>>106
男「あのぉ…番台さん」
米「うわ!びっくりしたぁ…急に声かけないでくださいよ」
男「あ、すいません…じゃあどうすれば良かったんですか?」
米「声をかけるまえに目配せとかするのが先でしょ。あなたみたいなナイスガイなら当然知っておくべき常識ですよ」
男「そうなんですか…?」
米「昔から言うでしょ、『合図、番台さん(会津磐梯山)』って」
男「…」
米「まあとにかく、ご用は何ですか?その肉体美を私にただ見せに来たんですか?(笑)」
男「いや、あの…私の脱いだ服をどこに入れたか覚えられてないかなと思いまして」
米「え?でもそこのロッカーのどこかに入れて鍵を自分で閉めたんでは?」
男「風呂から上がって気が付くとその鍵が見当たらないんですよ。それで困ってしまって。覚えておられたら合い鍵かなんかで開けていただけないかと」
米「鍵の紛失ですか?だったらその場合鍵の作り直し費用100万円いただきますが」
男「100万円!?なんでそんなに?」
米「これから鍵職人になる修行に出ますのでその費用で」
男「お願いですから鍵屋さんに頼んでくださいよ」
米「冗談ですよ(笑)。ていうか、そのタオルの先に引っかかってるものは何ですか?」
男「え?あ、あった!鍵ありました!ありがとうございます」
米「良かったですね。…52番のロッカーだったのね…つまり…入浴で52番のガイだったわけね…」
男「さっきはどうもありがとぅ〜ん♪また来るわねぇ〜ん♪」
米「ええぇぇ?あんなナイスガイ風なのに、実は…『オネェでスッテェ〜』!?」

m(_ _)m