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【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 ★3

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0001代理スレ立て役(広西チワン族自治区) (5段) (ガラプー 05004013125393_vg)
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2018/08/30(木) 00:49:26.71ID:VruIbpa8K
前スレが文字数制限で心が折れたので新しくスレを立ててしまいました
基本的にただただ妄想を書いてくだけなんですが
たまに映画とかからパクったりもします
僕は小心者なので中傷は禁止させてください
優しい言葉で励ましたり褒めてください
よろしくお願いします

【過去スレ】
【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】 ★2
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1521448465/

【妄想】理佐ちゃんだから好き【小説】
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/keyakizaka46/1518822442/

【保管庫】
https://ameblo.jp/ys0penki0rw/
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01211リットルの理佐ちゃん 第30話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.44)
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2018/10/03(水) 23:25:30.88ID:Kb53ppf4a
「やっぱり許せんよな・・・」

理佐ちゃん家で夕飯をご馳走になり帰宅な俺

松山ケンイチな先輩とのデートを楽しみにしてそうな理佐ちゃんを頭に思い浮かべて悩む俺



「なんだよ用って?」

突然家まで押しかけてきた俺に面倒くさそうな松山先輩

悩んだ挙げ句葵ちゃんに先輩の家を教えてもらい直訴にやって来た俺ってわけだ


「明日マジでバックレるつもりっすか?理佐ちゃん楽しみにしてますよ」
松山先輩に直球投げつける俺

「お前には関係無いだろ」

そう言って家に入ろうとする先輩の肩を掴む俺

「関係無くても理佐ちゃんが先輩とのデート楽しみにしてんだからバックレんなよ!」
なんて言っちゃう俺

松山先輩が理佐ちゃんに興味無くなって万々歳なはずが・・・

理佐ちゃんの楽しそうな顔見てたら心とは裏腹な行動に出ちゃう複雑な俺

「悪いけど腕ずくでも理佐ちゃんとデートしてもらいますよ」
先輩の肩を掴む手に力こめる俺
01221リットルの理佐ちゃん 第30話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.44)
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2018/10/03(水) 23:26:07.87ID:Kb53ppf4a
「ただいま・・・」
腕ずくとかカッコつけたわりに先輩に一方的にボコられ帰宅な俺

「またケンカに負けたのかい?」
なんて重傷な俺に呑気な声かけるお母ちゃん

「うるせえ・・・負けたんじゃねえや、男の意地を通しただけだよ!」
言うと同時に気を失なう俺

俺がこんなことになってんの知らないで呑気に寝てそうな理佐ちゃんだから好き
01231リットルの理佐ちゃん 第31話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.44)
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2018/10/03(水) 23:28:07.18ID:Kb53ppf4a
「いてててて・・・」

目を覚ますと同時に体の痛みに悲鳴あげる俺

「どうせ勝てないなら早く諦めるべきだったな・・・」
なんて後悔な俺

さすがは理佐ちゃんが憧れた男だけあってめっちゃ強かった松山ケンイチな先輩

「伊達に運動部じゃねえよな」
痛む体に鞭打ち着替えを急ぐ俺



「そんな体で出かけるのかい?」
おめかししてる俺を心配そうなお母ちゃん

「動物園に忘れ物取りに行ってくるわ」
なんて松山先輩にすっぽかされるであろう理佐ちゃんを待ち伏せする積もりな俺
01241リットルの理佐ちゃん 第31話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.44)
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2018/10/03(水) 23:28:42.70ID:Kb53ppf4a
「理佐ちゃん遅いな・・・」
雨の中動物園の前で松山先輩との待ち合わせ時間にも現れない理佐ちゃんを心配する俺

「体痛いわ雨まで降ってくるわ最悪だな・・・」
なんて熱まで出ちゃって座り込む俺


「なんでお母ちゃんに言われたのに傘を持たずに来ちゃったんだろう・・・」
中途半端な己れの反抗期を心底悔やむ俺

そんな俺に差しかけられる傘

「うん?」
なんて見上げたら

「天気予報ぐらいちゃんと見なよ」
なんてぶっきらぼうな理佐ちゃん

「理佐ちゃんこそ大幅遅刻じゃねえかよ、憧れの先輩とデートなのに」
言い返す俺

それには答えず

「酷い顔・・・」
なんて呟き俺を抱きしめてくれる理佐ちゃんだから好き
01251リットルの理佐ちゃん 第32話 (庭) (アウアウカー 182.250.243.44)
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2018/10/03(水) 23:31:53.08ID:Kb53ppf4a
「先輩から電話あったんだ」

俺に傘を差しかけたまま話す愛しの理佐ちゃん

「電話?」

「うん、好きな子居るからやっぱりデート出来ないって言ってた」
なんて笑いながら話す理佐ちゃん

「笑いごとじゃねえだろ、理佐ちゃんのこと振りやがってあの野郎、やっぱり許せんな〜」
なんて腹立てる俺に

「振られたとか言ってんじゃねーよ」
食い気味にドス効かす苦笑いの理佐ちゃん

「ねぇ、勘違いされたらやだから言っとくけど、先輩にはちょっと憧れてただけだからね」
負け惜しみな愛しの理佐ちゃん

「でもやっぱり許せんよ・・・」
ぶつぶつ文句な俺


「もう言いじゃん、それより俺君がデート行けってしつこいからついやり過ぎちゃったって謝ってたよ」
優しく笑いながら俺の頬の傷を撫でる理佐ちゃん

「先輩なんか勘違いしてんじゃねえの?顔が気にくわないからボコってやっただけだよ」
強がる負けず嫌いな俺

「ウソついてんじゃねーよ」って笑う理佐ちゃん

「先輩がめっちゃ弱かったって言ってたよ、俺君のこと」って笑うドSな理佐ちゃん

「あの野郎余計なこと言いやがって・・・武士の情けを知らないのかよ」
理佐ちゃんに弱いのバレて愚痴る俺に

「ありがとうね」って微笑む理佐ちゃん

「さあ、なんのことやら?」
素直な理佐ちゃんは照れくさいのでとぼける俺に

「私のこと心配で雨の中待ってたくせに」
なんてイジワルな笑顔浮かべる理佐ちゃんだから好き
0126三蔵な理佐ちゃん 第233話 (庭) (アウアウカー 182.250.243.6)
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2018/10/05(金) 00:10:44.91ID:4VsuqO95a
「俺君どこ行くんすか〜?」

日の出と共にお散歩する俺に文句たらたらな八戒

三蔵法師こと理佐ちゃんに取り憑いた恐怖新聞は偉大なる霊能者宜保なーこの力で祓われ一安心の三蔵一行

「うるせえな、そんなに文句あるならホテルで留守番してろよ」
八戒に文句言う俺


「俺だってそうしたいですけどお師匠様が俺君のこと心配して護衛しろって言うから・・・」

「理佐ちゃんがそんなこと言ってたのか・・・」

八戒の口から愛しの理佐ちゃんの優しさを教えられて感動の俺



「え〜っ!?お師匠様とオダナナを仲直りさせるんですか〜?」

朝飲みしようと入った飲み屋で俺の目的を聞いて驚きの悲鳴あげる八戒

「バカ!声がでけえよ」
慌てて八戒の口をふさぐ観音菩薩な俺

「でもどうやって仲直りさせるんですか?お師匠様はともかくオダナナの方はかなりお師匠様のこと怨んでますよ」
なんて声を潜める八戒

「そうさなぁ、なんか良い方法ねえかな・・・」
なんて悩む俺

「恐怖新聞の件が片づいたから偽三蔵のオダナナはスルーして旅に出ましょうよ」
悩む俺に囁く八戒

「理佐ちゃん友達思いだからさ、このまま旅立ったら引きずるだろ・・・」
八戒に呟き黙る俺

世話の焼ける理佐ちゃんだから好き
0127三蔵な理佐ちゃん 第234話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)
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2018/10/05(金) 21:32:30.42ID:4VsuqO95a
「すいやせ〜ん」

八戒の制止も聞かずに偽三蔵法師ことオダナナの門を叩く俺


「あっ!?てめえは偽三蔵法師と一緒にいたクズ野郎じゃねえか!」
俺の顔見るなり怒鳴るヤカラの頭

愛しの理佐ちゃんを偽者呼ばわりとは罰当たりな野郎だな・・・

「これはお恥ずかしい所を見られてしまいました、実は私極楽浄土におわすお釈迦様より命じられあの者を探るために遣わされた観音菩薩なる者でして」
すぐさまぶん殴りたいのを我慢して挨拶する俺

「えっ、やっぱりあの偽者ヤバイ奴だったのか」
なんて俺の言葉を真に受けるヤカラ頭



「しかし凄い建物ですね」

ヤカラ頭に三蔵教団の豪邸を案内してもらいながらため息つく俺

理佐ちゃんと二人で捕まった時にも思ったけど宗教って儲かるんだな・・・
0128三蔵な理佐ちゃん 第234話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.6)
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2018/10/05(金) 21:32:55.98ID:4VsuqO95a
「あんた本当に観音菩薩様なの?」

疑わしそうに俺を見つめる偽三蔵オダナナ

「はい、実はお釈迦様から偽三蔵が現れて人心を惑わせてるから捕まえて地獄に送れなんて指示されまして、あの女がボロ出すの待ってるんですよ」
なんて口からでまかせな俺

「地獄!?」ってびっくりするオダナナ

「三蔵法師の称号を騙るのはかなり重罪らしくてお釈迦様がお怒りなんですよ、あの女・・・理佐ちゃんって言いましたっけ?凄い美人だけど永遠に地獄の業火に焼かれる運命ですわ」
なんて肩を竦めて笑う俺

「そんなに重い罪なの・・・?」
青ざめた顔で聞いてくるオダナナ

ビビってるwビビってるww

なんて腹の中で笑ってたら愛しの理佐ちゃんから電話が・・・


「はい、もしもし〜」
ビビるオダナナに断りいれて廊下で理佐ちゃんからの電話に出る俺に

「いつまでお散歩してんの?朝ごはん待ってんだけど」
なんて俺が帰ってくるまでご飯待っててくれる理佐ちゃんだから好き
0129三蔵な理佐ちゃん 第235話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.13)
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2018/10/07(日) 14:44:13.24ID:S5Q9oWkza
「すいませんね、お釈迦様からの電話なんで無視出来なくて」

電話の向こうの理佐ちゃんを適当にあしらい偽三蔵オダナナの居る部屋に戻ってきた俺

「お釈迦様から電話・・・?」
なんてもの問いたげなオダナナ

「いやね、あのボンクラ念のためにオダナナさんのことも調べろなんて言ってんすよ・・・」
さりげなくオダナナにプレッシャーかける俺

「私のことも・・・」
青ざめるオダナナ

「失礼な話ですよね、まあ偽三蔵があちこちに出現しちゃってお釈迦様もトチ狂っちゃってんでしょうね、もう何人の偽三蔵を地獄に強制連行したかな・・・」
なんて肩を竦めて困ったポーズな俺

全然喋らなくなっちゃうオダナナ

効いてる、効いてるwww


「心配しないでください、こんな立派な教団作ったオダナナさんは間違いなく本物の三蔵法師様ですよ、観音菩薩たる私が保障します」
ビビる偽三蔵オダナナに救いの手を差し伸べる観音菩薩な俺



「じゃあ、偽三蔵理佐ちゃんの尻尾掴むために協力お願いします」

オダナナ三蔵教団の客分にしてもらいニコニコ顔で教団本部を後にする俺を

「どうゆうつもり?」
なんて呼び止めるすずもん

「もんちゃん!会いたかったよ〜」ってすずもんに抱きつく俺
0130三蔵な理佐ちゃん 第235話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.13)
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2018/10/07(日) 14:44:34.65ID:S5Q9oWkza
「殴るなんて酷いよ・・・理佐ちゃんと俺を逃がしてくれたお礼したかっただけなのに・・・」

抱きつきにいったところをすずもんのカウンターで返り討ちにあった俺

とりあえず町のあんみつ屋に入って尋問されてるってわけだ

「お礼なんていいから何企んでるか話しなよ、理佐が本物でオダナナが偽物なの知ってるくせになんでオダナナに近づいてるの?」
なんて厳しく追及してくるすずもん

「さすがもんちゃんするどいね、実はさ理佐ちゃんがかなり落ち込んじゃってんだよね、オダナナに恐怖新聞なんて刺客飛ばされて
あんな状態じゃ天竺の旅どころじゃないからさ理佐ちゃんとオダナナ仲直りさせようと思ってんだ、そういう訳たまから俺を信じてもんちゃんも協力してくれ」
頭下げてすずもんに頼む俺



「しょせん小娘だなw」
簡単にすずもんの協力を取りつけて理佐ちゃんの待つホテルに向かう俺


「ただいま〜」って声かけながら帰宅な俺に

「朝ご飯何時までまたせんのよ!」
なんて完全不機嫌な理佐ちゃんだから好き
0131三蔵な理佐ちゃん 第236話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)
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2018/10/09(火) 01:07:43.42ID:geQ0v06Ma
「上手いことオダナナの教団に潜りこめたからちょくちょく留守にするんで理佐ちゃんのことよろしく頼むわ」

朝ごはんを食べ終わり食器洗いしてる理佐ちゃんに聞こえないように声を潜め悟空、八戒、沙悟浄に頼む俺

「お師匠様には?」
理佐ちゃんの方を見やり俺に訊く悟空

「内緒にしといてくれ、本当は仲直りしたいだろうけど如何せん理佐ちゃんは名うてのつむじ曲がりだからよ」
なんて理佐ちゃんの素直になれない性格を見抜いてる俺


「それとよ、もうちょいしたら理佐ちゃんの友達のもんちゃんが来るからよ、全力で引き留めて長逗留してもらってくれ」
愛しの理佐ちゃんが退屈しないようにすずもんを招待してる優しい俺

