秋元さんがメンバーの住んでいる所まで足を運ぶなんて

 メンバーが寮に帰宅して1時間半ほど経った頃、普段、秋元氏を乗せている高級外国車が寮の前に現れた。車は周囲を警戒するようにゆっくりと寮の付近を3周ほど回ると近くにあるコインパーキングに停車。
その3分後、寮からスウェット姿の平手が現れ、駐車場の方へ歩いていったのだ。平手は、そのまま車の後部座席に乗り込んだ。

10分後、平手は車から出てきて寮へ帰っていった。寮を出たときには持っていなかった黒い紙袋を、平手は抱えていた。

「秋元さんはAKB48の全盛期時代も前田敦子さんや松井珠理奈さんなどお気に入りメンバーと食事をすることはよくありましたが、わざわざメンバーの住んでいる所まで足を運ぶなんて聞いたことがありません」(AKB48関係者)

 当時の2人の関係について、前出の欅坂関係者が振り返る。

「関係者の間では、秋元さんは平手にしか興味がないんじゃないか、と囁かれるほど異様に近い関係でした。それが発煙筒事件以降、さらに2人の距離は近くなり、何でも言い合えるような関係へとなっていった。
特に欅坂46の楽曲選びは平手さんに一任されていました。秋元さんが『この曲どう?』とまず平手さんに聞き、平手さんが良いと言わないと曲が決まらなかった」

 実際、2018年5月3日に生放送されたラジオ番組「今日は一日“秋元康ソング”三昧2018」(NHK-FM)に平手がゲスト出演した際、秋元氏はこんな発言をしている。

「僕も平手もいいなって思う曲があって、それを他のアーティストに提供したら(平手に)すごい激怒されました。今回も良いと思う曲があったんですよ。それで平手に聞いてもらったら、平手も良いと思ったらしいんで、今回はちゃんと誰にも使われないようにキープしてある」

 平手に激怒されたことを、まるで惚気るように秋元氏は語っていた。