長濱ねるさん表紙の広報誌ネットで転売 戸惑う自治体
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180419/k10011409731000.html

人気アイドルグループ「欅坂46」のメンバー、長濱ねるさんの画像を表紙などに使った長崎市の広報誌がインターネットのオークションで転売されていることがわかり、市は対策を検討しています。

この広報誌は、長崎市が毎月発行している「広報ながさき」の4月号で、ことし2月に市の観光大使に就任した、長崎市出身の長濱ねるさんの画像を表紙に起用し、インタビューも掲載しています。

長崎市によりますと、およそ16万部を制作して、今月から市役所や公共施設などで無料で配布したところ、複数の施設で部数が足りなくなりました。

さらに、この広報誌が複数のインターネットのオークションに出品され、転売されていることがわかりました。いずれも数百円程度で落札されていて、現在も出品が相次いでいるということです。

このため、長崎市では急きょ、広報誌に転売禁止の記載をするなどの対策を検討しているということです。

長崎市は「予想外のことで驚いている。広報誌は市のホームページでも公開しているほか、在庫もまだあるので、オークションで入手せずに市に問い合わせてほしい」と話しています。