「引き留めるんすか?」って何故に?な疑問の八戒

「宜保なーこ先生に霊視してもらったらオダナナが唯一心を許してるのがもんちゃんらしいからよ、引き離してる隙に俺が入り込もうと思ってさ」
なんて理佐ちゃんとオダナナを仲直りさせついでにオダナナと依存関係作り上げてオダナナ教団の財産も狙ってる俺


「あの教団施設からみてかなり貯めこんでるぞ」
なんて早くも皮算用始める観音菩薩な俺


と、そこに
0132三蔵な理佐ちゃん 第236話 中編(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)
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2018/10/09(火) 01:11:31.31ID:geQ0v06Ma
「何こそこそ話してんの?」
なんてデザート運んでくる理佐ちゃん

「理佐ちゃんに贈り物あるんだ」
咄嗟に誤魔化す俺

「贈り物・・・」
俺の言葉に訝しい顔する理佐ちゃんだけど・・・

そこに絶妙なタイミングでフロントからの連絡が

「おっ、贈り物のお出ましだ!」
なんてすずもんを迎えに行く俺
0133三蔵な理佐ちゃん 第236話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)
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2018/10/09(火) 01:12:00.67ID:geQ0v06Ma
「もんちゃん本当に来てくれたんだ〜ありがとう」
なんて大袈裟に喜ぶ俺

「理佐が落ち込んでるからお見舞いに来てくれなんて頼まれたからだから」
俺の大袈裟な歓待に引くすずもん

「そうなんだよね、理佐ちゃんかなり精神的にきててさ、しかも人に心配かけたくない性格だから余計拗らせちゃってるからさ、悪いんだけど色々気にかけて欲しいんだ、回り無神経な男しか居ないからさ・・・」
なんて気の良いすずもんにプレッシャーかけて理佐ちゃんから離れづらくさせる小技な俺



「美愉〜」
すずもん見るなり抱きしめるチョークスリーパーな理佐ちゃん

「俺君の贈り物って美愉だったんだね、ありがとう」
なんて俺の贈り物喜ぶ理佐ちゃんだから好き
0134名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.39)
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2018/10/09(火) 01:13:47.42ID:geQ0v06Ma
「プレゼント」とはともかく「理佐ちゃん」がNGワードに引っかかるのは納得いかんな・・・
0135三蔵な理佐ちゃん 第237話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/10/09(火) 18:19:17.95ID:VeL03w/la
「美愉の奴毎日毎日何処でかけてんの!」

教団内で唯一心を許せるすずもんの不在に苛立ちが募るオダナナ

「何だか忙しいみたいですよ」
なんて鼻くそほじりながら励ます俺

「美愉居ないんじゃ耐えらんないよ〜三蔵法師やってるくらいなら代官山の蔦屋書店建物の一部とし生まれ変わったほうが気楽だよ〜」
なんて今度は泣き出す情緒不安定なオダナナ

偽物のくせに信者に頼られるプレッシャーに負けてメンタル崩壊してんじゃねえか・・・



「三蔵法師様、すずもんの代わりは出来ませんが不肖観音菩薩な私めが粉骨砕身お守りしますから、建物の一部になるのはお止めください」
なんて甘言を弄して巧みにオダナナの心の隙間に入り込む俺

「でもあんた理佐のこと地獄に送るのに必要な偽物の証拠掴むために見張ってなきゃいけないんじゃないの・・・」
すっかり俺のウソを信じてる人の良いオダナナ

「なあに、書類適当にデッチあげて提出しちまいますよ、万が一あっちが本物だったとしてもそれより今は三蔵法師様のお心を少しでもお支えしたい気持ちのほうが強いです」
なんてわざとらしく平伏する俺
0136三蔵な理佐ちゃん 第237話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/10/09(火) 18:19:47.27ID:VeL03w/la
「ただいま」
なんとか上手いことオダナナに取り入って教団の相談役に就任してホテルに戻ってきた俺

「俺君どこいってたの?もう夕飯食べちゃったよ」
なんてお出迎えしてくれる理佐ちゃん

「急にお釈迦様が仕事入れちゃってさ、しばらく留守がちになるかもしんない・・・」
申し訳なさそうに切り出す俺に

「え〜っ、俺君忙しくなっちゃうの?」
なんて俺に同情してくれる優しい理佐ちゃん

「うん、まあ仕方ないよ、なんだかんだ観音菩薩だからさ、俺の仕事が片づくまで適当に遊んでてよ」

「うん、わかった、俺君も働きすぎて体壊さないでよ」

なんてすずもんが一緒に居てくれるから上機嫌な理佐ちゃんに胸を撫で下ろす俺に

「でもさ、どんなに忙しくても夕飯は一緒に食べたいな」
なんて言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0137三蔵な理佐ちゃん 第238話 前編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.18)
垢版 |
2018/10/10(水) 06:03:32.85ID:dyvH5LCWa
「ちきしょう!ただの素人かよ!」

オダナナ教団に上手いこと潜り込んだはいいけれど・・・

信者から全然金を吸い上げるシステムが構築されてなくて怒りな俺

「すいません・・・」
なんて謝るオダナナ

すずもんを理佐ちゃんの側に置く作戦が功を奏したのかすっかり俺を頼りきりになっちまったオダナナ

元来気を遣う性格らしく俺の顔色を伺うオダナナ


しかし、コイツ何の為に三蔵法師の名前騙ったんだろか・・・

教団作るまでになってんのに金を集めないオダナナが不思議でならない観音菩薩な俺



「じゃあこの施設も信者が勝手に建ててくれたんですか?」

「私は大袈裟になるのが嫌なんで断ったんですけど・・・信者さんにお金を使わせるのも悪いし・・・」

なんて俺の疑問に素直に答えるオダナナに

ちょっと気性難な気のある理佐ちゃんより三蔵法師に向いてるかも・・・

なんて恐ろしい考えが頭をよぎる俺
0138三蔵な理佐ちゃん 第238話 中編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.18)
垢版 |
2018/10/10(水) 06:04:38.65ID:dyvH5LCWa
「やい!オダナナ!てめえ何だって三蔵法師の名前騙りやがった!」
メンタル弱ったオダナナに一か八かで勝負かける俺

「すいません、お許しください」
俺のかけたカマに引っかかりあっさり白状なオダナナ



「うーん?理佐ちゃんの旧友だから助けてあげないこともないんだけどさ、俺の言うこと聞いてくれる?」
未来永劫地獄の業火に焼かれる刑に怯え許しを乞うオダナナに優しく囁く俺
0139三蔵な理佐ちゃん 第238話 後編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.18)
垢版 |
2018/10/10(水) 06:04:55.29ID:dyvH5LCWa
「ただいま」
オダナナに誓約書書かしてホテルに帰宅な俺

「もう、遅いよ!せっかく美愉が夕飯作ってくれたのに」
なんて大手柄の俺に文句言う理佐ちゃん

「マジでもんちゃんが作ってくれたの!?」
料理上手と名高いすずもんの手料理に喜ぶ俺に

「なんかムカつく・・・」
なんてヤキモチ妬く理佐ちゃんだから好き
0140名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.18)
垢版 |
2018/10/10(水) 06:09:04.48ID:dyvH5LCWa
なんやこのNGワードの連発は?

この程度の文を3レスに分けなきゃいけないんじゃ小説は書けないなw

何度も書き直してるから話進まないし、面倒くさくなっちゃってかなり削っちゃったよw
0141名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
垢版 |
2018/10/10(水) 07:26:35.81ID:+QkfeXZPK
>>140
悲しいお知らせです

またこれから変動するかもしれませんが
テストスレで検証したところ
現在『オダナナ』も1レス内に6個でNGのようです
0142名無しって、書けない?(庭) (マグーロ 182.250.243.19)
垢版 |
2018/10/10(水) 16:58:10.64ID:r2C6ISXQa1010
>>141
オダナナもですか!?

いよいよもって意味が分からないですね・・・

しかし、理佐ちゃんの可愛さは地球を救う・・・
0143名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.33)
垢版 |
2018/10/11(木) 01:49:28.74ID:tVobpiZZa
こんな時間に規制が解除されたって眠くて書けんよ・・・
0144三蔵な理佐ちゃん 第239話(庭) (アウアウカー 182.250.243.4)
垢版 |
2018/10/11(木) 22:24:08.13ID:mPssDY5Va
「お前を許す代わりにお釈迦様からノルマ課されちまったからよ、今月から信者にも献金課すからな」

偽三蔵法師のオダナナに口からデマカセ言って金を集める算段する俺

「えっ、献金させるんですか?そんなことしなくても町の有力者な資産家の方が建物建ててくれたり食べる物も信者の方が自発的に持ってきてくれてますよ」
なんて相談役の俺に異を唱える三蔵法師の名を騙るくせに基本善良なオダナナ

「おい偽者!てめえは今日からお飾りなんだから黙って従ってらいいんだよバカ野郎!」
観音菩薩な本性も露にオダナナを怒鳴る俺

「でも・・・町の人たちは皆親切だし無理なことしたら悪いですよ」
なんて食い下がるオダナナ

さすが理佐ちゃんが好きになるだけあって良い奴だな・・・

なんてオダナナを見直す俺


「うるせえこの野郎!だったらてめえがお釈迦様に懺悔して地獄の業火に焼かれてこいや〜」
見直したけど行動に反映されない観音菩薩な俺

俺の暴言に黙るしかないオダナナ

結局のところ地獄の業火に焼かれないためにはお釈迦様と交渉のチャンネル持ってる俺に頼るしかないオダナナ

実際はお釈迦様は偽三蔵のことなんて全然知らんけどね・・・

さもバックにお釈迦様が控えてるように見せかけてオダナナを洗脳にかかる俺


「三蔵法師様何事ですか?」
俺の怒鳴り声に異変を感じて会議室に駆け込んでくる三蔵教団を守るヤカラ達

「なんでもないです・・・」
偽三蔵なんて秘密を守るために沈黙するしかないオダナナ

「しかし・・・先ほどから怒鳴り声が」
なんてオダナナの態度に不振な何かを感じとるヤカラ頭

「そういえばお前には何回か絡まれた借りがあったな」
話しに割り込みヤカラ頭を指差す不敵な俺

「あの時はあなたが観音様だとは知らなかったから・・・」
教団の相談役という立場になった俺に口ごもるヤカラ頭

「まあいいや、それより今日から俺の仲間も教団の役員になるからよろしくな」
ヤカラ頭に言うと同時に指を鳴らし合図する俺

「ちゃ〜す、よろしくで〜す」
なんて挨拶しながら会議室に入ってく悟空、八戒、沙悟浄の理佐ちゃん護衛隊

今回出番の無かった理佐ちゃんだから好き
0145名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
垢版 |
2018/10/12(金) 23:13:08.23ID:Wei4+3AFa
1年8ヶ月かけて書いてきた妄想が1400話越えた

都市伝説で経験人数が3桁になると女の子のパンツの色を当てれるようになるって聞いたんだけど・・・

妄想がトータル1500話越えた景色はどんな景色か見たいから1500話にたどり着きたいものだな・・・
0146名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
垢版 |
2018/10/15(月) 00:41:08.93ID:vYEIvn3rK
偉業に敬意を表しつつ保守
0147名無しって、書けない?(庭) (アウアウカー 182.251.247.19)
垢版 |
2018/10/15(月) 04:55:13.01ID:34kqZRRga
>>146
ありがとうございますm(__)m
ただただ神様の最高傑作理佐ちゃんを讃える日々です

規制に巻き込まれて丸一日書き込みが出来ませんでした
0148時をかける理佐ちゃん 第79話 前編(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)
垢版 |
2018/10/15(月) 12:16:50.69ID:+VEocpDMa
俺と理佐ちゃんと同じように幕末にタイムリープしちゃってた白石麻衣ちゃん

その麻衣ちゃんが訪ねて来てから数日後


「今日仕事早く終わるから浅草行かない?」
なんて朝ごはん食べながら理佐ちゃんを誘う俺

「浅草・・・」
ちょっと躊躇う愛しの理佐ちゃん

「うん、なんだか麻衣ちゃんが心配だから様子見に行こうかと思ってさ・・・」

あの日の麻衣ちゃんの寂しそうな後ろ姿が気になって仕方ない俺



黙りこむ理佐ちゃん

「やっぱり気にしてる・・・?」
麻衣ちゃんにキスされたことを理佐ちゃんが怒ってるんじゃないかとビビる俺

「うん?なにを?」
なんてにぶい理佐ちゃん

「いや、別に・・・」
にぶい理佐ちゃんに便乗してキスされたことはスルーする俺
0149時をかける理佐ちゃん 第79話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.37)
垢版 |
2018/10/15(月) 12:17:25.62ID:+VEocpDMa
黙りこむ理佐ちゃん

「やっぱり気にしてる・・・?」
麻衣ちゃんにキスされたことを理佐ちゃんが怒ってるんじゃないかとビビる俺

「うん?なにを?」
なんてにぶい理佐ちゃん

「いや、別に・・・」
にぶい理佐ちゃんに便乗してキスされたことはスルーする俺



またも黙る理佐ちゃん

どうしたんだ?


