この間、BSで杉村春子の特集をやっていて

75年くらいの文学座の舞台「欲望という名の電車」を放映してくれて
ずーと見たいと思っていて遂に見れましたっ、ありがとうBS!!

感想は、やっぱり日本の大女優、杉村春子のブランチは上手かったです。
ヴィヴィアン・リーのブランチのような繊細な感じではなく
やはり、杉村春子独特の、日本人演じる日本人の為のブランチを見事に演じていたという印象。
北村和夫のスタンレーは、今ひとつだった〜
やはりマーロン・ブランドに比較すると全然迫力もセクシーさにも劣る。
それに台詞まわしが上手くなく、早口が聞き取れない場合ありましたね。

こうして考えると、ともするとブランチは体当たりの演技力で本当に上手い女優が
演じれば、もしかして成功するキャラクターなのかも知れないが、
スタンリーを演じた、マーロン・ブランドだけには誰も敵わない。
あの役柄は、マーロン・ブランドそのものの、伝説のキャラクターであり
誰もあの領域には踏み込めない、既にマーロンだからこそ完成させた完璧なキャラだと思います。