この映画はミュージカル本来の型を破った革新的な作品だ。
美術、衣装など現代的でリアル、おまけに俳優も美男、美女ではない。
人種偏見に満ちたドロドロした内容であるにもかかわらず、ヒットした背景には
アメリカが抱えてる多民族国家の陰部がさらけ出されたからだ。
そしてなんといっても音楽がいい、なにしろアメリカを代表する作曲家及び指揮者の
手掛けた作品だったからね。