「理佐ちゃん」

沈黙に耐えれなくなった俺がなんか話そうと理佐ちゃんの名前を呼んだ時

「俺君と麻衣ちゃんがキスしたのなんて気にしてないからね」
なんて突然言い出す理佐ちゃん

「そっ、そうなの・・・」
スルーするつもりだった麻衣ちゃんとのキスのことを蒸し返す理佐ちゃんに戦々恐々とする俺

「うん、ただの幼なじみだった時ならヤキモチ妬いたかもしれないけどさ、今は形だけとはいえ夫婦だからあのぐらいじゃ全然平気だよ」
なんて正妻としての余裕を感じさせる理佐ちゃんだから好き
0150時をかける理佐ちゃん 第80話 前編 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.35)
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2018/10/16(火) 00:51:39.87ID:KGAeKw1Ba
「ここが新門の辰五郎の家か・・・」

理佐ちゃんを誘って麻衣ちゃんの様子を伺いに来たものの江戸一番と名高い侠客新門辰五郎の名に気圧される俺

「なんだか騒がしいね」
男の俺と違って侠客という響きに憧憬を感じないらしく門の中を覗く理佐ちゃん



「親分、凄え美人が覗いてやすぜ」
なんて世界一の美人理佐ちゃんを目敏く発見して親分に報告する厳つい子分

「なに、お通ししろい」
なんて妾を何人も囲っていただけあって美人に目がない新門の辰五郎
0151時をかける理佐ちゃん 第80話 後編 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.35)
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2018/10/16(火) 00:52:09.34ID:KGAeKw1Ba
「ほう、お芳を訪ねて来なすったのかい」
おかみさんのいれてくれたお茶を俺と理佐ちゃんに勧めながら目を細める辰五郎

優しそうなその目に麻衣ちゃんが大事にしてもらえてると確信する俺

「はい、麻衣ちゃんがなんだか寂しそうだったのが気がかりで・・・」
なんて頭掻く俺

「麻衣?」
一瞬鋭い目になる辰五郎

やべ、うっかり麻衣ちゃんとか言っちゃった・・・


「麻衣って名前を知ってるってことはお前さんたちも未来から来たお人なのかい?」
なんて切り出す辰五郎

やはりバレたか・・・

「この期に及んで親分に隠しだてしたところで仕方ありやせん」
なんて辰五郎に合わせて江戸っ子ぽく全てを打ち明けようとする俺

途端に緊張感で張りつめる空気

「俺君、私話の邪魔になったら悪いからおかみさんの手伝いしてるね」
なんて男同士の緊張感に耐えきれなくなっちゃった理佐ちゃんだから好き
0152時をかける理佐ちゃん 第81話 前編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/10/17(水) 07:24:33.65ID:2ug7nlzxa
「徳川慶喜の妾になっただ〜!?」

新門辰五郎の言葉に思わず声を荒げる俺


ガチャ〜ン!

なんて俺の声が耳に入ったのか台所から理佐ちゃんが皿を落とす音が響く

「大丈夫かい?」
理佐ちゃんを心配するおかみさん

「・・・」
おそらく謝ってるであろう理佐ちゃんの小声だが俺までは聞こえない



「将軍様に是非にと望まれてな」
なんて煙管ふかしながら呟く辰五郎

「マジか・・・」
理佐ちゃんを正妻にして麻衣ちゃんを愛人という将来の夢が儚い物になりそうな気配に落ち込む俺


「そんなわけでおいらたちも来月には京都に引っ越すからよ、その準備で忙しいのよ」
なんて麻衣ちゃんや将軍様と一緒に京都に行くらしい新門の辰五郎
0153時をかける理佐ちゃん 第81話 後編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.49)
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2018/10/17(水) 07:25:05.52ID:2ug7nlzxa
「それじゃお芳、じゃねえや麻衣とおなじ寺子屋に通ってたってわけか」
今度は俺と理佐ちゃんがこの時代に来てしまった経緯や麻衣ちゃんとの関係を聞いて神妙な顔する辰五郎

「信じてくれるんすか?」
未来から来たって話をあっさり信じる辰五郎に驚き隠せない俺

「おいらの大事な娘の友達が言うんじゃ信じるしかあるまいよ」
俺を優しい目で見つめながらこともなげに呟く辰五郎

「オヤジ・・・」
なんて回りの子分たちみたいにオヤジ呼びして感動を伝える俺

台所からはいつの間にか打ち解けたのだろうか楽しそうにおかみさんと話す理佐ちゃんの声が・・・



「気立ての良い娘さんだ、大事にしなよ」

楽しそうにおかみさんを手伝う理佐ちゃんを目を細めて宣う辰五郎

江戸一番の侠客新門の辰五郎に気に入られちゃう理佐ちゃんだから好き
0154時をかける理佐ちゃん 第82話 前編 後編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.15)
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2018/10/18(木) 07:33:54.49ID:Xit/hMAIa
「ねぇ、元気出しなよ」

新門の辰五郎を訪れてからここ2、3日元気の無い俺を励ます理佐ちゃん

理佐ちゃんの次に好きな麻衣ちゃんが将軍徳川慶喜の側室になってしまったのがショック過ぎる俺

「もう3日も仕事ズル休みしちゃってるよ、クビになったらどうすんの?」
なんて俺を心配しながらも現実的な理佐ちゃん

「お金は大丈夫、いざとなったら勝先生にせびるから・・・それより麻衣ちゃんが遠い存在になっちゃったのがつらいし心配・・・」
理佐ちゃんを安心させつつ地べたにのの字をかいてる俺に


「私が居るのに麻衣ちゃんのことで落ち込まれると複雑なんだけどな・・・」
愛しの理佐ちゃんに励まされてもセンチが抜けない俺にぼやく理佐ちゃん


そんなこんなで俺を元気づけるためにお出かけに誘う理佐ちゃん

「何処に行くのかと思ったら浅草見物かよ」
つい先日、新門の辰五郎を訪ねついでに見て廻った浅草なんでがっかりな俺


「だいたい辰五郎のおっさん家がある浅草なんて麻衣ちゃん思い出してつらいじゃないかよ・・・」
なんて理佐ちゃんが居るにも関わらず俺を好きな麻衣ちゃんに未練たらたらな俺に

「ぶつぶつ言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「俺君に元気出して欲しいから遊びに来たんだからね」
なんてそっと俺の手を握りしめる理佐ちゃん
0155時をかける理佐ちゃん 第82話 後編 (庭) (アウアウカー 182.250.243.15)
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2018/10/18(木) 07:34:42.98ID:Xit/hMAIa
愛しの理佐ちゃんに手を握りしめられて大人しく歩く俺

やはり理佐ちゃんの前では全てが些事になってしまう恋に生きる俺なのだ・・・

なんて呑気なこと考えてたら再び新門の辰五郎の家に連れてこられる俺

「なんで・・・」ってな俺に

「引っ越しの準備大変そうだったからさ・・・」
なんて俺を励ましついでに引っ越しのお手伝いさせるつもりの理佐ちゃん

「マジですか・・・」
どうやら理佐ちゃんの罠に嵌められたらしい俺

「おかみさんが麻衣ちゃん居なくなって寂しそうだからさ、俺君騒がしいから気が紛れるかと思って」
なんて宣う理佐ちゃん

「麻衣ちゃんロスで騒がしく出来ないよ・・・」
引っ越しの手伝いなんてするくらいなら帰りたい俺

「それにさ、私もお母さん思い出しちゃったんだよね・・・」
なんて俺の帰りたい欲をスルーして呟く理佐ちゃん

「お母さん思い出しちゃったんだ・・・」
理佐ちゃんの呟きに帰るの諦める俺に

「やっぱり俺君は優しいね」
なんて嬉しそうな理佐ちゃんだから好き
0156三蔵な理佐ちゃん 第240話(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)
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2018/10/20(土) 07:01:21.15ID:uarKjgvHa
「お師匠様ともんちゃん月を満喫してますかね」

金勘定してる俺に語りかける八戒

「理佐ちゃん好奇心旺盛だから満喫してじゃねえか」
お金数えるのに夢中で素っ気ない返事の俺

オダナナからすずもんを引き離しとくために理佐ちゃんとすずもんに月への観光旅行にプレゼントした俺

「やはり民間人初の月旅行はZOZOの前澤社長より人類最高峰美人の理佐 ちゃんこそふさわしいこらな」
なんて理佐ちゃん至上主義者な俺



てなこと語らってたら
0157三蔵な理佐ちゃん 第240話 後編(庭) (アウアウカー 182.250.243.8)
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2018/10/20(土) 07:03:09.99ID:uarKjgvHa
「観音菩薩様、信者から苦情が出ています」

なんて俺に教団の実権を握られて操り人形と化したオダナナが報告してくる

「その苦情を上手くなだめるのが教祖であるあんたの仕事だろ」
冷たく突き放す俺


偽三蔵を名乗り理佐 ちゃんに恐怖新聞飛ばすような真似したオダナナには慈悲の心も枯れ果てた観音菩薩な俺ってわけだ



今、町では偽三蔵オダナナの間違った仏教解釈が広まってしまった町の民を救うべく観音菩薩な俺が直々に指揮を執り三蔵教団の改革が進められていた

「だいたいテメエが理佐ちゃんの偽者に成りすまして自分の顔で仏像やら仏画描かしたのがいけねえんだからよ
四の五の言ってねえでとっとと理佐ちゃんの顔に直せや」

なんてオダナナベースの三蔵教団施設を理佐ちゃんベースにリフォームし始めた俺

理佐ちゃんが月旅行から帰って来る頃には町そっくり理佐ちゃんの物にしてあげたい俺

町ひとつプレゼントしたくなる理佐ちゃんだから好き
0158三蔵な理佐ちゃん 第241話 (庭) (アウアウカー 182.250.243.8)
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2018/10/20(土) 07:27:11.33ID:uarKjgvHa
「それからよ、この町だけじゃお布施が足らないから今日から隣町からも人引っ張ってくるからな」

オダナナに新たな使命を課す俺

「ええ・・・そんなにお金集めてどうするんですか?」
俺の貪欲な金銭欲に怯むオダナナ

「テメエのこと無罪にしてもらうのに極楽やら地獄のお偉方に金配ってんだよバカ野郎〜!」
あくまでも金集めは偽三蔵を騙らったオダナナを無罪にするためだと主張する俺


「貴様いい加減にしろ!」
オダナナを怒鳴る俺にキレるヤカラ頭

「三蔵法師様がどういうお考えで貴様を相談役に迎えたか分からんが口のきき方に気をつけんか!」
なんてオダナナが偽者とも知らずに崇拝してる愚かなヤカラ頭

「三蔵法師様こいつどうしますか?」
オダナナに意味ありげな笑みを浮かべる俺

「お前こそ偉大なる観音菩薩様に口を慎みなさい」
俺の意を汲んでヤカラ頭を諌めてくれるオダナナ

やっぱり悪人に弱味を握られたら人間お仕舞いだな・・・

なんて惨めなオダナナ見て教訓にする俺


「俺君、アイツは早目に仲間に引き込んでおきたいですね」
オダナナに諌められ肩を落として役員室を出ていくヤカラ頭の背中を見ながら囁く八戒

「確かにアイツ忠誠心強いから理佐ちゃんの親衛隊に欲しいよな」
なんて同意する俺


「アイツにこれ聴かせてあげて」
オダナナが俺に偽三蔵であることを自白した音声データを八戒に渡す俺

「さすが俺君抜け目ない」
なんてニヤリと笑う八戒

理佐ちゃんに似て生真面目なとこのある悟空より悪事の時はこの豚の方が役に立つな・・・

なんてうなずく俺

なかなか出番の来ない理佐ちゃんだけど好き
0159名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.7.29)
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2018/10/21(日) 22:02:44.06ID:T0p8x+dka
もう少しでブログがこのスレに追いつく
0160三蔵な理佐ちゃん 第242話(庭) (アウアウウー 106.128.10.210)
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2018/10/22(月) 23:13:18.65ID:VBpYFMA3a
「なんか私が偽者だって噂が広まってるみたいなんですが・・・」

執務室で金の延べ棒磨いてる俺に相談のオダナナ

「噂?、本当のことなんだから仕方ねえよ」
なんて突き放す俺

「そんな・・・」って憐れなオダナナ

「そんなことよりよ、ジジイとババアの信者は老い先短いんだから貯め込んでる金吐き出すように指示しろよ」
愛しの理佐ちゃんのために貪欲に金を貪る俺

「もう嫌です、いつになったら美愉に会わせてくれるんですか?」 
なんて反抗的なオダナナ

「会わせてやりてえけどよ、もんちゃんほ偽者のお前より理佐ちゃんの方が好きだって言って一緒に月旅行に行っちゃったよ」
理佐ちゃんを呪ったオダナナを精神的に追いつめるためにウソ八百な俺

「また理佐だ、アイツはいつも私の邪魔をするんだ、貴乃花親方が引退しちゃったのも村田が判定負けしたのも全部理佐が悪いんだ〜」
なんて容量オーバーで訳わかんないこと言って騒ぎ出すオダナナ



「いかがなさいました」
騒ぎを聞きつけ執務室に飛び込んでくるヤカラ頭

「こいつを引っ捕らえろ」
己の立場も弁えずヤカラ頭に命じて俺を捕らえようとする偽三蔵オダナナ

俺の方を見るヤカラ頭

頷く俺


「偽者が生意気に俺に命令するんじゃねえ!」
オダナナを怒鳴るヤカラ頭

「え〜っ!?」
ヤカラ頭の背信に悲鳴あげるオダナナ

「俺君からお前か自白してる音声聴かせてもらったんじゃボケ!」
怒鳴ると共にオダナナを引っ立てるヤカラ頭

「騙したな〜!」
なんて叫んでも後の祭りなオダナナ

「お前には感謝してるよ、お陰で労せずして理佐ちゃん教団立ち上げれそうだからよ」
引っ立てられるオダナナに感謝を捧げつつ再び金の延べ棒を磨き始める俺

月旅行してる間に教祖に成り上がっちゃいそうな理佐ちゃんだから好き
0161名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.18.81)
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2018/10/23(火) 22:56:42.55ID:9+nPCOR6a
助手に逃げられ仕事が終わらん・・・
0162名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 114.190.128.171)
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2018/10/23(火) 23:42:27.87ID:SBhirEVN0
>>161
何か前にも一度逃げられてたような気がしますが…
0163名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.19.161)
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2018/10/24(水) 22:28:52.58ID:gVNgt+cMa
>>162
今時の若い子には僕のような仕事こそ男の人生であるとゆう哲学についてこれないみたいです・・・
0164三蔵な理佐ちゃん 第243話(庭) (アウアウウー 106.128.17.254)
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2018/10/25(木) 11:09:24.95ID:/FpSEgFwa
「おう、素晴らしい」

