ヒムペキ 不協和音 <バナナムーンのADだったらver>

ぼくはYesと言わない
「え? 」
首を縦に振らない
「なんで? あの、すぐそこにさ、自販機あるからさ、ちょっとお願いできる? 」
ぼくはYesと言わない
「いやいや。なんだ、行ってくれないなあ」
最後の最後まで抵抗し続ける
「あれ、なんか君、変わってるね。ああ、じゃあいいや。俺が買ってくるわ。えーと、みんなの分もおごるよ。みんなコーヒーでいい?君も飲むでしょ?」
ここで同調しなきゃ裏切り者か
「う〜ん…何だその言い方は  あのさ、無理に飲んでほしいわけじゃないんだけど、ほら、番組って一応ほら、チームだからさ、協調性っていうかさ、ちょっとはさ、こう、みんなに合わせてもらわないと困りますよ」
僕は嫌だ!
「いやいやいやいや、ちょっとまってまって、ちょっとまってちょっとまって、そういうことじゃねぇんだよなあ… 
あ〜、じゃあこれだ!そういうわがままを言う人は、ペチ祭りだーー!!ペチ手 日村です!」
僕は嫌だ!
「いやいやいやいやいや、まあまあまあまあまあまあな。うん、まあ、いきなりペチ受けはきついよな。うん、わかった。俺がペチ受けをやるから!みんなで俺を叩けーい!ペチ受け日村でーす!」
僕は嫌だ!
「てめぇ、なんなんだよコノヤロー!」
不協和音を僕は恐れたりしない
「恐れろ!バカ!」
嫌われたって 僕には僕の正義があるんだ!
「いいか、お前、よく聞け。ここはお前の世界じゃねえんだよ!」
支配したいなら 僕を倒してからいけよ!
「てめぇ言ったな?おい!やるぞこの野郎!おお!?
じゃあ、バナナムーン名物、目つぶりビンタだ!よっしゃあ!目ぇつぶれぇい!」
僕は嫌だ!
「コノヤロー!いい度胸してんなぁ!おぉ!なんか逆に気に入った!おもしれえなぁ!よっしゃ!飲み行くぞ!」
僕は嫌だ!
「てめぇいいかげんにしろよ!? だからここは、お前の世界じゃねえんだよ!」