たぶん、指原らが欅の振付をやって恥ずかしいと感じてしまうのは
アイドルが振付を通じて提示するものは
アイドル自身の魅力であって、作品性の提示ではない
という認識をもっているから

つまり、歌や振付もアイドル自身が人気を博すための装飾にすぎず、作品性は二の次
アイドルの振付とは、アイドル自身を可愛らしくみせるために振付でなければならない
と考えている

だから、欅坂のような作品のために滅私する振付をやらされているとき、
指原らが感じることは、これらが作品として優れているかどうかではなく、
「このようなことをやっている」「アイドル個人」として
どうなのか(自分は可愛らしく映っているか)という視点が中心となる

自分が可愛らしく映らないような振付をやらされることは
アイドルとして人気がでない=恥ずかしい
という意味でこの言葉を用いている

つまり、「アイドル指原」として「恥ずかしい」と言っているのであり
振付に問題の本質があるのではない