オダナナの顔から理佐ちゃんの顔にモデルチェンジされた仏像たちに感嘆する観音菩薩な俺


「この美しい仏像たちを信者の皆さんにお披露目する日も近いな」
急ピッチで理佐ちゃん仕様に模様替えされる教団施設に満足する俺

「お師匠様も明日には月から帰って来ますしね」
なんて理佐ちゃんお帰りなさいケーキを作りながらうなずく八戒

「おい、理佐ちゃん用のケーキだけじゃなくてもんちゃん用のマロンケーキも作っとけよ、友達思いの理佐ちゃんは自分だけとかは気にするからよ」
八戒にアドバイスする細かいとこにも気を効かす俺

「心配ご無用、今悟空の兄貴が山に栗を拾いに行ってますよ」
なんて抜け目ない八戒

「お前らも成長したな」
旅を始めたばかりの頃は粗暴なだけの妖怪だった理佐ちゃんの下僕たちの成長に目を細める俺


「盗聴器上手く付けれそうか?」

お帰りなさい理佐ちゃん記念パーティの準備は八戒に任せて教団施設に戻るなり沙悟浄に訊ねる俺

「はい、上手くつけれました」
ドヤ顔する沙悟浄

「やっぱりこの手の作業は悟空や八戒みたいながさつな奴等には無理だからよ、お前に頼んで正解だったは」
さりげなく悟空八戒と比べながら沙悟浄を持ち上げて良い気分にする帝王学な俺


「でも盗聴器なんてどうすんですか?」
なんて愚問な沙悟浄

「受付で信者に相談内容を話させてよ、この盗聴器で面談室に居る理佐ちゃんに聞かせるんだよ」

「はあ・・・」
なんてここまで聞いてもピンとこない八戒

「信者が部屋に入るなり理佐ちゃんがぴたりと悩みを言い当てるんだよ、あの美貌も相まってカリスマ教祖理佐ちゃんの誕生じゃねえか」
愛しの理佐ちゃんのために色々画策してあげてる優しさ溢れる俺

「色々考えてるんすね」
金儲けなマメな俺に感心する沙悟浄

「理佐ちゃんが神様のお気に入り第1位から陥落しちゃって限度額無制限の神様カード使えなくなっちゃったからね、理佐ちゃんに贅沢させてあげる金と天竺までの旅費を稼がなきゃいけないからさ・・・」
天竺旅行のプロデューサー観音菩薩としての苦労もそれなりに有る俺

俺のような怠け者を働き者にしちゃう理佐ちゃんだから好き
0165時をかける理佐ちゃん 第83話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.15.146)
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2018/10/26(金) 21:58:10.71ID:PbM9t0xSa
「ねぇ、京に遊びに行かない」

仕事を終えて理佐ちゃんの作ってくれた夕飯食べてる俺に唐突な提案する理佐ちゃん

「京は物騒だから行かない」
などと理佐ちゃんの提案を一蹴する我が身大事な俺

「なんでよ!せっかく新門のお父さんとお母さんが誘ってくれてんのに」
なんてむくれる理佐ちゃん

引っ越しの手伝いと称して毎日引っ越しの手伝いに行ってるうちに新門の辰五郎夫婦をお父さんとお母さんなんて呼ぶほどに懐いてしまった理佐ちゃん

「いくら新門のオッサンに誘われても今の京は危なすぎるよ、俺は理佐ちゃんを無事に現代に連れ戻す義務があるから認めません」
なんていくら愛しの理佐ちゃんがむくれようと聞く耳持たない俺

「俺君のバカ!」
なんてふて寝決め込むおきゃんな理佐ちゃん



「おい、勝の旦那が来なすったぜ」
なんて俺に声かける棟梁

「鉋かけが終わるまで待っててもらってくんない」
ここぞとばかりに棟梁に職人気質を見せつける俺を

「バカ野郎!オメエみてえなヘボが生意気に二本差しの旦那を待たせるな」
なんて説教する厳しい棟梁
0166時をかける理佐ちゃん 第83話 中編(庭) (アウアウウー 106.128.15.146)
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2018/10/26(金) 22:03:06.69ID:PbM9t0xSa
「なんの用ですか?」

勝海舟が棟梁に断り連れ出された先のあんみつ屋であんみつゴチになる俺

「理佐ちゃんに頼まれてよ、オメエを説得に来たってわけよ」
なんて旅に必要な手形を出しながら笑う勝海舟

「理佐ちゃん勝先生に言いつけに行ったんですか・・・」
執念深い理佐ちゃんに驚く俺

「身寄りも無え江戸でよ、やっと頼れる人間を見つけたんだからよ、オメエも理佐ちゃんに惚れてるんなら四の五の言ってねえで一緒に京に行けや」
なんて刀の刀身をチラチラ見せながら圧力かけてくる勝海舟

この野郎、理佐ちゃんが美人だからって何でもかんでも理佐ちゃんの味方しやがって・・・


「でも今の京はかなり危険じゃないですか?」
勝海舟の手元でぎらつく日本刀の迫力にビビる俺

「道中は新門の厳つい連中に守られてるし京に入ったら龍馬も居るだろ」
なんて他人事な勝海舟

「それによ、オメエはともかく理佐ちゃんは薩摩の西郷さんが娘のように可愛がってるんだからまず安心だな」
なんて高笑いする勝海舟
0167時をかける理佐ちゃん 第83話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.15.146)
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2018/10/26(金) 22:03:24.70ID:PbM9t0xSa
「ただいま」
勝海舟に無理矢理京行きを受諾させられて帰宅な俺

「おかえり〜」
なんて上機嫌な理佐ちゃん

さては勝海舟から俺が京行きを受け入れたの聞かされたな・・・

「俺君、これ見て」
俺の手を引っ張る笑顔の理佐ちゃん

やはり開闢以来の可愛さだ・・・




「こっ、これは!?」
食卓に並ぶ豪華な夕飯に驚き隠せない俺

「勝先生が今日は俺君を労ってやれなんて届けてくれたんだよ」

理佐ちゃんの言葉にさすが勝先生・・・幕末の大物だけのことはあると唸る俺に

「早く食べよう」
なんてご飯よそってくれる愛しの理佐ちゃん


「さすが勝先生!めちゃくちゃうめえ〜」
完全に勝先生のアメとムチに魅了されてしまった俺

「料理したのは私なんだけどね・・・」
なんて可愛く拗ねる理佐ちゃんだから好き
0168名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.15.146)
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2018/10/26(金) 22:06:49.90ID:PbM9t0xSa
NGワードに引っ掛かって書き直したり削ったりで連続で書く気力が奪われる〜

粘り強い精神力が欲しい!
0169時をかける理佐ちゃん 第84話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.4.74)
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2018/10/27(土) 11:10:39.23ID:1zJo9K0Ka
「ひぃ〜山道つらいよ〜」

愛しの理佐ちゃんの頼みで新門一家と共に京を目指すも箱根の峠で悲鳴あげる俺

理佐ちゃんはと言えば新門の親方夫婦と駕籠に乗って一足先に旅籠に到着のはずだ・・・


「泣き言ぬかすんじゃねえバカ野郎!」
なんて俺を怒鳴る新門の若い衆

「だってよ〜現代人が歩いて京まで行けるわけないじゃん」
必殺技の駄々捏ねを繰り出す俺

「やかましい!」
なんて俺を蹴り飛ばす若い衆

幼馴染みの理佐ちゃんには通じてもこの時代の荒くれ者には通じないか・・・

なんて駄々捏ねが通じない虚しさを噛み締める俺
0170時をかける理佐ちゃん 第84話 中編(庭) (アウアウウー 106.128.4.74)
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2018/10/27(土) 11:10:58.08ID:1zJo9K0Ka
「足が痛いからしばらくは歩けない」
旅籠に着くなり理佐ちゃん見つけて泣きが入る俺

「俺君大丈夫?」
なんて俺の足をさすってくれる優しい理佐ちゃん



「だいたいよう、理佐ちゃんと新門の親方夫婦には駕籠用意して俺には無いって無神経過ぎんだろ、あのボンクラは」
なんて勝海舟の悪口が止まらない俺

「もう、そんなに怒んないでよ」
自分に甘い勝海舟を庇う理佐ちゃん

「それよりお散歩行こうよ」
俺の足が痛いのをもう忘れて清水港見物に誘う理佐ちゃん
0171時をかける理佐ちゃん 第84話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.4.74)
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2018/10/27(土) 11:11:20.03ID:1zJo9K0Ka
「やっぱり海は良いね」
なんて海さえあれば上機嫌な単細胞理佐ちゃん

「単細胞とか言ってんじゃねーよ」ってドス効かす以心伝心な理佐ちゃん


「俺君こっち来て」
優しく波打ち際に俺を誘う理佐ちゃん

「理佐ちゃん〜」
甘えながら駆け寄る俺


「うおっ!?」
擦り切れた足の裏が海水にやられて悲鳴あげる俺に

「俺君〜」
なんて甘えてくる間の悪い理佐ちゃん

「理佐ちゃんちょっと離してくれ」
足の痛みに耐えかねて頼む俺を

「やだ、もう少し甘える」
なんて離してくれない理佐ちゃんだから好き
0172時をかける理佐ちゃん 第85話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.4.74)
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2018/10/27(土) 13:59:44.32ID:1zJo9K0Ka
「おうおうおう!天下の清水港でイチャコイてる不届き者たあ許せねえな!」

しばらくぶりに俺に抱きつき甘える理佐ちゃんに感動してたら不粋な輩が・・・

さりげなく俺の背後に隠れる幼馴染みの理佐ちゃん

いつどんな時でも危険回避能力に長けた理佐ちゃんが愛おしい・・・



「うるせえ!清水辺りの田舎者が江戸っ子に絡むなバカ野郎!」
天下の新門一家がバックにいるだけに強気な俺

「なにお〜清水一家の豚吉様を舐めてんのかこの野郎!」 
なんて名前の通りの高木ブー面を真っ赤にして怒る豚吉

「名前のまんま・・・笑」
なんて思わず吹いちゃう笑いの沸点は低い理佐ちゃん

「なんだ〜自分は物凄い美人だからって俺の顔を笑うのか〜」
理佐ちゃんの美貌を褒めながら激高する清水港のヤクザ豚吉

「その顔と名前で笑わせる気満々なくせに怒んないでよ」
俺の背中に隠れながら豚吉の怒りに油を注ぐ理佐ちゃん


「なんぼ国宝クラスの美人でも許せねえ!」
怒りに燃えて長ドスを抜く豚吉

名前と見た目はユーモラスでも中身は動乱の幕末に名を馳せた清水一家のヤクザだけあって短気な豚吉に

「こわ〜い」
なんて俺を豚吉に突き飛ばして逃げてく愛しの理佐ちゃん

「俺の人生終わった!?」
迫りくる豚吉に俺が観念してたら・・・
0173時をかける理佐ちゃん 第85話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.4.74)
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2018/10/27(土) 14:00:24.80ID:1zJo9K0Ka
「止めねえか!」
なんて豚吉を殴り飛ばす隻眼のチビ

「なにすんだ兄貴!」
思わず叫ぶ豚吉

「そちらは新門の親分のお身内でい」
豚吉に俺の身分を話す兄貴分



「助かった・・・」
兄貴分の登場で落ち着いた豚吉に胸を撫で下ろす俺


「新門のお身内とは知らずに失礼しやした」
改めて俺に謝る豚吉

「あんたは刀じゃなくてアロハ着てウクレレ弾いててよ」
豚吉と高木ブーを混同する理佐ちゃんに

「いつの間にか戻ってきたの」って驚き隠せない俺

「逃げ遅れた俺君が心配でそこの木陰から見守ってたの」
なんて俺を突き飛ばして逃げたことは無かったことになってる理佐ちゃんだから好き
0174時をかける理佐ちゃん 第86話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.5.145)
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2018/10/28(日) 20:35:37.08ID:PE9MUHD6a
「食いねえ!食いねえ!寿司食いねえ!」

俺と理佐ちゃんを町の寿司屋に案内してくれた豚吉の兄貴分森の石松

「いやぁ、理佐ちゃんみたいな究極の美人とイチャイチャしてたら妬まれても仕方ないですよ」
なんてお寿司をゴチになり快く豚吉を許す俺

現代から動乱の幕末にタイムリープして確実に器がでかくなってる俺なのであった



「オイラがたまたま親分の名代で金比羅参りに行く途中で通りかかったから良かったものの、危うく親分の客人である新門のお身内に怪我させるとこだったんだから反省しろい!」

どうも酒乱の気が有るらしくさっきから同じ話を蒸し返して豚吉を詰める森の石松

「俺君、豚吉さん可哀想だから止めてあげなよ」
なんて無責任に注文してくる愛しの理佐ちゃん

「森の石松と言ったら清水の次郎長の子分の中でもケンカっ早くて有名なヤクザだから知らんぷりしてお寿司食べてようよ」
理佐ちゃんに提案する平和主義者な俺

「でも可哀想じゃん」
なかなか引き下がらない優しい理佐ちゃん
0175時をかける理佐ちゃん 第86話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.5.145)
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2018/10/28(日) 20:35:55.30ID:PE9MUHD6a
「石松さん、もうそろそろそのへんで・・・」
頑固な理佐ちゃんに促されて仲裁に入る俺

「こう、こう、こう、この野郎!俺っちになんか文句あんのか!」
俺の予想より遥かにケンカっ早く怒り出す森の石松

「ちょっ、ちょっと、親分の大事なお客人ですよ!」
なんて叫びも虚しくボコられる哀しい俺

ボコられる俺を助けるどころかこの隙に逃走図る薄情な豚吉

そしてさりげなく存在消す地蔵な理佐ちゃん


やってることは豚吉同様薄情な理佐ちゃんだけど・・・

全てが済んだ後に


「あんな豚助けなきゃ良かったね」
なんて照れ隠しに豚吉のこと罵りそうな理佐ちゃんだから好き
0176下町の理佐ちゃん 第1話 前編(庭) (ニククエ 106.128.13.127)
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2018/10/29(月) 21:53:56.29ID:+JeDSSV/aNIKU
親譲りの無鉄砲でガキの頃から損ばかりしてる俺

