国家資格者が広告を許されているのは、住所や氏名、電話番号といったごく基本的な情報だけです。(あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律第七条)
国家資格者である旨も書けないし、出身の学校や所属学会の記述も許されていません。チラシや看板に値段を書くこと、「肩こり」といった文言を書くことすら許されません。
一方で無資格者は「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の規制を受けないので、値段はもちろん「肩こりが治る!」「腰痛改善!」などといった事柄も自由に書けます。
「○○セラピスト協会認定セラピスト」
「▲▲整体スクール卒業」
などの、国家資格者と誤認させるようなプロフィールを書く事も自由です。
また、あん摩マッサージ指圧師は視覚障害者にとって大切な生計維持手段でした。
無資格マッサージは違法行為によって、視覚障害者の生計維持手段を奪っているという側面もあるのです。