これは幾分前に撮影したものだろうけども
キム・ハンターなどのインタビューが入っていたのは嬉しかったな。
驚くべきことに、カール・マルデン曰く
マーロン・ブランドはスタンリーという役が大嫌いだったそうだ。
実際のマーロンはそれとは逆に真摯で非常に繊細な部分を多く持っていたと。
>>163 他
あと、ジェシカ・ダンディに関しては、舞台の配役と一人違ったのが
ジェシカだけだったので彼女にとっては相当ショックだっただろうと語っていた。
でも、ヴィヴィアン・リーだからこそ我々も良かったと思う反面、
ヴィヴィアンの演じたブランチは、少しセクシャルな部分がありすぎて、
その点では、ジェシカの演じたその方が正統派で良かったとも語っていた。
マーロンはセクシーなヴィヴィアン演じたブランチもかなり気にいってはいたそうだ。 ブランドの伝記なんかを読むと
彼はタンディのブランチとはそりが合わず、
舞台ではしょっちゅう癇癪を起こしていたそうです。
ヴィヴィアンのことはとても尊敬していて、
映画の撮影は非常にスムーズに行われたとのこと。
大竹しのぶのブランチを ご覧になった方
いらっしゃいますか?
どうでしたか?
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昔にはもどれない・・・・
だけど昔の映画を観れば 昔にもどれる!
>>168
マーロン・ブランドの「波止場」を観ると、彼はナイーブな青年の面影が
ある。この役は嫌っていたというのはわかる。 >>170
賛否両論あったが、だんだん正気を失っていく様が繊細かつ鬼気迫っていて、名演でした。
再演すればいいのにと思う。 >>170>>173
杉村春子の舞台を観たかたはいる? マーロン・ブランドってすごい俳優でした。アングロサクソンが
指導してきた現代文明というものに、徹底して異議申し立てをしてきた
役者です。
彼の主演した「ケマダの戦い」は、まさにその頂点みたいな映画です。
イギリスの役人の役。憎憎しい現地苛めの白人はマーロンの抜群の存在感を
感じさせました。
どんな映画でも、彼は役になりきってしまう、真のプロでしたね。
オリジナル・ディレクターズ・カットたしかすごく安い廉価で出ていたが、
この映画は買って持ちたいという気になれず、すごい迷ったけど買わなかった。 この中で皆さんの印象に残ったりした台詞とか教えてください >>180
印象に残るセリフねぇ・・・意外に出てこないもんだな
セリフっていうより、主役たちの表情とか嗚咽とか怒声とか、体の演技が印象に残ったのかも
今度水曜日に久しぶりにBS2で見直して思い出すだろうけど
カールマルデンが真実を知ってヴィヴィアンリーのいる家へ乗り込んでいくときの
「結婚して」「うちに入れるには汚れすぎてる」(→リー、ナイフを向けてマルデンを追い出す)
このシーンも衝撃的なやりとりだったけど、セリフっていうよりシチュエーションとか演技にゾッとした NHKの欲望という名の電車、見ました
細かい役までしっかり描かれてて、街の描写がかっこよくて一気に見た
ヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドのその後の実人生を知って、涙さえ出た はじめて見ましたがすごかったっす
映画の事は詳しく無いのですが、
ビビアンリー自身も躁鬱で悩んでましたよね