保険事業であるマッサージの不正請求に対して、対応する人員が足りていないのか、まともな監査ができない要因が他にあるのか、
どのような要因があるにせよ、不正請求を行う事業所の異常な多さと、莫大な額に達している不正請求額、そして未だ多くの地域では、
不正請求を行っている事業所が長年に渡り放置され続けている現実があります。


その現実から、マッサージ事業者による不正請求を取り巻く現状 (2017年時点) は、極めて異常な状況にあることが分かります。


(不正請求を行う事業者には、60代、70代の事業者も非常に多く、リベート、キックバックを受け取っている
介護事業者 (老人ホーム運営者、管理者、ケアマネージャーなど) の年齢層も高いことから、
それら事業者の経歴や人脈を考えると、不正請求で得られている莫大な金銭がリベートに変わり、
それがどの機関のどういった人間にまで渡っているかは、
長期に渡る不正請求の放置状態を身近で見ていると考慮する必要がある状態と言えます)