以上は、できるだけ数式を使わないで説明したが、
大学1年で習うdiv(発散)とベクトル場の面積分を履修すれば、

div g∝div r/r^3=0
(分母のrはスカラー量で、gと分子のrはベクトル量とする。
 分母はr の3乗になっているが、成分計算すれば分子はスカラー量となってr の1乗となるので、逆2乗となる。)

を示すことで、厳密により一般的にn=2のとき安定となることを説明できる。