メンバーと運営の今回の判断は正しいよ。批判する方が狭い視野でしかものを見れてない。

単純に考えたら漢字欅の中止は運営にとって損しかない。
もう発注してるだろう漢字分のグッズは破棄しなきゃならないし、いつか出る(と信じたい)円盤の収益も半分以下になる。

メンバーにとってみれば、武道館というある意味で夢の舞台に立てない悔しさはファンには計り知れない。

それでも、そうした犠牲を払ってまでメンバーや運営が守ろうとした大事なものは何かと言えば、「欅坂46のブランド」でしょ?

もし今回、平手の代理センターを置いて2週間で作った付け焼き刃のステージを見せたとしたら、内外に
「ああ、欅もそこらの普通のアイドルグループなのね。アイドルさえ見られれば内容はどうでもいいんだ。メンバーは交換可能な部品なのね」
と思われることになっていた。

しかしそれをしなかったことで、
「欅は普通のアイドルグループじゃない。質が悪くなるくらいならライブは行わない。メンバーはアーティストであり、取り換え可能なアイドルじゃない」
と宣言した形になった。

もし平手抜きで武道館を断行していれば、「金じゃ買えない価値」を失っていた。
それは失ってしまったら2度とは取り戻せないものだった。

メンバーや運営はファンよりもはるかに、欅坂にとって何が大切か分かっていたということだね。