突っ張ることが男のたった一つの勲章だって信じて相撲取り目指したこともあったけど・・・

勘違いに気づきヤンキー目指すも路地裏で見た夜空に煌めいた流れ星見て宇宙に見せられてロケット一筋に頑張った俺

ロケット打ち上げの責任者にまで上り詰めるも発射直前爆発するロケットと共に終わる俺のロケット人生



「ふ〜ん、下町の町工場のオッサンにも色々あったんですね」
なんて俺の半生聞いても全然響かない事務の理佐ちゃん

「ひでえな・・・ここから大企業の宇宙開発事業に俺の開発したバルブシステム片手に参画する壮大な物語が始まるんだぜ」
連れない理佐ちゃんに最近ハマってる下町ロケットからパクった夢物語を語って聞かせる町工場ながら社長な俺

「社長・・・テレビに影響され過ぎ・・・」
冷めた目で俺を見る理佐ちゃん

「若いのに夢がないな・・・」
冷めてる理佐ちゃんに呆れながらネジを作り始める俺

「夢ならありますよ」
なんてそっぽ向く理佐ちゃん

今年38になる俺から見ても可愛い・・・


「理佐ちゃんも乱暴な口きかなきゃ美人なんだから恋人ぐらい出来そうだけどな」
そっぽ向いて拗ねる理佐ちゃんをからかう俺

「社長こそ、キャバクラ通い止めたら奥さん帰って来てくれますよ」
なんて言い返してくる負けず嫌いな理佐ちゃん

「いや、帰って来ないんだ・・・正式に離婚が成立したから・・・」
18も年下の小娘の言葉にマジでヘコむナイーブな俺に

「落ち込んでんじゃねーよ」
なんて不器用なりに励ましてるつもりなドス効かす理佐ちゃん

「別に落ち込んでねえし」
なんて強がる町工場のオッサンな俺

そんな俺をちょっと気にする優しい理佐ちゃん
0177下町の理佐ちゃん 第1話 後編(庭) (ニククエ 106.128.13.127)
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2018/10/29(月) 21:54:22.59ID:+JeDSSV/aNIKU
「理佐ちゃん、時間だそろそろ上がってくれ」
理佐ちゃんに心配かけまいとことさら明るい俺

「社長はまた残業ですか?」って聞く理佐ちゃん

「うん、このネジもう少し工夫出来ると思うんだ」
なんて事務員の理佐ちゃんと俺の小さな町工場だけど俺品質俺プライドを守りたい俺

「あんまり無理しないでくださいね」
なんて片づけ始める理佐ちゃん



「嫁に逃げられた侘しさが切実に迫るな
〜」
なんて工場の奥にある我が家に帰ってきた俺


「こっ、これは!?」
ちゃぶ台の上に並ぶ夕飯に驚く俺

美味しそうな玉子焼きやらなにやらケチャップな香りの味噌汁と置き手紙

「さっきは言い過ぎました、新しいお嫁さん見つかると良いですね」
なんて夕飯と置き手紙残してくれる事務員の理佐ちゃんだから好き
0178下町の理佐ちゃん 第2話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.5.234)
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2018/10/30(火) 22:14:36.88ID:vAh0LFrMa
「昨日ありがとうな」

暴言のお詫びに夕飯作ってくれた事務員の理佐ちゃんに照れながらお礼言う町工場のオヤジな俺

「どういたしまして」
こっちを見ずにぶっきらぼうな理佐ちゃん


なんだ・・・機嫌悪いのか?

38にもなって事務員の顔色窺う小心者な俺

やっぱり若い娘さん雇ったのは失敗だったか・・・

なんて社長としての判断より牡の本能に流されて世界一の美人理佐ちゃんを雇ったことを後悔し始める俺


「あのう・・・」

そんな俺に小声で話しかけてくる控えめな理佐ちゃん

「どうした!?また俺なんか変なこと言ったか?」
なんて夕飯作ってもらったお礼を言っただけなのに過剰反応する俺に

「恥ずかしがりなだけですから・・・」って呟く理佐ちゃん

「うん・・・」
理佐ちゃんの言ってる意味が分からない鈍い俺

「昔からお礼言われたり褒められるの苦手なんです・・・」
なんて言ってるそばから恥ずかしそうな理佐ちゃん


「ああ、それで素っ気なかったのか」
合点がいくと同時に理佐ちゃんが機嫌悪かったわけではないと知りホッとする俺


「でも本当に美味しかったよ、味噌汁にケチャップは逃げた嫁には無い発想で俺には新鮮だった」
ホッとして調子に乗ったのか俄然理佐ちゃんの料理を褒める俺に

「褒めてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「すまない・・・」
世界一可愛くて美人の理佐ちゃんのドス声にビビり謝る俺

「すいません、照れ隠しです」
なんて謝る理佐ちゃん


「照れ隠しなんだ・・・」
独特な感情表現な理佐ちゃんに戸惑う俺に

「美味しいって言ってくれたからたまに夕飯作りますね」
なんて笑顔て言ってくれる理佐ちゃんだから好き
0179名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.5.234)
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2018/10/30(火) 22:15:24.60ID:vAh0LFrMa
>>178
タイトルの後編は間違い
0180下町の理佐ちゃん 第3話 (庭) (アウアウウー 106.128.9.235)
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2018/11/01(木) 23:21:10.13ID:CP804n4xa
「ちきしょう!」

平成最後の天皇賞秋をステファノスに賭けて見事に散った俺


「競馬には負けるし納期は迫ってるしで日曜日まで仕事とは嫌になるよ」
なんて愚痴りながらネジを作る町工場のオヤジな俺

「嫌になるのはこっちなんですけど・・・」
日曜に一人は辛かろうと手伝ってくれてる事務員の理佐ちゃん

「だいたい普段からちゃんと仕事してればこんなことにならないと思いますよ」
なんてさらりと嫌味な理佐ちゃん

「はいはい、すいませんね、日曜日だってのにこんなオッサンとネジ作りなんでさせちゃって、世界一美人な理佐ちゃんならきっとデートだったんでしょうね」
言われっぱなしは悔しいので理佐ちゃんに彼氏が居ないことを知っていながら言い返す俺に

「褒めながら嫌味言ってんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「すいません・・・」
理佐ちゃんのドス声の前に社長の威厳も無く謝罪する俺



「ほら、早くやっちゃいましょうよ」
いじける俺を作業に戻れと促す理佐ちゃん

「うん、頑張ればサザエさんに間に合うな」
18も年下の小娘理佐ちゃんに促されてヤル気出す俺

「社長サザエさんなんて見てるんですか?」
妙なとこに食いつく独特な感性の理佐ちゃん

「嫁に逃げられてから家族の居ない寂しさを埋めようと見るようになった」
家族を失い波平的な幸せのありがたみを知った俺

「みじめだな・・・」
なんて俺を哀れみの目で見る理佐ちゃんだから好き
0181下町の理佐ちゃん 第4話 前編 (庭) (アウアウウー 106.128.9.235)
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2018/11/02(金) 00:23:42.89ID:f/j4t5w8a
「お疲れ様で〜す」

日曜出勤を終えて帰ってく事務員の理佐ちゃん

「おう、ありがとう、事務員なのに工場仕事なんてさせちまってすまん、お陰で納期に間に合うよ」
理佐ちゃんに感謝を捧げる俺

「社長と私しか居ない会社だから仕方ないですよ」
なんて笑いながら手を振る理佐ちゃん

なんて可愛いんだ・・・

しかも口ではきついこと言ってるけど本当は優しい・・・

「もうちょい俺が若かったら放っておかないんだけどな」
なんて呟きサザエさん見ながらビール飲む俺
0182下町の理佐ちゃん 第4話 後編 (庭) (アウアウウー 106.128.9.235)
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2018/11/02(金) 00:28:40.42ID:f/j4t5w8a
「ちきしょう・・・波平を羨む日が来ようとは・・・」
サザエさんに嫁に逃げられた寂しさがいっそう身に染みてしまい嘆く俺


「やっぱりご飯食べてなかった」
そこに突然現れる理佐ちゃん

「なんだ!?」ってびっくりする俺

「約束したから・・・」
何故か照れて口ごもる理佐ちゃん

「約束・・・」
照れてる理佐ちゃんに何のことやらちんぷんかんぷんな俺に

「たった3日前の約束忘れてんじゃねーよ」
なんてドス効かせながらカバンからエプロン取りだし台所に向かう理佐ちゃん



「ごめん、突然戻ってきたからびっくりしちゃったんだ」
台所の理佐ちゃんにとりあえず謝る俺

「忘れてたわけじゃないけど、たまに夕飯作ってくれるなんて社交辞令みたいなもんだと思ったからさ・・・」
頭掻き掻き言い訳な俺に

「迷惑でした?」って聞いてくる理佐ちゃん

「迷惑なわけないじゃん、なんだか誰かと話したい夜だったんだから・・・」
なんてむしろありがたいと恐縮する俺に

「戻ってきて良かった、きっとサザエさん見たら寂しくなっちゃってると思ったんだ」
なんて言ってくれる優しい理佐ちゃんだから好き
0183時をかける理佐ちゃん 第87話 前編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.215)
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2018/11/02(金) 20:23:51.46ID:E90/kChOa
「うわっ!?酷い顔になっちゃってる」

森の石松にボコられた俺の顔を覗き込み低体温な悲鳴あげる愛しの理佐ちゃん

「私の俺君殴るなんて許せないよ!」
なんて石松がどこぞに消えたのを確認してから怒るちゃっかり理佐ちゃん

俺が石松に殴られてる時は知らんぷりしてたくせに・・・


「新門のお父さんに言いつけちゃおうよ」
なんとか森の石松に報復したい理佐ちゃん

「いいよいいよ、そんなことして新門一家と次郎長一家が抗争になったら大変だから」
なんて大人な対応な俺

「それに石松のボンクラの寿命もあと僅かだからさ」
実は森の石松が金比羅さんにお参り行って殺されちゃうの知ってる現代人な俺

自然報復したい気持ちより先の知れた石松に慈悲が湧こうってもんだ



「ふ〜ん、やっぱりヤクザの最後ってそんなもんだよね」
石松を待つ運命を俺に聞かされてうなずく理佐ちゃん

「だから理佐ちゃんもあんな屑のために腹を立てたら損だよ」
短気な理佐ちゃんを教え諭す俺に

「うん、俺君がそう言うなら怒んないよ」
なんて素直な理佐ちゃん
0184時をかける理佐ちゃん 第87話 後編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.215)
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2018/11/02(金) 20:25:53.11ID:E90/kChOa
そんなこと話ながら宿に戻って来た俺と理佐ちゃんを土下座で待ち構える森の石松

「酒乱の気を出してしまいました」
なんてどうやら俺に謝罪に来たらしい石松

「ちょっと!俺君のことこんなブスにしちゃっといて謝ってすむと思ってんの!」
どうやら石松の酔いも覚め新門一家も宿に居るだろうと強気に出る内弁慶美人な理佐ちゃん

穏便に済ましたい俺の気持ちは・・・



「お詫びの品です」
世界一の美人理佐ちゃんの言葉にめっちゃ高そうなかんざし差し出す森の石松


「似合う?」
とりあえずかんざしがオシャレで高そうだったので着けてみるイマドキ女子高生な理佐ちゃん

「うん、世界一可愛い」
なにをしても可愛いに決まってる理佐ちゃんにうなずく俺に

「人前で大げさに褒めないでよ」
なんて石松への怒りを忘れて照れ隠しに拗ねる理佐ちゃんだから好き
0185時をかける理佐ちゃん 第88話 前編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.215)
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2018/11/03(土) 13:03:36.70ID:q1rYO/KNa
「ねぇ、石松さんに金比羅さんに行かないように言ってあげなよ」

清水一家が開いてくれてる新門一家歓迎会の最中に俺に囁く幼なじみの理佐ちゃん

「俺、こんなにボコられたのに?」
俺をボコった森の石松にあんなに憤ってたくせに手のひら返しな理佐ちゃんにちょっと不満な俺

「うん・・・新門のお母さんに見せたらかなりの高級品だって、これ」
なんて言いながら頭のかんざしを指差す理佐ちゃん

天地開闢以来の美人と幕末の江戸を騒がせるほどの美人のくせに高級品な賄賂にあっさり転ぶ理佐ちゃん・・・

可愛いじゃないか
なんて女性特有の可愛い愚かさも魅力な理佐ちゃん



「ねぇ、良いでしょ?」

なんて小首を傾げつつおねだりしてくる理佐ちゃんに快くうなずく俺

旅の宿で高まった気持ちを利用して理佐ちゃんとエロいことを・・・
てなこと考えてるからには理佐ちゃんの機嫌を損ねたくない俺なのだ
0186時をかける理佐ちゃん 第88話 後編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.215)
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2018/11/03(土) 13:08:44.44ID:q1rYO/KNa
「本当にありがとうござんす」
なんて理佐ちゃんから金比羅参りに行ったら命が無いのを聞かされた森の石松

