若い人でも発症するサルコペニア

中高年になると男性でも筋肉が衰えてきます。サルコペニア(sarcopenia)とは全身性の骨格筋量や骨格筋力の低下を特徴とする症候群のことです。サルコはギリシア語で「肉・筋肉」、ぺニアは「減少・消失」という意味で、「筋量の減少と身体的な機能の低下を認める状態」と定義されています。
サルコペニアは、加齢に伴うものを「原発性サルコペニア」、活動や疾患、栄養に関連するものを「二次性サルコペニア」と大きく2つに分類されています。