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取穴は指頭で皮膚に接触。
左右の決定(適応側)は、関前1分の気口がある場合は健側で脈が柔らかい方、人迎の場合は患側で脈が堅い方。

私の工夫
鍼の素材−陰陽論の原則から、陰性度がより強い物(形)は用(気)も強い。
     結果、トナカイの角が一番適していた。
胃の働きー黄色のカラーで五蔵の成数と形を作成。(現在のところは3組5種)
     これは病脈とする脈象を治める目的(五臓に区分した脈象に対して
     相剋関係を応用)で使用。
腎精ー命門の相火の用となる三焦原穴を使用
心神(気に繋がる)ー脈診で、上焦の異常の有無を察知
             *上焦・下焦の病の察知は、脈の去来でみる。
              これによって、抜針のタイミングが、患者さんの
              呼気か吸気となる。
    *以上は、全て古典がヒント。
テイ針法ー取穴の指に皮膚から13ミリ位離して鍼先を当て、補法で抜針。
     *これだけは私の臨床観察結果。

直ぐに出来る事(取穴、カラー、形、先ずは五臓だけのは枚数)即実行すると、新しいものが診えると思います。
岡本一抱子の著書で私は古典の素晴らしさを実感しています。