今泉とねるの世界

今泉は、不思議な娘だ。
単独での歌唱力は勿論あるのだが、
何人かのグループの中で歌わせると
ひときわ声が届く。
特にねるセンターとも言える
乗り遅れたバスの中では・・・。

今泉がもし女優として良い役を貰える日が来たら
この娘の芸幅はかなりのものだろう。
可愛いけど少しボケた感じから
悪役も凄みのあるところを見せる気がする。
でも番組が変わればケロッとまた可愛い役に戻れたり・・・。

昔、ビートたけしの監督作品にバトルロワイヤルなるものがあり、
その中に当時としては、新人に近い柴崎コウが殺人者のような役で
見事なまでに役作りが出来てて
2年程、柴崎コウを好きになれなかった記憶がある。

ねるの場合、(これは平手にも言えることなんだが)
役にハマり過ぎて、
例えば <残酷な観客達>で見せたような
凄く怖い表情を作れそうな気がする。
その一作品だけならどうってことないが、
切り替えがうまく出来なくて
もともと賢いのも悪い方に作用して
また可愛いけど少しボケた感じにしても
なかなか受け入れられないような気がする。
つまり、女優としては良い役しかしない方が良いような
そんな気がする。
(あくまで個人の感想なのでその辺割り引いて下さい。)

女優だけの視点なら今泉の方が使い勝手が良い・・・

だけども、ねるには
そんなことどうでも良い程
人間性の良さがあり、向上心がある。

そして人を惹きつける力と共に人を見抜ける力
或いは、悪人もねるの前では善人に変えてしまう
不思議な力があると思う。

そんなねるが信頼を寄せるふーちゃん、
ねるが信頼してる限り、絶対に俺も信じる。

何処ぞの閲覧数稼ぎのためにねる押しに見せかけて
未だに影ちゃんを押し込んで来るような輩には
絶対に見えないと思う、とか、
妙に考え込んで、
これまた妙な長文になってしまって本当にスマンソ。

ねる・てち、ねる・ふー最高。
今泉の再出発に際し、古傷に塩を塗るやり方は
俺は好かん。
今泉も今泉なりに <頑張れ> 。