俺の手をとり大感激ってわけだ

「いえいえ、たまたま未来から来たから石松さんの運命を知ってたってだけですから」
なんて謙遜しながらも石松に握られた手を引っ込める俺

さっきから感激しつつ酒のピッチが上がりまくる森の石松に嫌な予感しかない俺


「俺君、私眠くなっちゃったから先に寝てるね、ファァァ〜」
巻き込み事故を警戒したのかわざとらしくアクビして部屋に逃げてく愛しの理佐ちゃん


「こんな酷い顔にしちまったオイラを助けてくれるなんて俺君は男の中の男ですよ」
なんて言いながらやっぱり暴れだす酒乱の石松



「ちきしょう・・・やっぱり金比羅参りで殺られちゃえばいいんだあのボンクラ」
清水の次郎長の一喝で森の石松の酒乱は収まったものの再びボコられた俺

「だいたい気づくの遅えだろ、なにが海道一の大親分だよバカ野郎・・・」
なんて思わず清水の次郎長にまで文句な俺

理佐ちゃんとエロいことしたい一心で痛みに耐えながら理佐ちゃんの眠る部屋に向かう俺

そうとは知らずに油断して寝てそうな理佐ちゃんだから好き
0187下町の理佐ちゃん 第5話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.9.252)
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2018/11/04(日) 13:02:30.51ID:Ibc+fnlRa
「ただいま〜」

お昼ご飯を近所の定食屋ですませて工場に戻ってきた俺

「おかえりなさい」
つまんなそうに俺を出迎える事務員の理佐ちゃん

見れば見るほど美人だ

おそらく人類始まって以来の美人にして人類が続く限り史上1位に輝き続ける美人だろう

「おれがあと10才若かったらな・・・」
自分の机に座りファッション誌を読んでる理佐ちゃんの横顔に思わず呟く俺

「うん?なんか言いました?」
ファッション誌から顔あげて俺に訊ねる理佐ちゃん

「いや!?なんにも」
慌てて誤魔化す俺

「ねぇ、顔が真っ赤」
なんて様子のおかしい俺を訝しむ理佐ちゃん

「景気づけに飲んだビールのせいかな!?」
なんて大声出しながら工場に逃げてく俺に

「昼間からビール飲んでんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん
0188下町の理佐ちゃん 第5話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.9.252)
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2018/11/04(日) 13:02:56.07ID:Ibc+fnlRa
「しかしいかんな〜」
なんてボヤキながら我が欅製作所の主力製品であるネジ作りに精を出す俺

最近ちょくちょく理佐ちゃんに夕飯作ってもらってるせいか理佐ちゃんを女として見始めてる自分が怖い俺

「まったく何を考えてんだか!相手は18も年下だぞ!」
なんて煩悩まみれな自分に喝を入れてネジ作りに没頭する俺

こうして夕暮れを迎える欅製作所



「ダメだ!全部規格違いや〜残業や〜」
1日の仕上げに製品チェックするも煩悩にやられて頭抱える嘆きな俺に

「失敗作量産してんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「仕方ないから残業用に夜食作ってあげるから頑張ってください」
なんてますます俺の煩悩煽る理佐ちゃんだから好き
0189下町の理佐ちゃん 第6話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.11.16)
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2018/11/05(月) 15:48:47.88ID:hE0ISGL8a
「理佐ちゃん、ちょっと大事な話があるんだけどいいかな?」

残業してる俺を気遣い本当に夜食作ってくれてる事務員の理佐ちゃん

「ごめ〜ん、今手が離せないから後にして」
料理に夢中になるあまり社長である俺に敬語を忘れるうっかり理佐ちゃん


これはこれで悪くない・・・

いや、むしろ幸せ過ぎるうっかりなんじゃないだろうか・・・

料理に夢中な理佐ちゃんの後ろ姿にしばし嫁に逃げられた寂しさを忘れる俺に

「社長、どうせ手伝うことなんて無いから仕事しててください」
なんて指示を出すしっかり者の理佐ちゃん



「考えてみたら良い娘が来てくれたよな」
社員募集はしてみたものの芳しくない反応に不安しか無かった日々を思い返す俺
0190下町の理佐ちゃん 第6話 中編(庭) (アウアウウー 106.128.11.16)
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2018/11/05(月) 15:49:08.86ID:hE0ISGL8a
ここからしばし回想〜


「すいません、やっぱ止めときます」

なんて頭を下げて逃げてく面接に来たはずの社員候補

電話してきて俺の工場に面接に来たくせに思いの外小さくボロい工場に怖じ気づいたんだろう・・・

「ちきしょう!忙しくなってきたから社員募集したけど工場見た途端に逃げてくじゃねえか!」

社員募集出してから数日

面接来たのは今の奴で3人

その3人が揃いも揃って工場を見て逃げてく現実にプライド崩壊の俺

「だいたい工場勤めに夢見すぎなんだよ、頭きたからお昼から休みにしてパチンコで稼いでやる」
なんて短絡な発想で勝負に出かける全然下町ロケットじゃない俺
0191下町の理佐ちゃん 第6話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.11.16)
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2018/11/05(月) 15:49:47.24ID:hE0ISGL8a
「2度と来ないでくれ!クズ野郎!」

なんて捨て台詞なパチンコの店員に店を叩き出される俺


「ちきしょう、未来のロケット製作者に無礼な真似しやがって・・・、テメエの店が玉出さねえから暴れられんだろが・・・」
社員募集に人が集まらない悔しさですっかりやさぐれた俺


地べたにうずくまる俺に空から降る雨

雨に濡れるなんてごめんだぜとばかりにコンビニの傘置き場から傘をパクリ遁走な俺

「この道の良いところは女子高生が駅に抜ける近道に利用してるとこなんだよな」
雨にも負けず遠回りしてまで女子高生
の群れに混ざり帰る俺

「捨て犬か・・・」
道端のダンボールから顔を覗かせる犬の赤ちゃんに立ち止まる俺

「本当は濡れるのが好きなのさ」
なんて呟きパクった傘を子犬に差しかける女子高生たちの視線を意識する俺




俺と理佐ちゃんの出会う前の回想シーンだけになかなか出番が来ない理佐ちゃんだから好き
0192下町の理佐ちゃん 第7話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.14.51)
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2018/11/05(月) 16:36:12.66ID:7F6ii9/Wa
「ヒッ、ヒッ、ヒックション〜」

なんてくしゃみしながらネジを作る欅製作所社長な俺

「あぁ、女子高生たちに良いとこ見せたいからなんて子犬に傘あげなきゃよかったよ」
なんて前日の己が所業を悔やむ風邪気味な俺



この物語がまだ回想中なのは言うまでもない


「調子悪いから今日の面接断った方が良かったかな・・・どうせ女の子じゃ工場見た途端に逃げてくだけだろ」
なんてすっかり負け癖がついてしまった俺

しかし、面接来るのが女だからと断らないスケベ根性はある俺

「凄えエロな女が来て面接AVみたいなことになったらヤバイな」

てなこと妄想しながらネジ作ってたらやって来たのが天地開闢以来の美人理佐ちゃんだ
0193下町の理佐ちゃん 第7話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.14.51)
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2018/11/05(月) 16:36:35.51ID:7F6ii9/Wa
「犬好きなんですか?」

工場見るなり逃げてくだろうって俺の予想を裏切り事務室で面接受けてる理佐ちゃん

「好きと言えば好きだし・・・さして興味無いと言えば興味無いし・・・」
開口一番犬が好きとか聞かれて面食らう俺

始めて俺を見るなり「あっ!?」なんて驚いてたし・・・
えらい美人だけど変な子でオッサン調子狂うぜってな俺


「なんだか俺が面接受けてるみたいだな」
なんて頭を掻き苦笑いする俺に

「すいません」
なんて小声で謝る理佐ちゃん



「ありがとうございました」
一通りの話を終えて挨拶する理佐ちゃん

「こちらこそありがとう、面接だけでも受けてくれて嬉しかったよ」
理佐ちゃんにお礼を言う俺

「面接だけでも・・・」
怪訝な顔する理佐ちゃん

「いやぁ、恥ずかしながらここ何日かで面接受けに来た人が工場見るなり帰っちゃうからさ」
なんて苦笑いするしかない俺

「はぁ・・・」
俺のボロい工場に言葉に詰まる理佐ちゃん

「君もそうでしょ?我慢して面接受けてくれてありがとう」
再び頭を下げるこの数日でボロい町工場の分際で人を雇うなぞおこがましいと気づいた俺に

「じゃあ・・・合格で良いですか・・・?」
なんて遠慮気味に聞いてくる小声の理佐ちゃんだから好き
0194下町の理佐ちゃん 第8話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.14.51)
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2018/11/05(月) 17:13:21.17ID:7F6ii9/Wa
「サボってんじゃねーよ」

背後から突然ドス効かせて俺の回想を終わらせる欅製作所ただ一人の社員理佐ちゃん

というわけで終わる回想シーン



「ちゃんと仕事しないと夜食食べさせてあげませんよ」
なんて社長の俺を詰める理佐ちゃん

世界一の美人だし唯一面接受けてくれた理佐ちゃんだからと入社以来下手に出すぎたか・・・

日々気の強い本性を出してくる理佐ちゃんにやや後悔な俺ではあるが・・・

社員の理佐ちゃんに夕飯やら夜食やら作ってもらってる分際で何言ってんだな話である・・・
0195下町の理佐ちゃん 第8話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.14.51)
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2018/11/05(月) 17:14:13.90ID:7F6ii9/Wa
「私が面接受けに来た日のこと思い出してたんですか?」
言い訳する俺にご飯よそいながら聞き返す理佐ちゃん

「うん、よくこんな良い娘が入社してくれたと思ってさ」

「確か・・・私以外の人は面接も受けないで逃げてっちゃったんですよね」
何故か楽しそうに思い出し笑いする理佐ちゃん

俺の哀しい思い出を笑ってる・・・



「かなり追いつめられてたからね、実際人を雇う資格の無い会社だと思い始めてたし・・・」
なんだか哀しい気持ちになる俺


「あの時なら社長なら面接受けたら誰でも一発採用でしたよね」って笑う理佐ちゃん

「そうだね、むしろ面接受けたらうちの工場の方が不採用にされてしまうな」
理佐ちゃんの冗談に苦笑いな俺に

「受かってますよ」
急に真顔な理佐ちゃん

「えっ・・・」
真顔な理佐ちゃんの美しさに年の差を忘れてドキリとする俺

「自分が濡れるのも構わず子犬に傘を差しかけてるの見た時に採用です」
なんて照れ笑いする理佐ちゃん

「それであの時・・・」
面接に訪れた理佐ちゃんに犬が好きか聞かれたのを思い出す俺


「たまたま偶然なんですけどね・・・前の日にあの社長見なかったら私も工場見て逃げてたかも・・・」
なんて笑う理佐ちゃんだから好き
0196時をかける理佐ちゃん 第89話 (庭) (アウアウウー 106.128.14.51)
垢版 |
2018/11/05(月) 17:44:41.66ID:7F6ii9/Wa
「理佐ちゃ〜ん」

またも酒乱の石松にボコられた体を引きずり理佐ちゃんの寝てる部屋にたどり着いた俺

なんと言っても旅先で女はスケベになるという格言に乗って愛しの理佐ちゃんと幼なじみの一線を越えたい俺


「わっ!?そんなに血だらけでどうしたの?」
俺が酒乱の石松に絡まれだしたの見て身をかわしたくせにどうしたの?も無いだろ!な理佐ちゃん

しかし可愛い・・・

箱根の峠で心底疲れ果て豚吉の白刃にあわや一巻の終わりかと思いきや二度に渡り森の石松から凶行を受けた俺

「1日に何度も命の危険を感じたせいか理佐ちゃんが綺麗に見えるよ」
なんて血だらけの俺にドン引きする理佐ちゃんを口説く俺に

「死にかけだから綺麗に見えるとか言ってんじゃねーよ」
ドス効かせながら木刀で俺の頭に致命傷与えるおきゃんな理佐ちゃん

「う〜ん、やられた」
なんて理佐ちゃんの体への野心虚しく気絶寸前な俺

「わっ!?俺君大丈夫?」
慌てて布団から出てくる愛しの理佐ちゃん

自分でやっといて大丈夫もないもんである・・・

「理佐ちゃん、なんで木刀なんて持ってたの?」
完全に理佐ちゃんのこと丸腰だと油断して夜這いにきた俺の当然の疑問

「新門のお父さんが芦ノ湖のお土産屋さんで買ってくれたの」って答える理佐ちゃん

「辰五郎の野郎・・・余計なことしやがって・・・」
虫の息で呟く俺に

「俺君大丈夫!?」
ますます慌てる理佐ちゃん

めっちゃ浴衣がはだけてます

「理佐ちゃん・・・太ももが色っぽい」
虫の息ながらなんとか触ろうと手を伸ばす俺を

「こわっ!?」
とか言って突き飛ばす理佐ちゃん

重傷負いながらも理佐ちゃんの体にかける俺の執念にドン引きの理佐ちゃんだから好き
0197名無しって、書けない?(広西チワン族自治区) (ガラプー 05004013125393_vg)
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2018/11/07(水) 09:49:23.42ID:9Ua39UzMK
飽きてきたようなこと言いながらコンスタントに続いてる庭先生さすがっす
0198名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 114.190.128.171)
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2018/11/07(水) 23:29:50.40ID:3UDnDhlW0
下町理佐ちゃん、敬語口調でいいですな

自分の知っている範疇をアレンジして書いているような作品で、物語自体が浮足立っていない感じがしますね
ですので、この俺くんはドラマパロディというより、庭さんのドキュメンタリーだと思って読んでますw
0199名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.19.138)
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2018/11/08(木) 00:55:45.23ID:XSTKxkRqa
>>197
細々ながらまだ妄想が湧いてくるので続いてますw


>>198
下町ロケットに触発されたんですが気づいたらスケールが小さくなってしまい俺のドキュメントチックになってしまいました

創作力が乏しいのと調べる努力をしたくないのでどうしても身近な物や体験談的になってしまうんですよねw
0200名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイWW 114.190.128.171)
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2018/11/08(木) 07:00:58.63ID:WDUuw09U0
>>199
一応褒めたつもりですので、誤解なさらないようにw

『自分の知っていることを書け』
多くの作家が口を揃えて言ってますが、これがなかなかできません
物事の拡大解釈が過ぎるとインパクトのある話にはなりますが、他人が理解できないんですよ
そういう意味で、庭さんのドキュメントは実地的なものに纏められてて、読んでて楽しいですよという事です
0201名無しって、書けない?(庭) (アウアウウー 106.128.19.138)
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2018/11/08(木) 13:25:49.18ID:XSTKxkRqa
>>200
褒められると照れますな〜

