直前キャンセルでヒマープー

>>942
ガンは今は早期発見や個々のガンの種類によってエビデンスに基づいた標準治療が確立されつつあるので鍼灸単体で予防や治療というアプローチをとるのは減ったと思う。
個人的にはコスパの観点からガンなど予後不良、いわゆる生命にかかわる病気に関してはチーム医療というか色んな治療の組み合わせの1つとして取り入れるのがいいかと。

毎回国立がんセンターで鍼灸治療を、と言ってるが、あれも鍼灸単独でというよりは吐き気を抑えることで十分な量の抗がん剤が使えるとか、
鍼灸や漢方で全身状態を良くすることで体力を十分蓄えて抗がん剤、手術放射線なんかの治療法に耐えうる状態に持ってくという意味で十分意味がある。

あと前から言ってる線虫のガンの早期発見、N-NOSEって奴が2020年1月に全国の健保組合に販売協議を開始という話も出てる。
別の研究グループも血液検査でかなり早期のガンの発見が出来るという話だけど、どっちのガン検査も腫瘍マーカーと違ってどこの部分のガンなのか、かなり早期で感度特異度なんかも相当いい値で発見できるようだ。

目に見えない予防というより、コストの安いこれらの検査がもう1〜2年後ということ考えると、がんに関して言えば俺はこっちを毎年健診で受けるね。

あと他の病気に関しても同様で、現代医学は相当進歩しているが、健康保険制度での治療が病気になってからの治療という部分にターゲットを絞っているので
単なる疲労回復とかそういう部分は医学の外に追いやられたけど、お医者さんでも分かっているけど精神的肉体的ストレス、疲労はあらゆる病気のリスクファクター。

なのでこれに早めに手を打つというのは非常に有意義だとは思う。残念ながらエビデンスはないけどね。

高プロとか政治の世界で導入されつつあるけど、元々の残業80時間の区切りというのも、あれは医学的な観点からあの時間を超えると心疾患脳血管障害のリスクが有意に上がるから、という理由からだと聞いた。
雇用者側や政治家は都合が悪いからそういう医学的エビデンスを隠して経営者に都合のいい数字を出してくるけど、
収入のある無しに限らず労働時間が多くて疲れが取れないってのはうつ病だけじゃなくて致死的、あるいは後遺症の残る疾患のリスクを高めるのは既知のこと。

そういう観点からも「病気」の予防というより「健康を維持」するという意味で個々人が色々調べて自分で選択してケアすることが必要だと思う。

この前、服薬が6種類以上だと認知症のリスクが上がるとか報告出たけど、個人的にはサプリなんかもこれに入って取る種類が少ない方がいいんじゃないかと思う。