■グループ内で孤立

アイドル雑誌関係者はこう話す。

「一番若い平手を中心として欅坂が成功したことで、彼女が神格化してしまい、派閥があったのは事実です。基本は女子高的なノリですから、自然と仲良しグループに分かれるんです。かといって親・平手派も彼女に対して親密に接するわけではなく、他のセンター候補も見当たらないまま、彼女はますますプレッシャーを感じながら孤立していったようです」

さらに話は続く。

「“CM激怒事件”の話は聞いています。それ以前からメンバーやスタッフも平手の機嫌を損ねないよう戦々恐々だった。さらに平手の処遇に関しては、運営サイドに親族がたびたび口を挟んできていたという話もあります」

 別のアイドル関係者はこう話す。

「欅坂脱退後、女優のほうに行くのか、ソロアーティストを目指すのか、本人はまったく公言していないし、事務所に所属し続けるかも不明なんです」

「不協和音」の歌詞のままに“ぼくはイヤだ!”とグループを脱退した平手、そしてカリスマなき後の欅坂は今後どうなるのか――。