俺の場合は小説書いてると言うよりは理佐ちゃんと妄想してる意識の方が強いので自然俺が投影されてるのでほぼ全作ドキュメントですw
0202時をかける理佐ちゃん 第90話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.13.167)
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2018/11/10(土) 01:23:30.90ID:szWPWJV8a
「ねぇ、石松さんが謝りにきたよ」

布団でうなされる俺に声かける幼なじみの理佐ちゃん

昨夜またも森の石松の酒乱の被害にあって怪我の俺

もっとも理佐ちゃんに夜這い仕掛けて返り討ちにあって突き飛ばされたのが致命傷なのではあるが・・・

そんなの気にしやで優しい理佐ちゃんに言える訳もなく全てを石松に押しつける俺



「石松さんよ〜オイラあんたの命の恩人だぜ、それを1度ならず2度も怪我させて謝って済むと思ってんのかい?」
なんて理佐ちゃんとエロいことし損なった苛立ちを石松にぶつける俺

「ただただお詫びの言葉も無いです」
俺に詫びながら理佐ちゃんをチラチラ見る石松

「許してあげなよ、お酒を憎んで人を憎まずだよ」
なんて石松の視線に促されるように俺をなだめる理佐ちゃん

「なに!?」
理佐ちゃんの方を見やる俺

理佐ちゃんの髪に輝く新しいかんざし

「理佐ちゃん・・・かんざしが増えてるね?」
疑惑の眼差しを理佐ちゃんに向ける俺

「たまたま偶然貰っただけだから!」
とぼけるために怒り口調な理佐ちゃん

このアマ・・・物欲に流され過ぎやろ

江戸時代に来て町娘風な格好しててもやはり中身は現代っ子の理佐ちゃん
0203時をかける理佐ちゃん 第90話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.13.167)
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2018/11/10(土) 01:23:55.59ID:szWPWJV8a
「理佐ちゃんが許してやれって言うんじゃ仕方ないか・・・」
愛しの理佐ちゃんが石松にあっさり買収されてしまった以上矛を納めるしかない理佐ちゃんには腰が弱い俺

「ありがとうござんす」
すかさずお礼を言う森の石松

「お前のせいで理佐ちゃんにエッチさせてもらえなかったんだから本当に反省しろよ」
なんて石松にクンロク入れて上下関係を構築する俺を

「エッチなんてさせるか」って怒る理佐ちゃん

俺が理佐ちゃんに怒られてるうちに逃げてく森の石松

流石一流のヤクザ、機を見るに敏だぜ




「ねぇ、誤解されるようなこと言わないでよ」
石松が居なくなったのも気づかずにまだ文句言ってる理佐ちゃん

「誤解も何も俺たち夫婦なんだけど・・・」
現代人の俺たちが江戸の町に馴染むために夫婦の振りしてるのを盾にとる俺

「それは勝先生に言われて振りしてるだけで私たちただの幼なじみじゃん」
なんていざとなると幼なじみの殻に閉じこもる臆病な理佐ちゃんだから好き
0204時をかける理佐ちゃん 第91話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.13.167)
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2018/11/10(土) 02:23:29.88ID:szWPWJV8a
「麻衣ちゃんにヤキモチ妬いたりするくせに・・・」

いざとなると幼なじみに閉じこもる理佐ちゃんに拗ねる俺

「もう、拗ねないでよ」
なんて困る理佐ちゃん

「でも俺のこと好きなんだろ」
なんて理佐ちゃんに迫る動乱の幕末に磨かれたせいで男らしくなった俺

「それは・・・」
顔を赤らめ小さくうなずく照れ理佐ちゃん

めちゃくちゃ可愛い

「理佐ちゃん!生涯女は理佐ちゃん一人だ〜」
可愛い過ぎる理佐ちゃんに辛抱堪らず青春のタックルかます俺

「ちょっ、ちょっと待って・・・」
なんて口とは裏腹に力を抜いて俺に身を預けるまな板の上の鯉な理佐ちゃん

ついに理佐ちゃんと!

幕末にタイムリープして良かった〜

なんて喜びも束の間

「俺君!お詫びの気持ちです」
土下座しながら部屋に飛び込んでくる森の石松

慌てて俺を蹴り飛ばす恥ずかしがりが高じて乱暴になっちゃう理佐ちゃん



「その体じゃ東海道はきついかと思いやして駕籠を用意させてもらいやした」

気絶から覚めて布団に横たわる俺に得意顔の石松


ヤクザの世界で上に行くやつは空気読まない奴だとは新門のオッサンが言ってたけど・・・

俺の人生最大の悲願である理佐ちゃんとのエッチを潰したくせに何故得意顔が出来るんだ・・・

「石松よ、お前自分が仕出かした事の重大さに気づいてるのかい?」
理佐ちゃんに抱き起こされながら問う俺

「2度に渡り酒乱を起こしてしまい申し訳ありやせん」
なんて見当違いなこと宣いながら頭を下げる石松

頭を下げる姿を女には見られたくないだろうと石松のプライドを慮り席を外す気配り理佐ちゃん
0205時をかける理佐ちゃん 第91話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.13.167)
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2018/11/10(土) 02:25:38.54ID:szWPWJV8a
「そんなことは些細なことなんだよ石松、身持ちの堅さと美貌なら世界一と称えられる理佐ちゃんが俺に身を任す覚悟をしてくれたのにお前が乱入してくるからさ・・・」
言ってるうちに逃した魚の大きさに哀しくなる俺

「そうとは知らず重ね重ねすいやせん」
なんて謝る石松

「あぁ、エッチしたかったな」
まだ見ぬ女体の神秘に嘆息漏れる俺に

「お詫びと言っては何ですが・・・」
なんて俺に耳打ちする森の石松

「石松さんマジですか!?」
清水港のソープ街的なとこに連れてってくれるなんて囁く森の石松を兄貴見る目になる現金な俺



「なんか機嫌良くなってない?」
森の石松との和解が成立して浮かれる俺を怪しむ理佐ちゃん

「そんなことないよ、それよりさ俺は大事とって2、3日静養してから出発するから理佐ちゃんは新門のオッサンたちと先に行っててよ」
なんて清水港の夜を満喫するために心の愛妻理佐ちゃんを体よく遠ざける野心家な俺に

「う〜ん?俺君が心配だから付き添ってたいな」
なんて天使な理佐ちゃんだから好き
0206時をかける理佐ちゃん 第92話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.7.81)
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2018/11/10(土) 20:00:21.18ID:kGKfdPfZa
「俺君、理佐ちゃんに悪いから止めとくか?」

俺の怪我を心配して新門一家と供に旅立たずに清水港の宿に残った理佐ちゃん

俺を心配する理佐ちゃんの甲斐甲斐しい真心に心を打たれ、ヤクザのくせにひよる森の石松

「なに言ってんすか石松さん、うちの理佐ちゃんはああ見えて迂闊な美人だから何とでも誤魔化せますよ」
なんて理佐ちゃんを見くびる石松にソープ奢ってもらうために清水港に残った俺

「しかし、理佐ちゃんみたいな超絶美人で性格もまあまあ良い嫁が居るのに・・・」
ヤクザとは思えないこと宣う日和見な森の石松

「そりゃ理佐ちゃんは天地開闢以来の美人だし性格だって俺的には世界一なんですけどね・・・」
さりげなく石松のまあまあ良いって理佐ちゃんの性格評を否定する俺

「じゃあ尚更理佐ちゃんを騙すなんて悪いと思わないんですかい?」
なんてくどい森の石松

「性に潔癖な理佐ちゃんより近くのオッパイ」
石松の目を見て真剣に呟く俺

「何すかそれ?」
意味不明な俺の呟きに片方しかない眼をパチクリする石松

「俺の居た未来の諺ですよ、なかなか触れないオッパイより簡単に触れるオッパイの方が貴いって意味です」
なんてウソな諺まで使ってソープに連れて行ってもらいたい必死な俺
0207時をかける理佐ちゃん 第92話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.7.81)
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2018/11/10(土) 20:00:56.23ID:kGKfdPfZa
「え〜っ、私のこと置いてどこ出かけんのよ?」
宿のおばちゃんを手伝いお布団を畳ながらむくれる理佐ちゃん

「なんか豚吉の奴がカジノでケンカして捕まっちゃったらしいんだよね、それで石松さんだけじゃ不安だから助太刀頼まれてさ」
なんて愛しの理佐ちゃんにウソをつく俺

不思議なもんでソープの為なら立て板に水の如くウソがスラスラ出てくる俺

「ケンカの助太刀をよりによって俺君に・・・」
めっちゃ疑惑の眼差しな理佐ちゃん

「石松さん歴戦の強者だけに隠された俺の戦闘力を見抜いたのかもよ・・・眼は1個しかないけど・・・」
理佐ちゃんの眼差しにビビりながら答える俺

「あんた弱っちいじゃん」
俺の答えに納得してない様子の理佐ちゃん

「理っ、理佐ちゃんには俺の戦闘力が見えないだけだよ」
言いながら逃亡する俺

「ちょっと!待ちなよ!」
なんて俺を追いかけ走り出す理佐ちゃん

しかし

ビッターンなんて音を立てて畳に五体投地する理佐ちゃん

やべえ!?

一瞬転んだ愛しの理佐ちゃんを振り返るも平気そうだと逃走する俺に

「俺君のバカ!絶対許さないからね!」
なんて悔しがる理佐ちゃんだから好き
0208保育園の理佐ちゃん 第52話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.7.81)
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2018/11/10(土) 22:59:08.62ID:kGKfdPfZa
「じゃあ行って来ます」

我が子俺助を抱く保育士の理佐ちゃんに手を振り会社に向かう俺

「うん、仕事頑張ってね」
なんて新婚さんみたいな理佐ちゃん


理佐ちゃんとキスしてから3ヶ月

季節はもう秋から冬の気配だ



「しかし、夢のような日々だな」
なんて自分のホッペをつねる理佐ちゃんと相思相愛になった俺

ホッペに痛みを感じながら保育園を振り返る俺

「やっぱり夢じゃない」
まだ俺に向かって手を振ってる理佐ちゃんと俺助に幸せを噛み締める俺なのだ
0209保育園の理佐ちゃん 第52話 中編(庭) (アウアウウー 106.128.7.81)
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2018/11/10(土) 23:01:03.85ID:kGKfdPfZa
「あぁ感動したな〜」
映画館を出るなり背伸びする理佐ちゃん

「たまには恋愛物も良いね」
理佐ちゃんに同意しながらさりげなく理佐ちゃんと腕を組む俺

「うん?」
驚き一瞬身を硬くするも照れ笑い浮かべながら許してくれる理佐ちゃん

いまだに恋愛関係に馴染まない理佐ちゃん

可愛くもあるがやや歯痒い俺

やっぱり早くエッチしたいのが男の性ってもんだからな
0210保育園の理佐ちゃん 第52話 後編(庭) (アウアウウー 106.128.7.81)
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2018/11/10(土) 23:01:26.13ID:kGKfdPfZa
「ちょっと有り得ないぐらい甘い恋だけどあれはあれで良かった」
俺の思惑とは裏腹にまだ映画の話をしてるおぼこい理佐ちゃん

「そうだね、甘い恋だったね」
正直理佐ちゃんと腕組むタイミングだけに集中してたせいで映画の内容など理解してない俺


「それより何か食べて帰ろうか?」
なんて誘う俺

「ダメ、夕飯は一緒に食べる約束で二人だけでデートさせてもらってるんだから」
律儀にも3才児俺助との約束を守る真面目過ぎる理佐ちゃん


そして俺助とお義母さんの待つ理佐ちゃん家に帰る俺と理佐ちゃん



「そういえば俺助君のオモチャ」
駅に着くなり出がけに俺助がお気に入りのオモチャ欲しがってたのを思い出す理佐ちゃん

「じゃあ俺の部屋に寄って取って行きますか」
なんて理佐ちゃんを俺助の居ない我が部屋に誘い込もうとワクワクする俺に

「なんか顔がエッチだよ」
なんて警戒心抜群な理佐ちゃんだから好き
0211保育園の理佐ちゃん 第53話 (庭) (アウアウウー 106.128.13.58)
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2018/11/12(月) 01:28:42.20ID:hwaQvsMla
「顔がエッチなのは元々だから気にしないでよ」

エッチな顔の言い訳しながら理佐ちゃんの手を掴み我が部屋に連れ込む気満々な俺

邪な思いが顔に出ちゃった俺に警戒心MAXで怯える理佐ちゃん

珍しく気弱な理佐ちゃんに逆にヤル気になってるってわけだ!



