『ハン・ソロ』の週末興行収入が振るわなかったことを受け、ディズニーとルーカスフィルムは今後、『スター・ウォーズ』シリーズを間を空けて公開していくようだ。

ディズニーの配給責任者を務めるデイブ・ホリスはThe Hollywood Reporterに対し、失敗に終わった『ハン・ソロ』の興行収入が、『スター・ウォーズ』に今後どのような影響を与えていくか語った。「この結果を理解するためには、やらなければいけないことがたくさんあります」と彼は述べた。
「この結果にくじけず、なぜこのようなことが起きたのか、その理由の解明に多くの時間を費やしていこうと私たちは考えています。『エピソード9』の公開までは、まだ1年半もありますから」


ディズニーが調査している理由の1つが、タイミングの問題らしい。『ハン・ソロ』が公開されたのは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の5カ月後。
それに加え、(20世紀フォックスの作品ではあるものの)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『デッドプール2』といった作品の公開直後でもあった。
「観客が映画館に足を運ぶのはいったいどれくらいなのか、という頻度に関する疑問があります」とホリスは述べた。「5週間という期間において、映画館に3回行くというのは多すぎるのでしょうか?」

『ハン・ソロ』の全世界興行収入は現在4億ドルに留まっており、『ローグ・ワン』の10億ドルには遠く及ばない。
アメリカ国内のみに絞れば、『ハン・ソロ』はメモリアル・デーのおかげで1億300万ドルを記録しているが、予想された1億3000万〜1億5000万ドルには未だ及んでいない。
『ハン・ソロ』について気になる人は、IGNの『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のレビュー記事を読んでほしい。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000004-ignjapan-movi