「・・・という訳だから覚悟決めてくれ理佐ちゃん」
なんて理佐ちゃんに頼みながら通りの角曲がる俺


「えっ・・・!?」
角曲がったらアパートがブルーシートに包まれてるの見て愕然とする俺に

「いきなり覚悟なんて出来るわけないでしょ!」
なんて愕然とした俺の隙を突き金玉蹴ってくるおきゃんな理佐ちゃん

「う〜ん、やられた・・・」
なんてうずくまる俺


「ごめん、やり過ぎた」
うずくまる俺に慌てて駆け寄る愛しの理佐ちゃん

心配するなら最初から蹴るなよ・・・

なんて思いつつ

「俺の理佐ちゃんが貞操観念が堅いの分かって安心してるぐらいだから気にしないでよ」
なんて答える理佐ちゃんを謝らせたくない俺

「貞操観念・・・」って目が点な理佐ちゃん

「うん、結婚するにあたって理佐ちゃんが貞操観念緩い女だったら色々心配だからさ」
理佐ちゃんに金玉蹴られて賢者モードになったせいか盛ってしまった自分が恥ずかしくて咄嗟にウソつく俺なのに・・・

「結婚なんて嬉しいけどまだ気が早いよ・・・」
なんてマジ照れしてくれる純な理佐ちゃんだから好き
0212保育園の理佐ちゃん 第54話 (庭) (アウアウウー 106.128.10.155)
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2018/11/12(月) 22:48:21.47ID:jJd64h37a
「上の部屋でボヤですか・・・」

びしょびしょになってしまった我が部屋に呆然としながら大家さんの説明聞く俺

俺の部屋の上の住人が出したボヤを消すために消防車がやって来て下の階の俺の部屋が水浸しってわけだ・・・



「上の階のお婆ちゃんだいぶボケてたからなぁ、まあ怪我人出なくて良かったのかな」
部屋を片づけながら大きめに呟く俺

無論片づけを手伝ってくれてる愛しの理佐ちゃんに優しい男だと思ってもらいたいからなのは言うまでもない

「奇跡的に俺助君の絵本とオモチャも無事だったしね」
なんて俺のアピールを華麗にスルーして俺助のオモチャを片づける理佐ちゃん

「まあいいか、幸いこれも無傷だったし」
独り言呟きながら亡き妻の写真を撫で撫でする感傷的な俺

「なに独り言言ってんの?」
俺の手元を覗き込む好奇心旺盛な理佐ちゃんに

「なんでもない!?」って慌てて写真を隠す俺

「なに隠してんのよ!」
写真を隠す俺の手を無理矢理ほどこうとする理佐ちゃん

「なんでもないから止めれ〜」
うつ伏せになり腹の下に写真を隠す俺

「ちょっと、さっきアイスおごってあげたでしょ、見せなさいよ」
なんて力づくな理佐ちゃん

もうダメだ・・・なんでも諦めかけそうになった時

「あっ!?やっぱりいいや・・・」
なんて急に頬染めてモジモジし始める変な理佐ちゃん

「どうしたの・・・?」
突然おかしくなる理佐ちゃんに?マークの俺

「俺君も独身みたいなもんだからさ・・・それに人一倍エッチみたいだし・・・ね?」
なんてどうやら俺がエッチ関係な物を必死に隠してると誤解する理佐ちゃん


「変な誤解すんなよな・・・」
愛しの理佐ちゃんに誤解されたら一大事と亡き妻の写真を見せる俺

「あっ・・・!?」
なんて恥ずかしい勘違いにますます頬染める理佐ちゃんだから好き
0213保育園の理佐ちゃん 第55話 (庭) (アウアウウー 106.128.14.186)
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2018/11/13(火) 22:38:08.72ID:otOQbJcda
「人の亡妻の写真をエロ関係と勘違いするとは・・・」

とんだ勘違いに頬染めうつむく理佐ちゃんを慰めようと冗談言う俺

「俺君が必死に隠すから勘違いしただけだからね」
なんて俺の優しさに気づかずに俺のせいにしてくる勝気な理佐ちゃん

「それは・・・」って言いよどむ俺

理佐ちゃんがヤキモチ妬くからとは俺の口からは言えまい・・・

言ったら照れ隠しにますます絡んでくるに違い無い理佐ちゃんにため息吐く俺なのだった


「何わざとらしくため息吐いてんのよ!」
俺の予想を裏切りヤキモチ妬くからとは言わなくても絡んでくるヤカラな理佐ちゃん

なんてへそ曲がりな女なんだ・・・


「じゃあ言っちゃうけどさ!」

てな感じであんたがヤキモチ妬くから隠したんだよ!と理佐ちゃんに引導渡そうとする俺に

「ごめん、電話かかってきちゃった」
なんて照れ笑いしながら肩透かし喰らわす理佐ちゃん



「・・・それでね、俺君の部屋の片づけ手伝ってるから遅くなるよ」

お義母さんに事情説明する理佐ちゃん

「うん、分かった、ありがとう・・・えっ、なんで私がお礼言うのかって・・・うるさい!黙って!」

俺を蚊帳の外にして何やらお母さん相手に文句言ってる愛しの理佐ちゃん

「どうしたの・・・」
お礼言ってたと思ったら急に怒りだす理佐ちゃんの情緒不安定が心配になる俺に

「部屋が元に戻るまで家に来てなさいって、お母さんが」
なんてお義母さんの慈愛溢れる言葉を伝達する理佐ちゃん

「こんな優しいお義母さんに文句言うことないのに・・・」って抗議する俺

「勘違いしてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「俺君のこと泊めてくれるって言ってくれたからお礼言ったらからかわれたの!」
なんて俺にも怒るふりする理佐ちゃん

「なんだよ〜俺の代わりにお義母さんにお礼言ってくれたのかよ理佐ちゃん」
早くも内助の功を発揮する理佐ちゃんにデレデレな俺に

「うるさい!黙って!」
なんて照れ隠しが過ぎる理佐ちゃんだから好き
0214保育園の理佐ちゃん 第56話 前編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.32)
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2018/11/15(木) 21:13:59.07ID:npBJAC4Da
「この度はお義母さまより温かき配慮をいただきお礼の言葉もありません、家を失い流浪の身に堕ちかけた我等親子にかけていただいた恩義はお義母さまの愛娘である理佐ちゃんを生涯かけて幸せにすることで返す所存であります」

理佐ちゃんのお母さんに拝謁するなり感謝の意を捧げる俺

「お母さんにお礼言うのに紛れて変なこと言わないでよ!」
なんて台所で夕飯の準備しながらも俺の将来の展望を聞き逃さない妙にそんなとこだけ敏感な理佐ちゃん



まったく人生一寸先は闇なんて言うけどアパートの上の階のお婆ちゃんがボヤ出して困った俺

そこに部屋が回復するまで理佐ちゃんのお兄ちゃんの使ってた部屋に居候しろなんて言ってくれた理佐ちゃんのお母さんに甘えることにした俺
0215保育園の理佐ちゃん 第56話 中編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.32)
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2018/11/15(木) 21:14:20.11ID:npBJAC4Da
「遠慮しなくていいわよ、困った時はお互い様なんだから」
なんて我が子俺助を抱っこして笑う理佐ちゃんのお母さん

何故か理佐ちゃんと出会ったばかりの頃から俺の味方してくれる理佐ちゃんのお母さん

きっと抜けた所も多々ある愛娘の幸せを願う母親の本能で俺こそが理佐ちゃんを幸せにするために生まれてきた男だと見抜いたのだろう・・・

いずれにしろお義母さんにはただただ感謝ですってな俺
0216保育園の理佐ちゃん 第56話 後編 (庭) (アウアウウー 106.128.17.32)
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2018/11/15(木) 21:14:40.30ID:npBJAC4Da
「将来のお婿さんなんだから大事にしないとねw」
台所の理佐ちゃんに笑いかけるからかいモードなお母さん

「気が早いですよ〜」って喜ぶ単純な俺

「余計なこと言わないでよ!俺君すぐに調子に乗るんだから!」
なんてお母さんの計算通りに熱くなる俺以上に単純な理佐ちゃんだけど

「もうすぐ夕飯だから早くお風呂入って来てよ」
なんて俺を急かす早くも奧さんみたいな理佐ちゃんだから好き
0217保育園の理佐ちゃん 第57話  (庭) (アウアウウー 106.128.17.32)
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2018/11/15(木) 22:14:58.65ID:npBJAC4Da
「万事塞翁が馬ってこうゆうの言うのかのかな・・・」

部屋を水難で失った俺が愛しの理佐ちゃんとひとつ屋根の下で暮らすことになり理佐ちゃん家のお風呂に入ってるとゆう夢の様な我が流転に思わず古代中国の故事も出ようったなもんだ


「今のこの流れなら無いとは言えんな・・・」
なんて俺助じゃない方の我が股間の息子を念入りに磨く希望に胸も股間も膨らむ俺

と、そこに

「タオル置いとくよ」
お風呂のドア越しに声かける愛しの理佐ちゃん

「あっ!?ありがとう・・・」って慌てる俺に

「照れてんじゃねーよ」ってドス効かす理佐ちゃん

「ねぇ、新婚さんみたいだなんて思ったんでしょ?」
なんて勘違いして俺をからかう理佐ちゃん

「うん・・・?」って返事に困る俺

まさか理佐ちゃんのためにチンチン磨いてたとは言えまい・・・

「俺助君は後で私と入るって言ってるからゆっくり温まりなよ」
なんてやっぱり良い奧さんになりそうな理佐ちゃん

それにつけても理佐ちゃんとお風呂に入れる俺助が我が息子ながら羨ましい・・・



「やっぱり理佐ちゃんのご飯は美味しいな〜」
風呂入って理佐ちゃんの作ってくれたご飯食べて地上の楽園理佐ちゃん家でくつろぐ俺

「しかし、働き者理佐ちゃんと怠け者の俺の相性は最高な気がするな」
夕飯を食べ終わり片づけをしてさらに俺助をお風呂に入れた理佐ちゃん

一息つく間も無く動き回る理佐ちゃんに感心する俺


「俺君〜お兄ちゃんの部屋にお布団運ぶの手伝って」
なんて2階にあるお兄ちゃんの部屋に客用のお布団を運ぶのに俺を呼ぶ理佐ちゃん

「はいよ〜」って返事する俺に

「いつも布団ぐらい自分で運ぶのに俺君に甘えたいんだね」
なんてニヤリとする理佐ちゃんのお母さん

「お義母さん照れますよ〜」
なんてお義母さんにからかわれてデレる俺

「あの子は子供の頃から人見知り激しかったくせに好きな子には凄く甘えるのよ」って意味深に笑うお義母さん

「参ったな〜」
お義母さんの術中に嵌まり益々デレる俺を

「早く来いよ!」
なんて痺れ切らして呼びにくる理佐ちゃんだから好き
0218保育園の理佐ちゃん 第58話  (庭) (アウアウウー 106.128.15.141)
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2018/11/16(金) 23:20:19.19ID:8S+LacC9a
「生まれて初めて我が家に帰ってきた気がするな〜」

理佐ちゃんが敷いてくれた布団に転がりはしゃぐ俺と我が子俺助

「ちょっと、邪魔しないでよ」
文句言いながら俺たち親子の妨害にもめげずに布団を敷き続ける健気な理佐ちゃん

「いっそのこと理佐ちゃんの布団も隣に敷いちゃおうか?」
布団敷いてる理佐ちゃんに頭がのぼせて勇み足な俺に

「バカ言ってんじゃねーよ」
なんてドス効かせながら部屋を去って行く愛しの理佐ちゃん


「俺助、泣いたふりしろ」
理佐ちゃんの後ろ姿が名残惜しく戻ってきてもらおうと名案な俺に

「3才児利用してんじゃねーよ」
背後から再びドス効かせるアゲインな理佐ちゃん

「わっ!?びくりした」
企みを見られて照れ隠しに慌てたふりする俺

「わざとらしいよ・・・」って呆れ顔の理佐ちゃん

「酷いな・・・覗いてるなんて」
理佐ちゃんの冷たい視線に苦笑いな俺

「人聞き悪いこと言わないでよ、これ階段に落ちてたよ」
なんて言いながら亡き妻の写真を見せる理佐ちゃん

「あっ・・・ごめん」
今度はマジで慌てる俺

「なんで謝ってんのよ」 
なんだか気まずい俺をよそに亡き妻の写真を写真立てに入れてくれる理佐ちゃん

「理佐ちゃん・・・」
ヤキモチ妬くかと思いきや机に写真を飾ってくれる理佐ちゃんに驚き隠せない俺

「なんて顔してんのよ」
俺の顔見て文句言う理佐ちゃん

「何かごめんね・・・」
なんだか申し訳なくなり今カノの理佐ちゃんに謝る俺

「なに謝ってんのよ、俺君と俺助君の大切な人の写真なんだから大事にすんの当たり前でしょ」
言葉とは裏腹につっけんどんな言い方する照れ隠しな理佐ちゃん 

「理佐ちゃん・・・」
理佐ちゃんの優しさに言葉も無く立ち尽くす俺に

「それに私にとっても大切な人になるんだから・・・」
なんて言ったはいいけどさらに照れる理佐ちゃんだから好き
0219名無しって、書けない?(大阪府) (ワッチョイ 114.190.128.171)
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2018/11/18(日) 00:55:41.12ID:LYuPkL3R0
何か庭さんにしては平和な題材過ぎて続かないかとも思いましたが、保育園シリーズもなかなかいい味出てきましたね
絶妙に気持ち悪いと言いますか、なんと言いますかいつもの世界観に入って参りましたな
0220 (庭) (アウアウウー 106.128.14.57)
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2018/11/18(日) 12:44:46.29ID:6KDaQ5+ea
>>219
絶妙な気持ち悪さが妄想の隠し味ですからねw
0221時をかける理佐ちゃん 第93話 前編(庭) (アウアウウー 106.128.14.57)
垢版 |
2018/11/18(日) 19:36:59.24ID:6KDaQ5+ea
「俺君、元気ないけど大丈夫ですかい?」

ソープへの道を歩きながら後ろを振り返る俺を心配してくれる森の石松

追いすがる理佐ちゃんを置き去りにした負い目に潰れそうな俺ってわけだ


「理佐ちゃん転んでたけど大丈夫かな・・・大怪我してないかな・・・まさか顔に一生消えない傷がついてたらどうしよう・・・」
後ろめたさも手伝い悪い方への連想が止まらない俺

「そんなに奥さんのこと気になるなら止めときますかい・・・?」
なんて俺の気持ちを慮る石松

「えっ!?」
理佐ちゃんは心配だけどその発想はなかった俺

「なに言ってんすか!それはそれこれはこれですよ、繋げて考えたらかえって理佐ちゃんに悪いですよ」
当然のごとく石松の提案は却下の俺

「でも・・・あれですよ、心配事がある時にソープ行っても楽しめないですよ」
なんて訳知り顔する石松

「そんな心配しなくても大丈夫です、オッパイの前には心配事なんて消えてなくなりますから」
胸を張り宣言して石松を安心させる俺
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